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プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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1.  1941 《ネタバレ》 
劇場で見た悪夢の映画でした。ジョーズの監督との宣伝もあり最高に期待した誇大妄想は、映画のように壊され二度と見ることはないと思ってました。ところが最近またスピルバーグにはまり、マイノリテイレポートにたどり着き寒い暗いSFに疲れ、逃げ道にオースティンパワーズゴールドメンバーを求め、やはり寒いコメディに怒りを感じました。ようやく1941を思い出し、久しぶりに見たのです。CGじゃなく体当たりで金かけた遊園地や兵器を壊す快感!バックトゥザフューチャーが私は好きだったはずと思い出した。ゼメキス映画に金かけてスピルバーグが撮ってる。最近の戦争映画やコメディの馬鹿らしい作り物に飽きた私に、作り物を壊す快感とギャグを思い出させてくれた。 ブルースブラザースのどちらかもわかりませんが、空軍パイロットのデブの方。志村けんを思わせる投げやりで傲慢な面白さ。ハリウッドのネオン看板が(USO)潜水艦に捕らえられるアメリカ人のラジオのでかさに大笑い。そのラジオは入り口に入らず、解体される。ホリー・ウッドという名をハリウッドと聞き違え、三船はハリウッド奇襲を決意。男の羅針盤はグリコのおまけで、(ひとつぶで300m)なんて日本ギャグを入れるあたりがにくい! この世界、理解するには時間ときっかけが必要か。 (日本人は短足だから竹馬に乗ってるか調べろ)もう最高! 開いた口がふさがらず大満足で、遊園地で遊んだ気分。 (悪魔のいけにえ)にせまるばからしさと思う。 10点満点と言いたいところだが、ラストの白いおうちギャグには 笑えず、こちらも(それブラックすぎ)と固まった。 あれさえなけりゃあね。恐竜が町を破壊するわけでもなく、感動するわけでもない。でも一生懸命さがある。かっこつけたCGだらけの寒いSFXコメディより、なんか迫力と熱いものを感じた。観覧車に乗っていためがねの腹話術師、見たことあるんだけどなあ・・(抱きしめたい)に出てたオタクに似てたような・・
9点(2004-03-18 09:14:05)(良:3票)
2.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 
 一番気に入っているのが第2の犠牲者のシーンの映像美。  署長中心にカメラは回りますがどの角度からでも少年のゴムボートが確認できます。  大きい男で海の向こうが見えなくて見ようとする、話しかける女性に愛想をしながら海を見る。   やるせない表情で沖を見る署長の時間が過ぎ行くのが前を行く人の脚でわかります。 惨殺される瞬間の映像はグロくも残酷でもなく怖いほどの映像美です。  久しぶりに見て気づいたこと。  船の羅針盤?には、「ロレンス」  サメ違いの捕獲サメの腹の中から「007」のナンバープレート。   あと、ロバート・ショウが食われる前の夜に流れ星をふたつ発見しましたが・・    特にR・ドレイファスの酔った表情がいいです。  コメディとしても優秀、署長がサメに急接近しておびえているのに、  学者は必死で写真を撮るのです(大きさを測りたい)って!  タルがひとつづつ持っていかれるアイディアはなかなかで、  その後のセリフが「船が小さい」これはもう完璧ですね。  3人が酔いつぶれ酒盛りするシーンもいいです。  漁師と学者が傷の比べあい自慢をしもりあがるも、  おとなしい署長は加われず傷を探す(盲腸の)これはいいです~  漁師の過去の話で広島が出てきますがこんなに前から日本ネタだったんです。    軍の秘密でSOSができない・・そのセリフはその後無線をぶっ壊す行動に。  そして救命胴衣や酸素ボンベネタ、登場人物にその後を語らせる手法です。    終わりはタルに(本当に小道具の使い方がうまい)つかまり泳いでゆくふたり・・    血を見て別のサメが追いかけてきたらどうするんだ?と思いませんか??  スカッとした「地獄に落ちろ化け物」のあとでこのなごやかな意味深なシーン、  これは完璧な映画ですから見飽きたからといって10点以下はありえません。  ジョン・ウィリアムスの単調でいてサメ登場の恐怖を盛り上げる音楽、  これもすばらしいです。  この仕掛けにはトリックがあり、パブロフの犬と化した観客はスコアが流れるとサメと思い込む。  流れたあとにサメが登場しないシーンもあるのです。  逆に流れないから現れないというお約束を作りながら、  急に現れたシーンもありまして(署長がエサをまく後ろ)この後なぜか笑えます。   
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-10 11:40:13)(良:3票)
3.  白鯨 《ネタバレ》 
古い映画ですが、これもまた掘り出し物でした。  退屈で固いんじゃないかと思っていただけに、予想を裏切る面白さでした。  笑えるところもきちんとあるし、見せ所のパニックアクションは、ジョーズをしのぐと・・  ジョーズは何度も見ていて評価をまだつけていないので、もう少しお待ちくださいね。  そのジョーズに匹敵する、いや時代からしたらしのぐんじゃないかと思いました。  まじめな文芸作品、でも単純でそして深いドラマです。  ただ単に仕返しの鯨退治じゃあないのです。  私はこの船長はもしかしたら白鯨、そして白鯨もまた船長と思います。  同じ敵同士でその時を待っていたかのように・・  この映画もまた他の洋画の例にもれず、キリスト教の教えがあります。  単純なストーリーですが深い深いものがあります。  途中に出てくる船員の言葉、「鯨を捕って油を売るのは人様のためになり神も喜ぶ」  「けれども復讐のために鯨を殺すのは神にそむく行為だ」こんなような言葉・・  うまいこと言ったものだと納得しました。  あの白鯨は守り神なのかもしれないし、殺された鯨の怨念かもしれない。  船長の言葉も「この船では私が神だ」のような言葉を言いますが、  あの驕りは前者の言葉とリンクしているような・・  最初に主人公が出会う預言者の言葉が怖いです。  ひとりを残してみんな死ぬ、船長は手招きして呼ぶ・・そんな風な言葉。  見終わるともう一度すぐ見たくなる。  すべて登場人物から言葉からつながっています。  あまり古い役者は知らないのですが、教会の牧師がオーソン・ウェルズだった。     とにかく暴れまくる白鯨のすごい迫力に圧倒されます。  たまに海が船と色があってなくて合成技術の甘さは感じるものの、  それでもこれだけの無駄のない面白い作品が作れるんですね。  今の映画のアラは気になりますが古い良質の映画のアラは気にならない。  ラストのあるモノが浮かび上がりたったひとり生き残った人物は・・  そのあるモノにも深い意味があるんですよ。  後味は普通悪いものなんですが救われました。  私はどの人間になれるのだろうかと少し怖かった。  ある意味宗教がかっていて、ホラー感覚も味わえます。  小説で読んだ人にも映像が迫力あるのでおすすめ!  
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-20 04:38:07)(良:3票)
4.  未知との遭遇
昔見た覚えはありますが、子供だったのでよくわからず、今になってDVDを購入し、近所のシアタールームで見てきました。10畳間くらいの部屋に、壁一面がプロジェクタースクリーンで、最大音量で堪能しました。何か忘れたものを思い出しました。映画が好きで、元はスピルバーグモノを映画館で楽しんでた子供だったのに、大人になりその頃を否定するかのように、難解なサスペンスや感動作を選ぶようになり、劇場には行かなくなった。 映画が身近になりすぎて、娯楽でなくなりテレビを見る暇つぶしみたいになったのです。今頃私はスピルバーグ映画を見ていた、子供の頃の作品を集めている。しかし、再生してみてやめた。ふと、今年で閉鎖するシアタールームを思い出し、鑑賞してきたところです。あれは(小画面)鑑賞ではなく、観察だ・・まるで、ニューシネマパラダイスのラストのように、閉鎖する店の一室で鑑賞しました。視界に入りきらない画面を再現するため、3mくらい間近で見上げながら・・うちで見たらたぶん良くて8点、でもこのでかさ音の重低音で10点満点。のめり込めましたから、ドレイファスの気持ちや筋がよくわかった。リアルです。ありえない話ですが、ありえるかもしれない。異常な行動を取る人たちや主人公も、すごく気持ちがわかり自分もそうすると思う。何故?何?それが知りたいこと。もしかしたらただそれだけなのかもしれない。それほどまでの好奇心を、UFOという対象で表現しているけど、これは体験したいというピュアな映画。CDで音楽を聴くか、コンサートに行くかみたいな・・古風な逸話で、かぐや姫を思い出しました。でもあれは、逸話ですがあの話はSFとしての解釈で有名です。
10点(2003-12-26 07:10:05)(良:3票)
5.  男たちの大和 YAMATO 《ネタバレ》 
後半の最大の見せ場(プライベートライアン顔負けの演出)  ここまで人間ドラマに力を入れ大和の全景をリアルに描写しておいて、  人が死んでゆく演出が軽すぎます。  最近のハリウッド映画に特に多いのですが、  名前を呼ばれないとわからないくらい死体の扱いが粗末。  カメラワークが早すぎるのです。  ハリウッド映画では最近の「アイランド」「キングダムオブヘブン」の戦闘シーンのような・・  人間ひとりが死ぬ場面を丁寧に撮れとは言わないけれど、  命の尊さが逆にあまり私には伝わってこなかった。  だから生き続ける人のほうが存在感があったことはまあいいことなんですが・・  この後半の最後の船出に向かう大和は圧巻で、  この映画の最大の見せ所だと私は思いました。  「鳥」のように囲まれサンドバックのように米軍戦闘機に攻撃を受ける大和。  これはすごくよくできているなぁと思いました。  それまでの人間ドラマからしてここから主役は大和から人間だ。  ひとりひとりきちんと最後まで描いてほしいと見ていました。  ・・なぜ早回しをするんだろう。なぜ必要以上にカメラを揺らせるんだろう。  誰が誰やらわからないじゃあないか(爆)  大事なところで感情移入ができないのに、  なんと回りは泣いている・・??  そしてさらに感情移入ができなかった理由があります。  若い役者の顔が見分けがつきにくい(苦笑)  現在のシーンと回顧シーンとが重なっているのですが、  コレだけよく似た役者を揃えると誰を主体に見たらいいのかわからない。  パンフを購入しあとで見たらよくわかるんですがやっぱり似てた・・   仲代達矢の若い頃の神尾君役松山ケンイチ がピンとこなくて、  結局は神尾君と西君と内田守が必要な役であり、  その他の配役に時間をさけばこの3人の焦点がぼやけてしまう。  もちろん上司は必要不可欠ですが・・  反町はどうだったんだろうか・・  渡哲也が出てきたあたりから面白くなってきたんだけど、  それまでが誰を主体にしているのかついてゆけませんでした。  私の評価としては、  後半の大和の最後の戦闘シーン(人間の描き方は悪い)  歴史をきちんと描けている。  天皇制や戦争の意味など今の時代に描けたこと。  こういったことが評価の好対照です。  
[映画館(字幕)] 6点(2005-12-23 14:33:06)(良:2票)
6.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 《ネタバレ》 
この映画では感動させるわざとらしい箇所がふたつあります。 ひとつがお約束の医者役ばかりのロビン・ウィリアムスが、 「君は悪くない!」とディモンに言うところ。 見ててもらい泣きしちゃったのです。わかってるんだけどね。 そして最後の方で、友達のベン・アフレックが言う、 「俺がお前を迎えに来たときまだここに居たら・・」みたいなくだり。 これ、あまりに青春してて恥ずかしくて、でも泣けてきました。 こんなこと言える友達がいるでしょうか? 自分にはこんな選択をされる過去がありません(天才じゃないし)が、 素直に(なんてこと言ってくれるんだベン)と、感動しました。 この作品は親友同士の脚本でアカデミー賞を取りました。 そのまま親友同士の、ベン・アフレックとマット・ディモン。 うらやましいものです。特にディモンは実生活でもすごい。 ケンブリッジだかイェールだか知らないけど。 いわゆる自叙伝ぽい映画ですね。 もちろん幼少のエピソードなどはフィクション。 エンディングも品がよく、ともすれば青臭い青春映画をきれいにまとめてる。  
8点(2005-02-25 07:05:58)(良:2票)
7.  デッドコースター 《ネタバレ》 
スピルバーグのカルト的人気作「激突!」を思い出した、  あのでかいでかい生き物のような(運転手は見えない)トラックがうねりながら追いかけてくる。  あの恐怖な快感映像が蘇ります(爆)  このシーンだけでもおなかいっぱい。  じゃあ「コンボイ」でも観れば?ということでもありません(いずれ観ますが)  数ではありません。  生き物のようなトラックからの連鎖事故がスリリング。  この迫力は前回の航空機墜落事故を大きく上回る。  ・・あれはエアポート・シリーズ全部見てたからあまり・・  ちょっと車で渋滞に遇うのが怖くなりそうですよ。  大きい画面で観たかったなぁ・・     順番が前のは航空機の席順で飛び越えたという密室型=離陸した人等の順番から、  今回は最初の道路事故から派手で開放感があるから面白い。  続編の方が手が込んでていいと思ったのはこれくらい。  まあそれも前回の生き残りの女性もチームに入った、  今回の生き残りは前回の180便事故から因縁のように繋がっているおかげ。  前回の生き残りを絡めた「SAW2」の成功を思い出しました。  やはりただホラーのように衝動的に死神が殺しに来るというのは意味不明。  こちらの続編のほうが多少ややこしくてもサスペンス的に面白い。  警官や妊婦を出したことで大人も観られる作品に。  今回は特に主役の女の子がかわいかった。  サスペンスや家族愛まで入れたおかげでステレオタイプになり、  どこかで観たような感じになったのは仕方がないとしても、  やはりあのB級ラストは3を作る予定オオアリのシーン。  今年上映される予定なので映画館で観る楽しみが出来ました。  えぐさやひつこさは観る人の感性にもよりますが、  私は気持ち悪かったのが1のほうでこちらは大丈夫でした。  後半なんかもろコメデイだったから全然大丈夫でした。  しかしこのシリーズの作品って最初の迫力予知夢シーンだけが、  たぶんあとあとまで記憶に残る映画なんだと思います。  そこからが単なるホラー娯楽になっちゃってる気がする。  あの冒頭の素晴らしい演出力があれば、  感動ホラーとして違う映画ができると思うのになぁ・・  それをやらずにあくまでも死ぬ順番にこだわり、  怖がらせるよりも笑わせるくらいとっかえひっかえ楽しませる。  だから人気が続くのかもしれませんね。   
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-28 15:00:44)(良:2票)
8.  ブラジルから来た少年 《ネタバレ》 
まず脚本(原作)がおもしろいんです。  そして今見直すと俳優が豪華です。  アウシュビッツにいた博士を頭にナチの残党がある計画を実行してゆく。  世界各国にいる65歳になる普通の男を94人殺害する・・  G・ペック扮する博士以外はそれがなんなのかは知らされず。  なぜ65歳の男がなぜ94人なのか??  普通ナチの残党とか言ったらそりゃあユダヤ人だろうと思いますが、  あまり関係ないのです。  人種を超えてある計画を実行するためにその選ばれた94人を殺害しなければならない。    未見の方で(未読の方で)ここまででわかった人はかなり戦争通ですね!  映画が進んでゆくにつれホラーよりも怖い話にびっくりします。  そしてニヤニヤするかも・・よくできていますよ。  この博士を追い詰める役がローレンス・オリヴィエ。  彼はユダヤ人の役ですが・・こちらはかなり関係あります。  なかなか深いものがありますね・・  エンディングにいたるまで完成度の高い作品ですが、  娯楽に頼らず原作に忠実に製作された(未読ですが)ようで、  知る人ぞ知る作品になってしまいましたが、  SF&サスペンス好きならぜひ観てほしいです。  今リメイクしても十分そのメッセージは伝わると思います。  上映されるヒットラーの映画と合わせて見るのも面白いかも・・  ヒットラー映画はR・カーライル主演のを前に見てるのでもういいです。  でも本質はこちらのほうが怖くて残ると思いますよ。  もしかしたら優秀な戦争映画よりずっと・・  早速DVDを注文しました。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-20 12:28:01)(良:2票)
9.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 《ネタバレ》 
実はディカプリオが苦手で彼の出演作品はこれが初めてで、タイタニックも途中で見るのをやめたくらいです。見終わってもやはり苦手でした~ファンのみなさんごめんなさい。好みの問題なので良い演技をしたことは感心してます。これはスピルバーグ初のサスペンスコメディで実話ということで見たわけですが、トム・ハンクスがケビン・スペイシーに見えました・・ 実に良いです!あと、クリストファー・ウォーケンの柔らかくうさんくさい渋さ。終わったあとなにかしっくり来ない物足りなさは、たぶんこの作品が正攻法で今では古い見せ方なのでしょう。 でも真面目に集中して見ていたわけではないのに、ほとんど要所のセリフや展開を覚えてるんです。特に、トム・ハンクスが電話で(かける相手がいないんだろう)このシーンはこのコメディの本質を表しています。笑えるほどに孤独な詐欺師。撮り方としては、相変わらず光の使い方がうまい。キッチンで母親と息子が会話するシーンでよくわかりますが、E.T.や未知との遭遇を思い出します。映像の人なんですね。 脚本や展開につじつまあわせが見られるのも、やっぱり変わらずなんか妙なところで安心。ジョン・ウイリアムスも専属になってしまいましたが、いらないところで音楽鳴らさなくてもと。SFならいいですが・・私だけかもしれないけど、スピルバーグに近いのはフランク・ダラポンと思う。広がる映像美や音楽に泣かせる展開・・映画館で味わう映画。ダラポンはキングという脚本に恵まれましたが・・
7点(2004-01-20 04:40:42)(良:2票)
10.  市民ケーン 《ネタバレ》 
新聞記者から大富豪となったケーンという人物の生涯を、 最初ドーンと映画の中で映画を見せてくれます。記事にするために。 ところが決め手がない。これではただ生涯を追うだけだ。 最後に残した言葉、「薔薇のつぼみ」これが気にかかる。 で、その言葉の謎をケーンと生前にかかわった人に聞くことで、 本当の映画が動き出すのです。 ホラーが始まるような冒頭から映画の中の映画の紹介。 さかのぼりながら現在までをうまくリンクさせていく、 「羅生門」のようでもあるしサスペンス仕立てで飽きません。 最初の方の雪の中で遊ぶケーン少年が窓の向こうで見える。 それを奥に映し手前で養子(といえば聞こえはいいが)の話をする。 最初の記事にするための映画をうまく使い過去の映画の中に戻るんです。  大きな富を得たケーンが死ぬ間際に握っていたスノードーム。 でもなぜそれが「薔薇のつぼみ??」スノードームは幼いころの雪。 この人は愛情に飢えていることのトラウマで思い出している。 言おうとしてることはスノードームもパズルも同じ、でも違うんですよ。 わかったつもりで見ていたのに急に出てきたのであわてて巻き戻す。 昔の映画はエンディングとオープニングがつながっている。 咲くことのないつぼみ。 けど「薔薇のつぼみ」は女性と思うよね・・ 謎解きの映画のようで真実はそこに転がってるもの。 邦題!市民ケーン・・ 市民、スノードームの中のおうち、市民、咲かないつぼみ・・ 本当は大富豪になって名声を得たかったんじゃなくて、 ただイチ市民の雪の中に舞うおうちの家族のひとりとして、 この人は暮らしたかったんじゃないか・・ 洋画の邦題はセンスが悪いのですが、この映画はそのまま見事な答えです。 それを思うと謎解きに一生懸命になってたのを忘れ感動します。 あと別なところで感動したのが、旧友の送ってきた手紙。 これを見てさらにケーンは意地を張るのです。 これも両方の気持ちがよくわかります。 そしてケーンの最後の妻は、実はケーンにそっくりだということ。 夢が叶わないなら叶わせよう、大衆が認めなくても認めだすかもしれない。 旧友の手紙は自分を見透かされるから、 妻を本物の歌手と世間に認めさせるまで続くのです。 それでも薔薇は開かない。お金や夢や言葉でも開かなかったのです。 それが雪の舞う中に埋もれていたのだから・・   
[DVD(字幕)] 9点(2005-04-03 00:51:06)(良:2票)
11.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 
アカデミーのノミネート常連アル・パチーノが、やっと手にしたオスカー像。 私は摩天楼のほうが、作品的には好きなんですが、 でも賞となるとやはりこちらでしょうか。 初オスカーということもあり満点をつけます!  ほんとにほんとは・・「ゴッドファーザー」シリーズであげてほしかった。 たぶん運がなかったのでしょう。 そしてこの作品で贈らないといつって感じで。  日本語の副題に「夢の香り」とありますが、それが気になって・・ 「フォレストガンプ 一期一会」などはそのまま出会いと別れの感動として、 「グットウィルハンティング 旅立ち」これもそのまま受け取れますね。 副題で非常にわかりやすいと見ていたのですが・・ さて、「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」これはどうだろうか。 私は意外だと思ってしまった。題を知らずに夜中に見てたので。 盲目の元軍人が人生を自分を取り戻す感動のストーリーだと。 ラスト近くでは見事なスピーチまで披露します。 ところがあとで気づいた「夢の香り」・・ そうか!これは年をとっても女性を愛することを忘れない男の物語なのか・・ ということで、意外に思ったわけでした。  中半がグットウィルハンティングのような展開になるので、 パチーノが自分を取り戻そうとしてるそのあまりに激しい演技につられ、 わけのわからないのに泣いてしまいました。 そのうえに、盲人が道に飛び出すわ車を運転するわで、 とにかく勢いにつられ感動させられてしまった・・ すごい役者ですね。濃い演技はあまり好きじゃないんですが、 パチーノの場合は素からそんな感じに見えて、わざとらしく感じない。 ・・きっと普通でも熱いのではないかと思うくらい。 とにかく若いころから目が違ってた。取り付かれたような目。 盲人役は本当にぴったりでした。見ていて本当に盲人に見えるのです。 瞬きしないで黒目も動かさずに・・ 同情、共感、でもうっとうしいがんこ者。 見ていて暑苦しい、でも真剣で哀しい。なぜそこまですると。 それがわかったとき、一人の男として人間として存在していた。  こういう演技をされると、同情というある意味の差別意識が恥ずかしいです。 ふたつの目が見えるうちにこの作品を見られることをオススメします。 また落ち込んだときには、勇気ももらえますよ。  
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-03 01:49:37)(良:2票)
12.  時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 
後々に影響を与えた問題作ですが、みんな超えていません。知らない間に慣れ、一緒に笑ってさえいる暴力シーン・・あまりに毒が強すぎて、おしゃれと勘違いして、映像に酔ってしまう怖い自分。その主人公の立場が逆転した後半から、なんて趣味の悪い映画だろうと気づくけどもう遅い。いつの間にか被害者の立場で見ている。これを、エゴと呼ぶべきか。ラストで本能は失せてなかった主人公に、なぜか安心してしまう。(ファイト・クラブ)のパンフレットの解説にもあるように、この作品をかなり意識されて作られたそう。ラストは、意味は同じじゃないでしょうか?かなり向こうでは評判悪く、日本でのヒットが意外なほどでした。つまり、このての映画は、嫌悪感を感じられる。私は、フィンチャー監督は、キューブリック監督を尊敬してると思う。時計じかけは、斬新で悪趣味で鋭いけど、実はチャップリン映画の皮肉の要素がいかされてると思います。
8点(2003-12-07 13:22:30)(良:2票)
13.  ダークシティ 《ネタバレ》 
 どこかで見たような映画なのですがうまいことできてる(笑)  まず冒頭のストリーテラーから「宇宙戦争」に代表とされる語りだし。  この手法は旧約聖書とかの史劇モノで必ず使われます。  主人公は記憶喪失でバスタブから脱出するシーンは「SAW」。  連続殺人事件の犯人は誰?  徐々に記憶を取り戻すかのような主人公と異星から侵略しにきたかのような連中。  ここは地球のとある古い時代の街で宇宙から地球人をさらいに来たか、  それともここはニセの街で宇宙人がそこに地球人を飼育実験にしているのか?  街の外はどうなっているのか?  夜中の12時に針が重なると街中が止まるのはなぜ?  記憶の入れ刷みをされたのは誰??  面白い・・  こういったテンポの速い難解SFって好きなんですよ。  しかも絵が暗いから「レディ・キラーズ」のようなブラック・ファンタジーみたい。  運河の向こうにある夢の島にはどうして行けないのか?  閉鎖感いっぱいの演出は前に観てうろ覚えの「トゥールーマン・ショー」みたい。  あの作られた世界は外はああだったんですがこれは見事。  超難解だった「惑星ソラリス」のラストの答えがここにあると思いました。  そして「CUBE」とそっくりな演出もあります。  CUBEで一番好きな高さがわかる怖さ部屋が動く怖さがここに・・  というと・・まるで娯楽SFのおいしいとこどりごった煮なのですが、  これに「マトリックス」の世界を入れたような感じで、  よくまあ100分に詰め込んだものだと感心。  どうせアメコミのような作品だろうと期待はしていなかったのですが、  ラストまで飽きることもないし何しろ最初から飛んだSFと見ていたので面白い。  暗い画面や記憶を植えられた話や悪魔団体のような集団・・  苦手な方にはお勧めできませんが好きなら楽しめます。  主人公が中途半端にヘタレのくせに無敵なので、  これは感情移入はできかねるなぁと思うのだけれど、  どの登場人物が主役でも成立すると監督が特典で説明していました。  ああそうかそれはありうると感心。  博士に妻役に異星人のボスに刑事に・・誰の目で観ても見られます。  この作品の主役はこの世界らしいから(街ということで)  期待していなかったアメコミ格闘系SFと思っていたのに、  なかなか哲学的で暗いのに娯楽SFとなっています。  
[DVD(字幕)] 7点(2006-04-02 13:12:58)(笑:1票) (良:1票)
14.  セブン 《ネタバレ》 
 この「セブン」はまるでニュース映像のようにリアルで、 じめじめしてて客観的で気持ち悪い。 脚本もよくできていて、カレンダーをめくるように事件がおき、 映画でありながら小説を読むような自己参加型の作品。 観客に想像させ気持ち悪がらせようとする努力は、 最後の方で出てくるサブリミナント?映像でもよくわかる。  私はどこか「羊たちの沈黙」にも似ていると思うんです。 犯人がわかっている。(途中からですがいきなり出てくる) 出てきてからがもっと恐ろしいことを思い出せば、こちらの方が上。 後味の悪い映画を作るのが好きなのですね。 私は「二十日鼠と人間」みたいなあのどんでん返しの場面より、 ブラピの去るときの表情が「狼たちの午後」のパチーノのようで、 もっともっといや~な後味になりました。 (これと対極なのが、L.A.コンフィンデンシャルのラスト)  ちなみにまだ見ていない方(恐らく少ないでしょうが)のために。 この犯人役の俳優は、テロップに自分の名を出さないようにたのんだそう。 恐らく今までそんな役ばかりだったのですぐにわかると・・ そして、冒頭からいきなり出現する(手)は、犯人のものです。 古典的ですねぇ・・図書館のまばゆい照明の使い方も古典。 階段で出くわすブラピと新聞記者、この縦の映像もどこかで見たような・・ ヒッチコックやスピルバーグのホラーがかったサスペンス、 色は近未来SFの青黒い地下の色・・ それだけで終われば暗いだけなんですが、後半の抜けるような晴天、 上空からの映像に切り替わるところも素晴らしい。  最後にちょっと笑えるお話を・・・ アカデミー受賞おめでとう!モーガン・フリーマン、 あなたの怪しい目つきに私はこの作品で深読みして、 犯人!と思って見てしまった(ダーツのシーンが怖い)  そしてこの作品を私が見終えたのが早朝。 なーんと(宅配)が来る予定の朝だったのだ・・ 箱を開けるのが怖かったのを今でも覚えており、 トラウマになってこの映画をそれ以来観ていない・・  
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-03 01:43:00)(良:2票)
15.  トラフィック(2000) 《ネタバレ》 
な・・難解です。そしてわかりやすい。  この両極端な作品です。  きっかけは、アカデミー作品ということと、あのベネチオ・デルトロの助演男優賞。  そして、マイケル・ダグラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの競演。  この作品はドキュメンタリービデオみたいなつくりで、  まず最初はその手法にとまどいます。  しかし慣れてきます。その手法とは・・  メキシコ領に入ると(最初ここから始まる)セピアっぽい色で、  ベネチオ中心のお話です。  変わってマイケル・ダグラスこの人の場面では最初普通の色、  ところがその子供の場面に関連すると青い画面へ・・  子供の世界が青い画面で父親がドラッグにおぼれた娘を探しに行く。  その青い画面にダグラスが入ることで子供の居場所の近さがわかります。  メキシコも国境を越えるとセピアから普通の画面に戻る・・  そういえばと気づけば、この監督のデビュー作、だいぶ昔に見ました。  理解できずに忘れていました。「セックスと嘘とビデオテープ」  ジェームズ・スペーダーのファンで見たのですが・・  あと「カラーパープル」も変わっていました。  撮影手法が変わっていることと、ドキュメンタリー出身ということも面白い。   ベネチオ・デルトロ・・そんなにうまいとは思わなかったことと、  (ユージョアルサスペクツのほうがよいと・・)すごい太ってて予想してたのと違い、  ああでも古谷一行に激似だと再確認(もっとセクシーだと思うんだが・・)  ダグラスよりゼタジョーンズのほうが食っていた。  しかしこの作品、実にまじめでストレート、立派な社会派映画です。  が・・長すぎる。もちろん無駄もなくわかりやすく親切なのですが、  映画としての娯楽が色分けくらいしかない。  日本人がこの問題を映画として見るのは難しいものがあります。  私は途中から面倒になり、青い画面中心に考えて見ていました。  嫌いではないのですが、深すぎる問題ですね・・  最後にセピアのメキシコの場面で、この国の子供らにはドラッグの世界はなく、  ドラッグを輸出する(というか・・)国のほうはまともで、  買うアメリカ側の色は病んだ青のままなのかと想像してしまう。  この余韻が深いのです。  もう一度見たいとは思わないですが、残る作品ではあります。  
[DVD(字幕)] 5点(2005-05-20 05:08:52)(良:2票)
16.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 
マジ怖かった!あらすじを(かなり)聞いていたので、早送りしたシーンもあるが、それでも怖い。精神にくるホラー。生きてる人間が一番怖い。この映画では、全員生きてる人間で、死霊や悪魔は出てこない。超能力を持ついじめられ少女の復讐劇なのだが、ラストのインパクトある映像に思わずホラーとしてしまう。最初のシャワーシーンの初潮の血、ラストの生き残った級友の夢にでてきた手首のリアルさには、死霊のはらわたを見て以来久しぶりに、大声で叫んでいました。キャリー役のシシー・スペイセクのうまさに同情、共感し、冥福まで祈ったのに、あの最後まで化け物扱いはショックで減点。母親も怖かった。実はトラボルタ目当てで観たけど(頭悪そうな不良役)みんなキャリーの演技で飛んだ。キング原作、デパルマ監督という濃さですが、確かにデパルマは、うまい。けど満点じゃないのは、血のパーティの惨劇の分割映像。意見分かれますが、しらけました。ロープの撮りかたはいい。ぐるぐる回るスロー映像は、酔いそうになった。
8点(2003-12-07 12:43:54)(良:2票)
17.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
この作品は私がピンときたのが童話です。  グリム童話やイソップ童話・・  最初主役たちが子供ではなかったので違和感があったのですが、  後半に近づきそれがまともだとわかりました。  ファンタジーなら子供でいいんだけれど深い内容なんです。  大人が主役で影の本当の主役たちが年寄りたち。  大人が主役で子供のようにぎこちない恋愛や生活をするわけが解かれていく。  グリム童話に出てくるような少しホラーがかった演出。    恋愛ものが苦手な私もこの作品の恋愛はときめいた。  こういう恋愛モノが好きなんです(恥)  無愛想で無口な男の子と全盲のよく喋る女の子・・  話したいなら喋ればいいし黙りたいときは黙る。  愛してるとか好きだとかは言えないけど聞きたいなら言えばいいのか。  そんなことより大事なのは君が本当に困ったときに守ること。  だからここに居る・・みたいなセリフですよ。  しかもそのあとの展開がいい。  守れないホアキン・フェニックスのため(理由は伏せますね)  全盲のブライス・ダラス・ハワードが守るために森の中を走る!  ありえなくても映画だからOK(苦笑)  ここらの脚本は本当にいい。  走れメロス(爆)じゃないけれど。  でも一番よかったのはエイドリアン・ブロディです。     私はこの役はピアニスト役よりすごいなぁと感心。  だいたい二枚目俳優が(一応二枚目役が多いから)  汚れ役をやって違和感がないのは珍しい。  ブラピのときもすごいなぁと思ったのですがまた違う。  エイドリアン・ブロディを見直した。  あとシガーニー・ウィーヴァー・・  「エイリアン」のときよりきれいだし!  だんだん若くなってゆくように感じる・・  この作品ではイマイチ存在感がなかったのですが・・    エンディングのオチは説明しませんが、  とにかく終わったあとなんともいえない後味を感じました。  しょ~もないとは感じなかった。  謎を解くというのでもなく後々まで考えさせられた。  やはりこの監督の作品は宗教色が見えますね。  映画の中の作り物の話なのに、  なんかリアルな感覚で後味がよくはないのです。  哲学性が強いこともヒットしなかった原因かも・・  混沌とした後味のあと最初からまた観てください。  この村の哀しい存続の訳がさらによくわかります。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 15:12:35)(良:1票)
18.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
クリスマスにはぜひ見たい映画。どこかの局で放送するかもしれませんが、字幕がいいです。これは、アイディアの勝利ですね。見事な発想です。生まれてこなければよかった・・誰も一度くらいは愚痴をこぼしたことがあると思います。愚痴を通り越して、ホントに生まれてこなければ・・と、自分を責め、何も信じられなくなったとき、見てください。私はそんな時過去に勧められ、だまされた気ででも、すがりつくように見ました。 中盤は暗く重く重なりましたが、後半にその忍耐が嘘のように晴れました。泣いてください!的な映画ではありません。もちろんラストは確信犯ですが・・後半コミカルで嘘のような変な気持ちになります。そして、共感同情していた気持ちが、こっけいに見えてきます。生まれてなければ・・じゃあ見せてあげよう。私のお気に入りの、バック・トウ・ザ・フューチャーのある場面が出てきます。(あのSFも、僕が生まれてこなければが鍵でした) 考え方一つで生き方も変えられる。なんて楽しいクリスマス・・ 見たくなったら、泣きたいときで、この作品は心の浄化に使っています。
10点(2003-12-04 08:58:38)(良:1票)
19.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 
確か、こっちがインディシリーズの中では好評だった。次作より真面目。このシリーズの特にお気に入りは、旅行気分になれること。当時そのアイディアにはまり、移動するたびに、映画では地図に赤い線が続いてくのだけど、私もビデオカメラで真似してた。スピルバーグごっこってやつ。車の窓から身を乗り出し、後続車や過ぎ行く標識を上向きに撮ったり。インデイ真似としては、編集段階で、地図の上に透明の下敷きをおき、場面にあわせ赤い線を引いてくの。洞窟とかに入ると(観光名所)もう気分はインデイ!?このレイダースは、蛇がグジャグジャ出てくるのね。次作では、虫がワサワサだけど、どっちが・・と言えば究極の選択とすれば、蛇は嫌だ~!!アークが開いて出てきたモノが、ポルターガイストみたいなチャチなSFXだった。
6点(2003-12-07 13:28:50)(良:1票)
20.  張り込み(1987)
ドレイファスが好きなので甘めにしました。けど、それ以外に、 ドレイファスがエミリオ・エステペスと、なんとなくマリオブラザーズなお顔と いうことを発見したのと、(チャーリーとエミリオは似てない) ユージュアルサスペクツのころの、ガブリエル・バーン似の 犯人がなかなかよかったので。12モンキーズもだけど、薄い髪と合うマデリン・ストーも目がいってる。キメは、感動なし初期スピルバーグを思わせる、子供らしい笑いのセンスとコメデイなのに、B級っぽいドラマ風にまとめたジョン・バダム。なんと、サタディ・ナイト・フィーバーも作ってたんですね・・ 変に安心して見られました。続編も見る予定。
7点(2003-12-25 13:39:11)(良:1票)

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