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プロフィール
コメント数 126
性別 女性
自己紹介 どんなジャンルでも割と好きです。
あえて言えば、ホラーとコメディが大好きです。
自分にとって映画は娯楽で、
ホラーやコメディは切り替えスイッチです。


この人が作った/出ているなら面白い!と思う監督や俳優等は…。

スティーブン・キング
デヴィット・リンチ
メリル・ストリープ
三谷幸喜
中谷美紀

などなどです。


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評価順1
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1.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 
面白いです。 妹ジェーンは一世風靡した子役。姉ブランチは大人になってから才能をみとめられた人気女優。大人になって演技が大根と低評価であった妹は姉を車でひき逃げしてしまう。その事故で下半身不随になってしまった姉は表舞台を退き、妹と2人で隠居生活…。 ブランチの性格は健気で儚げ、純粋で清らか。一方ジェーンは自分勝手、無慈悲、妄執的、暴力的、破滅的…。ブランチは酒におぼれる妹にも懸命に接する。健気過ぎて、感情移入してしまいます。  しかし‥序盤から感じていた幾つかの違和感。だんだんと気になってきて、どんどん「どう考えてもそうなるんは不自然!」 と思ってくる。 その違和感とは、まずプロローグシーンで、子役として大活躍しており傲慢になっている妹に憎しみに似た感情を持っていたブランチの姿。悔しさを「絶対に忘れない…」と呟くブランチ。そこからどうしてあんな邪気のない大人になれるのか? 更に、あまりにも従順すぎるブランチの姿。愛鳥をチキンにされたり、ネズミの丸焼きを出されたり、相当壮絶な仕打ちを受けているのに、ただただ受け入れている。不自由な体とはいえ、彼女は妹を罵倒すらしない。なぜ? また、題名にたいする違和感。「何がジェーンに起こったか、でなくて何をジェーンがしたか、が正しい題名じゃないのか?」と。  しかし、これらの違和感達はあるべくしてある違和感で、土壇場できちんと謎解きしてくれます。  オチとしては意外ではないかもしれませんが、成程、とすっきりと解決します。   ラストでのジェーンの無邪気な表情や妄想と現実が入り混じったダンスは、いろんな意味で鳥肌ものです。   女という生き物の怖さ、浅はかさ、愚かさ、哀しさ、そして血の繋がりという危うい絆。この映画には詰め込まれています。 今となっては「姉妹に秘密事はできないわ・・」といったブランチが怖い。    この映画は、まさに、「何がジェーンに起こったか?」なのです。  
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-29 22:17:37)(良:3票)
2.  アマデウス ディレクターズカット
長い作品だったけどそれを感じさせない作品。サリエリは音楽の才能を授かる・神から寵愛を受ける為に純潔を守り、情熱を傾け、心血を注いだ。そうやって禁欲的な生活をしている。苦しさの代償に「音楽の才能」と「社会的地位」を得たと思っているのだ。だが彼の前に、天真爛漫で下品で煩悩だらけ、しかし才能に満ち溢れたモーツァルトが現れる。彼は何にも苦労せずサリエリの欲しい物をいとも簡単に手にし、神の寵愛を受けている。これはサリエリにとって「神の裏切り」であった。正直、サリエリはモーツァルトよりも世渡り、社会常識、物腰の柔らかさ、計算するという事等優れている点が多い。ただ音楽の才能と、その才能を疑わないというある種の才能以外において、である。サリエリはモーツァルトと出会ってしまった事で、”自分の才能を傲慢な程に信じる”という芸術家にとってとても大事なポイントを永遠に失うことになる。サリエリの苦しみをみて、凡人の自分も苦しみを感じた。 一方、モーツァルトも彼にとっては望まない道を進んだ。彼はアホだ。子供のような人で、楽しいことが大好きだ。彼はただ楽しく作曲して暮らしたかったのだと思う。でも社会ではただ楽しくなんて無理な話で、嫁も子もいれば養わなければならない。周りとうまく折り合いをつけ、時には取り入らなければならない。そうしなければ価値のわかる人間へ彼の曲を披露する機会自体が得られないからだ。彼は落ちぶれても自分の才能だけは信じていた。ただ、彼の才能が「正当に評価」されない事にとても苦しんだ。とても苦しんでいたが、やはりこの点が決定的にサリエリと違う。 私が一番ぐっときたのはやはりサリエリが鎮魂歌作曲を手伝う所。モーツァルトを死に至らしめるのにふさわしいレクイエムを彼自身に作らせるという残酷な計画を練る程憎いのに、なぜ自分から手伝うなんて言ったのか?きっと彼はモーツァルト・神の音楽に携わりたかったのだ。彼の音楽に触れ、純粋にサリエリは幸せだったはず。嫁が帰るように言っても、「彼が手伝えと言っている」と帰ろうとしなかった。サリエリは二度と触れることができなくなって、何を思ったんだろうか。 もしモーツァルトをもう少し周りが救うことができれば、もっともっと素晴らしい曲を世に残すことができたのだろうか、と少し考えてしまった。
[DVD(字幕)] 9点(2009-01-13 21:13:47)(良:2票)
3.  魔法にかけられて 《ネタバレ》 
ぜんぜん期待しないで見に行ったら、意外や意外、めちゃくちゃ良かったです。物語のお姫様って、純真無垢で罪をしらなくて、ふわふわ夢の世界の住人ですよね。童話の中ならそれであって当然なのに、実際この世にいたら‥‥。この映画は、「そうそう、白雪姫も人魚姫も、実際にいたらこんなんだろなー」って、妙にリアリティがありました。 童話の中から飛びだしてきた姫は、童話で読むただ純粋で可愛い姫ではなく、『非常識』の塊。歌ってG(ゴキブリ)やら鳥やらいろいろ呼び寄せて一緒にお掃除。綺麗になっても何かイヤだ。カーテン切りまくって勝手に素敵なドレス作り。めちゃくちゃイヤだ。それがこの世の常識。ハッキリ言って見ていてめちゃくちゃうっとおしかった。姫は天真爛漫で本当にまっすぐ。だが、人の深さにも繋がる、悩み、怒り、鬱積、焦燥などマイナスな感情はなく、ただただ純粋な存在である。物語からでてきただけあって、薄くて軽い存在。  その姫がこの世界でいろんな感情を感じ、回りの人々に教えられ、変化していく様子が見て取れる。全然ありえない設定だけど、すごくリアルで、描写が秀逸です。 見終わった後気持が暖かくなる映画。超ハッピーエンド!  姫の演技がかなり良いです。
[映画館(字幕)] 9点(2008-12-19 23:56:46)(良:2票)
4.  コワイ女 《ネタバレ》 
1,2話がよかったです。ジャケットが怖すぎでしょう!秀逸です。パッケージ裏のストーリー紹介も何か洒落てたし。ジャケ狩りでした。 ●カタカタ:癒着って!恐ろしい‥。カタカタ登場シーンが怖かった。永遠にループするってこと‥?最後カタカタは何ていったの? ●鋼:ホラーじゃありません、シュールでかなりぶっとんでます。おもろい!頭からすっぽりずた袋をかぶっている、鋼ちゃんを上司に紹介された関口君。偶に射撃してきたりするよ!関口君、かなり不憫ですが、大丈夫。彼も超天然というか異常。川にぷかぷか浮いてる鋼ちゃんもかなり笑えたけど、呑気に「大丈夫ですかー」って枝で助けようとするし!鋼ちゃんに誘惑されてやっちゃうし‥。登場人物3人しかいないけど、みんなおかしい。 ●うけつぐもの:もっといい表現があったような気がします。画面が暗すぎて何しているかみえないし‥視覚的にも心理的にも怖いとも深いとも思えませんでした。
[DVD(邦画)] 7点(2008-12-14 15:19:03)(良:1票)
5.  アンタッチャブル
カッコイイ!素敵!!何かもうしびれます。アンディ素敵すぎでしょう!!!
[ビデオ(字幕)] 9点(2008-12-13 22:07:14)(笑:1票)
6.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
原作は未読です。 最初はシュールなコメディでちょっとクスっとくるくらいで、なんとなくゆるーい映画やなぁくらいに思っていたけど、予想外の展開!ただ単にシュールと思っていた事項が、どんどん線になり繋がっていってびっくりしました。  見ていて切なくてたまらんくなりました。 あの方法で報復するドルジに涙が出た…。 動物虐待を繰り返す若者たちを 鳥葬にしちゃえばいい、とつぶやいた琴美に対して、ドルジは鳥葬は死に方じゃない、弔い方だよ、と語った。あんなに穏やかな性格で、死や生に対して神話的で自然的なとらえ方をしているドルジが、琴美をひき殺した若者を、人なんて寄り付かず黒い鳥達だけが来るだだっぴろい草っ原の大きな木に、ナイフを突き立てて生きたまま放置した。その時の彼の気持ちが私の琴線に触れて、胸と喉が熱くなって苦しくって涙腺が崩壊するほどだった。  苦し過ぎるので、二度と見ないかもしれないけど、胸を突く映画です。 最後があんまり好みでなかったのが、少し残念でした。
[DVD(邦画)] 9点(2009-03-29 19:56:57)(良:1票)
7.  ALWAYS 三丁目の夕日
ヒトの良心をひっつめて幸せに煮込んだような映画。きれいごと的ではあるかもしれないが、暖かくて、希望があって、ニコっとしてしまうようなジーンとしてしまうような。そういう映画だと思いました。
[映画館(邦画)] 8点(2008-12-13 21:50:02)(良:1票)
8.  ハウス/HOUSE(1977) 《ネタバレ》 
なんだこれ!すげー!真剣ふざけてる!!笑  これが30年以上前の映画??信じられません。古いのか新しいのか不明な作品だ‥。漫画の中から出てきたとしか思えない不自然なノリの女子たち、必要ない所でもすっごい綺麗な絵画が背景、完全にキモイ小林亜星‥。シュールだ。メインの動きの後ろでチョコチョコ小ネタいれすぎ。笑  おばあさんが冷蔵庫にしゅるりと入った時、口の中でぎょろっと動く目、ちょっと怖かったです。 でも明らかに爆笑なシーンが多いです。小林亜星がダバダバしながら「あんたスイカ好きかぁぁぁ~!」「スイカ嫌いぃぃ~(?)」のシーン、カンフーの形に抜ける壁、「ハッ‥」「唇‥」「大きすぎる‥」の流れ、雰囲気とテンポが秀逸過ぎて爆笑!面白い!カンフーいいなぁ。先生は何で大量のバナナになったのか?? 最後PVの如く池上きみこが切なげな顔で髪を振り乱す映像(スロー)とともに、「愛する人はいつまでも心の中に生きている云々~…」とかいって綺麗にまとめようとしている。完全にふざけてます。これ作る時楽しかっただろうな~! 
[DVD(邦画)] 7点(2009-01-11 01:52:43)(良:1票)
9.  おくりびと 《ネタバレ》 
観る前、この映画には「これぞ日本の文化だ!」というポイントが否応なく、余すとこなく、盛りだくさんに込められていて食傷気味になりそう、というイメージを持っていた。が、全編に渡って感じられる本質的な日本の美しさがいい意味で裏切ってくれた。  この納棺師という仕事は進んで勤める仕事では決してない。やはり、死に向きあうだけではなく、直接「死」と接する仕事。個人的には偏見はあるだろうとは思っていた。だけどここまでの偏見があるのには少し吃驚した。 やはり「死」というものは、いずれ死を迎える者にとっても、いずれは死を迎える誰かを失う者にとっても、とても恐ろしいもの。なので、失ったことがない者にとってはその「死」で生計を立てているということは逆流するような、摂理に刃向うような生理的に嫌なことなのかもしれない。 しかし、失われた者にとっても失う者にとっても、死というものは優しくなくてはいけない。失った者は失われた者が望んだであろう事で、失いながら今生きている自分にできる事を一生懸命考える。最期の時間もできる事すらも本当に限られているし、せめて失われた者にとってやさしい最期を与えたいし、自分も浄化されたいからだ。そして、その思いを託すことができるのは納棺師なのだ。 命あるものには死が訪れ無へとすすむ。死を迎えたものには静寂、安息が必要だ。しかし命あるものはその安息が得られるべき死(命)を食べないと生を全うできない。困ったことに。納棺師の彼らは食物をとても本能的に食べる。死というものを感じられるからこそ、食べるということに真摯に向き合え、本質的なことなのだと彼らはしっているのだ。 クライマックスに小林の父が見つかったのは少しご都合だなとは思いましたが、なにより石を握っていたのは納得できない・・自分ならものすごく大事なものだから、寝ながらなんてことはないなぁ。 しかしながら、本当に日本的な部分が感じられる作品であると思った。もちろん日本的な弔い方・死へのとらえ方を題材にしているのもあるが、表現や醸し出す雰囲気が非常に控え目でたおやかで叙情的。優しくてとてもいいと思った。   
[映画館(邦画)] 9点(2009-03-29 21:04:38)(良:1票)
10.  犯人に告ぐ 《ネタバレ》 
うん、なかなか。軽い気持ちで見ればいいと思います。鳥肌もののセリフ、「震えて眠れ」ですなやっぱり!
[地上波(邦画)] 6点(2008-12-14 02:12:21)(良:1票)
11.  エアフォース・ワン
「さぁ、映画見るぞ!」て見るんじゃなくて、「あ、ロードショーあるやん、見よ~」って見るのがコツです。超アクティブな大統領、楽しめます!
[地上波(吹替)] 6点(2008-12-13 22:54:38)(良:1票)
12.  ペイチェック 消された記憶
気軽に楽しめる映画です!見終わった後は爽快‥なんだけど、爽快だった事以外特に残るものが無かった為、自分としてはこの点数です、
[映画館(字幕)] 6点(2008-12-18 20:55:38)(良:1票)
13.  着信アリ Final 《ネタバレ》 
だいぶダメです。何で海外が舞台?別にそれでも面白いか怖いかならいいんですけど‥。ダメでした。うん、怖くないです!「呪い止めたい‥」→「パソコンフリーズさせたらいいんじゃない?」→「メールいっぱい送ろ!」ていう展開です。何それ。
[地上波(邦画)] 1点(2008-12-14 23:15:42)(笑:1票)
14.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 《ネタバレ》 
原作未読。私は映像は結構好きです。 ただ、ストーリー的に何でそうなるの!って思うシーンがいくつかあって、入り込めませんでした。ファンタジー系で入り込めないのは致命的でした。 子供の時って不思議なものに敏感で、よく不思議な事がないか友人と探検したものでした。家の物置、学校の階段下の踊り場・屋上につながる階段、ちょっとひんやりしている音楽室の準備室、近所の山の洞穴‥他とちょっと違う所を見つけては「ここは異世界とつ繋がっている場所かも!」などといろいろ想像したものでした。でも、異世界にいける子供は特別でないといけない。その異世界で子供達は救世主であり、こちらの世界ではただの子供達が、異世界の不思議なものたちと関わり、奮起して自分達の力でその世界を救うのだ。私たちはその世界を垣間見て、子どもたちを応援し、異世界の魅力に思いをはせるのだ。 しかしこの映画はあんまり可愛げのない子供4人が異世界にはいくものの、全体にわたってあまり役にも立っている様子もなく、最終的にボスはライオンが倒すという流れ。え、えぇー!って感じでした。ライオンのみ格好いい。長男はしっかりしていたし末っ子は可愛かった。でも、一生懸命剣術に取り組んでいた長男はボスを倒さない。何でー!って感じです。あまり自分好みでないなぁと思いました。  
[映画館(吹替)] 4点(2009-01-11 16:17:04)(良:1票)
15.  HANA-BI
大切なものが少ないと、こんな風に自分を切り離していける。花火の命は短い。でも花火はそんな事は考えていない。ただ轟音とともに打ち上がり、鮮烈に散る。残された方は目に焼きつくまま花火を忘れない。いい映画だと思いました。
[ビデオ(邦画)] 8点(2009-01-12 18:13:18)(良:1票)

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