Menu
 > レビュワー
 > 肛門亭そよ風 さんの口コミ一覧
肛門亭そよ風さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 113
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介 ラッセル・クロウのファンですが、ラッセル・クロウのファンというのは嘘です。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : 日本 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ゴスロリ処刑人
ドラマ部分のカットをそれぞれほんの一呼吸ずつ短くして、勿体つけるところを無くして、似た流れの繰り返しになるアクションは一度で終わらせて、あからさまなギャグシーンはサラッと切り上げて……と、要するにクドい部分を削れば、愛されB級邦画になれるポテンシャルを十分に持った作品。 複数相手の大立ち回りやピーター・ジャクソン的スプラッタギャグなど楽しい部分はたくさんあるのに、それをテンポの悪さが邪魔している感じ。  特に冒頭のスパゲティを食べているカット等の繰り返しがまずい。一度やれば意味を為すことを何度もやるので、第一印象から「あ、この映画チンタラしてそうだな」と思ってしまう。状況と雰囲気の説明はパパパッと終わらせ、アクションを急ぎで持ってきてもらえれば、「おっ」と驚けたかもしれない。せっかく派手でスピーディな殺陣だったのに勿体無い。  尺を盛ってテンポが悪くなるくらいなら全編70分で良いので、逆ディレクターズカット版とでも銘打ってスッキリと編集し直してみてはどうだろう? いや、まあ、無理なんだろうけど。  ともあれ、テレビ局主導の鬱陶しい感動系映画なんかに比べたら、十分に楽しめる部類の邦画ではある。 好きかどうかと言われれば好き。ダラダラ寝っ転がって見るぶんには買いだと思う。
[DVD(邦画)] 4点(2013-11-22 18:44:34)
2.  デビルマン
ゆかいな駄作。  ただ単純につまらないだけの、言わば空気のような駄作が多い国産駄作の中で、本作は「シベリア超特急」に勝るとも劣らない味わいを持った駄作といえる。 「幻の湖」や「北京原人」のように取っ付きづらくなく、誰もが楽しめるという点でもポイントの高い駄作だ。名娯楽駄作である。  ただひとつ不満を挙げるとしたら、シレーヌの衣装(あんなもの特殊メイクには入らないので衣装と呼ばせていただく)か。 どうせオムツをはいているみたいなデザインにするなら、いっそ本当にオムツをはいた方が面白かった。ちょっと思い切り不足が感じられて残念なところだ。シレーヌ役の草なぎ剛さんにはもう少し頑張ってほしかった。  だが、それ以外はきわめて良いダメさ。 友達と突っ込みながら観るのがオススメ。
[DVD(字幕)] 1点(2013-09-04 20:45:11)(笑:2票)
3.  風立ちぬ(2013)
主役の演技が擁護しようもないほど下手で、どのシーンもギャグに見える。 ただ、じゃあダメなのかと言われればそうでもなく、理由はどうあれ笑えることは良いことなので、素直に笑って楽しめれば、これはこれで長所とも言える。結果論もいいところだけど。  さて、もしマトモな声優やナレーター上がりの役者が主演をしていたらと考えると、やや全体の纏まりが悪く、趣味に偏りすぎた場面(特にドイツの小型機をナメるカット等はいちいち退屈だった)も目に付くものの、総じて言えば普通のアニメ映画といえるだろう。さして良くもなく、けなすほど悪くもなくといった感じだ。  敢えて際立った長所を挙げるとすれば、モブシーンか。前半での列車の俯瞰、避難する人の群れなどは素晴らしい。 それから、ちょっとしたことだが風呂敷越しの灯りの表現も良かった。  あとは……いや、まあ、そんなところ。
[映画館(邦画)] 5点(2013-08-03 22:18:25)
4.  ファイナルファンタジー
金額的には記録的な大失敗をしているが、内容はといえば、特に何てことはない普通の失敗作。 確かにまったく面白くないけど、わざわざ駄作として話題にするほどのインパクトも無い。  ストーリーは大仰な割に盛り上がりに欠け、映像にもメリハリが無く、ひたすらに単調。 特に思うところも無し。見なくても大丈夫な一本。
[DVD(字幕)] 2点(2013-03-30 04:41:00)
5.  東京ゴッドファーザーズ
現代が舞台になったおとぎ話。 見た目は地味だが非常にテンポが良く、ダレそうなところでは強引にでも次の展開へ移ってゆく。「ご都合主義」を設定に盛り込むという力技が面白い。 また、実在する都市を舞台にしていながら、どこかに「これアニメだし」という開き直りがあって、それが端々でプラスに働いている。 ノリで見る(見せてくれる)作品。
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-26 12:42:25)
6.  幻の湖
あの締め方は、地球を舞台にしたあらゆる映画のラストに適用できると思う。
[DVD(字幕)] 2点(2013-03-06 10:45:04)(良:1票)
7.  千年女優
純愛物語のように始まるが、見ているうちに段々と「あれ? この人、何かおかしいな」と思うような展開になってゆき、そのあたりから少しずつ面白くなってゆく。 女優を何十年にもわたって突き動かしたのは、ある種の幼児性なのか、偏執なのか……要するに「この女どっかヤベーんじゃねえか」という不安が蓄積してゆき、その行動理念の正体がはっきりと見えてくるまで、良い意味で常に足元がぐらついている。そのぐらつきに、蜘蛛巣城、鞍馬天狗、二十四の瞳など、様々な国内作品のオマージュが立て続けに放り込まれ、独特の音楽に合わせて、色彩豊かな(しかもアニメーションならではの表現をふんだんに含んだ)映像が展開される。なかなか心地が良い。 ラストの台詞はやや説明的すぎるような気もしたが、アニメ映画は小さな子供も見るだろうし、ある程度、ああいう親切な説明も必要なのかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-06 10:20:19)
8.  バイオハザード ディジェネレーション
どういうわけか、船越英一郎的な二時間ドラマの風味がする。ストーリーラインが湿っているのだ。悪い意味でとことん和風である。 映画として見れば落胆ものだが、ゲームのムービーだと思えば、「まあ、こんなもんだろ」という感じ。でもこれ映画なんだよな。
[DVD(字幕)] 4点(2013-02-24 06:42:30)
9.  狼少女
昭和が舞台だが、当時を知る大人が観て懐かしさを感じるより、今まさに子供時代を過ごしている児童たちが観るのに向いた内容。 ストーリーはテンプレート通りなので、はっきり言って先が全て読めてしまう。 見どころはむしろ、子供たちの(彼ら自身もどこかで自覚できてしまっている)愚かしさを丁寧に描いている点。 ひょっとして学習教材に向いているのではないだろうか。
[DVD(邦画)] 6点(2013-02-22 19:22:26)
10.  トイレの花子さん(1995)
タイトルから察せられるとおり児童向けの映画で、大人が観て面白いとか、つまらないとかいうようなものではない。 ただ、子供向けとしてはとてもよくできている。 これはホラーというより、子供たちの世界を描いたドラマだ。静かな町で起きた「起きてはならないこと」、具体的に言えば児童を狙った連続殺人事件だが、それに対してそれぞれの子供たちがどう反応し、どう動くのか。そしてどう戦うのかが物語のメインになっている。 さわやかな視聴感の残るジュブナイル作品。
[ビデオ(邦画)] 7点(2013-02-22 16:58:35)
11.  ゲド戦記
まるでそこらの素人が作ったみたいな映画。それもそのはず、実際にそうなのだから。「心の闇」や「親殺し」など、取って付けたような要素を投げ込んでは持てあます、浅く幼稚な脚本。アニメーションのクオリティ以前に、コンテの切り方がめちゃくちゃでアングルが暴れまくり、どこからどこへ歩いているのかも分からない稚拙な映像。はたして制作中、あのしろうと監督にアドバイスをしてくれるスタッフはいなかったのか? 壊滅的に幼稚なストーリーセンスはともかく、少なくともコンテの段階で、想定線の概念くらいは教えてあげられたのではないか。演出は、編集は何をしていた? ・・・敢えて何もしなかったのだろう。そこには静かながら確かな悪意がある。そうでなければ、このようなものが出来上がるはずが無い。これは正直言って映画と呼ぶのも憚られるものだし、もっと言えばこのようなものを「商品」として易々と流通させてしまう日本の映画界にも問題があるのだが、「ヴィンセント・ギャロは例外的存在だった」ということを再確認させてくれた点では評価できる"事件"であった。
[DVD(字幕)] 0点(2012-12-15 23:55:28)(良:3票)
12.  七人の侍
やたらに傑作扱いされているから、いっちょケチをつけてやろう・・・。そんな気持ちでレンタルしたのが中学二年生の時。そう、まさに「中二病」真っ盛りであった(笑)。だが結果は私の大敗。この映画はぞっとするほど緻密に完成されていた。緻密といっても、設定が作り込まれているとか、世界観の説明ができているとか、そういった退屈な類の緻密さではない。この映画の緻密だったのは、言わば映画の脈拍のコントロールだ。出来事やセリフが実に精密に、狙いすまして配置してある。これはもはや、努力で何とかなる分野ではない。天性の計算力と、ひょっとして(失礼な言い方になるが)少しの化学反応的偶然が絡み合って、やっと形になるものではないだろうか。この配置から生まれるリズムに、中学二年生の私は酔いしれた。べつに映画監督を目指しているわけでもないのに、まるで勉強でもするように繰り返し見て「なるほど、なるほど」と構成を頭に叩き込んだ。あの時間を学校の勉強にあてていれば、その学期のテストの点数も幾らか良くなっただろうに、アホなことをしていたものである。まあ、良い思い出だ。
[DVD(邦画)] 10点(2012-12-09 15:04:29)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS