CUBEのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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CUBE

[キューブ]
Cube
1997年カナダ上映時間:90分
平均点:7.50 / 10(Review 613人) (点数分布表示)
公開開始日(1998-09-12)
ホラーサスペンスSFシリーズものミステリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【TOSHI】さん
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監督ヴィンチェンゾ・ナタリ
キャストモーリス・ディーン・ウィン(男優)クエンティン
ニッキー・ガダーニ(女優)ハロウェイ
ニコール・デ・ボアー(女優)レブン
デヴィッド・ヒューレット(男優)ワース
アンドリュー・ミラー〔男優・脚本〕(男優)カザン
ウェイン・ロブソン(男優)レン
ジュリアン・リッチングス(男優)オルダーソン
玄田哲章クエンティン(日本語吹き替え版)
谷育子ハロウェイ(日本語吹き替え版)
津村まことレブン(日本語吹き替え版)
西川幾雄レン(日本語吹き替え版)
田原アルノワース(日本語吹き替え版)
桜井敏治カザン(日本語吹き替え版)
脚本ヴィンチェンゾ・ナタリ
グレーム・マンソン
アンドレ・ビジェリック
音楽マーク・コーヴェン
撮影デレク・ロジャース
製作メーラ・メー
ベティ・オァー
配給ポニーキャニオン
クロックワークス
特殊メイクルイーズ・マッキントッシュ
特撮ルイーズ・マッキントッシュ
C.O.R.E. デジタル・ピクチャーズ
デニス・ベラルディ(ノンクレジット)
美術ダイアナ・マグナス
編集ジョン・サンダース
字幕翻訳田中武人
その他デニス・ベラルディ(スペシャル・サンクス)
あらすじ
クエンティン(警官)、ハロウェー(女医)、レグ(女学生)、レン(脱獄のプロ)、ワース(建築設計士)、サガン(精神障害者)の6人は、気がつくと不思議な空間Cubeの中に閉じ込められていた。所々に罠の仕掛けられたCubeの出口を求めてそれぞれの特技を出し合い悪戦苦闘するのだが…
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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70.《ネタバレ》 “CUBE”『立方体』。この映画も私の中の『第二次映画鑑賞ブーム』の時に、衝撃を与えてくれた作品です。こんな低予算で、ここまで面白い映画が創れるんだ!って。 オープニングの前に、男が目覚め、周り(置かれた状況)を見回し、扉を開けてみてその先に何があるのかを観せ、残酷に殺して観せる。ここまで説明もセリフも一切なし。だけど、何が起きてるかが伝わる。『わかんない状況に置かれているぞ!?』って状況が伝わる。 オープニング後も自分がどうしてここに居るのか解らず、周りの人が誰かも解らず、ただ目的はシンプル(ここから出たい)で、限られた時間の縛り(食料がない)があって、移動するたびにワナがあって、まるで自分も一緒にキューブの中に入ってしまったような、そんな作品。 前置きなしに“この世界に放り投げられた感”は、同じ低予算なのもあってか、私には『激突!』以来の衝撃で、続けて4回くらい観たと思います。  主人公は頼れる男クェンティンか、ヒロイン・ポジションのレブンだと思って観たと思います。脱出の希望と思えたレンがアッサリ退場する絶望感。絶望の後に希望あり。数字に意味があることで前進できる。そして行き詰まる。 徐々に観えてくるクェンティンの裏の顔。レブンも自分が頼れる存在だと知ると、少し横柄になります。極限状態に置かれた人間がどれだけ変わっていくか。ルールのないコミュニティで、人はどんな対応をするのか。観ていてどんどん引き込まれたわ。自分だったらどうするか?どう変わっていくのか?そんな事考えながら。物語は『どうトラップを回避するか?』から『コイツ信用できるのか?』に変わっていく。人間の敵は人間。些細な言い合いから徐々に壊れていく人間関係。小さなコミュニティはエゴのぶつかり合いに。  最後の部屋(通路)を赤にしたのも上手い。色々ある部屋の色で、やっぱり赤が一番禍々しい。カザンが赤が嫌いなのも、観る人に赤=悪いものの印象を植え付けてる。赤が強調されてるから、その対比として出口の眩しい光が映える。 そして自分が助からないのを知った人が最後に選んだのは『誰を生かし、誰を殺すか』。それもまた人間社会に対するエゴなんだよな。 シンプル故に色々なことを考えさせられる映画。
K&Kさん [ビデオ(字幕)] 10点(2023-12-02 12:06:36)
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69.《ネタバレ》 邦画版cubeがもうすぐ公開されるからか、こちらのオリジナル『cube』もプライムビデオで無料で公開されてました。過去に何回も観ているのですが、意外にもレビューはまだしていなかったので、あらためて感想を綴ろうと思います。  変な表現ですが、今この2021年に見ても全然色褪せない、設定も見せ方も秀逸な映画だと思いました。まずやはり設定が興味を掻きたてます。突如謎の立方体の中で目覚め、一面に付き一つずつ扉があることに気づく。「ここはどこだろう」「なんでこんなところに」と色々疑問が浮かぶがとりあえず動いてみようと適当な扉を開いて次の部屋に行くと、ズドン!!とサイコロカットされてしまうという冒頭のシーンは有名です。こういう映画だ、と全く予備知識の無い状態だからこその驚きですよね。これが続編となってしまうともう、既知の期待感とでも言うのか、ある程度予想通りになってしまって何か起こっても予想通りだし起こらなければ肩透かしのようになってしまうし。と、なんだか続編に対するツッコミみたいになってしまってすみません。ですが、それくらいこの一作目で完成されていると感じます。  謎解き、罠、人間不信、そこからさらに突如追加される六人目。ドキドキしながら見入ってしまう時間しかない、超濃厚な90分を味わえます。有名すぎて今更感がありますが、やはりオススメの一作です。
TANTOさん [インターネット(吹替)] 10点(2021-10-04 18:04:31)(良:1票)
68.友人に薦められて観ました。全く予想できない展開にハラハラドキドキでした。
*まみこ*さん [DVD(字幕)] 10点(2011-02-23 19:29:30)
67.初めて観たときの衝撃は今でも忘れられない。
ポン太氏さん [地上波(吹替)] 10点(2010-12-12 00:31:15)
66.人生で最も多く鑑賞した映画。素晴らしすぎる。劇場で見たかった。
朴モグタンさん [DVD(吹替)] 10点(2010-07-14 23:57:52)
65.《ネタバレ》 これは面白いです。もっと評価されてもいい映画じゃないかと思います。シチュエーション、極限状態の心理、部屋構成の仕組みまで、ホントよく練られています。続編はあえて見ていません。この映画だけで完成しきってるじゃないですか!なぜ続編を!?
Fukkyさん [ビデオ(吹替)] 10点(2008-12-23 07:51:42)
64.この映画は見なきゃ始まらんです。最後まで謎は明かされませんが別に気になりません。むしろ知りたくないです。世界観に圧倒されます。とにかく見なきゃその衝撃はわからない。怖すぎる。SAWはこの映画の影響を受けているような気がしました。 また見よっと。
ジムキャシーベイツさん [ビデオ(字幕)] 10点(2008-12-11 23:48:42)
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63.《ネタバレ》 実は、深い深い社会学の問題が隠されています。  ヒントはマックス・ウェ-バーです。  映像作品にした監督はすごいです。
貧弱室伏さん [レーザーディスク(字幕)] 10点(2008-07-28 21:23:21)
62.「SAW」がでてくるまで、ずっとサスペンス、ミステリー部門ではキャッチフレーズが「CUBEを越える~~~」というものが多かったですよね。まさにひとつの奇抜なアイディアによって生まれた、素晴らしい作品だと思います。説明がまったくないところから始まるので、先もぜんぜん読めませんし、人間関係も最高に楽しめます。「CUBE ZERO」を見てから、見るともっと面白いかも・・・
SAKURAさん [DVD(字幕)] 10点(2007-02-20 15:40:53)
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61. 映画を観る人は登場人物に自分を重ね合わせる。自分ならどうするか。何を考えるか。何を信じるか。自分の現在、過去、未来と照らし合わせ、鑑賞する。そもそも映画とは、そのためにあるのかもしれない。  この映画が他の映画と一線を画するのは、その点。イマジネーションを喚起する無限大の閉塞。そのために創造された状況。
小塚さん [ビデオ(字幕)] 10点(2006-12-21 18:46:46)
60.《ネタバレ》 同じような直方体の部屋が無数に続いていく、という設定は特許級の素晴らしさ。この設定なら登場人物を変えるだけでいくらでも話が作れそう。実際、似たような映画がいくつか作られているが、残念ながら本作の話(展開)を越えるものはできていないと思う。良い映画には安易に続編を作って欲しくないと思うことが多いが、なぜかこの映画に関してはそう思わない。
長毛さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-28 01:06:45)(良:1票)
59.映画は脚本が全て。予算やCGの技術なんかは後回し。そう思わせる映画。低予算のローカル番組みたいな映画だが内容は一級品。数学や数字が好き人には特に推奨。
HILOさん [ビデオ(吹替)] 10点(2005-11-12 20:28:31)
58.《ネタバレ》 サスペンスの常識を根本から覆した傑作。衝撃的なオープニングから始まり、何の説明も一切なく立方体の部屋の中に閉じ込められた6人の男女。まず導入部分が今までのサスペンスの型にはまらない切り口で攻めている。この映画に“何故”か?と問いかけても答えは返ってこない。その思いは見ている観客の思いであると同時に、CUBEの中にいる彼らの思いとも一致しているというのが特筆すべき点だと思う。当然CUBEの中に閉じ込められた彼らは分けがわからないままも生を求めて脱出を図ろうとする、つまりは彼ら自身も何故閉じ込められたのかを当然ながら知ろうとしているのである、その一方で観客達も分けがわからないままも次々に起こる展開に手に汗握りながら、エンディングが近づくたびに“何故”の答えがもうすぐ明かされるだろうと予想するだろう。そこへもってあのエンディングである。結局、誰が何の目的でCUBEを作ったのか?、出口の先には何があるのか?といったもろもろの答えが謎のまま終わってしまった。自分なりの解釈では答えは始めから“存在しなかった”のだ。このことは作品の中でもある人物がそのことについて言及している。恐らくこの映画が伝えたかったことは単に極限状態での人間の恐ろしさだけでなく、世の中は不条理に満ちていて才能や人柄などは一切関係ないんだ!という強烈な皮肉なんではないだろうか?唯一生き残ったのが身体障害者のカザンだというのがその事への暗示のように自分には思えた。
8823さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-30 00:30:14)(良:1票)
57.いつの時代もこういう斬新なホラーを考える人はホント、すごい。心理的な怖さ、視覚的な怖さを見事なまでに映し出してる作品。天才。
ホーラン℃さん 10点(2004-11-18 01:27:13)
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56.最初から最後まで緊張感の途切れないタイトな映画。 極限状態で剥き出しになる人間の悪の部分の描き方が秀逸。 誰が生き残るか何となく予想はつきましたが、展開が納得だったので(数学少女は残念でしたが)面白かったです。(映画館)
なみこさん 10点(2004-08-14 12:43:58)
55.私も人生の映画ベスト10にこの作品を数えている馬鹿者の1人。しかしこの作品は素晴らしい。不条理映画の真髄。CUBEの存在意義、登場人物たちの理不尽な運命、劇中で描かれる全てに意味など存在しない。そんな不条理な世界に置かれて錯綜する人間が非常に良く描かれており、リアリティも何もない世界なのに自分もその場にいるかのようなリアリティを感じる。グロいのが嫌な人には、薦めないこと。
えいざっくさん [ビデオ(字幕)] 10点(2004-07-21 00:18:59)
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54.ホラー映画はあまり見ないですがこの映画はホントはまりました。トリック、結末、追い詰められた時の人間の心情、どれをとっても抜群に面白かった。 それと「キューブ」の謎が分からぬまま幕を閉じたのも絶妙でした。
mikesndさん 10点(2004-04-24 19:42:25)
53.《ネタバレ》 アイデアの勝利。低予算でもアイデア次第で面白い映画は撮れるというお手本のような映画。キューブからの脱出劇、トラップの恐怖、壮絶な人間劇、など最初から最後まで緊張しっぱなしだった。結局キューブの謎が明かされないことや皮肉めいたラストもこの映画の幕を閉じるのに最適だったと思う。
新井さん 10点(2004-03-27 12:01:39)
52.だいぶ前にレンタルで観たけど、その頃は全然話題になってなくて、ビデオのパッケージに「すごいアイデア」とか「この手があったか」とか書かれてて、「またまた過剰な宣伝文句つけて~、こーいうのってだいたいおもろないねん」って期待せずに観たら、ずーーーっと緊張しっぱなしで集中しっぱなし。やっぱアイデア勝負の映画っておもろい。この映画はそれだけじゃないねんけども。これからもドンドン奇抜におもろい映画お願いするわ。
なにわ君さん 10点(2004-03-15 22:12:35)
51.《ネタバレ》 衝撃的面白さ。もしあなたが目覚めてCUBEの中にいたら、徐々に現す本性はどの職業の人間?悲しいかな自分は間違いなく悪警官の本性だろう・・・皆さんはどうでしょう?
ワトソン君さん 10点(2004-01-17 15:49:45)
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【点数情報】

Review人数 613人
平均点数 7.50点
020.33%
130.49%
240.65%
3162.61%
4233.75%
5264.24%
6579.30%
713221.53%
817027.73%
911017.94%
107011.42%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.16点 Review31人
2 ストーリー評価 7.64点 Review54人
3 鑑賞後の後味 6.21点 Review52人
4 音楽評価 5.55点 Review27人
5 感泣評価 4.26点 Review19人
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