Menu
 > レビュワー
 > C-14219 さんのレビュー一覧
C-14219さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 295
性別 男性
メールアドレス ssskzep@hotmail.com
自己紹介 映画を観るぞ!

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順12
>> 通常表示
1.  打撃王
わずか38歳で世を去ったNYヤンキース史上最強の4番打者、ルー・ゲーリッグの少年時代から、引退までを、彼の妻エレノアの協力を得て描いた映画。生真面目だった彼のイメージとは対照的に、映画は実にテンポ良く、笑いとラブストーリーをを織り交ぜながら進んでいく。その映画の中にあって、ゲーリッグ自身だけは、やはり真面目な好人物として描かれている。ゲイリー・クーパーの映画はこれが初めてだが、彼の柔らかく、紳士的な物腰は「ダンディ・ゲーリッグ」の雰囲気が良く伝わってくる。妻エレノアを演じるテレサ・ライトも、「夫を愛し、見守る良き妻」を完璧に演じていた。見逃せないのがベーブ・ルースが本人役で出ている事。ゲーリッグが世を去ったのは1941年、この映画の公開はたった1年後の'42年。最後、ゲーリッグの引退セレモニーのシーンで、ルースとゲーリッグ、ヤンキースの最強コンビがスクリーンの中で再び握手を交わす光景は、当時の野球ファンならヤンキースファンならずとも感涙したに違いない。60年後の野球ファンも、引退のスピーチで感涙した。いかにゲーリッグが、当時のメジャーリーガーがアメリカの英雄だったかがよく分かる。古き良きハリウッドの一級の娯楽映画。野球に興味のない人もぜひ観て欲しい。
9点(2003-10-31 03:04:17)(良:3票)
2.  えびボクサー
「騙されたと思って観てみろ」と言われて、久し振りに騙された。えびが世界チャンピオンになると思ってたのに・・・。「ロッキー」や「レイジング・ブル」並のボクシング映画だと思っていたのに・・・。
4点(2004-10-27 22:17:56)(笑:3票)
3.  親指タイタニック
「借りて損した」とか言ってるんじゃない!たった390円だろ!俺は渋谷シネセゾンで彼女と二人で観て二人分3000円だ!!くだらなさ過ぎるのも大きな取り柄。
3点(2002-07-10 23:30:43)(笑:2票)
4.  チャップリンの殺人狂時代
直球で戦争、そしてそこで起きる虐殺を批判してる。この映画では一つも笑えなかった。ただひたすら、チャップリンが恐い。この映画でのチャップリンはまるでレクター博士のようでした。「僕はアカでも右でも左でもない、ただの平和主義者なんだ。」というチャップリンの叫びが聞こえてくるようです。
7点(2003-09-30 04:18:16)(良:2票)
5.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
少年と老人の心の救済物語をやりたいのか、映画万歳!をやりたいのか、はっきりすべきだった。どっちもやりたいなら2時間では足りず、結局どっちつかずでスッカラカンという印象。月世界旅行というポイントがいきなり現れ、偏屈ジジイは伝説の映画監督だったという超展開の後は、物事が一気にご都合主義的に動き出し、結局は「自分の映画が売れなくなって拗ねたジジイが、案外ファンがまだいることを知って機嫌を直した」ってただそれだけの映画になっている。ここまでスッカラカンな感じになるのは、人物の描き方が良くないと。原作がどうなってるか知らないが、ヒューゴがジョルジュにノートを取り上げられたとき、誰だって「僕の父親の形見だ」と言やあ済むだろと思うところを頑なに口を噤んでいたシーンが象徴的で、他にも色々あるが当然取るはずの行動を取らないことに対して何の背景も描かれず、あれじゃヒューゴはただただ頭の回らないブサガキで、その他お話の都合に沿って各人物が動いているという印象で、苛々することこの上なかった。それと、本屋のじいちゃんとかロビンフッドとかオートマタになってしまう夢とか「ただ出てきただけ」の事物が多すぎる。何かあるのかと思わせておいて何もない。ああ消化不良。評判の美術も3Dメガネの薄暗い画面で色彩が殺され、さりとて2Dでもう一回見ようとも思えない出来で、ただただ消化不良。
[映画館(字幕)] 3点(2012-03-30 01:23:20)(良:2票)
6.  ALWAYS 三丁目の夕日
現代社会に疲れた日本人の懐古趣味だけで構成された映画。それが悪いとは言わないけど、ハリボテの昭和30年代を持ってくるだけで、映画としての中身がゼロなのは痛すぎる。過去を振り返ってそれが未来への活力になるなら良いけど、「昔は良かった」と憧憬に浸るだけならジオラマでも眺めてればいい。自分にとってこの映画はジオラマの域を出ていなかった。どうでもいいけど、原作では平々凡々を地で行く鈴木オートが、どうしてあんなあばれはっちゃくにされてしまったのか。
[DVD(邦画)] 3点(2007-01-29 03:00:57)(良:2票)
7.  華氏911
アメリカが「世界の警察」で、米大統領が「世界大統領」なら当然、我々日本人もアメリカの真実を知らなければならないし、知らせてもらわなければならない。そういう意味でマイケル・ムーアってのは凄い貴重な人材なんだよね。ただ、今回の映画は「ボウリング~」ほど「日本人が知りたい(知るべき)事」が描かれている映画ではない。日本の政治家の汚職にも興味がない人が沢山いるのに、ブッシュ家とサウジ系オイルマネーの繋がりに興味を示す人はほとんどいないだろう(事の真偽においても)。この映画で本当に見るべき所はやはり、アメリカ社会の底辺は破壊し尽くされたイラクと何ら変わる所がなく、そこにいる人々が「自由を守る戦い」のお題目の下にイラクに赴き、戦いの意義も見出せないまま死んでいくという事実だろう。世界唯一の超大国、愛国英雄主義のアメリカが黙殺してきた事実が。ムーアが一番声高に言いたかった部分はここだろう。確かに映画全体は編集を駆使し、偏向した内容かもしれないが、この部分だけは「自由が燃える温度」を感じることが出来る。
6点(2004-10-20 21:49:12)(良:2票)
8.  ミュージック・オブ・ハート
なんか先生がひたすらヒステリックでさ・・・子供達の(実子も含め)信頼を得るに足る「何か」が全然見えてこなかったよ。なんか時制もよく分かんなかったし。まあ実話だって事で、いい話だし、5点くらい付けとこう。ところでグロリア・エステファンは何しに出てきてたのかな?どうせならエンディングテーマ歌えばよかったのに。
5点(2003-09-06 04:09:51)(良:1票)
9.  雨あがる
「ああ、三十郎、鞘に収まったんだね。」って感じ。顔付きも随分優しくなって・・・。話の流れも、風景の撮り方も、寺尾聡も良かった。見事にそれを壊してくれたのが三船史郎を始めとする城中の侍達の大根っぷり。いや、親父さんも大根だったけどさ、親父にはそれをカバーするオーラと、声の良さがあるんだよね。息子さんにはそれがない、だからただの大根。吉岡秀隆もミスキャスト。キャスティングさえよければ、大傑作だったろうに。
7点(2003-08-21 08:16:52)(笑:1票)
10.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
主人公機ジプシー・デンジャーの出撃シーンだけでもう参った。参りました。あの量感・質感を「キミらが見たいのはこれだろ?」とばかりに見せつけられたら、あとはもう酔っぱらい状態で2時間過ごすしかない。あのやられるときの痛そうな感じ、大して見せ場もないまま凄惨に破壊されていく脇役機たちから感じる全体の印象としては、やはり「ものすごく金を掛けたマジンガーZ」。ストーリーは何のひねりもない、怪獣が出てきてそれをやっつけるというものなので、巨大ロボットの姿に酔えない人にはお勧めできないが、私はもう満足でございました。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-04-21 23:44:47)(良:1票)
11.  グッバイ、レーニン!
「素晴らしいわ」が全てを物語っている。社会主義は資本主義に敗北した。しかし目の前に映しだされているのは、社会主義がついに到達した理想の世界。そして傍らには、自分のためにそんな世界を創造してくれた息子。母親の言葉は、全てに対しての賛辞だろう。この映画には、西側諸国が唾棄してきた社会主義という理念が根っこに持っていた純朴さ、にスポットが当たっている。一夜にして資本主義なだれ込んで来た東ドイツ。果してそれは本当に幸せな事だったのだろうか?アメリカは、日本は本当に豊かな国だろうか?「西側的退廃文化」は’90年代から確実に社会的病理を生み出し始めた。現在、旧東ドイツ地域の失業率は20%以上とも言われる。「今こそ我々は手を取り合い、次なる世界へと飛躍するのです。」S・イェーンの言葉は、資本主義の水にどっぷり浸りきり、他を顧みることのなくなった自分達に向けられたメッセージなのだろう。
9点(2004-10-27 23:01:05)(良:1票)
12.  アルナーチャラム/踊るスーパースター
思いっきり笑って、悪人退治でスッとして。もともと映画ってのはこういうもんだ、別にいいじゃないか細かいことは。頑張れアルナーチャラム。頑張れマサラムービー。
8点(2002-10-18 16:24:49)(良:1票)
13.  グッドナイト&グッドラック
「報道」とは何なのか。テレビというメディアの役割とは何なのか。それを改めて問いかける為に使われた素材が「アカ狩り」。この日本人には馴染みの薄い事件を話の中心に据えた事で、「アカ狩り」を知らない人には、この作品は随分と薄いものに映るかも知れない。この時アメリカで行われていた「アカ狩り」の様子は、「狂気のマッカーシー旋風」とも形容され、共産主義者を疑われた者が調査委員会の召喚を受けた時の様子などは、さながら魔女裁判のようだったという。しかしジョージ・クルーニーは観客がこれを「知っていること」として話を進めているので、この映画の中からそうした狂気はほとんど感じ取れない。この映画で描かれるのは、あくまでも報道の自由と信念を守るために、ブラウン管を通してスマートに戦う男の姿であって、事件を知っており、かつ「集団心理の狂気」みたいなものを見ることに辟易としている自分などは、この全編を貫くスマートさは歓迎すべきものなんだけれども、事件を全く知らない人には、「???」な映画かも知れない。「興味があるけど、アカ狩りは知らない」という人は、予備知識を入れておく事をオススメします。本来そういう映画はよろしくないんだけれども。最後に、自浄努力もしないまま健康番組の捏造で大騒ぎする日本のメディアと「騙された!」と憤慨する視聴者に、Good Night,and Good luck.
[DVD(字幕)] 8点(2007-01-31 23:58:29)(良:1票)
14.  蜘蛛巣城
絢爛豪華な衣装、物怪や能面を模した奥方の表情・・・本当に美しくて怖い映画。黒澤明の演出家としての力量再認識した。特に冒頭「蜘蛛巣城跡」と書かれた棒っ切れに霞がかかって、その霞が、ざあっと晴れて巨大な蜘蛛巣城が現れる、あの瞬間は鳥肌が立った。そしてラストシーン。分かっていても、三船の恐怖の表情を見ると「おおっ!ミフネ様が!マジでミフネ様が死んでしまう!!」とドキドキした。どっちにしろもう死んでますが。「七人の侍」の「雨の決戦」に勝るとも劣らない名シーンでしょう。
7点(2003-11-19 21:12:41)(笑:1票)
15.  プリティ・リーグ
これはもう10点。野球を扱った作品としては文句なくNo.1。不勉強にしてトム・ハンクスとマドンナとローエンスティン役の俳優しか知らなかったが、みんなそれぞれにいい演技をしてました。トム・ハンクスは今まで観た中で一番良かった。野球のシーンも「どーせグダグダなんだろうな」と思ってたけど、そんな事もなかった。観やすいけど軽すぎず、テンポ良く。時間を忘れて観られたよ。それにしても、全米女子リーグ、続いていたら面白かったのに(1954年廃止)。今じゃ明大の小林千紘が140km投げる時代、日本人女子初のメジャーリーガー(っていうのかな?)が誕生してたかも知れないのに。もったいない。
10点(2002-12-22 06:58:18)(良:1票)
16.  笑の大学
舞台版からの付け足し的な箇所を除く90%ぐらいは、舞台の脚本がなぞられているから、本来西村・近藤にアテ書きされた脚本で、役所・稲垣が映えないのは仕方ないとは思う。役所広司は力はあるが、尊大に振る舞って見せても「冷徹」よりは「実直」という印象が先に立つ人で、鉄面皮が徐々に崩れていく可愛らしさに乏しい。稲垣吾郎は風貌にしろ芸容にしろキャスティングミスも甚だしい。とにかく台詞回しも間も悪い。これは監督の演出にも科はあるけれど。やはり「笑の大学」は舞台の脚本であり、映画の演出(間)では真価の半分も発揮できないのだと痛感した。
[DVD(邦画)] 4点(2015-01-12 02:25:14)(良:1票)
17.  アレクサンドリア
何気なくテレビで見たのだが、想像以上に重厚な作品だった。これは単純に宗教と科学の対立を描いたものではなく、理性を投げ出してはいけないということを呼びかけたかったのだろう。おそらく近年のイスラム原理主義やキリスト教の福音主義の台頭、移民排斥の流れを受けて作られたのだろうと思う。娯楽的要素はあまりなく、「愚かだなあ」ともの悲しい気分になりながら観る類の映画だが(といっても私はダオスとオレステスそれぞれの、ヒュパティアに対する少女漫画的情熱にも心を動されていたんだけど)、世界の色々なところで宗教対立、民族対立、さまざまな対立が火を噴き、理性なるものへの信頼が揺らいでいる今だからこそ作る価値のあった映画だと感じる。
[地上波(字幕)] 9点(2015-04-11 16:05:51)(良:1票)
18.  ひまわり(1970)
ごめんなさい・・・ソフィア・ローレンがうざったくてしょうがなかった。「夫を見殺しにしたのね!?」という所なんか、「じゃあテメェ一兵卒としてロシア行ってみやがれ!!」と心から思った
5点(2002-08-11 16:34:34)(笑:1票)
19.  東京物語
自分にとって初の小津作品。「・・・何も起こらない」とか思いながら観ていたら、いつのまにか引き込まれていた。これが小津マジックか・・・。美しい話し方、所作。奥ゆかしい女性。こんな時代があったんだねえ・・・さすが美輪明宏の御推薦。話に聞いていたカメラ目線で喋る役者、部屋の奥のほうから映す「小津ショット」、カメラの位置がやたら低いとか、そうした所も新鮮だった、と同時にハリウッドに全く影響を与えなかった理由も何となく分かった。まさに「動の黒澤、静の小津」。笠智衆が三船敏郎だったらどんなだろうと考えたら、笑けてきた。原節子は綺麗だなあ・・・。
8点(2003-12-12 23:11:51)(良:1票)
20.  ベッカムに恋して
デーブ・スペクターが「日本以外の全ての国でヒットした」と宣っていたので、その言葉を信じて観てみれば、なるほど、良い映画じゃないの。映画としての出来はあんまり良くないかも知れないけど、「プロを夢見るスポーツ少女が様々な障害を乗り越えて云々」というありきたりな題材を「だってインド系だから」という、突拍子もない、しかしものすごい説得力のあるシチュエーションに置いたところが巧い。テンポも良いし(良すぎる?)、全体に明るい雰囲気もイイ感じ。親父も格好良かったぞ。デーブ・スペクター、褒めてあげよう。しかしこの邦題はねぇ・・・自分も邦題でひいちゃったクチなんで。
8点(2004-04-20 15:31:00)(笑:1票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS