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プロフィール
コメント数 1001
性別 男性
自己紹介 ホラー以外は新旧問わず、どんなジャンルでも観ます。
映画は芸術だけど、やっぱり娯楽。
単純に観て面白かったかどうか、
感性に触れるものがあったかどうかという点をメインに評点しています。
また、一応、ノーカットで観ただろうというもののみ評点。
カットされると印象変わってしまいますから。


観た映画全てを評点しようと思っていたものの
いかんせん記憶力がついてこず・・・
最近は前観た映画を再度ちょろちょろ見直しています。
以前観たときは気付かなかった発見などもあって楽しいですね。

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41.  海を飛ぶ夢 《ネタバレ》 
大体、これが尊厳死と言えるのんだろうか?主人公は脳死でもない、機械によってなんとか生かされている訳でもない、重い病で苦しんでいる訳でもない。元気に毎日憎まれ口を叩きながら、随分悠々と生きている。しかし、こんな状態の自分に我慢出来ないから死にたいんだという理屈。尊厳死にかこつけた自殺志願にしか見えません。何十年も介護してくれた周りの人間に対する顧みは一切無い。むしろ、みんなの為に俺はこんな身体でも今日まで生きて来てやったんだと恩着せがましい主張をしている。なんだかなぁ。尊厳死はともかく、それにかこつけた自殺なんぞに肯定は出来ません。
[DVD(字幕)] 3点(2006-04-28 23:53:49)(良:1票)
42.  スパイダーマン3 《ネタバレ》 
初っ端の親友との戦闘シーンは最早アトラクションムービー。ここまでやってくれればもうCGどうこうとは言う気もなくなる。スピード感も相当だし、映画館で見ていれば迫力倍増で存分に楽しめただろうと思う。ストーリーもそれなりにあれこれ入り組ませながらやってる方。アメコミ原作だし、もともとアクション物だしで、そんな深いものを求めるのは筋が違うが、人間の負の感情を餌として食いついてくる地球外生物はそれだけで物語りにアクセントを付けてくれるし、明確で判り易い。まあ便利な存在。研究所がモニターでチェックもせずに実験をするなど有り得ないことをしたり、恋人が見ていると判っている表彰式でキスをしてしまったり、おばさんが突然都合よく訪ねてきたり、あのタイミングで執事が「私は全てを見ていました」などと今更告白したりだの、結構首をかしげる部分も少なくは無い。サンドマンも結局倒せてないし、親友も死ぬ必要なかったような。まあ楽しめたからいいじゃないかと許してしまおう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-20 18:44:42)(良:1票)
43.  シリアナ
同時進行する話が多く、とにかくごちゃごちゃしてて、初見で内容を十分に理解出来る人は少なさそう。わざと分かりにくくしてるらしき部分も多め。アメリカの暗部を描いた内容だが、あまり目新しい実情などは描かれていない。日本人が観てどうこうというより、アメリカ人自身が観てどう思うのかを知りたい映画。
[DVD(字幕)] 4点(2006-08-04 18:50:32)(良:1票)
44.  今そこにある危機 《ネタバレ》 
まあ前作に比べれば、悪党におバカ感がしないだけちゃんと観られる作品になってはいる。個人的な私怨から「アメリカにとって今そこにある危機だ」などと言って麻薬組織を武力で叩こうと言う大統領。なんともアメリカンな発想。ブッシュでなくてもこのくらいのことはする国だよな、と妙に納得。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-11 10:50:35)(良:1票)
45.  ユメ十夜
一応夏目漱石原作。映画もそれを大きく見出しに打ち出しているが、内容はもう原型を留めていないものが多い。原作からインスパイアされて製作されたオムニバスという感じ。原作が原作だし、あれをそのまま映像化しても面白くなるとも思えないので、話をアレンジするのはいいが、正直言ってあまり良質にアレンジされたものが見当たらない。妙にホラーチック、グロテスクにアレンジされたものが目立ちます。単純に面白くないものが殆どなんですな。こんな中に市川崑監督が参加していることにちょっとびっくり。彼の映像化したものはかなり原作に忠実。この話を選択したのは最良だったでしょう。他には、宮籐官九郎の運慶の話が面白かった。一応ユメの順番は原作と同じなので原作と対比して楽しむことも出来る。が、残念ながら楽しめる出来ではありません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2009-09-01 05:37:17)(良:1票)
46.  渚にて 《ネタバレ》 
既に核戦争後の世界からスタートするが、それをはっきりとは説明することはなく、何が起こったのかということを観る側がじわじわと察知させる作りが良い。市民の暴動などもなく、皆、非常に普通に生活をしている。置かれている状況に対して、ちょっと平然としすぎている感じはするが、逆にこの平静がやがて来る結末と相俟って、テーマの重さを強調させる効果も出ている。本当に静かに静かに訴えかけてくる映画ではあります。
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-15 20:52:19)(良:1票)
47.  ジャック・サマースビー 《ネタバレ》 
なんかすっきりしない。なりすますことでなりたい自分になることと自己変革によってなりたい自分になることとは意味が違う。他人の犯した罪を被って死刑になることの事の大きさに、自分の犯した罪を償うというの当たり前のことが誤魔化されて、蔑ろにされてしまっている。確かに死刑まで受け入れることは勇気がいることだろうが、本人にとっては、偽者であることを認めて本当の自分に戻り、本当の自分が犯した罪を償うことの方がそれ以上に勇気のいることだっただけではないか。自分のしてきたことをそっくり背負い込んで生きていくのが人生ってもんです。それらを全て放り出してしまっていることで、如何にその対価として死があったとしても、やはりすっきりしないものが残るんでしょう。
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-30 23:09:02)(良:1票)
48.  がんばっていきまっしょい(1998) 《ネタバレ》 
期待したのだが、これがいたって普通。というかあまり出来が良くない。何もこれといってアイデンティティとなるものを持てていない主人公が、漠然とボートに惹かれてボート部に入ろうとするが女子の部が無かったために自分で作ろうと企画。ここまではいいが、驚くほどにまったく活力が無い。自分で部まで作ろうというのにこのだらけ具合は一体何なのだろう。部員勧誘が具体的に描かれておらず、なんかいつの間にか面子が集まっているというのはいい加減に過ぎる。一人が参加してくれたおかげで芋づる式に集まったのだとしても、もっと丁寧に描かないと。ボート部の面子、それぞれをクローズアップすることもなく亡羊としたパイで終わってしまっているし。全体に前へ動こうという活力に欠けているため、肝心の終盤も盛り上がろうはずも無い。レースに勝って喜ぶのは当然としても、横に敗者が居る状態であの歓びの言葉の選択にセンスを感じない。レースも淡々。決勝以外はゴールシーンだけだしなぁ。観てて一緒に高揚する感じはゼロだよね。まあともかく、元気なタイトルから想像するような映画ではなかった。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-04-20 17:58:07)(良:1票)
49.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 
始まりからウィル・スミスの「俺ってカッコいいだろ」的な作りに閉口。なんの根拠もないうちから、やたらロボット会社の人間に対して無意味に攻撃的だったりする。自分がロボット嫌いだからロボットが犯人だと勝手に思い込む。しかも嫌いになった理由がただの逆恨み。薄っぺらくて共感もない。展開が凡庸なのだから、主人公に共感出来ないのでは相当厳しい。
[DVD(字幕)] 1点(2006-04-18 08:49:33)(良:1票)
50.  タイガーランド 《ネタバレ》 
無闇に上官に反抗するだけで、根性のなさそうな主人公。魅力的でもなければ、感情移入も出来ない。一体何が言いたくて何がやりたいのかのねぇというキャラクターで、それが作品の印象にも繋がって、なんかピントがぼけた後味しか残らない。無用にいがみ合うライバルの存在など、鬱陶しい要素も多かった。
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-07 20:30:53)(良:1票)
51.  サンタクローズ 《ネタバレ》 
心ならずもサンタにされて、身も心もサンタに乗っ取られていくってのはどうなんでしょう。外部から心を動かされて、自分からサンタに目覚めていくべきかと。「これが僕の天職」などと言われても、あそこまで心を乗っ取られた後ではね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-18 22:22:28)(良:1票)
52.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
冒険と呼ぶには緊張感が足りない上にご都合主義的な展開も目立つ。比較的子供向けな感じで、小中学生ぐらいの頃に見られれば面白かったかも。
[DVD(字幕)] 3点(2006-10-15 18:01:38)(良:1票)
53.  永遠のマリア・カラス 《ネタバレ》 
冒頭からB級感満載。ジェレミー・アイアンズは良い役者さんだけど、この鬱蒼としたB級感に食われてしまっている感じがする。マリア・カラスの歌声はそのものを使っているようで、さすがに素晴らしい。オペラに興味のない自分がこれほど感じるものがあるのだから、好きな人には堪らないものがあるに違いない。カラス役の女優さんもクチパクを見事に合わせていらっしゃいます。実際彼女から発せられていると言われても不思議に思わないほどビジュアル的にも声質が合っている。劇中劇「カルメン」はとても出来が良く、普通に考えれば年齢的には無理があるにも関わらず、本当にカルメンに見える素晴らしさ。映画としてはイマイチだが、監督のカラスへの想いは伝わってくるし、彼女の歌声は今の人の心にも十分に響くだろうと感じさせてくれる。本物は時代を経ても色褪せない。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-25 21:53:27)(良:1票)
54.  殴られる男 《ネタバレ》 
この映画に描かれてる業界の醜悪な実態。これに似たようなことは、現実社会でも当たり前のようにあったんでしょうかねぇ。たった一度だけ実力で取ったダウンのあとのボクサーの立ちカットが切ないです。主人公の男気が泣かせてくれる良い映画。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-05-09 11:26:06)(良:1票)
55.  ターミネーター3
2ですっきり終わらせておけば良かったのに、なんで3なんかを作ってしまったんでしょう。面白いものが作れるならばまだいいが、これは前作抜きの単体として観てもかなりつまらない出来なのだからどうしようもない。名作に泥を塗り、資産を食い潰す放蕩息子的出来栄え。情けない。
[DVD(字幕)] 1点(2006-06-23 10:24:06)(良:1票)
56.  ビヨンド the シー/夢見るように歌えば 《ネタバレ》 
ケビン・スペイシーが吹き替えなしで自ら歌っているらしいが、違和感無くとても歌が上手い。凄い。相当な思い入れがあるらしいが、それに見合うだけの作品になっている。この手の伝記ものは、大抵女にだらしない男だったり、金の問題、ドラッグの話なんかで、ドロドロゲテゲテしていくんだが、これはそういう方向へ行かないところが良い。主人公はかなりの自信家だけど、絶妙にバランスをとっているため、観ていて嫌悪感を抱くまでに至らない。少年時代の主人公が成長した主人公の前に現れる導入部で、このままずるずる少年時代の主人公に引っ張られながら話が進むのかと思ったら、そうはならず、適度に登場するところも良い。良作。
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-18 21:53:18)(良:1票)
57.  ニッポン無責任野郎
冒頭、植木等さんが出てきただけで陽気な気分になれる。こうなると、もう植木等の口上がいちいち面白い感じられて仕方ない。由利徹などの脇もしっかり楽しさを膨らませてくれるし、テンポも澱むこともなく、ハイスピードでラストまで突っ切っていく感じだった。とにかくこれほどパワフルな映画もない。今まで観た植木等もので一番のパワーを感じさせてくれる。調子の良さにやり手感を上乗せして、ほいほいと渡り歩く割に、意外に筋が通ったところがあったり、不思議と周りも幸せになったりしているところが素晴らしい。
[DVD(邦画)] 10点(2007-11-30 20:04:12)(良:1票)
58.   《ネタバレ》 
三隅研次監督が現代劇を撮っていたんだということにちょっとびっくり。これ以外は時代劇しか見てないけれど、とても安定した監督さんで今作も現代劇とはいえ安心して観ていられます。話も悪くはなかったが、最後の死でどっちらけ。何故そこで死ぬのか。たかが自分の指導が部員が無視したというだけですよ。たかが大学の部活。死ぬほどの意味があるわけもない。それで自分には指導力が無い、人の上に立てないなどと悲観するというのはどうかしている。あまりに弱い。弱すぎる。原作は未読ですが、この結末は同じなんでしょうかね?だとすれば、この主人公に死に走らせることに対して、なんら違和感を感じなかっただろう原作者の三島由紀夫。三島と自分との死というものの捉え方、価値観、あるいは理念の違いを思い知らされる展開だ。これを是とするのは自分には無理。死という物を美化しすぎ。主人公が死んだ後の部長の口上など聞いていても、ぷんぷん臭う。そんなもので本当に人が変わると思うのだろうか。そして、そんなもので人が変わることに意味があると思えるのか。前時代的発想としか思えない。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2008-01-13 17:44:09)(良:1票)
59.  ロスト・イン・トランスレーション
寂しさの根拠が薄弱で、ただ意味も無く、寂しい寂しいの連呼を聞かされてるような映画。淡々としてる映画は嫌いじゃないけど、主人公に魅力を感じられなかったんで、ただ退屈なだけ。ここまで退屈だと「東京は変だ、日本人はおかしい」と笑いものにされている感じでだけが残ってしまう。何億も貰う仕事で、その仕事っぷりはないだろうとか腹も立ったり。これがアカデミー脚本賞とはね。
[DVD(字幕)] 1点(2006-04-24 20:33:43)(良:1票)
60.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 
北野作品にしてはバイオレンスは若干控えめだったり、他の作品とは一味違う。青春の儚さがとても良く出ています。馬鹿な男は常に馬鹿ばかりして、親友は常にその友達に流される。友達が居なくなると、今度は悪い先輩に流されて、自分を持てずに実にフラフラとしている。しかしこのどうしようもないところが良い。脇の小さな話も様々な面からしっかりと映画を支えています。そしてやはり最期の台詞が良い。この台詞が膨らんで一本の映画が出来たのだと思わせてくれます。
[DVD(邦画)] 8点(2007-03-13 18:30:32)(良:1票)

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