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バーグマンの瞳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 65
性別
自己紹介 不定期連載「どうでもいいランキング」

ミュージカル映画部門別ベスト5(ちょこちょこ変動してます)

曲の良い作品5傑
1 アニー
2 若草の頃
3 メリーポピンズ
4 オズの魔法使
5 オペラ座の怪人

ストーリーが面白い作品5傑
1 ヘアスプレー
2 アニー
3 レ・ミゼラブル
4 ウェストサイド物語
5 シカゴ

ミュージカルシーンへの入り方がナイスな作品5傑
1 ヘアスプレー
2 雨に唄えば
3 若草の頃
4 メリーポピンズ
5 シカゴ

衣装・演出・ダンス時の振り付け・その他総合的なミザンセヌ
1 ヘアスプレー
2 メリーポピンズ
3 雨に唄えば
4 チキチキバンバン
5 イースター・パレード

人物描写5傑
1 若草の頃
2 メリーポピンズ
3 シカゴ
4 ヘアスプレー
5 ブルースブラザーズ

神声1傑
バーブラ・ストライザンド

ミュージカル界に来て欲しい人
エフゲーニャ・オブラスツォーワ



その他 超独断&偏見

ルックスを「加点法」で評価すると最強な女優1傑
イングリッド・バーグマン

「減点法」で評価すると無双する女優1傑
エリザベス・テイラー

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1.  オペラ座の怪人(2004)
ヒロインのエミー・ロッサムが直接関与していない時のミュージカルシーンの退屈振りに比べると、彼女が歌っている時のうっとり感たるや相当なものですが、それって逆に言うと「要するにヒロインの歌唱力&ルックスにおんぶに抱っこの映画なのでは?」ということなのかも。  巷のサイトなどでは「これだけうっとりさせられるということは、それだけミュージカル的に優れているという証拠だ」といったような意見もあるようですが、本当に「ミュージカル的に」優れた技巧の映画なんでしょうか。「非日常空間」と「日常空間(そもそもこの映画ではここの定義がちょっとばかしあいまいになってるんですが)」とが補完関係ではなく一方的な搾取関係になっているという点が、どうも私にとっては「こうゆうのをミュージカルと認めたくないなあ」と思ってしまうとこなんですが。ちょっとどぎつい言い方をすると「ヒロインとファントム以外の全ての人間(子爵ですらも!)が、二人を引き立てるための有象無象にされてしまっている」という気がしてしまって…。   全然話は変わりますけど、「最も理想的なミュージカル映画」って言ったら、それってどんな映画でしょうか。人それぞれ色んな意見があるでしょうが、私が思うに「おお、なんてこったい! 作り始めた時点ではそんなつもりなど毛頭無かったのに、いざ作ってみたらミュージカル映画になっちまったじゃないか!」という映画なのではないでしょうか。もちろんそんなにうまいこと御伽話みたいな生まれ方をする作品など滅多にないだろうとは理屈では分かっちゃいるんですが。
[地上波(字幕)] 7点(2015-07-30 12:34:41)
2.  ハリー・ポッターと賢者の石
大成する子役とそうでない子役との違いは、大人という生き物と子供という生き物との決定的な違いにいち早く気付ける人とそうでない人との違いではないでしょうか。大人と子供との決定的な違い、それは「大人は他人との会話の中で自分がどう見られているかというのを意識しながら喋るものだが、子供はそこには比較的無頓着であることが多い」ということだと思います。この結果、「だから我々大人というのは実はちょっとした日常会話の中でも実に多くの嘘を平然とつきながら喋っているものなのである。一方、子供は基本的にはそのときの感情にとても素直に喋ろうとする」という違いが出てくる。役者というのはリアルな人間の有様を再現することを求められるわけだから、当然ながらそのような「子供らしい」演技が出来る子役が「は~い、〇〇ちゃん、良くできまちた~」とか監督に誉められることになる。ここで、根が真面目人間で向上心の強い優等生タイプの子供ほど「な~るほど、演技とはこういうものか。よ~し、あたしも将来大女優になるためにもこのテクニックに磨きに磨きをかけなければ…」と、真面目人間特有の「恐るべき集中力」でもって「あくまでもその時点における理想的な演技」を極めようとしてしまう。ここで、「子役は子役でもデビュー時には既に12~3歳ぐらいだった」という人の場合は、実生活でもぼちぼち「何気に平然と嘘をつく」という事をやり始める年頃なのでまだいいんですが、もっと若くデビューした子でなおかつ変に真面目なところがある子は、子供演技から大人演技へのシフトの作業に物凄くてこずるなんてことがあるのかもしれないな……な~んてことをこの映画を観ながら思いました(なんのこっちゃ!)。
[地上波(吹替)] 6点(2015-04-20 12:44:10)
3.  小さな恋のメロディ
この映画で一番可愛いのはメロディではなくダニーのママ。異論は認める。
[地上波(字幕)] 8点(2015-01-01 00:51:43)(良:1票)
4.  アバター(2009)
この作品と、今までのキャメロン作品との決定的な違いは「看板シーンの有無」ですよね。今までのキャメロン作品には「○○というタイトルを聞いただけで条件反射的にこのシーンを思い出さずにはいられない」というシーンが必ずあったものですが、この作品にはそれがない。まあ、「全てのシーンが平等に素晴らしい」」という見方も出来なくはないが、「没個性的な作品だ」という意地悪な見方も出来なくはない。こんなこと言うと「別にいいじゃないか。とにもかくにもその映画を観ている間は夢中になれる作りになってるんだから」と言う意見もあるかも知れませんが、そのような「個々のシーンがどうのこうのというよりは、見ている間の一体感そのものがウリの作品」というのは、将来的にはわりと簡単に埋没してしまう危険性があるんじゃないかと。だってみなさん、ちょっと考えてみて下さい。例えばスピルバーグの「E・T」のような「異性人との交流というモチーフなんて他にも同タイプの作品がいくらでもあるよ」という作品を、我々が何故未だに時々観たくなるかというと、「だって、あの自転車のシーンを観れるのはE・Tだけだから」という所に行き着くと思いませんか?だから物凄く乱暴なことを言えば、「一流作品と二流作品との究極的な違いは、同タイプの映画が頻発しても需要が消えないか否かだ」と言えなくもないです。てことは、この作品は「超一流の二流作品」とも言えなくもないです。「見ている間の一体感そのものがウリの映画」というのは、今後将来的に同タイプの映画が増えていった場合に、需要的危機に陥る可能性があるわけですから。同じキャメロン製作&3D作品の「シルク・ドゥ・ソレイユ」の場合は「まずシーンのかっこ良さありき」で作られてるので(ということは後に出たこちらの方が余程従来のキャメロンっぽい)、何度観ても惚れ惚れしますが、この作品は私にはそこまでの作品とは思えませんでした。
[地上波(吹替)] 5点(2014-10-05 13:50:12)
5.  レ・ミゼラブル(2012)
ミュージカル映画の醍醐味の一つに「ドラマパートからミュージカルパートへ移行する瞬間の楽しみ」というのがあると思います。例えば、映画「シカゴ」で、レネー・ゼルウィガーが一瞬にして口パク操り人形となって唄いだすシーン。「雨に唄えば」で、デビー・レイノルズ達三人が、希望の朝の到来を「グ~ッモ~ニン♪」と唄いだすシーン。「ファニーガール」で、バーブラ・ストライザンドが「パレードに雨を降らさないで」を唄いだすシーン。センスの良いチェンジとの遭遇。それは思わず「おお!」と声が漏れ、膝をポンッと叩いてしまう至福の瞬間です。思いがけずやって来る一瞬の驚き、ときめき、笑い、etc…。そのせっかくの醍醐味を、自ら放棄してしまっているこの映画は、私にとっては終始out of questionの世界でした。香りのないコーヒーを飲まされたかなという感じです…。最近テレビでやっていたので、劇場で観て「損したなあ…」とカックリきて以来二度目の観賞をしてみたのですが、結果は同じでした。
[地上波(字幕)] 5点(2013-12-22 20:45:57)
6.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 
ミュージカル映画を冒険アドベンチャーモノのプロットで作ったらこうなりました、という見本のような映画。このプロットというのが本当にコテコテの王道プロットでして、割と色々な映画でも使われているものです。①主人公がある大きな難関に遭遇し、すごすごと引き返してくる。②社会的地位の低そうな連中(黒人の不良生徒達)の仲間になる。③野蛮なはずの彼らが実に洗練された技術(ダンステクニック)を持っていた。その技術を授かって難関を突破。④難関突破のご褒美イベントとして、主人公が以前から「いつの日かあそこに…」と憧れていた場所(TVスタジオ)で自由に行動できる状況に。以降、「忙しいが非常にやりがいのある充実した日々」が過ぎていく。さらに、素敵な異性との仲が親密になる嬉しいイベントも発生。⑤蜜月の日々から一転、主人公の運命が急激に破滅へと向かい始める。仲間達と離れ離れになり、主人公の立場が刻一刻と悪い方へと向かう。⑥絶体絶命の状況から一気に敵の懐までスッポ~ンと飛んでいくありがたいワープイベントが発生。⑦最後は愛する人との共同作業で敵にトドメを刺す。…と、まあ大体こんな感じの話になります。こうしてみると本当に教科書的な王道プロットです。実はこのプロットは、宮崎駿さんの傑作「天空の城ラピュタ」にそっくりの構成なんです。試しに②の「黒人の不良生徒達」を「海賊達」に、③の「ダンステクニック」を「飛行機」に、④の「TVスタジオ」を「大空」に変えてみて下さい。あとはほとんど同じになりますから。ま、ともかくこの映画、黄金期の宮崎駿さんも好んで用いたこの超優等生プロットのお陰で、ミュージカル映画としては驚異的なハイペースでサクサクと気持ちよくお話が進んでいきます。普通のミュージカル映画では、ミュージカルシーンに入るとそこで一旦ストーリー進行が途絶えがちになったりするものですが、この映画ではミュージカルシーンでもお構い無しにどんどんストーリーを進行させるという方法がとられているので、その疾走感たるやかなりのものです。ミュージカル映画でここまでのスムーズネスを実現した映画はちょっと例がないのではないでしょうか。シチュエーションを頻繁にチェンジさせて、視覚的にも飽きさせない工夫がなされているのも感心しました。これには「雨に唄えば」的なサービス精神を感じます。9点です。良く出来てます。
[地上波(字幕)] 9点(2013-08-16 20:34:03)(良:1票)
7.  時計じかけのオレンジ
「悲劇を遠くから見ると喜劇になる」 by Charles Chaplin
[地上波(吹替)] 9点(2013-08-14 23:15:17)
8.  グラディエーター 《ネタバレ》 
王道的なストーリーだと聞いていたのですが、その割には主人公が最初から強すぎるのが気になりました。「話が始まって間もなく主人公が大きな難関に直面して、一旦は挫折を味わう。しかしどん底で仲間との出会いがあり…」とここまではいいんですが、王道的なプロットに従うと、ここから先は「その仲間達から新たな力を授けられることにより主人公の力がアップする。そのお陰で一旦は跳ね返された難関を突破することに成功する。このことが主人公の内面を大きく成長させるきっかけとなり、さらに難関を突破したことに対するご褒美イベントが起こり…」と大体こんな感じになることが多いと思うのですが、この映画では主人公が最初から精神的にも肉体的にも強~い強~いので、仲間の有り難味もなんだかよく分からないし、成長過程もはっきりしないし、ご褒美イベントもいまいち……。リドリー・スコットほどの人なら多少変則的なプロットでも面白く出来るんだろうと期待したのですが。戦闘シーンも「リドリー・スコットがやるからにはこれぐらいのものを魅せてくれるんだろう」という大きな期待にはちょっと届いてないかなという感じでした。どちらかというと「プロットは伝統的、戦闘シーンは革新的」な方が、まだ彼の長所は生きたような…。もう若い頃の彼ではないし…って余計なお世話でしょうかw でも点数をつけるとしたら5点です。
[地上波(字幕)] 5点(2013-08-14 00:32:56)
9.  三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
ファミリー向けということを強く意識して作られた映画ですね。アクション(チャンバラ)シーン一つとってもそれが伝わってきます。若者向けの映画のアクションシーンだと、近年ではボーンシリーズなどのように、手振れを多用するわ、カメラアングルは頻繁にチェンジするわで「今何をやったのかはいまいち分からないっぽいけど、ともかく迫力は感じる」という撮り方が好まれるようですが、この映画は真逆で「敵がどのように攻撃してきて、それを主人公がどのように避けて、どのように反撃するのか」という一連のアクションが、はっきりこっきり分かりやすいね見やすいねという撮り方になっています。このような撮り方といい、主人公の髪型といい「昔のジャッキーチェンの映画っぽいな」と感じたのは私だけでしょうかw ま、ともかくアクションシーン以外でも、飛行船のデザインも明らかに子供向けだし、ヒロインのバストサイズが不自然スレスレってぐらいにBIGサイズなのも多分「男の子が喜ぶために」という理由なのだと思います。宮崎駿チックなプロット進行も非常に王道的で分かりやすいです。そして他の方もご指摘の通り、伏線の回収法がとてもグーです。というのも、この映画は元々セリフのセンスがとても洒落てるんですが、それが伏線の張り方、および回収と連動した洒落方になってるので観ていて気持ちがいいんです。王女がブサイク、ミラジョボが出てくるたびに映画の空気が微妙に淀む、などの些細な欠点はありますが、全体的には良くできた映画かなと思えます。これでなんでコケたんでしょうか。ひょっとしたらPRの仕方がマズかったのか。ミラジョボを推しすぎて「ふむ、どうやらまた一つくだらないB級映画が出来たようだな」ぐらいにしか思われなかったのか。残念な事だ。
[地上波(吹替)] 8点(2013-08-02 10:47:47)
10.  2001年宇宙の旅
十年ぶりぐらいに観賞しました。 まずストーリーに関してですが、キューブリックさんという人は、もちろん頭の良い人だったんでしょうが、クラークさんにはさすがに及ばなかったのかな、という印象を受けてしまいました。というのも、小説版を読んだときには「持っている知識は全て正確にコントロール出来るだけの知能を持った人間が、作品の方向性にはっきりした確信を持って堂々と書いている」という印象を受けたのですが、映画版の場合は「知能以上の知識を得てしまった人間が、自分でもよく分からないままに、ゼィゼィハァハァ言いながら、なんとかかんとか作品を作りきった…」というような印象を受けてしまったのです。ま、これは単に私がワケが分からなかったというだけかもしれませんが…。 次に映像に関してですが、こちらは凄いと思ったんです。思ったんですが「…でも、これは考え方によっては、骨折り損のくたびれ儲け的な映像になってやしまいか?」とも思ってしまったんです。どういうことかと言いますと、例えば何十年も昔の映画の特撮シーン(サイレント映画「ニーベルンゲン」の竜とか)を観たときには、確かに「何じゃこりゃ、ちゃっちぃ~!」とか思いますけど、同時に「…でも可愛げがあるな、この時代なりの良さを、空気を感じるな。それに、CGが発達した今だからこそ逆に価値が出てくるな」とか思うのもまた事実です。しかし、この映画の場合は、この時代にしては驚異的にがんばり過ぎたのが仇となって、CG技術が発達すればするほど価値を見出しにくくなるという、なんとも皮肉な、ある意味「市民ケーン」的な映画になってしまってるのかなと思いました。今はまだこの映画がいかに苦労して作られたかというのをリアルタイムで知る人が多いので世界中で絶賛されていますが、百年後の世界では「ひょっとしたらこの映画よりも「着ぐるみ特撮映画」の方が価値が高くなっているかも…?」と思うのは私だけでありましょうか。 ま、ともかく映画全体の評価としては、面白い部分もあるが、前半を中心に退屈するシーンも多かった。普通に考えれば6点ぐらい。でもこれだけ映像でがんばってるんだから、ということで7点にさせていただきます。
[地上波(字幕)] 7点(2013-07-26 11:45:21)
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