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1.  仁義なき戦い
男女物のラブロマンス、正義は必ず勝つという大団円を否定し、実録やくざ映画として突如出現した、邦画界きっての傑作。 邦画=黒澤映画と言われるなか、黒澤以外で世界に示せる映画を教えるならば、間違いなく、この仁義なき戦いを推奨するだろう。 映画化に際しては、ゴッドファーザーの影響が強すぎるほど見受けられるが、アレンジの日本は名ばかりではなく、小説と史実とを上手く絡めてここまでの作品を作り上げられるのは、本当に驚き、関心をするしかない。 全ての日本人に視聴してほしい作品である。言葉では語れないので、とにかく観てほしい。
[DVD(邦画)] 10点(2015-11-30 16:13:32)
2.  女囚さそり 第41雑居房
二作目=白石加代子とも言える作品だが、相変わらず梶芽衣子や周りの役者陣の演技が凄まじい。 特に今作では多かったレイプの演技は、男女共に迫力が伝わってきて良い。ただし、カメラのアングルは酷い。 当の内容だが、1作目がヒットしたため、儲かった金を2作目に注ぎ込みました、という典型的な映画の例だろう。 姥捨ての演出などは特に気合いが入っていたが、前作の女囚さそりがスタンダードとするならば、これには興醒め。 拘って名作にしようとする無駄な演出が余計で、前作のように素直に楽しめることができなかったのは残念。 ただ、ロケ地やセットのクオリティが非常に高かったので、刑務所内以外でも女囚の雰囲気が出ていたのには関心した。
[DVD(邦画)] 4点(2015-11-30 16:09:09)
3.  女囚701号 さそり
何故、これほどまでに個性的かつ異色の作品の評価が低いのか、理解に苦しむ。 男女物の定番の恋愛劇、飽きるほど観た大団円とは一線を画し、硬派な路線を貫いた本作は素晴らしく評価できる。 批判される大半の理由が、男性目線から観た世界観だということだろう。フェミニストがこぞって悪評を付けそうな内容だが、ただの男性目線からの女のエロスではなく、内容そのものと展開がしっかりと構成されており、飽きることなく見終えることができる。 特に役者陣の演技が素晴らしいが、暴行シーンがお粗末で三流なのは、殴る相手が女なので仕方がないのだろう。 タランティーノや装甲騎兵ボトムズなどにも多大なる影響を残している名作なので、一度観ておくことをオススメする。
[DVD(邦画)] 7点(2015-11-30 16:04:20)
4.  天国と地獄 《ネタバレ》 
先が読めずに、刑事すらも敵ではなないかと思わせる緊張感には感服したが、とにかく必要の無いダラダラとしたシーンが多くて、長いのが本当に残念。 特に、列車から身代金を放り投げて以降のダラダラとした展開が辛く、最高潮に達した後の虚無感で、一気に冷めてしまった。 ただ、山崎努の演技力が素晴らしいので、なんとか最後まで楽しんで見られるものの、1時間30分程度にまとめてもらえたら、最高傑作と評していただろう。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2015-11-28 22:51:26)
5.  デルス・ウザーラ 《ネタバレ》 
序章とも言える展開までのシーンが非常に長く、説明文を読まない限りは何をやりたい映画なのかがサッパリわからないので、デルスに隊長が救われるシーンまでは睡魔との戦いになるだろう。 吹雪を藁小屋で防ぐシーンから、隊長とデルスの間に絆が生まれるので、ここからが本編突入と考えて良いかと。 特に後半の再開シーンには胸がワクワクするが、トラの展開からのデルスの変化など、見ていて感情を突き刺すような心情の変化に富んでいるので、心で見入ってしまう奥深さがある。 ストーリー性や内容は殆ど無いに均しいので、人生経験や感情が豊かな人間しか受け付けられない映画だろう。特にデルスの最後と隊長の心痛には、ただただ涙。
[ビデオ(邦画)] 7点(2015-11-28 22:46:33)
6.  生きる
七人の侍同様、志村喬の声が小さくてボソボソ喋っているので、何を言っているのか聞き取るのに困難な映画ではある。 雰囲気や展開などである程度は理解することができるが、それが逆に「生きる」の味なのだろう。 「人に歴史有り」とはこの映画で学べるだろうが、ある程度の人生経験がないと、この映画の面白さは絶対に理解することはできないだろう。 人の一生とは何かを明確に映像化できる作品は、生きるを除いて殆ど無いと言えるだろう。
[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2015-11-28 22:39:10)
7.  どん底(1957)
芸術作品として制作したらしいが、やりたいことは理解できる。が、自分には本当に合わない作品。 舞台や演劇が好きな人間ならば好みであると言えるだろうが、舞台や演劇を毛嫌いしている自分には無理な作品だった。 とにかく内容という内容が無く、底辺の人間の日常を見させられるのみで、常時睡魔との戦いだった。 役者の演技、カメラワークや結末への展開などの芸術性は感じられたが、面白みが全くないので、苦痛以外の何ものでもない。 制作者や役者は演じていて本当に面白いと思える作品だろうから、結論としては、元々が面白みを重視して制作された作品ではないので、制作側や役者に向けた作品だと理解すると良いと思える。
[ビデオ(邦画)] 0点(2015-11-28 22:35:06)
8.  シベリア超特急 《ネタバレ》 
ちゃんとストーリーは有り、やりたいことも明確なので、見られなくはない。 水野的には、最後のメタのメタがやりたかっただけだろうが、ああいう「誰もやっていないから自分がやりたい」的妄想は、自分の中だけに留めておいた方が良い。と断定できる迷作かな。 何よりも、水野の滑舌の悪さ、声の小ささ、超弩級の演技のド下手さに笑わせてもらえるので、常時睡魔との戦い映画よりはマシと言えるかもしれない。
[DVD(字幕なし「原語」)] 1点(2015-11-28 22:29:55)
9.  北京原人 Who are you? 《ネタバレ》 
90年代以降の映画が、いかに金をかけて集客だけを狙っていたかが、よく判る一作。天と地とと双璧を成すんじゃないかな。 メイクがしっかりしているので、見る分には普通に見られるのだが、ウルトラマンのような安っぽい宇宙船や基地のセットがB旧感丸出しで、北京原人の身体能力を調べるのに、陸上競技に参加させた辺りからは滅茶苦茶。 マンモス解凍後のチンケなCGシーンで駄作が確定し(ここまでが長すぎる)、解決したのかわからんエンドで呆気取られて終了。 まあ、見られるだけまだマシな作品だとは思うが、映画産業が廃れて当然だと断定できる一作である。
[DVD(字幕)] 1点(2015-11-28 22:26:04)
10.  七人の侍 《ネタバレ》 
語るまでもない、邦画史上における最高傑作だが、敢えて不満点を挙げるならば、侍と村娘の恋物語のシーンは不要。 村が助かったら侍に目もくれず~の展開は素晴らしかったが、たかが村娘が侍に恋をした挙げ句に、「いくじなし」などという台詞は吐かんでしょう。 久蔵のイライラも、村娘に現を抜かす不甲斐ない姿に嫌気が刺してのものでしょう。あれは視聴側もイライラがあるので、削って2時間30分にでもしていただきたかった。 史実では侍は総じて同性愛者なのだが、近代映画ではどうしてもタブー視されるので、尚更、村娘に現を抜かしてしまうシーンに違和感が強く残る。
[DVD(邦画)] 10点(2015-11-28 22:14:32)
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