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プロフィール
コメント数 161
性別 男性
自己紹介 兵庫県在住。
現在大学1年生。
小学6年の頃に地上波で見た「ダイ・ハード」がキッカケで映画好きになる。基本的に映画鑑賞は字幕もOKだけど、どちらかと言うと吹き替えの方に非常に強い興味を抱いています。
趣味 映画鑑賞。音楽鑑賞。
血液型 A型
星座 かに座

2月6日・・・
メッチャ久しぶりにレビュー書きました(笑)
随分長い間サボってましたが、これからまたちょくちょくレビュー書いていきたいと思いますので改めてよろしくお願いします!m(_ _)m

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1.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 《ネタバレ》 
(この「踊る~2」が好きな方は、このレビューを読まない事をお勧めします。気を害されるかと思いますので・・・) まず前作の出来がアレだったんで、本作に対しても期待など全くせず鑑賞も「地上波放送で済ませりゃいい」と言う映画好きにとっては邪道的な考えでいたワケなんですが、何とある日弟が偶然借りてきたので俺も「自分にとっちゃタダ同然だから観てみるか」と思い鑑賞してみますた。  (以下本編感想)・・・何すか?コレ。もう無茶苦茶。有り得ない。ホント、何ですか?この糞みたいなストーリーは?メインであるはずの事件とその犯人たちの存在感の薄さときたらもはや次元を超えてます。本筋には全く関係の無いどうでもいい岡村に署長の不倫疑惑。結局何の伏線も無かった冒頭の殺人でのSM用の赤いロープ。自己チュー丸出しな女管理官にもひたすらイライライライラ・・・(以下延々)すみれさんが撃たれた後に堂々と犯人取り逃がす役立たずのSAT隊員達。「洋ナシ」を「用無し」と小学生でも思いつきそうな、これまた次元を超えた寒さのヒント。室井が指揮を執り始めてからのあっさりし過ぎなストーリー展開。さっさと逃げりゃあいいのに、何故かいきなり車止めてワケも分からず青島をけなし始める意味不明度MAXの犯人ドモ。 あーもう嫌。本気で嫌になります。明らかに穴だらけでご都合主義に塗れて無駄の多い脚本。こんなので堂々とDVDの宣伝で「日本の歴史を変えた」とかデカデカと書いてますから。マジでキレました。こんなのが日本実写映画歴代最高とか信じられませんから。外国の方がコレ観たらどう思われるんでしょうね? 前作と同じテレビドラマの延長版程度の物を「1」が売れたからと言ってまた同じような物を作る。そんな姿勢をとるのは、いい加減止めてくれ。 本作を機にフジテレビは俺にとって映画界の敵と見なしました。 本広監督もテレビドラマを作る才能は認めるものの映画を作る才能は無いと見なしました。 俺は実質金は払ってないんで点数は一応1点で止めますが、もし金払って劇場で鑑賞してたら怒り狂ってスクリーン引きちぎって(以下略) えー大変長々と書きましたが最後に、いかりや長介さん。お疲れ様でした。あなたの熱演がもう見れないと思うと寂しい限りです。心よりご冥福をお祈りします。
1点(2004-06-25 17:58:30)(良:16票)
2.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
俺は今まで日本を題材にしたハリウッド映画は駄作ばかりだと思い続けていました。(まぁたまに「キル・ビル」みたいな例外もありますが)この「ラスト サムライ」にしてもトム・クルーズが日本のスター俳優集めて話題性狙っただけのダメダメ映画かと思ってました。  でも公開するやいなやこのサイトでも評価が高かったし、友人も「絶対観ろって!」っと大好評だったので「ファインディング・ニモ」から本作へ鑑賞を変更しました。 それでも鑑賞直前まで変な日本描写が出てこないか内容がグダグダになってるんじゃないかと不安も多くありました。だけど、実際鑑賞してみると物凄いスケールと迫力に終始圧倒され続けあっという間に2時間半が過ぎ去りました。 ハリウッドおなじみのダイナミックな映像に燃えたきるサムライ魂が見事に絡み合い、今まで見たことの無かった映画に出逢えたような気がしました。勝元率いるサムライ軍が登場するまでの静かな雰囲気に戦闘シーンの凄まじさ。それに映画音楽の巨匠ハンス・ジマーの壮大な音楽が被さる。これに興奮しない人はいないはず。どのシーンを見てもズウィック監督とトムの武士道へ対する尊敬の念が込められているように感じれる。俳優陣も渡辺謙の素晴らしい演技に心底感動した。流暢に英語を喋る姿はまさに「かっこいい」の一言。オスカーノミネートも当然のことだと思います。真田広之もキレのある立ち回りや男気溢れる戦いぶりでひたすら強い印象を受けました。  でも本作でも少しの粗はあります。勝元たちは飛び道具は使わないとか言ってた割には弓矢とかの飛び道具を普通に使ってたし、最後のあのオッサンが土下座してその直後に全員が一斉土下座も唐突すぎる。  でもそんな事はこの映画が持つエネルギーにかき消され鑑賞中はただこの映画の美しい世界観に酔いしれる事しか考えられません。 今までこんなに素晴らしく日本を描いたハリウッド映画が他にあっただろうか?ズウィックにもトムにも渡辺謙にも他、この作品に関わった全ての人に土下座して「参りました!」と言うしか感謝の念がありませんね。
10点(2004-07-02 13:17:44)(笑:1票) (良:3票)
3.  ホワイトアウト(2000)
当たり前な話、(俺にとっては)超名作の「ダイ・ハード」を今時の邦画が簡単にリメイクしきれるはずがありません。ストーリーは本家と比べてとても薄っぺらいわ、突っ込みどころも満載だし「ふざけてんのか?」としか思えない出来。アクションシーンにとってもマシンガンの描写が軽すぎて銃撃戦も楽しめない。俳優陣の演技もイマイチ。特に松嶋奈々子と人質たちの演技は壊滅的です。マシンガン持ったテロリストが辺りウロウロしてんのに全然ビビって無い。「スキー実習でちょっと気分が悪くなって休憩してる中学生」って感じの演技ですよ。それは。それと奈々子さん。あなたの銃撃シーンには心底驚きますた。反動全く無いですねぇ。いや、ホントに凄いですよ。あんた立派なソルジャーだよ!素晴らしいっ!えーっと結局本作は「ダイ・ハード」をベースとした邦画の新境地を開拓しようとした結果何も開拓できてないし、進歩も出来なかったつー事ですね。けどこの映画観て俺が邦画に対する険悪感をより高めてくれた事に関しては新境地開拓とは言えるけど。
[ビデオ(字幕)] 1点(2004-07-11 15:28:04)(笑:2票) (良:1票)
4.  殺人の追憶 《ネタバレ》 
映画の冒頭にこの映画での事件は実際に起きたことで、尚且つ未解決事件で犯人は未だに捕まっていないと明かされる。ここで既に大まかな結末は分かってしまう訳なんだが、それでもこの事件の残虐性から俺は何とかして犯人を逮捕してほしいと痛烈に願ってしまう。手がかりが全く掴めず、焦りが募り無実の容疑者に暴力を振るってしまう主人公たちの心情が強く感じ取れ、キャスト陣の熱演にも頭が下がるばかり。キム・サンギョンは始めのほうは理論的に捜査を進める冷静沈着な刑事を演じていたが、やがて歯止めの利かない殺人で怒りに支配され、最終的に犯人に敗北し絶望感と無力感に襲われ最有力の容疑者を射殺寸前にまで混乱する変わりようは、もう本当に素晴らしい演技力だと思います。ソン・ガンホも短気ながらも執念で犯人を追跡する熱血感溢れる田舎刑事役も見事に演じれていた。何よりも映画全体を盛り上げていたのは岩代さんが作曲した音楽だと思います。登場人物が走り出すシーンでは観ている側の緊迫感をより強める感じで、冒頭とラストで使われた壮大な音楽は聴いていて泣けてくるほど切なく、観終わった後の余韻がとても不思議に感じました。この映画で1番重要ポイントのラスト。時が経ち、かつて自分が捜査した現場に戻ってきた主人公。彼は一体どんな思いで現場に戻ってきたのか。自分とは何もかもが正反対の刑事と出逢い、時に対立しながらも執念で共に犯人を追跡したこと。全身全霊をかけての捜査を進めながらも連続殺人を止められなかったことや、後輩が片足を失ったこと、列車に轢かれた容疑者など、様々な思いが彼にあったと思う。そこで少女の証言で、自分がかつての現場で思いを馳せていたように、犯人も同じく自分の犯行現場で思いを馳せていたことを知る。だが、肝心の犯人の顔は「普通の顔」とあっさり切り捨てられる。彼にはただ呆然とするしか術は無く映画は終わる。この終わり方がとても美しくもあり不気味でもありました。「シュリ」以降、韓国映画のレベルの高さは年々高まり本当に驚かされます。ここまで来たら「踊る大捜査線」なんかでワイワイ騒いでる近年の邦画など、もはや手の届く領域では無いかもしれない。
10点(2004-10-11 13:46:37)(良:3票)
5.  ダイ・ハード
コレを初めて観た時、当時まだ小6の頃だった俺は映画に対する知識もかなり乏しかったのでジョン・マクティアナン監督はおろか、ブルース・ウィリスも「アルマゲドン」に出てる程度しか知らなかった。そんな状態である日「日曜洋画劇場」で放送されていた本作を鑑賞。  すると2時間後・・・「うおおおおおおお!!!!」(暴走)ってな感じでエキサイトしている自分がいました(爆死)  アクションや緊張感が凄いのはもちろんの事、ブルースの愚痴をこぼしながらも自らと愛する妻の命を守り抜こうとするダメダメオヤジぶり、アランのクールかつ冷酷な悪役ぶり、パウエルやソーンバーグなどのサブキャラクターにしても、それぞれしっかりとした人物像を描いていた事も本作の成功の要因の1つだと思います。 本作を機に「ダイ・ハード」類似作品が凄まじいほど出回りましたが、いずれも設定は本作と同じでも内容では本作に勝る物はありません。 俺自身も本作との出逢いがキッカケで映画鑑賞の楽しさに気づき、今日に至るまで500本近い映画を観て、毎回のように新たな感動を得ています。  今となっては本作は俺にとって「人生を変えた最高の1本!」と言っても過言じゃないほどの物になってます。 最後に本作を作っていただいた方々に心から「ありがとう!」と言いたいし、本作を放送してくれたテレビ朝日にも感謝!!!   追記・・・2004年10月1日、俺が映画好き、吹替えにも興味を持たせてくれるキッカケになった野沢那智版ダイ・ハードを放送してくれた日テレにも感謝!最高の夜をありがとう。
10点(2004-06-25 17:00:15)(良:3票)
6.  シンドラーのリスト 《ネタバレ》 
今まで俺はスピルバーグ作品を本当にたくさん観てきた。時には「ジュラシック・パーク」や「インディ・ジョーンズ」などのシリーズでワクワクさせてくれて、「ジョーズ」や「プライベート・ライアン」では自然・戦争の恐怖を教えてくれた。この「シンドラーのリスト」は、これらでは後者のほうに当たるが、映画自体はそれまでのスピルバーグ作品の風習とは全く違っていた。ほぼ全編モノクロで当時の実写映像を見ているかのような感じでリアルさがより伝わってくる。この手法は大正解だったと思う。ユダヤ人虐殺を題材にした映画は、俺はこれまで「戦場のピアニスト」しか観た事は無かった。勿論あの映画も非常に良い仕上がりで衝撃も高かったんだがこの映画での衝撃はそれを超える。特に「赤いコートを着た少女」。モノクロの映像の中で1人カラーで逃げ回る彼女が後に死体焼却の場面で死体となって現れる姿を見て、普通の全編カラーで観る時よりも遥かにショックが高かった。あの所長のアーモン・ゲートだが、劇中で彼がやっている事は決して大袈裟な表現ではなく全て事実。暇つぶしとして気に障るユダヤ人を次々と撃ち殺すと言う信じられないような行為も平気で行う姿には、当時のユダヤ人の人権がどれだけ無視されてきたのかが痛烈に感じ取れた。俺も含めて誰もがシンドラーの行動は正義の行動と思われていたが、ラストで彼が「もっと多くの人を救えたはず」と叫び泣き崩れるシーンには、「自分のした事を決して偉いとは称えず、自分がもっと早く行動を起こしていれば更に多くの人が助かるはずだった」と自らを責める姿勢に心を揺さぶられ、俺自身も涙が出た。最後にシンドラーの墓を大勢の生存者が参拝するシーンを見て、このユダヤ人虐殺は何百年も前の事ではなく、本当に最近起きた出来事なんだと改めて感じた。この事件を風化させまいとノーギャラでこの映画を製作したスピルバーグの不屈の精神に敬意を表して10点を捧げます。
10点(2004-08-28 13:07:02)(良:3票)
7.  北京原人 Who are you?
いや、凄いわコレ。どこが凄いって全部凄い。
0点(2004-06-25 17:03:30)(笑:3票)
8.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
少しラストに言及します。ラストのパレードでベーコン演じるショーンが家族と居るのを見たとき、これがあの3人の本来の在るべき姿じゃないかと思いました。ロビンス演じるデイブも妻や息子は居るけど過去の暴行を受けた事件がトラウマになり、決して幸せな感じとは言えない。ペン演じるジミーも今回の事件で娘を失った。過去の事件と現代の事件で複雑になり、互いの心身のすれ違いで起きてしまったラストの悲劇。彼らの運命が少しでも変わっていたら、ラストに勘違いでジミーがデイブを殺すというこの悲劇にはならなかったかもしれないし、ジミーが(名前忘れたが)あの少年の親父を殺しておけば、この娘の殺人事件自体起こらなかったかも知れなかった。それらを全て集約して考えると「運命」というのはやはり残酷で、複雑な物だと感じさせてくれる。映画自体も過度な演出は少なく、比較的静かな雰囲気で物語が進み登場人物の心情に焦点を置いたカメラワークに音楽。それぞれの俳優の個性を引き出す演出も多く、イーストウッドならではの手法が全編に渡って冴え渡っていたと思います。最近何かと悪役が多かったベーコンも本作でまた新たな一面を見せてくれたような気がするし、オスカー受賞のペンもロビンスも観る側に感情移入しやすい迫真の演技で終始感嘆するばかりでした。最近娯楽映画ばかり観てきた俺にとってはこういう社会派ドラマは、あらゆる意味で深く考えさせてくれる物になったと思います。
8点(2004-07-22 20:43:27)(良:2票)
9.  トラフィック(2000)
この作品は丁度俺が映画を好きになり始めた頃に公開していた作品で、当時から今まで「長そうで難しそうだなぁ」と勝手に考えていてずっと敬遠していました。でも最近になって友人から勧められたので観てみようと思い観賞しました。まず思ってた以上に各エピソードの流れがわかりやすく、色分けされた映像も良い効果でした。個人的にはただ麻薬組織と取り締まる側の攻防よりも撲滅チームの責任者の娘がドラッグに溺れていく姿がとてもリアルに感じましたね。アメリカでは自分と同世代の高校3年生の25%がドラッグ経験があるという事実を知り、驚きを通り越して恐ろしさをも感じました。任務を全うするも組織に翻弄されて表情が変わっていくベニチオ・デル・トロの演技はとてつもなく秀逸で、夫と息子を救うために犯罪の裏ルートにに手を染めていく妻を演じきったキャサリン・ゼタ・ジョーンズも素晴らしかった。この映画での各エピソードの共通点は「麻薬」。麻薬自体は小さな存在ながらもそれを使用する人、商売に使う人、取り締まる人のそれぞれ本人は勿論、その周りの人も巻き込み人生を大きく狂わせてしまう強大な存在である事実をこの作品に再認識させられました。日本の高校生でもよく酒やタバコを常用する輩が多くいますが、その2つにこういった麻薬が加わってしまう時が来る可能性も十二分にあります。この作品を観てそういう時が来ないことを強く願うばかりです。
[DVD(吹替)] 9点(2007-02-19 14:21:11)(良:2票)
10.  ミニミニ大作戦(2003) 《ネタバレ》 
この映画を一言で表すと正に「痛快」と言う言葉がピッタリ当てはまりますね。確かに思い切りと言うほど印象に残るシーンが多い映画であるわけでもない。特別ストーリーに捻りがあるわけでもない。でも楽しめた。個人的な見解ですが、やはり登場人物1人1人にしっかりとした魅力と存在感があったからこそ、この映画は素直に楽しめる仕上がりになっていたと思います。マーク・ウォールバーグやシャーリーズ・セロンを始めとする「オー○ャンズ11」ばりの豪華なキャストが総出演していますが、「○ーシャンズ11」で感じた「この人は別に居なくても良かったんじゃねーか?」感が全くありませんでした。前半で早々に退場したドナルド・サザーランドも出番が少なかったもののベテランらしい演技力で好印象でした。アクションシーンもテンポが良く、とても気楽に観れました。本来なら7点が妥当だと思うけど久々に素直に楽しめる作品を観れたなと思ったので、1点おまけです。
8点(2005-02-02 18:49:30)(良:2票)
11.  レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ
初めて2枚組みのベストを聴いた時に凄まじい衝撃を受け、とても30年前のバンドとは思えないと感じたレッド・ツェッペリン。その彼らのライブが観れる記録映画ということで本作を鑑賞しました。1曲目から俺の大好きな曲「Rock And Roll」から幕を開け、リフがとてつもなく印象的な「Black Dog」。熱狂的なイントロの「Since I've been Loving You」。幻想的な演出の「No Quarter」。前奏だけでも十分神的存在な「The Song Remains The Same」。曲の透明感が堪らない「The Rain Song」。テンションの高い演奏が聴ける「Dazed and Confused」。俺がZEPの中で最も好きで永遠の名曲と呼ぶに相応しいロックバラード「Stairway to Heaven」。両曲ともに完成度の高い「Heartbreaker」に「Whole Lotta Love」。収録曲はどれも素晴らしく彼らのライブバンドとしてのレベルの高さを強く感じさせるものでしたね。ボーカルのロバート・プラントは1曲目の時点で声がかなりきつそうで心配でしたが、ライブが進むにつれて声に表現力やパワーが加わっていき、彼のボーカルの資質を再認識しました。ジョンジーのしっかりと曲を支える力強いベースにボンゾの強力なドラム(特に彼のドラムソロはマジでヤバいです)。そして最強ギタリスト、ジミー・ペイジ。CDを聴いた時からずっと思ってましたがどうしたらこんなリフや演奏法が思いつくのか、彼の創造性と演奏力の高さには脱帽です。バイオリンの弦を使ってギターを弾き、12弦ギターの扱いも見事。このようなバンド4人全員が1つになれば劇中であったように観る者を強く引き寄せる最強のハードロックバンドになると実際に自分の目ではっきりと確認できました。個人的には既に何人か他の方も書かれてますが「Immigrant Song」「Communication Breakdown」この頃はまだ発売してませんが「Achilles Last Stand」も演ってほしかったなぁと(笑)途中、いくつか貴重なドキュメンタリー映像やメンバーの演技が見れたりするのでその点も良かったと思います。画像は悪くて既に「LED ZEPPELIN DVD」も発売していて希少価値は薄れていますが、ツェッペリンが好きな人なら観て損はない1作だと思います。あと、余談ですが俺と同じ世代にもっとツェッペリンを知ってほしいなぁと思いますね。俺の通ってる高校でツェッペリン聴いたことあるのは少なくとも俺と友人のNぐらいしかいないので・・・(苦笑)
[DVD(字幕)] 8点(2006-03-15 16:24:48)(良:2票)
12.  デビルマン
公開当初から今まで見たことが無いほど凄まじい勢いで叩かれまくっていて、どれほどの酷さなのか自らの目で確認してみたくて観てみました。んで観終わった後は、しばし(゜Д゜)ポカーンな感じでした。前半はもうこれ以上ないほど最悪の極みで何が言いたいのかさっぱり分からず、観てるのも苦痛なほど。一応大まかなストーリーは頭に入れておいたものの全く理解できない映像の羅列が多く、「もう何が何だか」状態でしたね。終盤になってようやくこの映画のテーマが見えてきた気がしたんだけれども、いかんぜん序盤からず~っと延々と続いていた俳優の演技のあまりの大根ぶり(特に主演2人)が嫌でも目立ってしまい説得力が全く感じられない。普段なら演技の下手さも見ている内に慣れるものだと思うんだけど、この映画の場合は激しい違和感が終始続いて慣れることが出来なかった。一応彼らはオーディション通ったんですよね?>スタッフの皆さん。この映画の売りの1つであるはずのCGもプレステ並かそれ以下というほど平凡な出来。無駄に多すぎる意味のないカメオ出演にも苛立つばかり(特にボブ・サップ、お前は何しに出てきたんだ!?)。過剰すぎるほどの暴力描写にグロ描写もただただひたすら不快なだけ。観終わってからしばらくたった今考えてみたら、こんな映画にレンタル代300円も払って115分不快な思いをして無駄に過ごした自分が少し惨めに思えてきました。先日亡くなった那須監督には申し訳なく思いますが、いくらなんでもこの出来でこの点数以外は考えられないので0点です。これからこの映画を観ようと思ってる方は文化祭の学芸会観ると思ってみたほうが幾分かマジかと。でないと115分間違いなく持ちません。 
[DVD(字幕)] 0点(2005-04-24 21:24:34)(笑:1票) (良:1票)
13.  トランスポーター2
前作と同じくとにかく理屈抜きに楽しめる娯楽アクションですね。キレのある格闘シーンや疾走感溢れるカーアクションもクオリティーはそのまま(良い意味で)。前作もそうでしたが今回も有り得ないアクション多かったですね(笑)墜落した飛行機であんなにピンピンしてるのもそうでしたが、特に車の下に取り付けられた爆弾をフックに引っ掛けて取り外すシーンなんか有り得なさすぎて爆笑ものでしたよ。今回もかなり楽しめた作品でしたが、個人的にはあの女殺し屋との最後の戦いがかなりあっさりしてたので、ちょっと残念でした。それでも十二分に楽しめたので友達と観る作品としてはピッタリの作品だと思います。
[DVD(吹替)] 8点(2007-03-18 19:44:26)(良:2票)
14.  コマンドー
この映画を一言で表すと、ドッカーン!バッコーン!オラオラ!ムキムキ!ババババババババババババババババババババババババ(銃声)以上。
7点(2004-06-25 17:31:21)(笑:2票)
15.  ブルース・ブラザース
正直言って今までこの「ブルース・ブラザーズ」は、ストーリーにしてもキャスト・スタッフについてもよく知らず「USJにある」と言う事ぐらいしか知りませんでした(←映画ファン失格)そもそも俺は「ムーラン・ルージュ」や「シカゴ」を観て「自分にはミュージカル系の映画は合わない」と言う固定概念を持ってしまい、本作にしてもずっと敬遠してきました。けれども多くのレビュヤー様方の高評価により、一度観てみようと気が起こり鑑賞に至りました。  冒頭から予想以上のノリの良さに俺は一瞬で酔いしれ、上機嫌状態のままで最後まで鑑賞しました。 有り得ないぐらい車を豪快にぶっ壊しまくるカーチェイスに加え、理由もなしに2人を襲いまくるストーカー女(まあ実際理由は終盤で明かされるんだけど)。興奮と笑いが見事に咬み合い、俺の心を熱くしてくれました。 んで、肝心のミュージカルの方なんですが俺は洋楽についてはかなり疎い方なんで、本作で流れた曲についても全て「ノリが良くて楽しめる曲」程度の感想しか思い浮かびません(爆死) えー、そもそも本作がこんなにも高評価を得ることが出来たのは主演の2人の力が非常に大きかったからでしょう。何が起きてもひたすらクールでノル時はしっかりとノル。 この2人の喜怒哀楽が見えそうで見えないような姿に虜になった人もきっと多いでしょう。(現に俺もその1人)このサイコーなコンビの掛け合いをもっと何度も見たかったんですが、ジョン・ペルーシが亡くなっていたと知り、残念に思います。 
10点(2004-06-25 19:40:41)(良:2票)
16.  宇宙戦争(2005)
オリジナル版は既に鑑賞済みでどういう結末かは分かっていました。俺がこのリメイク版を鑑賞前に期待したのはスピルバーグがどこまでオリジナルを現代風に昇華させることが出来たかと言うことです。まず前半は正にパニック映画の最高峰と言うぐらい迫力があり、圧倒されました。街が果てしなく破壊され、その中を一気に逃げる主人公たち。オリジナル版よりも強く引き込まれました。後半は前半には及ばないものの登場人物の心情の描写を中心に物語が展開され、オリジナルでもあったシーンがチラホラ。全体的にスピルバーグらしくテンポ良い形で良かったと思います。マイナス点を挙げるとすればちょっとグロ描写を取り入れすぎたと言うことですね(食事中に観るんじゃなかった)。本作でのトムはいつもの強くひたすらかっこいいトムとは違い、宇宙人から必死で逃げまくるといった今までにないような姿が殆どだったものの家族を命がけで守ろうとする姿にはやはり従来のトムも垣間見えた気もします。ちょっと都合の良すぎる点も多くありますが、オリジナルに新たな要素や迫力を多く加えた本作はなかなかなものだと思うので7点です。
[DVD(吹替)] 7点(2005-12-27 22:19:13)(良:2票)
17.  プレデター2
どうせならメル・ギブソンも入れて、いっその事「リーサル・ウェポンVSプレデター」にするってのはどうよ?
5点(2004-07-27 14:24:46)(笑:2票)
18.  コールド マウンテン
公開時にR指定が設けられていたから、あれだけグロ描写が激しかったのにR指定が無かった「ブラザーフッド」以上にドッカンバリバリグチャグチャな映像が流れるのかと観る前まで思ってたんですが、正直グロさは遥かに予想以下。どこにR指定の要素が含まれてんのかと(略) R指定に関する経緯はもうそこまでにして、映画自体のコメントをするとまず壮大で美しい自然描写が強く印象に残り圧巻でした。回想シーンと現在のシーンを巧みに絡ませ、物語の展開を分かりやすく提示した手法も良かったと思います。キャスト面では、もうレニー・ゼルウィガーが二コールを完全に喰ってましたね(笑)あれだけ圧倒的な存在感や印象が強ければ、オスカー受賞も当然かと。それなりに良い要素はたくさん揃えている本作ですが、マイナス面もそこそこ見られました。まずジュード・ロウ演じる主人公があまり脱走兵に見えなかったこと。主人公を追う備兵の描写も掘り下げが甘く、本当に逃げてるのかと思ってしまうほどでした。それと本格的なアクション(戦闘シーン)が冒頭以外に印象に残るシーンが殆ど無かった。2時間半を超える長い映画だから、もう少し見せ場を増やしても良かったと思います。それでもドラマ部分の盛り上げ方や遠距離で長い間、互いに思い続ける恋人同士の愛情の描き方などはアンソニー・ミンゲラ監督らしい見事な手腕でした。最後に1つ、何でこの映画R指定な(略)                                                                                                              
7点(2004-11-10 19:21:03)(笑:2票)
19.  ゴジラ FINAL WARS
俺は小学校2年ぐらいの時、ゴジラ1作目を観て衝撃を受けて以来当時は親とレンタル店へ行くたびにゴジラ映画のビデオも借りてくれるように頼んでいたほどゴジラ映画が大好きでした。中学生になってからは洋画などいろんな映画を観るようになりゴジラへの関心も薄れていきましたが、本作が公開される時にゴジラシリーズの最終作と名が打たれたのに久々にゴジラへの関心が沸き、楽しみにしていましたが予告編を観た瞬間、唖然としました。あからさまなCGが目立ち何か戦隊もののようなシーンも見られて観る気が一気に失せてしまい、レンタル開始しても借りる気も起こりませんでした。でも、去年の年末に地上波初放送とのことで「一応最後の作品なんだから観ておこう」と思い観てみました。そして観終わった後、愕然としました。これまで輝かしいほどの魅力を放ち、世界にも誇れるあのゴジラがこんな形で幕を下ろしていいのかと。予告編で感じた嫌な予感が次々と的中し、マジで落ち込みました。適当に書いたとしか思えない脚本に質の低いCGの多用。訳の分からない戦隊もののようなアクションも明らかに不必要(←これを削っただけでもまだ十分にマシな映画になったはず)。CGを多用せずに生の迫力を重視し続けた従来のゴジラ作品の基本構造を完全に忘れているような怪獣のアクションシーンにも苛立ちしか頭にありませんでした。一応多くの怪獣が久々に見れたので、それに免じて1点にしておきます。本来ならお遊び映画だと何とか区別して観れますが、初期のゴジラから強い思い入れのある俺にとってはシリーズがこんな形で終わってしまうのは納得できません。。東宝さん、デストロイア~2000ミレニアムの時みたいにまたゴジラを復活させて下さい。お願いします(泣)
[地上波(字幕)] 1点(2006-01-04 18:23:54)(良:2票)
20.  スターシップ・トゥルーパーズ
例えばクラスのイヤな奴が「なぁなぁ、今度彼女と一緒に映画借りて観たいんやけど何かお勧めの映画無い?」とか聞かれたら俺は迷い無く「『スターシップ・トゥルーパーズ』!絶対観たほうがええで!」と言ってやる(←最悪最低)
8点(2004-06-25 17:19:56)(笑:1票) (良:1票)

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