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koshiさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 530
性別 男性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/fw14b_2005/
自己紹介 すっかり放置プレイ続行中でございます。
そこそこ映画見てはいるんですけどね・・・。
Review書いていない作品も貯まったしなぁ・・・。

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1.  青い春
重いというか痛いというか,テーゼは文字通り痛切に伝わってきます。松田龍平,いい演技ですね。こういうのを見ると親の七光り,なんて言葉が虚しいものであることを痛感してしまいます。ただ,多くの方々が仰っておられたように,あまりに「痛い」描写故,再び見る気にはならない作品ですね。あと,主人公たちの服装や髪型が一昔前風だったことが?。設定は一応現代らしかったので・・。
5点(2004-05-06 20:58:55)
2.  飼育の部屋(2002)
例によって良からぬ考えで,レンタル代95だから借りただけの作品。小沢和義は,地でいっているのでは,と思われるくらいなりきっていて恐ろしい。新人のおねいさんは,実は結構タイプだったりする・・(笑)勿論,内容が内容だけに,後味の悪さは皆さんが仰るとおり。ま,ナニだけの作品,と片づけてしまうには,不謹慎ではあるのですが・・。
4点(2004-05-06 20:41:27)(笑:1票)
3.  ゴジラ2000 ミレニアム
道東でのあの物々しい始まりは確かに良かったです。村田雄浩も変な父親としていい味出していたし,子役の女の子も悪くない。西田尚美さんも雰囲気が何となくいいし・・・。でも,それ以外全く印象に残らなかったのは何故だったんでしょう。皆さんご指摘のように宇宙からの物体という設定か,それともエリート対在野といったありきたりの構図か,とにかく私が見た「ゴジラ」シリーズの中ではいまふたつの作品でした。世評に高い大森一樹監督の「ゴジラ対ビオランテ」よりはリアルな特撮を含め,良かったと思いますが・・。
5点(2004-01-12 22:50:49)
4.  帰ってきたドラえもん
12/31以降にReviewが集中していますね。かく言う私も大晦日に録画して,年が明けた本日,久々に子どもと見ました。「なつかしのアニメ名場面集」とかでも何度となく放送されていて,確かに題名からしてネタもバレバレだし再構成ものなんですけど,やはりこれは「のび太の鉄人兵団」と並ぶシリーズ中の傑作ですね。↓皆さん仰るように,のび太とドラえもんの絆を改めて認識しますし,倒れつつも頑張るのび太の姿に対して,不覚にもぐっときたりもする。ただ,蛇足ながらTVも映画も25周年,ということでしたが,30年程前の昭和48(1973)年,日曜7時から2,3ヵ月「ドラえもん」が放送されたものの,今では全く考えられないことに見事にはずしてしまい,そのまま打ち切りになった,という事実があります。以上失礼しました・・。
8点(2004-01-03 19:34:27)
5.  犬夜叉 時代を越える想い
「うる星やつら」「めぞん一刻」以来のファンですが,敢えてTVから離れて映像化する意味について考えてしまいます。興行的にはどうだったんでしょうね,これ。一応冒頭,かごめに人物紹介させて,原作やTV版見ていなくてもわかるように作ってあったようですが,やはり原作の雰囲気を知らずに見ると辛いかもしれません。私としては,前半まで何とか見られたものの,終盤に近づくにつれテンションが低下していったのは何故だったのか,未だにわかりません。↓私も弥勒のファンです(*^_^*)
6点(2004-01-03 18:32:16)
6.  マジンガーZ対デビルマン
あはは,これが登録されていたなんて嬉しいですね。私もリアル世代で封切り見たクチでしたので・・。確かに私も題名見てマジンガーZとデビルマンがてっきり戦うものだと思っていました。そんでもって↓本当にデビルマン超弱すぎ!!今思うに,73年当時人気絶頂だったマジンガーZに対し,デビルマンの方は前年にTV放映が終わっていたので,マジンガーZに花を持たせるような内容にしたんじゃないでしょうかね・・。ま,どうでもいいことですけど。そういや翌年,続編(?)の「マジンガーZ(もといグレートマジンガー)対ゲッターロボ」なんてのも見に行ったっけ。
6点(2004-01-03 17:39:50)(良:1票)
7.  がんばれ!!タブチくん!! あゝツッパリ人生 《ネタバレ》 
私は何と封切り見ました(笑)。同時上映は何と「レイズ・ザ・タイタニック」。お互いどうでも良い存在だったのでしょうね,それにしても,あまりに扱いが低いと思いませんか・・・。さて,野球四コマ漫画の草分け的な存在であるいしいひさいち御大の「タブチくん」がブレイクしたのが78年でしたから,3年の間に3本も劇場用アニメーションが作られたんですね。思えば,前年の江川問題や西武ライオンズ誕生,ロッテの川崎球場移転から,同年の長嶋監督解任劇と王選手の引退等,今考えるとプロ野球大激震の年だったのですね。そうした背景が,いしい御大の人気に繋がったのかもしれません。一番笑ったのは,タブチくんが西武の監督にヒロオカさんがなるかもしれない,という噂を聞き,ヒロオカさんの顔真似をするシーンでしょうか(2年後現実になったのはたまげた)。あと,80年ということもあって,ミヤザキヨシコちゃんが出でいたのもご愛敬。個人的には,やはりキャラではナカハタ,ヤスダにネモト監督がが好きでしたね。「オオヤくん,オオヤくん,魔球考えたんだ」と宴会芸でやって顰蹙を買った私です・・。ま,個人的にはいしい御大の映像作品でしたら,翌年TVでやっていた「おじゃまんが山田くん」が好きですね。今朝日新聞連載中の「ののちゃん」(と言うか「となりの山田くん」)もいまふたつなんで・・・。
3点(2003-12-31 21:35:29)
8.  BEST GUY 《ネタバレ》 
今となっては超懐かしいですね。バブル経済末期の所産でしょうが,私のような不逞の輩にとって,こうした作品に期待するのは勿論構成やストーリーじゃありません。「絵」として,どれ程我が空自が世界に誇るF15Jの細部が撮られているか,この一点に尽きます。その点ではあのお気楽そのものの「トップガン」よりも高得点と言えるでしょう。アフターバーナーのノズルの動きなんて,こうした映画でしか見ることができませんから・・・。ただ,空自全面協力なのは良いとしても,役者の人選は何とかならんものだったのでしょうかね。織田裕二くんにしてもお相手役の財前直見さんにしても,演技は勿論,何よりもあの空自のブルーの制服・制帽が全く似合っていませんでしたから・・・。ラストのトマムのホテル前のシーンなんか陳腐を通り越しています。あと,「空自ではこの度,トップガンの上の称号としてベスト・ガイを設けた」みたいな科白が有りましたが,その設定に一気に脱力してしまいました・・・。
3点(2003-12-29 23:39:21)
9.  ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 《ネタバレ》 
「ゴジラ」(84)「ゴジラ対ビオランテ」(89)じゃ,あまりのリアリティの無い設定に,前評判の高かった大森一樹監督に失望を禁じ得なかった私ですが,その後の「ゴジラ2000」(99)や平成「ガメラ」シリーズの金子監督の「大怪獣総攻撃」(01)を見て,だいぶ印象が変わってきた感があります。そこで本作ですが,本日封切り行って参りました。予想通り併映の「ハム太郎」の1時間は,どぎつい色彩に目が疲れ,居眠りすると大音響の炸裂と聞きたくもないミニモニの歌に起こされる,という拷問のような時間でしたが,本作を見て,その面白さに救われた気分でしたね。自衛隊対ゴジラという構図は,ずっと変わらないし,それが一番すっきりくる図式だけに納得だし,陸海空のみならず防幕本部も全面協力とは恐れ入りました。モスラが南海上から現れたのに対し,百里のF15がスクランかけたり,東京湾に現れたゴジラに機雷を敷設したり,前作で破壊された港区で迎撃したりする設定は,十分にリアリティがあるし,何よりも90式戦車の細部のディテールが強調されている辺り,私のような不逞の輩のマニア心をくすぐる術を心得ているのが何とも嬉しかったりします。メーサー殺獣砲車が出てきたあたりは,往年の怪獣映画マニアは感涙ものだったことでしょう。主役の金子昇は,素顔を見たらその辺にいる兄ちゃん風でしたが,役柄のせいかきりっと締まった演技をしていましたし,「ベスト・ガイ」の某織田裕二と違って制服姿も凛々しく様になっていました。また,私のお気に入りの吉岡美穂を最低限しか出さなかったのも成功の一因(だって,かわいいけど大根なんだもの・・笑)。そして,常々感じてきた戦争映画を見るときに覚える,あのえも言えぬ興奮が今回も十分にあったので見事合格点です。そして,何よりも素晴らしく感じられたのが,大島ミチルの音楽。あれだけ分厚いオーケストラサウンドを響かせることのできる作曲家がどれ程居るでしょうか。特にエンド・クレジットは余韻を残しながら,アコースティックな楽曲で壮大に締めくくってくれたのが感動的でした。伊福部御大の後任という絶大なプレッシャーの中,本当に良い仕事をしていると思います。
8点(2003-12-29 23:24:03)
10.  阿弥陀堂だより
ハリウッドのジェットコースタームービーに辟易してきた時期に見たせいか,ゆったりとした時の流れと四季折々の北信の風物に改めて日本人であること,そしてこの国に生を受けた幸運をしみじみと感じることができた作品です。北林谷栄さんの,重いと言えばあまりに重い人生そのものを痛感させるような演技が,この淡々とした作品にアクセントをつけているような気がしてなりません。ロケ地は飯山や戸狩でしょうか。季節の移ろいや土の臭い,そして深い雪に隔絶された中での人々の生活のぬくもりを感じることができたことが何よりの収穫でした。小西真奈美さん,個人的にはタイプですが(笑),ストーリー的には少々突飛な役でしょうかね。すごく透明感があって,ラストの阿弥陀堂前の雪の場面では,思わずほろりとさせられましたが・・。
8点(2003-12-28 00:24:56)
11.  嗚呼!!花の応援団(1976)
久々に投稿すっかな,と思ってア行から開いたら,何とこんな作品が登録されているなんて。76年作品ですが,この頃はコミック作品の実写映像化が大流行しましたからね。当時10代だった私も親や教師の目を盗んでどおくまん氏の原作読みふけりましたよ(笑)。↓3人の方々がいみじくも看破されたとおり,青田赤道を実写にすると「クェックエッ」も「チョンワチョンワ」もどうしようもなくなるんですね。確かに,過激というか下品極まりない原作を完全に実写で再現することは不可能なんでしょう。同シリーズの副題として「男涙の親衛隊」ってのと「役者やの~」ってのがあったと思うのですが,特に後者,薬痴寺先輩が実写でどのように再現されているか見物です。でも,もう見ることは不可能だろうな~。
3点(2003-12-27 23:40:20)
12.  時空の旅人
若い頃眉村卓の学園SFものが好きでよく読んだ記憶があるのですが,当時角川の看板作家的存在だった彼も赤川次郎や内田康夫にその座を明け渡した感じで,何となく寂しい限りです。これって制作はマッドハウスでしたっけ?キャラクターの表情なんかは,もろに萩尾望都って感じで,86年当時としては細部まで実によく描き込まれている印象がありますが,今となっては翌年の「王立宇宙軍オネアミスの翼」や「機動警察パトレイバー」三部作等の富野・押井両監督による作品とついつい比較してしまうと,ディテール感が少々生ぬるい感じがします。ま,過去の歴史をいじくる面白さ・楽しさはありますが,東京大空襲で都下(それもずいぶん西部)の町がB29にやられたり,関ヶ原で西軍総崩れ後に島左近が家康を襲撃したり,さらには本能寺の変直前に光秀が家康饗応の責任者ではなかったり,信長が内裏を襲撃しようとするという暴挙を光秀が止めたことが本能寺の変の端緒だったり,と史実を歪曲するにも限界があるので,マイナス点ものだと思いました。また,正反対の立場にあるタイムパトローラー(?)のどっちが主人公たちに近いんだかさっぱりわからないのも?。どちらかと言えば竹宮恵子の「地球へ」の方がまだ・・・。
5点(2003-09-21 18:26:49)(良:1票)
13.  たそがれ清兵衛
藤沢周平の作品によく登場する「海坂藩」とは,彼の故郷鶴岡,即ち庄内藩のことですが,個人的にその隣町生まれである私にとって,ついつい手前勝手な感情移入と愛着をもって彼の諸作品に対してきました。そうした意味でも映像化された本作に対する期待は大きかったですし,逆に多くの人たちに賞賛されている本作に対して「どれほどのもんか見てやろうじゃねえか」みたいないつもの天の邪鬼も頭をもたげていました。いろいろ突っ込んでみると,まず登場人物の庄内弁ですが,残念ながらかなりイントネーションの違いが散見され,東北=ズーズー弁といった偏見を助長するような結果となりそうなのが残念でした(尤も,山形は県が3つあるような地勢なので,秋田に近い庄内弁は訛が強いのですが・・)。あと,あのお城はどこで撮ったのか(エンドロールを見落としてしまったので・・),鶴岡の城は典型的な平城なのにどう見ても平山城に見えてしまうし,月代ぼうぼうの清兵衛の風貌も侍らしくはない。その他↓皆さんがご指摘のことを私も感じました。ただ,藤沢文学の根底にあるのが,最終的に本作のような人間肯定の理念であるならば,本作は原作の味わいを妙に歪曲させず,且つ無用に声高になることもなく,あくまでも淡々とした筆致で,それでいて十分なテンションを保ちながら,あたかも60年代の時代劇を彷彿させるようなくすんだ色合いのトーンとカメラワークをもってして,それを十分に感じさせるものとなっていたと思います。ピューリタンでストイックな清兵衛の生き方には賛否両論あるでしょうが,私としては自分とは正反対であることを棚上げしても是としたいものです。真田広之と宮沢りえの共演て,平成3年の某大河ドラマ以来ではないか,と思いますが,すごくしっくりいっている感じでしたし,脇を固める役者たちも(方言に注文をしつつも)子役を含めて熱演だったと思います。少なくとも,「助太刀屋助六」や黒澤の遺稿とも云うべき「雨あがる」などと比しても,こちらの圧勝だと思います。見事な出羽富士や月山の撮影ポイントは羽黒町か三川町でしょうか。郷愁を無性にかき立てられます。
8点(2003-08-31 22:34:56)(良:1票)
14.  家なき子(1994)
そういや,これがあった。二匹目の泥鰌を映画で狙うなんて見え見えですな。安達祐実は最近結構あちこちのメディアで見かけるけど,何かこの頃のまま10年たってしまった感じで,なんだかなぁ,つてところです。映画ももうどうでもいいってところでしょう。
2点(2003-08-17 12:27:06)
15.  WXIII 機動警察パトレイバー
映像の秀逸さに関してはいつもの通りであり,今回も細部まで入念に描かれたディテールへの拘りに感心させられる。また,自衛隊を始めとするメカのデザインも秀逸で,色彩的にも映像に融和していると思う。ただし,多くの方々が仰るように↓,何故この内容をパトレイバーで,という点に関しては私も基本的に同感であるが,逆に私のように熱心のファンではないものにとっては,一個の独立した作品として楽しめるものだと感じた。特車二課の出番が終盤だけというのも前作同様だし,決して単なるロボットアニメなどではない。個人的には,この路線,決して嫌いじゃないので・・・。本編見た後,特典映像見ていたら,脚本担当がギャグ漫画家(と思っていた)とり・みきだったので吃驚!!
8点(2003-08-17 10:11:00)
16.  序の舞
あはは,↓私も全く同感ですね。80年代東映のお色気文芸路線(?)の一つですけど,「鬼龍院花子の生涯」にしても「櫂」にしても,ただ暗くてHなだけで,何か印象に残らない作品ばかりでした。
5点(2003-08-02 21:00:33)
17.  ウォーターボーイズ 《ネタバレ》 
地上波でやっていたんで,ついつい録画してしばらくたってから見たんですが,いや,これ予想以上だわ・・・。笑えるし,スピーディだし,何よりも熱いのが心地よいじゃあないですか。妻夫木くん,冴えない役どころ,と思ったら,やはりあの中じゃ一番まともな顔してましたね。山崎勝之に杉浦太陽なんてウルトラマン関係の人たちが,その他大勢で出ていたのは何だったのでしょう。真鍋かをりさんて下腹ぽっこりで太っているんだ,と思った途端の悪阻は大笑いでしたし,この頃の平山綾さんて,今と違って妙に可愛かったりもする。竹中直人は相変わらずですが,ああいったアクの強すぎる演技は,はまれば凄いのでしょうが,逆にはまりすぎると鼻につきすぎる感じで,賛否両論というか両刃の剣という気がしました。と,いうことで(何が?)いろいろと突っ込みましたが,これだけ後味の良い作品もそうそう無いと思いましたので,合格点かな。尤も今の高校生ってあんなに純粋かな,なんて思っちゃいましたが・・・。
8点(2003-08-02 19:12:52)(良:1票)
18.  稲村ジェーン
そうそう,これがあったっけ。確か平成2年作品だから,バブル景気の断末魔の時代,弾ける前の年ですよね。当時,と言うか昭和末期から平成5年ぐらいまでは,サザンとユーミンの全盛期だったんじゃないでしょうか。あの頃友だちの部屋に行くと,必ずと言っていいくらいCDあったっけ。車にCDプレーヤーを付け始めたのもこの頃で,かく言う私も後付けしたし,何人かの車の助手席やダッシュボード上に,サーフボード積んだオート三輪の絵のサントラCD置いてあるのを目撃したもんです。そんでもって,敢えて流行に背を向けることを標榜してきた私が,節を曲げて当時つきあっていた彼女と封切り見に行った,という貴重な作品でもあります。そんでもって内容ですが,ま,私もサザンのミュージック・クリップ・ビデオ,に賛成ですね。それよりも「鎌倉の稲村ヶ崎ってのは,『太平記』の鎌倉攻防戦の舞台で,唱歌『鎌倉』でも・・」と能書き垂れて大顰蹙を買ったことのみが思い出されます・・・(T_T)
3点(2003-06-22 22:29:10)
19.  ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
「ゴジラ」(84)、「ゴジラ対ビオランテ」(89)と,どうも大森一樹監督の作品に関しては,ついつい「平成ガメラシリーズ」とついつい比較してしまい,辛い評価をせざるを得なかった私ですが,何と本作は「ガメラ」シリーズの金子監督を起用。そのせいかどうかわかりませんが,設定に無理がなく,見事なCG処理と特撮効果もあって,見栄えのする一作となりました。個人的には趣味でないけれど(笑)熱演だった新山千春さんが,負傷しながら小田原~みなとみらい間を自転車で走破したり,父親役の宇崎竜童がゴジラに嚥下されたにもかかわらず無事だったり,ゴジラが邪悪極まりない存在だったり,キングギドラもモスラもバラゴンもとにかく情けないくらい弱っちかったり,と突っ込みどころはありましたが,「ガメラ」で感じた昔の戦争映画を見るような興奮が感じられたので,私としては合格点です。それにしても,箱根のゴジラを攻撃してあっさりやられた戦闘機,日の丸つけたSu37に見えたような気がしたのですが,実態は何だったのでしょう・・。
8点(2003-06-15 19:58:28)
20.  陰陽師
まわりはみんな口を揃えて「つまんねー」だったので,どれ程「つまんねー」か見てやろーじゃねーか,とばかり95円でレンタルした次第。勿論全く期待度皆無で・・・。ところが,意外にいけるんだな,これが・・・。衣冠束帯や十二単,寝殿造りに代表される絢爛たる様式美は表向き。実は,桓武帝による創設期からして早良親王の祟りに始まり,魑魅魍魎の類が跳梁跋扈する平安京の禍々しい雰囲気を伝えて止まないし,野村萬斎の安倍晴明もニヒルな感じで良し。何よりも真田広之の堂に入った悪役ぶりも見事。むしろ主役を喰うくらい存在が大きく,それがかえって減点対象かも・・。伊藤英明の源博雅は,その二人に比べると皆さんご指摘の通り格段に落ちるし,逢坂山の蝉丸のもとへ秘曲「竜泉啄木」を伝授されるために通ったという風流の徒,というイメージにも程遠い(昨年の大河ドラマでの前田利長役は良かったのに・・)。SPEEDのおねいさんは悪いけど論外,小泉今日子はまずまず。ということでいろいろと注文はつきますが,予想外に楽しめたし,個人的には,先月行ったロケ地の歴史公園「えさし藤原の里」の見覚えのある風景が満載で,ついつい気に入ってしまいました。やっぱり邦画は,こうした我が国独自の風物で勝負してくれなきゃ・・。
8点(2003-06-01 22:19:58)
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