クルエラのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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クルエラ

[クルエラ]
Cruella
2021年上映時間:134分
平均点:8.60 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-05-27)
ドラマコメディシリーズもの犯罪もの動物もの小説の映画化
新規登録(2021-06-16)【Yuki2Invy】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
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監督クレイグ・ギレスピー
キャストエマ・ストーン(女優)エステラ・ヴォン・ヘルマン / クルエラ・ド・ヴィル
エマ・トンプソン(女優)バロネス
ポール・ウォルター・ハウザー(男優)ホーレス
マーク・ストロング〔男優・1963年生〕(男優)ジョン
柴咲コウエステラ・ヴォン・ヘルマン / クルエラ・ド・ヴィル(日本語吹き替え版)
塩田朋子バロネス(日本語吹き替え版)
野島裕史ジャスパー(日本語吹き替え版)
かぬか光明ホーレス(日本語吹き替え版)
花江夏樹(日本語吹き替え版)
恒松あゆみ(日本語吹き替え版)
川田紳司(日本語吹き替え版)
音楽ニコラス・ブリテル
製作アンドリュー・ガン〔製作〕
マーク・プラット
製作総指揮エマ・ストーン
グレン・クローズ
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
衣装ジェニー・ビーヴァン
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【クチコミ・感想】

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5.ずっと観ようと思っていた本作をようやく鑑賞したことで、エマ・ストーンは個人的に今年最も印象的な俳優となった。もともと大好きな女優の一人だったけれど、今年のはじめに観た「哀れなるものたち」の“ベラ”の衝撃性は今なお薄れることなく、本作 の彼女のパフォーマンスがそのインパクトをさらに複合的に増強させたと思う。  ディズニー映画は古典も含めて小さい頃から“ほぼすべて”と言っていいほど鑑賞してきていたのだが、なぜか「101匹わんちゃん」については未鑑賞のまま四十路を越えてしまっていた。 さらには、本作の一応の後日談と関連づけられるグレン・クローズ主演の「101」と「102」も完全スルーとなっていて、必然的にディズニー映画のヴィランを代表する一人でもある“クルエラ・ド・ヴィル”というキャラクターに対する知識がほとんど無かった。 そのことが、観よう観ようとこの数年間思いつつ、つい後回しにしてしまっていた要因かもしれない。  長々と言い訳めいたくだりを綴ってしまったが、つまるところ、もっと早く本作と“クルエラ”というキャラクターを堪能するべきだったという話である。 近年ディズニー映画やアメコミのヴィランを単独で描いた作品は数多く製作されているけれど、ヴィランの前日譚として、これほどまでにエキサイティングで、ファッショナブルで、エモーショナルな映画は他にないと思えた。  何を置いても、“クルエラ”というディズニーヴィラン界きってのアイコンを演じたエマ・ストーンの表現と立ち振舞のすべてが最高だった。 本作は、過酷な運命を背負った少女が、悪意と虚栄まみれのこのクソ美しい世界で生き延び、成長し、自らが孕む才覚と狂気性のみで“生き残る”という人生賛歌だと感じた。 エマ・ストーンはその主人公像を、あらゆる表情と、あらゆる声色と、あらゆる出で立ちで体現し、映画内外の大衆を魅了している。彼女の存在を観ているだけで終始心の震えを覚える感覚。そこには映画世界を超越した絶対的悪女の「支配力」があった。  後悔と絶望、希望と復讐を経て、元々“エステラ”という名だった少女は、“クルエラ”として文字通り“生まれ変わる”。 ブラック&ホワイトの奇抜な髪色は、アンビバレントな彼女自身の人間性と、闇と光、汚れと美が混濁するこの世界そのものを象徴するものだった。  おそらくは、本作を鑑賞した人たちの心象も、相反していたり、全く異なる感情を持つこともあるだろう。実際、アニメ映画の実写化だったり、勧善懲悪のダークヒーロー映画だったり、究極のファッション映画だったりと、様々な側面を持つ作品である。 いずれにしても、その「多様性」こそが、本作が導き出すテーマの本質なのだと思う。(そのテーマ性も「哀れなるものたち」に通ずるものを感じる)     兎にも角にも、僕にとっては、個人的な趣味趣向にダイレクトに突き刺さるフェイバリットな一作となったことは間違いない。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 10点(2024-09-16 00:06:03)★《更新》★
4.同情を禁じ得ない、もっとレビューが増えてほしい。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-03-19 22:34:31)
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3.悪女ふたりに心を奪われました。 もう、最高にワクワク! 音楽が良い、ファッションが素敵、画面が豪華。  久しぶりの劇場鑑賞でストレス解消できた。 しみじみと、どっぷりと作品に浸れました。 吹き替えで鑑賞、柴咲コウさんの低い声がぴったりではまり役だと思う。  マー〇ョさまに仕えるワル〇ー、グロッ〇ーもコミカルで笑えた。 新聞記者の女性もキュートで気に入りました。  悪い事悪い人は、本当に魅力的。
たんぽぽさん [映画館(吹替)] 9点(2021-06-18 20:44:39)(良:2票)
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2.《ネタバレ》 ディズニーなら安心かなと思いセレクトした作品です、101匹わんちゃんも大昔のアニメや絵本で見た様な気がする程度の記憶で、これに出てくる悪役と言われても、そんなの居たっけ?とピンときませんでした。101や102もまだ観てないです。  ディズニーらしいと言えばそれまでだけど、シンプルな物語で楽しめました、スピンオフと知らなくても十分楽しめると思います。 悪役誕生なので廃棄汚染物質とかかぶって特殊能力と得るみたいな感じと勝手に想像してたんですけどそうじゃなかったのね。  あと音楽にやられました、洋楽は好きなんですけど、一時期ルーツを追いかけるように聴いてたので、好きな楽曲のカバーがいっぱいちりばめられていて秘孔をつかれました、サントラ買おうかと考えています。 ド・ヴィルとか名前のくだりで、悪魔を憐れむ歌が出てくるあたりニヤっとしてしまいました。  その前に、101匹わんちゃんシリーズに出てくる元ネタのクルエラも観てみないといけませんね。
ないとれいんさん [映画館(字幕)] 8点(2021-06-17 11:21:47)
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1.《ネタバレ》 まず、シナリオの出来がまま高いです。クルエラの生い立ち、デザイナーとしての異能と、その狂気の源泉、と(前日譚として)必要とされる要素を無理なく自然に繋ぎ合わせ、同時に見せ場もふんだん+テンポも良好で、やや長めの尺ながら無駄とゆーのが殆ど無い濃密な時間を楽しめました。難癖を付けるなら、クルエラ自身は「復讐」という意味では本作でも罪を犯していきますが(序盤、生きるためにコソ泥をやってんのは置いといて)、結局「根」はそこまで悪人でもないかも?と見えかねない部分は、スーパーヴィランの誕生譚としては少し違和感として残る、というよーな気もしますケド。  ただシナリオがいま一歩90点だったとしても、他方でひとつ美術面は確実にそれを超えてゆく、というクオリティでありました。なんと言っても肝心の衣装が実に素晴らしい。クルエラ或いはバロネスのデザイナーとしての能力というものにリアリティを与えているというか、これのおかげで本作は単なる娯楽映画になっていない(部分的には芸術映画の風をも纏っている)という様にすら感じました。流石、二度のオスカーを誇るジェニー・ビーヴァン女史のこれも卓越した仕事であると同時に、商業作品でこーいう部分のつくり込みにここまでこだわってワンランク以上に優れた結果を出せるとゆーのが如何にもディズニーらしいとも思いますね(毎度トンデモなくゴージャスな製作ですこと)。  もう一点、音楽がこれまた素晴らしかったのですね。劇中の年代が70'sに設定されており、劇伴は基本的に当時のパンクロック楽曲で構成されていますが、まずそれが「権威」に挑戦・反逆してゆくというクルエラのアナーキーな特性にもマッチしていましたし、レトロな聴き心地自体も非常に興味深い、というものでした。サントラを買おうかと思ってますデス。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 8点(2021-06-16 21:46:06)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 8.60点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
8360.00%
9120.00%
10120.00%

【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
衣装デザイン賞ジェニー・ビーヴァン受賞 
メイクアップ&ヘアスタイリング賞 候補(ノミネート) 

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