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1.  映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生 《ネタバレ》 
今作品は、今から27年前に公開された映画『ドラえもん のび太の日本誕生』のリメイク作品。 この27年前の作品自体も、ドラえもん映画の中では良作の一つである。 そして、今回はリメイクという事で軽い気持ちで観たものの、期待を良い意味で裏切る素晴らしい傑作であった。 リメイク前の作品は、内容や話が進むテンポは良いものの、どこかあっさりしている感じが否めなかったし、 特に最後の辺りは、タイムパトロールに頼って終わったのは書くまでも無い。 また、のび太が造ったペット達との関係性もあっさりしていた。 しかし、今回はそのあっさりした感じを大きく転換させ、のび太自身、そしてペットを含めた登場人物達が自立し、 敵に立ち向かうという描写が目立っており、「他力本願で解決」といった描写が非常に少なくなっていた。 特に最後の辺りは大変良い意味で変化させたように思える。伏線も上手く描かれている。 勿論、子どもも退屈しないでしょうし、大人も観て涙を流すくらいの傑作です。 アニメだからではなく、一つの映画作品として心からお薦めしたい。 今年のアニメ映画作品は良作に恵まれているかも知れません。 それにしても、リメイクではない近年のオリジナルのドラえもん映画作品が今一つなのは何故だ…。
[映画館(邦画)] 10点(2016-03-11 11:14:49)
2.  クレヨンしんちゃん オラの引っ越し物語 サボテン大襲撃 《ネタバレ》 
前作がかなりの傑作であった故に、今回は肩透かしをくらった感じです。 正直これを映画としてやる内容か?と思えるものでした。これは、前々作も同じ。 しかもびっくりする位に笑い所や泣き所が少ない。あっても最初の部分だけ。子どもでも「あれ?」と思うかも。 サボテンが水に弱い?これは某アニメで、 「某猫型ロボットが感染したウイルスが、某ガキ大将のくしゃみに弱かった。」というオチに何となく似ているというか 本当に在り来たりと言うか…。ともかく、この作品は意外性が無さ過ぎてびっくり。 ただ、メキシコという背景部分や文化的な描写は本当にメキシコ本国を忠実に再現していた。 入国直後の海辺のリゾート地はカンクン?だろうし、コーラを多飲するのもメキシコならではの文化。 スーパーマーケットの製品もよく観たら中南米ならではのものがあるし、それらの描写はよく研究なさったと思う。 ただ、内容があまりにも軽すぎるし、話は淡々と進むしで何をどう評価すれば良いのやら。 はっきり申し上げて、時事や政治関連の事象を皮肉った内容では無さそうですし、また深く追求し考察する事も無いでしょう。 正直な話、ターゲットをどこに絞っているのでしょう?謎すぎます。 また、ふと気が付いたのですが、クレヨンしんちゃんの傑作と呼ばれる作品はお笑い芸人を起用していませんね。今回は…。  最後に、高山みなみさんがおケイ役で少し登場していたのには驚いた。ほぼ同時上映の名探偵コナンと被ってますからね(笑) また、今作が納谷六朗さんの遺作になられるのだろうか。少ししか登場しなかったけど、素晴らしい演技をなさってました。
[映画館(邦画)] 2点(2015-05-08 17:51:43)
3.  クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝 《ネタバレ》 
普通に面白いと思いますよ。 ただ、映像美に拘りが垣間見れるのは次回作辺りからなので、そこの所はあまり突っ込まず。 個人的には、おかまの二人が感動して涙を流すシーンで「何笑ってんの?」と言ってしまう、 相変わらずのポジティブシンキングなしんちゃんが個人的にツボでした。
[DVD(邦画)] 8点(2015-02-09 23:15:12)
4.  かぐや姫の物語
最高のクオリティです。アニメ作品もここまで追求すると、もう天晴です。 「かぐや姫」だから「竹取物語」だからといって侮ってはならない。 これほどの古典的に文学的に濃い内容を、 僅か2時間15分でここまでいっぱい表現した作品はこの先現れないでしょう。 何よりも、メッセージ性が凄すぎる。この作品を観て姫の罪と罰とは一体何なのか、そして彼女の存在が一体何であるのか、良く観て欲しい。 アカデミー長編アニメ部門にノミネートされるのも、十分納得です。 どうか、多くの人に観て頂きたいと思います。
[DVD(邦画)] 10点(2015-01-21 22:21:38)
5.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺
大変テンポも良く、バランスも良い作品だった。 今から80年前の作品ではあるが、内容も分かり易く十分楽しめる。 それにしても、この作品を若き監督がここまでクオリティを追求できたのは 素晴らしいとしか言いようがない。本当にお勧めです。
[DVD(邦画)] 9点(2015-01-21 22:13:17)
6.  生きる
本当に素晴らしい作品でした。作品の題名のとおり「生きる」とは一体何なのだろうと考えさせられる作品です。 胃癌により余命幾許もない主人公。家族からも邪険にされ、市役所での立場もぱっとせずただお飾りのような「課長」らしく判子を押す退屈でどこか孤独な日々。 しかし、僅かな命で見出すことができた「生きる」という意味、そして本人がようやく手に入れることの出来た自身の輝かしい「価値観」は本当に素晴らしいものであったと思います。 むしろ、主人公のような人間こそが日本の現代社会に必要な気がしてなりません。 舞台はあくまでも市役所ですが、登場人物たちや職場環境は現代の市役所以外の一般企業でも十分にあるであろう雰囲気。特に日本の社会では主人公のような行動をとると、どうも邪険にされ「出る杭は全て打ってしまえ。」の下で個性やモチベーション、方向性を潰される社会。この時代の映画作品で現代でもあるような描写がなされているわけですから、これは黒澤監督の将来に亘る警鐘なのかも知れません。この作品こそ、現代に生きる人たちに観て欲しい作品であり、同時に自分自身の「生きる」意味を再確認して欲しいと考えております。
[DVD(邦画)] 10点(2014-05-03 22:00:48)
7.  クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
近年のクレヨンしんちゃんの映画作品の中では大当たりだと思います。 色々な意味で「家族」とは何なのだろうと考えさせられる映画です。 中には大人にしか分からないであろう笑いの要素を盛り込んでいたり、感動し泣かせる部分もあったりと素晴らしいもので、場面展開も最近のシリーズ作品にはなかった「意外性」があり正直驚きました。ついつい観ている最中に粗探しをしたくなりましたが、約100分という短時間の中で驚くほど綺麗にまとめていたと思います。テンポも素晴らしく、これといった無駄も特に感じられませんでした。 何よりもこの作品、非常に研究して作られたというのがよく分かります。特に、何気なく登場する他のロボットたちを細かく観れば本当にびっくりします。よくぞここまで表現したと驚いたものです。ここまで研究された作品は、『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『雲黒斎の野望』『ヘンダーランドの大冒険』以来でしょう。あと、小津安二郎監督の「小津調」らしき技法があったのも驚きました。これは、クレヨンしんちゃんの映画作品では今まで観た事なかったので…。他にも色々と褒めたい部分はあるのですが、書ききれません。観終わって本当に幸せな気持ちになりました。素晴らしい作品です。特に大人には是非観て欲しいですね。
[映画館(邦画)] 10点(2014-04-24 21:27:22)
8.  クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!! 《ネタバレ》 
数多くの傑作を生み出しているクレヨンしんちゃんの映画シリーズ。 今回は、良くも悪くも「普通」でした。題名のB級グルメらしく、美味しいと思える人には良いかも知れません。物足りないと思える人には本当に物足りない作品。 ただ、純粋に楽しむのであれば良いと思います。 本作はかすかべ防衛隊(作中のKBTの略称はKGBのパロディ?だとしたら凄い。)の 活躍に焦点を当てていたが、活躍の具合では『嵐を呼ぶジャングル』や『大人帝国の逆襲』の方がもっと活躍していた気がします。加えて、ハラハラする展開が結構少なかったかな? それにしても、野原一家の活躍が少なすぎるのが極めて残念。活躍するも、ほんの少ししか活躍せず。もっと無茶苦茶な事をして、家族の力を発揮して欲しかった。 最後の方は急ぎ過ぎている感じも見受けられましたし、全体としてこの内容ならテレビで時折放送されるスペシャル内でも十分な気も。したがって評価はこんな感じです。 
[地上波(邦画)] 5点(2014-04-13 00:59:28)
9.  クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
「笑い」の要素で考えれば、本作品は映画クレヨンしんちゃんシリーズの中でも 間違いなく最高傑作。とにかく笑えます。 ちょっとシリアスな場面かな?ちょっと怖いかな? と思いきや、一気に笑いを持ってくるという「粋」な演出が多い作品だったと思います。 終盤辺りでは、笑わない人がいるの?と思える位に笑いの要素が多く詰まっているので、 思う存分観て笑ってください。 
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-05 22:40:41)
10.  告白(2010)
非常に面白いと思います。 グロテスクなシーンもありますが、 分かり易く、それでいて起承転結もしっかりしているし、 登場人物が事件を通し見せる表情や感情表現全てが素晴らしいと思います。 2010年代の邦画の中でも傑作の一つです。 
[DVD(邦画)] 9点(2014-04-05 20:28:50)
11.  ドラえもん のび太の日本誕生 《ネタバレ》 
結構面白い。起承転結もしっかりしているし、何よりも平凡な感じで終わらせない辺りが凄いと思う。しかし、怖いシーンが多々あるので、下手をすれば子どもにとってはトラウマになるかも知れません。 特に、ツチダマの復活シーン、時空間の乱れで起こる渦、神隠しの解説辺りは結構子ども向けにしてはシリアスな雰囲気。 しかし、普通に楽しめる内容なのでお勧めしたい。
[DVD(邦画)] 7点(2014-04-04 23:22:13)
12.  麦秋(1951)
小津安二郎監督作品の不思議なところは内容は一見平凡そうではあるが、観終わった後に良かったと思えるものが多い。この作品もそうだ。 原節子が演じる紀子の結婚に対する彼女自身の心境の変化の描き方が本当に素晴らしいし、登場人物の中でもさり気なくきらりと輝かく演技をするのが、たみを演じた杉村春子。 他にも三宅邦子や笠智衆といった名俳優、名女優たちが輝かしい演技を見せている映画なので必見です。 結婚観に関しては、現代に通じるものがあるのかも知れない。純粋に面白い作品です。 
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-04 23:16:26)
13.  二十四の瞳(1954) 《ネタバレ》 
紛れもなく日本映画史の中でも傑作の一つであり『東京物語』と同じく、日本人なら是非とも観て欲しい。 小石先生とその生徒たちが瀬戸内海の小さな島で色々なこと学び経験し、そして時代に翻弄されながらも一人一人が自分なりに生きている姿に感銘を受けました。 当時は戦時中で、最も時代や環境に個人が翻弄され、それでも生きなければならない時だったでしょう。健気に自分自身の信念を曲げずに生きようとする者、生きたくても病で生きられない者、はたまた真直ぐな心で国に忠誠を誓い、命を捧げる者と多くの人間ドラマがあります。 多少、戦後リベラル的な要素が表現されているかも知れませんが、それを抜きにしても素晴らしくそれでいて面白い。また、時折挿入されている唱歌が本当に素敵で哀愁を誘います。懐かしくもあり、哀しく、それでいて観終わった後に不思議と前向きになれそうな作品だと思います。
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-04 23:01:24)(良:1票)
14.  バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌
最後のグダグダ感は凄まじい。 ついつい早送りしてしまいました。 「鎮魂歌」という題名も相応しいとは思えません。
[DVD(邦画)] 0点(2014-04-03 23:10:54)
15.  クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望
これ結構良い作品なのに評価が低くて残念。 特に、時代劇らしい殺陣の描写はアニメ作品の中ではずば抜けて高いレベル。 ただ、子ども向けかと言われるとそうではなく、どちらかと言うと大人向けの作品。 怖い描写もあるし、結構観ていてハラハラする場面も多い。 もっともクレヨンしんちゃん自体が元来大人向けの作品なのだが、 数あるクレヨンしんちゃんの映画作品の中でも相当な大人向けかも知れない。 内容も結構凝っているので、人によっては難しいだろう。ただ、相当面白いです。  
[DVD(邦画)] 9点(2014-04-03 23:02:18)
16.  クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁
内容としては、最後の方で多少グダグダした部分もあるが概ね楽しめる。 ただ、皮肉にもこの作品が上演された当時は、与党のM党のO幹事長(当時)やH総理(当時)が 色々と追求されていた時で、特に金有増蔵がO幹事長に見えて仕方なかったのがこの作品の強烈な印象として残っている。 ただ、毎回出るヒロシの名言は素晴らしい。「自分の子供にくたばれって言う親がどこにいる!親は子供に生き抜けっていうもんだろうが!」見事に大泣きしました。
[映画館(邦画)] 8点(2014-04-03 22:52:51)
17.  平成狸合戦ぽんぽこ 《ネタバレ》 
この作品で登場するたぬきたち。人間に化け学で復讐しようにも、結局は人間に利用され悲しい末路を遂げる。最後の方では人間社会に必死に馴染み生きようとする者、一方でたぬきらしく生きる者と両者に分かれる。 これらのたぬきたちは、恐らく現代社会、特に現代の日本社会にて生きている人間そのものなのだろうなと思います。 自分自身を抑制し必死になって働きながら生きる者は社会に枠にはまって生きられる、ただし自分らしさは出そうにも出せない。 一方で自分らしく自分を表現し生きようとする者には社会から外れた形で生きる、または出る杭は打たれる形になってしまう。まさに現代の日本社会そのものですよね。 そう考えると、高畑監督は一種の皮肉や批判を込めたのではないかと思います。 観ていると、本当に切なくなってくる映画です。幼少期に観た時は何ともなかったのに…。文太の「人間どもは狸だったんだ! 奴ら、狸の風上にも置けない臭い臭い古狸なんだ!」この台詞が本当に深く切ない意味を成しています。非常に考えさせられる内容です。
[DVD(邦画)] 9点(2014-04-03 22:39:10)
18.  東京物語 《ネタバレ》 
故郷の尾道から離れ、大阪や東京で生活する兄弟たち。 そこでの生活は彼らにとっては切ろうにも切れないものであり、 環境に染まっていくにつれて、次第に家族同士の絆や故郷への思いも薄れていく。 現代社会でも十分にあることですね。ただ、寂しさを感じます。 その中でも、登場人物達と家族同士の縁がそれほど深くない紀子の気遣いは 本当に輝かしいものです。家族の絆って何だろうなと考えさせられます。 この映画は故郷を離れ生活している、若い方々に観て欲しい映画ですね。 いや、日本人なら是非とも観て欲しい映画作品の一つです。 
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-03 19:53:39)
19.  ナビィの恋 《ネタバレ》 
本当に面白い映画。邦画の中でもかなりの傑作。 琉球独自の文化を作品内で多く表現し、琉球のニライカナイ信仰もさり気なく上手く表現している。歌や、ナビィの恋物語だけの楽しくも悲しい作品と思いきや、各シーンで表現しているもの一つ一つはもの凄く深いものがあります。 特にニライカナイ信仰に関しては、良く観ないと気付かないかも知れないが、相当巧みに表現しているので凄い。 それに気づいた瞬間、本当に鳥肌が立ちました。この作品は想像以上に深いです。 
[DVD(邦画)] 10点(2014-04-03 19:20:35)
20.  ドラえもん のび太の創世日記 《ネタバレ》 
幼少期は何となく面白いと思って観ていたが、結構とんでもない内容です。 未来の秘密道具だけで太陽、星、生物、人間、文化を創ることが可能で、場合によっては創った世界で戦乱、環境破壊、生態系の突然変異といった現象を起こすことも可能になる。 加えて、創った側の世界にも影響を与えてしまうという、とんでもない道具を使用しています。 創生セットを使用すればもう何だって出来てしまい、世界を壊したり、変に増やしたりするのも創った側のさじ加減で何でも…と想像すれば、ドラえもんの秘密道具の中でも恐ろしい道具の一つだと考えます。何よりも現実社会に影響がある時点で怖い。 ゴルゴンの首や地球破壊爆弾も恐ろしいのですが、この創生セットはそれら以上に恐ろしい道具です。創生日記という小学生の自由研究の絵日記のような、ほのぼのした形で映画の内容は構成されていますが、そんなに可愛らしい内容ではありませんね。
[DVD(邦画)] 2点(2014-04-03 18:50:08)
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