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クロエさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1130
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自己紹介 8点以上は超お勧め。
ソフトを購入しています。
7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。
ソフトの購入まではしていません。
6点以下はハズレ。
ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。

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61.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 
 最近図書館で借りた「男はつらいよ」の研究本を頼りに、このシリーズを見続けているのですが、ある程度パターンがあっても時代に勢いが感じられますね。  今観ても笑えるし、凄く面白い。  若尾文子さんが演じるマドンナは、監督の意向かイメージを崩さない守りに入った役作りですね。池内淳子さんとキャラが被っているように思います。  意外なのは、宮本信子さんと森繁久彌さん親子。これだけのエピソードで終わるのは、とってももったいない。  宮本さんは個人的に好きな女優さんですが、マドンナとしての花がないのが残念。  でも、DVDについた予告編を見ると、本編にはない寅さんと宮本さんのドラマがあったりするんです。そこんとこ、もっと観たかったなぁ……  話は変わりますが、倍賞千恵子さんは茶髪が似合います。 
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-14 12:36:59)(良:1票)
62.  銀河鉄道の夜(1985)
 小学生の頃、大画面の映画館で観た時は、プラネタリウム以上の感動、いや不思議な体験をしました。でも不思議という実感はないんです。全てが不思議と思わなかったんです。原作は未読でした。  しかし、最近再び観賞したときは開始30分で睡魔が襲ってきました。  大人になって失ったものに気付きました。  「カンパネルラ」と叫ぶ声優さんの声は未だに私の心に響いています。  私にも「カンパネルラ」のような友人がいました。  でも、成長していくうちに他に友達も出来て、「カンパネルラ」はうっとおしい存在になってくるんです。そして気付いたら自分の前にはいなくなって…。  今、「カンパネルラ」は何をしているのだろう。  蠍になって自分を犠牲にする勇気はありませんが、私のカンパネルラは今どうしているのか、この映画を久々に観賞して思い出しました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-14 00:21:14)(良:2票)
63.  男はつらいよ 寅次郎紅の花 《ネタバレ》 
 浅丘ルリ子出演の第4弾。そして「男はつらいよ」最終作。  最後の作品として最高かもしれないが、これ以上のものを作れと言われて作れる訳がない。全作品と比べるのは間違いである。  そもそも「寅さん」と現実社会問題の接点は全くなかった中で、「阪神大震災」の映像は、寅さんがリアルワールドに入ってきた最初で最後の作品ではないだろうか?  後藤久美子は寅さん映画のマドンナ役で最多出演と言われているが、寅さんの恋愛対象として演じたわけではないので、マドンナ役とは呼べないと思う。  私は吉岡秀隆が登場した頃から、「男はつらいよ」には興味を持てなくなった。  今回、浅丘ルリ子演じる「リリー」の4作品を連続して鑑賞したが、渥美さんは本当に若い! 皮肉にも、賠償さんをはじめ、トラ屋の人たちの老け込み様が際立って見えた。  手紙を読むことでストーリーを転がしているので、寅さんもリリーさんも凄く遠い存在に感じた。  歳を取ると恋愛は出来ないのだろうか?  渥美さんの体調が悪いのが原因だというのはわかってはいるが、満男のラブストーリーが主軸になるほど、年寄りは隅で生きなさいと言われているように思ってしまう。  しかし、この作品は最後の最後で感動的なラストを迎える。  それは他の作品を複数鑑賞した者だけが得られる感動なのだ。 
[DVD(邦画)] 7点(2009-07-08 01:43:22)
64.  ペパーミント・キャンディー 《ネタバレ》 
物語がさかのぼっていくアイデアは、今となっては斬新さは感じられません。 「そういえば、最初どんなだったっけ?」と、もう一度見直したくなります。 純粋な青春時代が20年経って、全く違う人間に変わってしまうのは誰にでも起こりえるかもしれませんが、特に、この映画のポイントになる「光州事件」を知らない日本人には、私も含めてイマイチ心に打つものが薄くなってしまうのではないでしょうか。 若い女性を誤射してしまったトラウマと初恋の女性を、クソ真面目な性格でごまかしながら生きていく主人公の姿がとても痛々しい。行き当たりばったりで抱いた女に見せた涙がとても純粋なものに見えます。さぞかし朝食の約束を果たしたかっただろうに…。 自転車の漕ぎ方を教わった女房が、自動車の運転を教わった男と浮気していたのは、いかにも映画的で面白かったけど、そんな女房が主人の心境をどこまで知っていたのかは全く描かれていないので、ものすごく気になりました。 しかし、この映画は主人公だけを描いた一人称のストーリー。私も現在線路に立った主人公と同じくらいの年齢なので、もし自殺する時って、もうどうでもよくなっちゃうのかな…って改めて考えさせられました。  「誰かを道連れに死んでやる!」と叫んだら、その相手が初恋の相手なんだから、たまったもんじゃありませんよ。 残念ながらペパーミントキャンディーという小道具の効果はあまり感じられませんでした。 それから、BGMで、リッチーブラックモアズ・レインボーの「キャッチ・ザ・レインボー」が使われていたのは、マニアックな選曲でニヤリとさせられました。
[DVD(字幕)] 7点(2009-05-19 08:28:56)
65.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
 タイトルどおり、「赤壁の戦い」だけを描いた話なんですね。  それ以前のエピソードはほとんどなし。  だからこそ三国志を読んでいなければキャラクターに感情移入できないと思います。  曹操が登場する度に何度も名前のテロップが出たのは失笑してしまいました。  皆同じような顔だから、誰が誰だかわからなくなってしまいます。  個人的にはすごく面白かったけど、この映画は「三国志」を読んだ人のために作られた「おまけ映像」のようなものです。  「あそこのページは映像化するとこうなるんですよ」と言われてる感じ。読んだ人であれば誰も文句は言わないでしょう。そのまんま作っただけですから。  でも、周瑜ってこんなに格好よかったっけ?  おまけと言えば、テレビ放送の本篇の後に流れた「パート2の映像の一部」。あそこまで見せちゃったら、観客動員が減ると思うのですが…。 
[地上波(吹替)] 7点(2009-04-13 01:36:56)(良:2票)
66.  メカゴジラの逆襲 《ネタバレ》 
 メカゴジラを倒すには連結してしまった博士の娘が死ななければならないのがミソ。  このドラマ部分が理解できないとつまらないと感じてしまうだろう。  苦戦するゴジラに対して、意外とアッサリ殺られてしまうメカゴジラと恐竜(キョーリュー)。  怪獣映画なんて数十年ぶりに観たから、ホント面白かった。  私にはCGなんかより、こうした特撮の方が合ってる。  観ていて気持ちいい。  それから作品情報を作った人、キャストに藍とも子さんを入れてやりなさいよ!主役なんだからさぁ。 
[DVD(邦画)] 7点(2009-03-13 04:09:30)
67.  山のあなた 徳市の恋
 いい脚本はいつの時代に作っても、いい作品が出来る! それが証明されたような作品。人物をただ描いているだけで、メッセージがしっかりと伝わってくる。私はそんな作品が好きだ。  しんみりと、ほのぼのした感じ……というよりは、コメディ的要素が強く感じられ、笑えるシーンが思った以上に沢山ある。  草薙剛さんはSMAPの中で一番演技力があり、魅力ある役者だと思う。  そして目立たないところでは脇役たちが、しっかりと華を添えている。  新人の女優、マイコさんはハーフとのことだが、女の冷たい面と優しい面がバランスよく表れていて、作品の雰囲気にすごく合っている。準主役(ヒロイン)なのに、上記の出演者の欄に名前がないのは何故?  因みに、この作品には、字幕スーパーに加えて、目が見えない人のための、音声ガイドのシステムがついている。  一回観て、面白くないと思った人は、音声ガイドを流しながら、もう一度鑑賞してみると、この映画のディテール(細部)がよく伝わってくると思う。
[DVD(邦画)] 7点(2008-12-24 04:38:01)
68.  アフタースクール
 まず予備知識なしで鑑賞することを勧める。コメディタッチのサスペンスで完全娯楽として観るべし。どんな一流のサスペンスにも欠点は存在する。作品のアラ探しをすることでしか満足できない人間にはお勧めできない。  監督は前作から何年もの歳月と苦労をかけて製作させたようだが、もし直接お会いすることができたら「あの映画(本作)、すごく面白かったですよ!」って声を掛けたい。  肩肘張らずに観ることができるが、台詞の一つ一つに深い意味があるので、二度鑑賞する時間を作っておいたほうがいいかも。  役者は最高の演技をしてくれているが、音声解説の大泉洋は少々うるさい。
[DVD(邦画)] 7点(2008-12-10 00:13:31)
69.  健さん 《ネタバレ》 
CMでマーティンスコセッシがコメントしている映像が流れたので興味を持ったのですが、冒頭、過去に健さんと共演したという中国人の俳優が超演技下手クソで、10分で見るの止めようかと思いました。 演技が下手というより演出が下手なんでしょうか。 その役者が健さんとの思い出を語りながら大阪の映画館に入り、健さんの映画を見ていると、健さんの登場シーンで、周りに座っていた観客が「よっ健さん!」って叫ぶんです。昭和初期のテレビドラマじゃあるまいし、あれには参りました。 で、退屈な老人関係者たちの思い入れのインタビューが続くのですが、このままヘタレで終わるのかと思ったら、中盤から盛り返してくるんです。 江利チエミさんとの結婚あたりから、自宅の火事、アメリカ進出のエピソードが面白くなっていき、「ブラックレイン」で共演したマイケルダグラスなんかが登場するんです。 で、健さんについて語るのですが、どのコメントも「健さんの存在感がそれだけで演技」みたいな、同じようなものばかりで少々飽きてきます。 健さんの肉声も随所にあり、前半3点、後半7点、おおまけで平均6点といったところでしょうか。 まあ、健さん大好きな人でも暇つぶしに見る程度の作品です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-27 22:06:23)
70.  映画 ビリギャル
実話だっていうけど、どこまでが本当の話? 特別心に残るシーンはないけど、人が頑張ってる姿っていうのは誰もが感情移入できるもんですよね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-04-10 20:48:46)
71.  鍵泥棒のメソッド
私は「運命じゃない人」みたいな、資金がなくてもシナリオで勝負していた内田けんじが好きだった。俳優は当時有名じゃなかったが、皆、輝いていた。 だが、本作は冒頭から私の嫌いな広末涼子が登場しガッカリした。どうして彼女が起用されたのだろう。「おくりびと」もそうだが、広末の演技力、魅力が私には全く伝わってこない。 こんな始まりだから、どうなるかと心配だったが、堺雅人、香川照之が登場し、なんとか話に入り込むことはできた。二人は確かに魅力ある役者だと思う。 私は「半沢直樹」も「リーガル・ハイ」も観たことがないので、堺雅人は特に新鮮だった。 だが、この二人、テレビドラマもWОWОWの映画のCMも出っ放し、観る人は飽きないのだろうかと疑問に思ったりもする。 ところで本作の感想だが、いつもの内田ワールドは決して裏切ったりはしない。伏線、小道具、全てを散りばめて、それを一つ一つ拾っていき、最後に上手にまとめる。つまらない訳ではないが、面白いかと言われると正直2時間10分は長すぎたと思う。疲れた。 今回は、下手すると三谷幸喜のつまらない映画と同じレベルに成り下がるギリギリのラインだった。 まぁ、観て損はないと思うが、心に残るものはなかった。 評価は、オマケで6点ってとこ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-11-20 19:41:04)
72.  大魔神怒る
現在、アマゾンで「大魔神三部作」の海外版ブルーレイ(リージョンA)が、1600円で販売されています。値段変動が激しいので、購入するタイミングを間違えないように。 ところで、本作ですが、前作とほとんど内容は同じで、では何を楽しむかと言えば、やはりCGでは表現できない特撮技術を堪能することですね。 ヒロインの藤村志保さんの祈りで大魔神が動き出すのも前作と同じですが、特撮のハイライトといえば、水を使っていることです。 水はミニチュアにできないので、よくここまで頑張ったと思います。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-11-17 15:50:56)
73.  プライド/運命の瞬間
なかなかの力作でしたね。 感想は…難しいですね。 東条英機がこんなに恰好よく描かれているのも意外だったし、他のレビューを覗いてみのですが、同じような感想も多く、賛否両論。 でも、一番印象に残ったのは、最後のインド人のナレーションで、要するに、勝った官軍が負けた賊軍を裁くこと事態、昔と変わっていないこと。 東条英機はヒトラーとは違い、南京やアメリカに対して「憎しみ」を持ったわけではないから、裁判で取り上げられても、犯罪を犯したという実感はないと思う。 中国皇帝の「フギ」でしたっけ。それから天皇陛下まで裁判に上がる、上がらないという話まで行くと、これはA級戦犯を置くしかないのかな…。 この映画だけの感想ですが、そんなふうに思いました。 でも、この映画「この物語は真実である」と絶対テロップに流してないところも気づきました。勿論「フィクション」とも言ってませんがね。 歴史を紐解いていくのは難しいことだと思います。 誰か一人の言ったことを信じるのは、とても危険だと思います 
[DVD(邦画)] 6点(2013-04-23 11:55:54)
74.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
アイデアはホームレスから作り上げたのでは?原作の東野圭吾さんは、ある日、陸橋を歩いていて、河川敷に住むホームレスを見て、「こいつら殺しても誰も気が付かないだろうなぁ」と思いついたのではないでしょうか。ホームレスなんて輩は税金も払ってないし、誰も同情しないだろう。アイツら、どうせ俺の本なんて読むわけないし、まさか自分たちが映画の中でネタにされているなんて絶対気づかないだろう。この映画はそこから膨らませていったに違いありません。そう考えると福山なんてのは客寄せの餌みたいなもので、正直、筋にほとんど絡んでいってないことも納得できます。テレビは観たことないけど、そこそこ面白かったです。
[地上波(邦画)] 6点(2013-03-05 19:40:21)(良:1票)
75.  お葬式
当時は斬新だったと思うんですよ。私も子供ながら面白かったという記憶があります。 昔も今も変わらぬお葬式のしきたり。でも、昨日「山田洋二が選んだ100本」という番組で放送されたのを観て…邦画が洋画に追い越せない決定的な面、それは邦画のほとんどが鮮度が落ちやすいということです。観賞して疲れが残りました。でも、棺桶の置く向きをひたすら悩んでいるオジンと木陰でのエッチは刺激が残ってました。
[地上波(邦画)] 6点(2011-12-05 20:52:05)
76.  悪人 《ネタバレ》 
 先日「罪と罰」を観賞したせいか、なんとなく下敷きにしているような作品に思えてなりませんでした。  私は俳優さんについてよく知らないせいか、始めに殺された女性は最後まで演じきるのかと思いました。  妻夫木聡は今までのイメージから全く変わっていて「ああ、これが俳優さんなんだな」って勝手に高評価してしましまた。  しかし、気になるのは、男女の出会いが、出会い系サイトとナンパ。あまりにもチープすぎる。  モントリオール映画祭で深津絵里が賞を取ったそうですが、主役が妻夫木から深津へ変わっているのも気になります。  深津演じる女性が寂しさからセックスをきっかけに男を守っていく過程も、こういう作品があるから、一般の男性は勘違いして、違う方向でロマンティストになるのだと思います。  少々批判的な言葉が並んでしまいましたが、う~ん…、でもやっぱり来年には忘れてしまいそうな映画です。  6点はおまけです。
[地上波(邦画)] 6点(2011-11-10 04:30:50)
77.  娘道成寺 蛇炎の恋 《ネタバレ》 
 歌舞伎演目「娘道成寺」に命を掛けた男に恋をしてしまった女性の普遍的な恋物語です。  それ故、牧瀬さんが中村福助さんより踊りのシーンが少なかったのは仕方がないこと。  村上の死を知り、蓮の花の上で、村上に抱かれる遥香のシーンで、個人的には「詩織はホッタラカシかよ」とつっこみを入れたくなりましたが、「私と詩織は一緒」という冒頭の台詞で方付けてしまうところは、どうしても納得がいかない。  …ですが、ラストの牧瀬さんの満面の笑顔は、それだけで何を物語っているのか分かる最高のショットです。  一応、歌舞伎を知らない人でも理解できるように作っています。  でも、特典映像の大雨の道成寺を舞台に踊る中村福助さんは映画以上の迫力を感じました。 
[DVD(邦画)] 6点(2009-10-25 23:32:00)
78.  WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース
 一般社会人の友達の援助で土日だけで半年間撮影を行い、編集と製作に2年以上掛けたそうです。役者は素人でありながら他の自主製作映画とは比べ物にならないほど上手い人がゴロゴロいます。  この監督は時間軸をずらして、次第に人物像をハッキリ描いていくのが特徴なんですね。  最近、この手のスタイルを真似した作品が目立ち、ウンザリすることもあるのですが、後に作られる「運命じゃない人」「アフタースクール」に通じるところは十分伝わってきます。  音声が聞き取りにくいので、ちょっと疲れた。
[DVD(邦画)] 6点(2009-10-09 05:46:34)(良:1票)
79.  トラ・トラ・トラ! 《ネタバレ》 
 夜中に目覚めてから眠れなくて、その時テレビ放送されていたものを観賞しました。  誰が主人公なんだ? っていうか、これは真珠湾攻撃を含む、そこまでの過程を描いた映画なんですね。  日本では高評価だったのに対して、アメリカでは不振だったのは、互いに、この映画の本質を理解していたのか疑問に感じます。  アメリカ人は本当に、敵を倒して「偉大なるアメリカ」を固辞するのが好きなんですね。肉ばかり食べてる野性的な表れでしょう。  どうしても私はアメリカ人とは友達になれません。  エンディングの山本五十六のセリフと燃え盛るパールハーバーの描写は、この時点で、どちらに未来と栄光を感じさせるのか理解すべきです。  教訓として「曖昧な返事をする奴、楽観的な奴は信用が出来ない」そんなことを学びました。 
[地上波(字幕)] 6点(2009-09-12 05:29:50)
80.  男はつらいよ フーテンの寅 《ネタバレ》 
 監督が山田さんではない本作は、やはり説得力に欠けている印象が残る。  断言できるのは冒頭からラストまでの伏線が一つもないことだ。   副題通り「フーテンの寅」の物語ではあるが、さくらさんの出番はほとんどないし(スケジュールの関係か?)、マドンナの役割も「恋」という段階までは決して運ばれていない。   しかし、この時期の作品は、まさかシリーズとして40作以上も続くとは到底考えられなかったのだろう。  今では放送に引っかかる「馬鹿」という言葉が頻繁に使われている。  現在のメディアと違い、規制緩和の緩い時代の中で自由に模索されて作られた作品の一つであることは間違いはない。
[DVD(邦画)] 6点(2009-08-24 05:48:10)
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