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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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1.  アラビアのロレンス 完全版 《ネタバレ》 
  実際政治とはそんな簡単なものではなく、この時代の歴史背景も難解で、 特に2巻目はほとんどそのことで冒険的な面白さはありません。 正直たいくつだと感じていたあの長い長い砂漠の出会いや、 旅の場面が2巻目になると恋しくなるのに気づいた。 それはロレンスがイギリスに戻ると飼い猫のような変わりようで、 また砂漠にもどりたくないと言いつつ、 戻るのはアラブと決まっている。  主役の気持ちがなんだかわかるという、 最初の長いショットが忘れかけたころに生かされる映像の力。 1巻目にはこれでもかと大げさな音楽が雄大に流れる。 それがもっと戦いが大きくなった2巻目では、音楽はないに等しい。 もしかしてこれが現実なんだと知らされているような・・  誰しも自分の欲望はあるし志もある。国のため名誉のため自分のため。 一番自分に正直だったのは盗賊の頭だったのかもしれない。 政治の現実に嫌気がさし去っていくロレンスを、 最初に出逢ったアリが止めるがそれを諭した盗賊のアウダは、 こうなることも本能で知っていたのかもしれない。 アラブ人になろうとしてなれなかったイギリス人は、 どうみても滑稽だが笑えない苦悩がそこにはある。  助けた仲間を処刑し助けそこねた仲間を思い非情になっていく。 だが戦地から離れまたイギリスに帰れば称号はあれど雇われ兵だ。 アラブを独立させる神にもなれず、大英帝国の駒にされただけなのか。  ぶつ切りになったような終わり方も妙な余韻を残し、 さらにバイクとすれ違う幕切れはオープニングと繋がっているようで、 この主人公のその後にリンクさせているようで不気味な後味です。  気になって仕方なくなり、DVDを購入することにしました。 こういうタイムスリップ的な感覚の映画は気になるのです。 回想から繋げる手法が特にうまいですよね。 主役のピーター・オトゥールは昨年度のアカデミー賞の名誉賞を辞退、 最終的には周りの説得もあり授与されました。  
[DVD(字幕)] 10点(2005-05-07 08:22:19)
2.  アラビアのロレンス 《ネタバレ》 
スピルバーグ監督が監督を志すきっかけとなった作品であり、 新作映画に取り掛かる前に必ず見るという、「素晴らしき哉!人生」と、 本作「アラビアのロレンス」こちらがまだ未見でした。  まず主人公がバイク事故で亡くなること、 葬儀の席で話をする恐らくその後出てくる予定の過去の知人たち。 こんな始まりから一気に回想は第一次大戦中のアラブへ・・ 自分の足元に字幕が出てしかも目線はほとんど下。 すごい映像の作りですね。真っ白、何もない砂漠・・ まるで「スターウォーズ」「インディジョーンズ3」のようだ・・と、 一人のイギリス人兵がアラブの独立に燃える、 正義の冒険物語を楽しみにしました。ところが・・  実際政治とはそんな簡単なものではなく、この時代の歴史背景も難解で、 特に2巻目はほとんどそのことで冒険的な面白さはありません。 正直たいくつだと感じていたあの長い長い砂漠の出会いや、 旅の場面が2巻目になると恋しくなるのに気づいた。 それはロレンスがイギリスに戻ると飼い猫のような変わりようで、 また砂漠にもどりたくないと言いつつ、 戻るのはアラブと決まっている。  主役の気持ちがなんだかわかるという、 最初の長いショットが忘れかけたころに生かされる映像の力。 1巻目にはこれでもかと大げさな音楽が雄大に流れる。 それがもっと戦いが大きくなった2巻目では、音楽はないに等しい。 もしかしてこれが現実なんだと知らされているような・・  誰しも自分の欲望はあるし志もある。国のため名誉のため自分のため。 一番自分に正直だったのは盗賊の頭だったのかもしれない。 政治の現実に嫌気がさし去っていくロレンスを、 最初に出逢ったアリが止めるがそれを諭した盗賊のアウダは、 こうなることも本能で知っていたのかもしれない。 アラブ人になろうとしてなれなかったイギリス人は、 どうみても滑稽だが笑えない苦悩がそこにはある。  助けた仲間を処刑し助けそこねた仲間を思い非情になっていく。 だが戦地から離れまたイギリスに帰れば称号はあれど雇われ兵だ。 アラブを独立させる神にもなれず、大英帝国の駒にされただけなのか。  ぶつ切りになったような終わり方も妙な余韻を残し、 さらにバイクとすれ違う幕切れはオープニングと繋がっているようで、 この主人公のその後にリンクさせているようで不気味な後味です。  
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-03-03 09:10:27)(良:1票)
3.  アンドリューNDR114 《ネタバレ》 
A.I.では泣きましたがもしかしたら泣かされたのかも・・ 感動というよりかわいそうという事と人類の問題まで発展させてたし。 神々しい迫力とどうにもならないものへの哀れみに。 このアンドリューも神々しい世界にやはり到達します。 両作とも(ありえるかもしれない世界)の暗さを描けてましたが、 A.I.は全て滅んでしまっていた世界を見せられる(未来人は除いて)。 こちらのほうが寒々として(特に子供が題材なだけに逆に) 大人の作った怖い童話、哲学的でさえあります。 いわゆる感動はしたけれども重い後味が残りました。 アンドリューのほうは救いがありました。 この感動の種類はまた違います。 ここを書くとネタばれになるので注意 未見の方は飛ばしてね。  アンドリュー=人類が彼を人類の仲間と認めた。 昇天のラストは違うけれどコクーン的で、 どちらかと言えば子供も一緒に見られるSFです。 ただし性の問題にも触れるので中学生くらいからかな。 A.I.=未来人が発見し彼を滅んだ人類の鍵と見て調べる。 こっちのほうが救いがないやん~(今考えても暗いSFで、 子供向きではないことがわかりますよ) 家族で見るには暗くて寒いんだろうけれど、 この疎外感もわりと好きですよ。評価も書いています。  さて・・アンドリューについて、 コメディがいい。テンポの緩急もよくたいくつしない。 感動したのは、人類の仲間と認められた瞬間、 まあそのあと旅立つんですが・・ もう最近で一番感動したかもしれません。 自分でも(あ、ダメこういう系の映画)と、 号泣しましたから・・ みんなが泣けると言うのもうなずけましたよ。 ピアノの連打シーンや木の馬もママのことなんですが、 それが孫娘の代に変わっても同じ性格と顔なのでだぶります。 アンドリューが一目ぼれしたのも間違ったくらい似てたから。 ここらがかわいいけれど説得力がありますね。 議員の採決シーン?はSWのエピ1を思い出し、 アンドリューのお友達ロボの女の子はまさにC3-PO!  こういうストーリーに一番近い的をついてて観やすく感動できるのが、 ディズニーなのではないんでしょうか?? ピーターパンしかりピノキオしかり・・ 世界中の子供に受けてる世界なのですが、 深く考えるとかなりシリアスで哀しい物語ですね。 
[DVD(字幕)] 9点(2005-07-17 06:35:25)
4.  アメリカン・ビューティー
エンディングにつきるのではないでしょうか。 劇場で観たのですが、確かビートルズのビコーズのカバーが 流れていたと思う。 なんて神々しいラストなんだろうか、 この男の人生はこんなに高貴なものかと。 高貴で特別なのです。周りからどう見ようと、その人にとっては。 変態おやじとさえ思えるスペイシーの好演も、 さらに変態(本当の)精神異常者によって、 笑ってしまうしかない展開になる。 アメリカの夢の裏側。体裁だけの贅沢。家族という名前だけの集団。 実に腹立たしくもそれでいて暗くないコメディにしている。 内容が笑えないリアリティがあり暗いのに、 演出と俳優がうまいのか逆に、笑えてしまうのが怖い。 人事のように見ながらも、人事に思えない。 それは監督がイギリス人であるのも客観的に見える原因かも。  ただ内容が内容なだけに、アカデミー総ナメというのはどうなんだろう。 日常の崩壊をコメディにしてシニカルに仕上げたのが受けたのか。 この作品はよいのだが、大笑いし認めてしまうアカデミーって・・ でもでもよく考えるとこの作品でよかったのかもね。 第72回アカデミー賞で、作品、監督、脚本、主演男優、 撮影の主要5部門を受賞!  空を舞う白いビニール袋、赤いバラ、本当に見事な演出です。 そしてアネット・ベニングの髪型が粋でした。 スペイシーが恋する少女よりベニングです。 この映画は「ガープの世界」のオマージュです。 向こうはまとまりがイマイチで起伏がありすぎた。 両方見比べるのもまた面白いと思います。 
8点(2005-02-21 10:53:51)
5.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
脚本とアイディアと音楽の効果が良かったですね。白黒で時折長く感じることもありましたが、最後まで面白く見ました。セリフもおしゃれで品もあり文句の付け所がない良質な映画・・と言いたいところですが満点ではありません。満点とは私にとって特に、DVDを購入しても良い作品。何回か見たい保存版、ではありませんでした。でもセリフがおしゃれだから、英会話の練習にと買うかもしれませんが。なんというか・・ジャック・レモンが合わなかったです。私の見た、レモン氏の出演作は「晩秋」=劇場で見るも記憶になし。「摩天楼を夢見て」一番嫌な役だった。と数少ないのですが、どうもこのじょうずな演技が合わないようです。スクリーンの向こうの人というか、そういう目で見てしまいます。最近のトム・ハンクスとかぶりましたが、日本で言うと西田敏行?かな。ようするに私には自然な演技には見えなくて、共演のマクレーン嬢がとても自然に見え、初めて見たのですがとても好感を持ちました。あと、医者の役の俳優さんも。でもレモン氏のその他の役は見ていないので、私の先入観を裏切ってほしいです。やはりこの映画は60年作という昔に作られた映画なのに脚本が良くできておしゃれで、「摩天楼はバラ色に」などと比べても古さを感じないくらいです。主役がもっとスカッと気持ちのいい普通の人だったらなぁと思うのですが、役どころがうさんくさいというかセコイ成り行き成功者ですから・・西田敏行とかぶるなぁ・・ 
8点(2005-01-19 06:37:13)
6.  アンナ・マデリーナ 《ネタバレ》 
真剣に見入っていました。なぜかというと私は音楽家ネタが好きだから。 バッハは特によいんです。知ってるのはあの名曲G線上のアリアが、 Gコードに載せてアリアのために作った曲とかそれだけですが・・ これは妻アンナに捧げた曲ですね。メヌエットという曲と思う。 ラバースコンチェルトという題で、歌詞をつけられて大ヒットした・・ すごく品がある脚本で本当に真面目に見ていたんです。 ところが後半、小説の中のお話に変わりわけがわからなくなる。 ここまででかなり評価は低かった。 終わったあと、引っかかるところがあり、またDVDを再生。 その引っかかるところが解明されても(いきなりガーフの妄想小説) なぜ彼は書けたのか?そんな才能は前フレなかったじゃないか? は・ん・そ・く!と怒っていたのですが、 やっぱり時間がたつとこの映画、いとおしくなってきたのです。 誤字の封筒、出版社の女性のもうひとつの思い。 愛を伝える才能だけがなかった(運と性格)調律師。 生真面目な小説家や音楽家にあるパターンです。 それが誰にでもある琴線に触れたのかも。 ドラマティックな妄想の中の告白とは裏腹に、 それでもいいと終わらせるわけでもなく、 ただ妄想の中で生きている。 欲を言えば、このもやもやしたラストを、 もっとはっきりした感情(感傷)にしてくれれば、 感動できたのですが。 年老いた小説家の思い出話とまではいかなくても、 小説を閉じ過ぎ去った思いを懐かしむ感じで。 3人の写真だけではまだピンと来なかったので・・ 
8点(2004-11-30 04:40:12)
7.  穴/HOLES 《ネタバレ》 
公開映画のほうと勘違いして借りてきてしまったのですが、コレが面白かったので得した感じです。  出演者がすごい顔ぶれで、えっこれが未公開?とちょっとびっくり。   さすがディズニー映像はきれいでファンタジーです。  やっぱり私は冒険映画が好きなんだなぁ・・  シガーニー・ウィーヴァーなんて久しぶりに見た。「ワーキングガール」の時っぽかった。  あと、パトリシア・アークエットがこんなにきれいだなんて再発見。  謎解きサスペンス、冒険ドラマ、ファンタジー、コメディと欲張ったわりにまとまってる。  このところ、こ難しい作品ばかり見ていたので、たまにこんなものもいい。  本当に軽い気持ちで見たのですが、感動できるところまでありまして・・  難しい映画ばかり観てると子供の心が失せると危ぶんでいたのですが、  また取り戻せたような気がします。  一応子供向けにはなってはいますが、気を抜くと筋がわからなくなるので注意。  感動したところは・・回想シーンで黒人の子が女教師につたない愛をうちあけるところ。  恋愛も入っていますけれど、恋愛苦手なわりにこんなところに感動しました。  雨漏りを「直してあげる」と修理する、次の雨漏りは先生の涙。  「治してあげる」あ~こういうのに弱いのかな・・  
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 08:05:54)
8.  暗黒街 若き英雄伝説 《ネタバレ》 
面白かったです。実話をもとにしているそうなんですが、 ホントに嘘のようなホントの話、中国って(香港ですが・・) 三国志演義といい(古いが定説)誇大に語りついでいきますね。 横山光輝の「狼の星座」にもこの頃の上海が出てきて、 映画を見てる時に(聞いたような話だ)と感心しました。 最初の方、移民、クラブ歌手、暴動・・と、これは石原裕次郎や、 小林旭の映画かっ?と、(見たことはないけどたぶん・・) ついていけるのか不安でしたが、逆に古すぎて新鮮でした。 金城目当てといっても、ユン・ピョウ(結構好きなのに初めて見た)も見られ、 とても楽しかったです。しかしユン・ピョウって、柴田恭平みたいと思っていたのに、 この頃は太っていたんですね・・でもアリコの保険のCMの人に似ていた。 この映画を見て「LOVERS」はまだ薄いと思いました! この映画は途中からホラーになります。金城は「死霊のはらわた」メイクばりばり。 こういう不気味で変でパワーあふれ、無理やりひっぱってく香港映画、いいですね。 癖になりそうです・・なぜかついていける自分はホラー好きだし、SFも好き。 パワーがあふれてて面白かったので、多少の欠点は笑いましょう。 それとやはり、金城はぼんぼん顔なので、悪いやつをやるときは切れる脚本がいい。 どっちが悪いのかわからないんだけど、悪の正義って脚本しだいだから。 
7点(2004-10-08 07:24:36)
9.  アミスタッド 《ネタバレ》 
冒頭のカメラワークと青黒い画面と音楽に圧倒され、それ以上ひとりで見るのが怖くて友達と見ました。ホラー慣れしてる私が、気持ち悪くなったほどの迫力。覚悟のいる映画でした。ところがです。なんて誠実な映画なんでしょうか。 面白いとかの娯楽性もないけど、他の戦争ものなどの シリアスでありながら見せてしまう娯楽優良映画とは違う。 シンドラーやライアン・・ 私、この映画で前から映像としては嫌いだった、ヤヌス・カミンスキーを見直しました。前出の作品はスピルバーグの訴える甘さと、カミンスキーの冷たい無機質な絵とが合わず、それが偽善とか言われながらも成功してきたと思う。これは、ふたりの息があってて、逆に一般にはつまらない。それもまた良いんじゃないかと、最後までこちらも真剣に見入りました。 良い作品ですよ。真面目すぎて、 山もなくたんたんとしてるけど、心がある。こういう作品の評価は難しい。このての映画ならば、演説シーンのあと拍手が沸き派手に盛り上るところが、なんとあっさりしたことか・・ これは賞狙いで作ったものではないと、見ててあきれるほどわかるのですが。ほんとのことを言うと、盛り上げて泣かせてくれるのを期待して、この監督の映画を見続けてました。 後味もいいし、ある意味泣かされても泣いたということは、ストレス解消になるものです。それだけが不満かな。 役者については言うことはありません。モーガン・フリーマンですが、静かでセリフも少ないけど、味がある人はあれでいい。映画本編を見た後、特典を見られることを強くお勧め。地味で暗い内容でしたが、他の監督がやってたらどうでしょう。レインメーカーよりはるかにわかりやすく面白かったけど・・スピルバーグは時間内でうまくまとめてると思います。損得や利害も、主人公を救えた結果でそれでいいと。誰も映画化したくない映画に、たまに手をつけ誤解を招く監督ですがそれも評価したい。この監督は、時代にあってないというか少し早い気がして、今これを作ったらどうとか考えます。今の自分は先祖が作ったというエピソードは、東洋的でなんか深いです。残酷で哀しい人種差別の映画なのに、エポックな星は優しい。 どこから来た?と問う弁護士の質問は重要な貿易領域問題。 それがまた、スピルバーグの手にかかると・・ あの、E.T.の答えを思い出す。アフリカが星のよう。 未知との遭遇も、通訳が重要でした・・
7点(2004-04-20 06:52:44)(良:1票)
10.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
この作品に関してはあまり書けないんですよ~!  何も考えないでテキトーに観たほうがいいかも・・  私は観ている最中にどうしても題名が気になってしまった(苦笑)  ジョン・キューザックは好きな俳優さんなのですが、  かえってこの没個性さが意味ありげに思え、  やはりそれでもケビン・スペイシーが上だなぁと(顔は似てるんだけどね)  そう思ってたらもう「ユージュアル・サスペクツ」がアタマから離れない(笑)  今まで観た映画と混ざる法則!!  この手の作品はやはり俳優にウェイトが置かれます。  ところがこの作品は登場人物が多すぎて別の期待をしてしまいます。  その期待とは・・犯人は誰なのか?  そのワナに陥っちゃうんですよ。  それがうっすらとわかるまである法則通りの作りですから。   デッドコースター  死ぬ順番の法則、ユージュアル・サスペクツ  全て作り話だったという法則、ロスト・ハイウェイ  自作自演の法則、これらを見事に融合させ、  霊界オチかも?夢オチかも?と考えさせます。    いらいらいら~どれなんだいったい(爆)  まさか・・  ポルターガイスト  呪われた家の法則(アザーズも)落ちじゃあないだろうな??    本当は私は霊界オチが好きなんですが(苦笑)    まあオチはあえて書きませんから興味のある方はどうぞ。  確かめてくださいな。  ご紹介した法則の映画もいいですよ♪  ここらを観ると全部似てくるんですが・・  
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 15:24:24)
11.  アイ,ロボット 《ネタバレ》 
ダークシティ」の監督作とわかり今まで避けてたこの作品を観ました。  どうせロボットとかコンピューター映画なんて、  結局は風刺や哲学めいたことを問いながら人間とは機械とは?  とかの世界になるんだろうなぁ・・とあまり好きではないジャンル。  「A.I.」「アンドリューNDR114」は見た目も人間だから感動してしまったんだけど・・  でもよく考えればこの「アイ.ロボット」こそわかりやすいのです。  「マトリックス」のほうが登場人物の名もあってか宗教色が強いと言われていますが、  この作品こそそのまんまじゃあないのかと変に感心。  キリスト教映画として観ると、  博士はイエスで彼サニーが今のキリスト教の言う新しい救世主。  すべてのユダヤ人をあの丘に集め改宗させると死んだはずのイエスが君臨する。  ・・らしいお話をこの作品にあてはめてみた(爆)  まあこんな暇なこと考えるのは私ぐらいか(汗)  最近のSF映画ってこういうパターンに当てはまるのが多いんです・・  演出的には「SW2」クローンの攻撃そっくりで大うけしました。  個人的に私はこの監督はパクリの天才と思っていますし、  そこがうまいので結構好きなんです。  「ダークシティ」もだから好き。  テリー・ギリアム監督とも共通する点なんですが、  このアレックス・プロヤス監督・・  なんともいえないミスマッチなセンスの悪さが目立つところがある。  そこが好きなんです。  近未来なのになんですかあのビルのデザインのセンスは・・   そこがいいのですよ。  まるで「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」のセンスだ・・  「未来世紀ブラジル」と「ダークシティ」がよく似た雰囲気だったし、  この作品も「12モンキーズ」真っ青な変な建物やオシャレではないモノ・・  完璧なかっこよさがないにもかかわらずマンガみたいなかっこよさもある。  まさにA級の中のB級っぽさの違和感が好き。  「バビル2世」をハリウッドでリメイクできるのは、  テリー・ギリアムかサム・ライミしかいないと思っていたのですが(苦笑)  もしかしたらアレックス・プロヤスが一番近いかもしれない・・  
[DVD(字幕)] 6点(2006-04-02 13:45:55)
12.  アザーズ 《ネタバレ》 
この監督の作品って個人的には、  1度観て結末がわかってもまた観られる面白い仕掛けがされていると思うんです。  しかしこの作品は「シックスセンス」のあとですから分が悪いですね。  「オープン・ユア・アイズ」とは異なり、  クローズ・ユア・アイズと劇中のセリフできました。  観てる最中はどちらかだと決め付けていたのです。  どちらかというと違う世界の人がこの中のどちらかと・・  それがああだったんですね(なるほどなぁ・・)  観終えたあとまた観たくなって見直しました。  おかしくておかしくて・・  コメディにもできそうなんだけどなぁこれ。  幽霊は暗闇にしか現れないなんていうのは明らかに思い込みで、  観客の揚げ足をとった面白い脚本です。  私はこの作品をブラック・ジョーク作品だと観ました。  ニコール・キッドマンが神経質で切れるサイコな役をよくやってて、  うまいよなぁと感心しました。  その演技がとてもおかしいのです。  あちらの世界の人とこちらの世界とが共存していて、  お互いが見えないとなれば怖いというよりもこっけいです。  もしかしたらこの監督のバーチャルな世界観の中では、  こちらでいる私たちは実は逆だということに気づいていないと、  怖い笑えないジョークを提供しているのかもしれません。  最後のキッドマンの「ここが私たちの家よ」というセリフは不気味。  もう、自縛霊で離れないに違いありません。  わかったうえでのことですから確信犯なのです。  お墓=我が家なのでしょう。  これは何度か出てきたセリフ、  「神父さんを呼ぶ」というのが現実味を帯びてきますね。  こちらの世界だと勘違いしていたときのキッドマンが、  今度は神父さんを拒む番になるかも(苦笑)  3人の使用人はいい役でした。  私はこちらには騙されてしまいました。  そうとったらストレートすぎだからあえて外して考えていたので・・  ちょっと「シャイニング」にも似ていますね。  やはり映画(特にホラー)は、  脚本も大事ですがたまに怖い演出もサービスしないといけませんね。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-02-15 11:03:03)
13.  悪魔のいけにえ2 《ネタバレ》 
本編とあまり関係のないことですが主役のDJ役の女優がラジオ局でいてて、  その壁に貼ってあるポスターがやけに目につきました(苦笑)  これ・・ビートルズの確か販売中止になった例のアルバムですよね・・  ブッチャーズだったかな?  人肉と戯れるポスター・・おお、こんなところで使われて(泣)  ところで私はこの映画を1は高いから買えないので格安の2をDVDで持っています。  どうせ2だからと見ないままだったのですがレンタルの谷間で思い出しました。  どうせ2だから一般評価がイマイチだから・・  そんなことはありませんでした!  面白すぎ・・と思う私は変かも??  1のロードムービーのようなゆったり感と暗すぎる演出がちょっと合わなかったのですが、  2は演出の怖さは全くないのでその点は完敗ですが、  正直1より好きかもしれない・・  1よりずっと下品ですし新鮮さも割引ですが、  おかしすぎて全然怖くないからまた違うばからしさで大笑いできます。  レザーフェイスの現れ方にはもう開いた口がふさがりませんでした。  二人羽織のように人肉をまとい踊りながらチェーンソーを振り回す。  車で逃げるいかれたチンピラのセリフもおかしい。  英語では(ジーザス!?)なんですが・・とにかく日本語字幕の方がおかしい。  DJは保安官ことD・ホッパーの言うとおりその惨殺の様子をラジオで流したから大変。  それからレザーフェイス一家の報復劇が始まるのですが・・  今回はレザーフェイスの恋も描かれちょっと怪しい・・  前回の家族揃っての食事シーンもちゃんとあり、  なんと130歳を越えたじいさまもトンカチを握る役で登場。  こいつらの砦は今回は遊園地の地下ですから、  ちょっとしたアトラクション娯楽が楽しめます。  本物のレザーフェイスが現れないのならこんなアトラクション行きたい~(爆)  D・ホッパーはこの一家を退治する役なんですが、  なんと二刀流チェーンソー!  ここまでコメディにしていただくと楽しいですよ。  ただし相変わらずフーパー監督の悪趣味は変わらず(別な意味でいっそう強化)  お食事中(特に肉料理)は避けて見たほうがよろしいかと・・  あとに妙な気持ち悪さが残らないから1よりお手軽に見られるホラーです。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-20 23:02:10)
14.  アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 
この映画はかな~り地味でたいした盛り上がりもないのですが、  脚本&発想としては10点満点!  ただし映画として観れば3点・・で、総合的には6点でしょうか?  最初と残り30分くらいの面白さを味わうためには全部を観なくてはいけませんが・・  細菌がなかなか動き出さないので本当に忍耐が必要です。  最期まで引きずりこむ脚本のうまさには感心します。  地下研究室の真の意味や細菌繁殖が始まったあとの駆け引き、  これは地球全体の戦争問題にも発展しかねないスリルです。  DVDでレンタルしてざっと全体を観てもう一度ラスト付近だけ見直す手も・・  たぶん科学が好きな方が観ればこたえられない面白さだと思いますよ。  私は科学や地学は苦手なのですが道理がかなってるので面白かったなぁ・・  エンディングもそのあとは?と深く考えさせられる問題もあり、  後半だけなら何回も見られるんですが・・全体が淡々としているのが映画の娯楽に欠けている。  なぜ細菌にやられた街で赤ちゃんとアル中の胃潰瘍の老人だけが生き残ったのか?  そこに鍵があるのですがまた発想がいいです。  どんな方法を考えても無敵の細菌。  すでにアメリカ中に広まるのは時間の問題・・  細菌をやっつけるために原爆を使うことを選ぶのですが、  さてここの原爆発動装置の解除キーは科学者のひとりが持っています。  ところが原爆を使ってもさらに世界中が細菌の恐怖に落ちる恐怖が判明。  しかも地下研究室はコンピューターによってドアが遮断され融通がきかない。  原爆解除できなければ細菌がさらに繁殖してしまう。  映画的にここは最高に面白い演出です。  ゲームが好きなんですが(笑)昔やったはしごゲームを思い出しました。  ここをすぎてもまだ山はありますので後半30分盛り上がりばかり。  なぜ赤ちゃんとアル中の病人だけ生きられるか??  テンポよく時間も短くリメイクしてくれたらいいのになぁ・・  その際、政治的なところも新たに絡めてくれるとサスペンス度もアップするかも。  観終わったあと、人に話したくなる映画というかSF小説の映像化という感じ。  映像で見せるエイリアンものでもなくアクションもありません。  戦闘シュミレーションや科学が好きな方に特にお勧め。 
[DVD(字幕)] 6点(2005-09-01 11:39:47)
15.  アポロ13
DVDを持っていたので久々にまた見直しました。 忘れている・・・ そうか、これってサスペンスのようだけど、実話なんだって。 トム・ハンクスがまた若い!今かなり太ってるんですね。 というかもしかしたら宇宙飛行士役だったから痩せてたのかもね。 ひとつひっかかるのは、風疹って誰がかかってたのか解明されたかな? もし船内にいるあの人だったならみんな感染してたり・・ ただの誤診なんだろうか??そのことばかり気になって。 あとはまあ、映画自体が長いのと画面があまり切り替わらず、 たいくつなところがあった。 ほとんどが船内と管制塔だから・・  大画面で見たので宇宙の景色が迫力あったのと、 ドッキング画面とかトラブル画面とか面白かった。 船内の寒さや緊迫した空気は伝わりましたが、 もっと多くの宇宙や飛んでいる映像が欲しかった。 みんなで助かる方法を考えるというのは、 生還への計画に距離はないんだと思いました。 マスコミも失敗したら即ニュースという、 人間の命を商売にするあたり現実が見えます。 特に居残り組となった、ゲイリー・シニーズが好きな演技をするので、 もっと出してほしかったなぁ・・ 彼はトム・ハンクスとよく絡んでるんですよね。 グリーン・マイル、フォレストガンプ・・ いつも出番で負けてる。でもやっぱり脇役が光る俳優です
6点(2005-03-01 05:42:03)
16.  アメリカン・ヒストリーX
ふたりのエドワードが好演。 すでにうまい演技で有名になった、ノートンをさらに食ってしまった、 ファーロングの演技は哀しすぎる。 適役なのでしょう。激しく弁舌な兄に比べ、 無口な語り部的なファーロングの役もまた難しい。 暗く激しく目を背けたくなるようなネオナチの暴力ドラマ。 こんなに嫌な映像の映画なのに、なぜに泣けてしまったのか・・ それは弟のファーロングの涙を通し、兄のノートンが見えたから。 うまい俳優に興味がある人にはぜひ見て欲しいです。 ラストを書くと面白くないのであえて書きません。 
6点(2005-02-19 06:52:59)
17.  アバウト・シュミット 《ネタバレ》 
定年退職したおやじの役を淡々と ジャック・ニコルソンが演じているのだけど、 客観的に見てしまい長いです。 妻の突然死、ひとり娘の結婚と続き、 時間がありすぎる彼は今更ながら、 自分探しの旅に出かけるのです。 といっても妻が残したキャンピングカーで近所に・・ キーワードになる慈善事業で関わった、 孤児への手紙で自分の日記のような報告を続ける。 最後に返事が送られてくるので、答えは見つかるのですが・・ もう少し盛り上がりがほしかったです。 公開当時観に行こうかとも思っていましたが、 行かなくてよかったかな。 答えは最後の絵と最初にある定年退職のスピーチにあると思う。
6点(2005-02-19 06:48:48)
18.  悪魔のいけにえ
かなり期待して見ましたが・・死霊のはらわたのほうが、脚本がよく真のホラーでした。でももう一度見たいと思わせる面白さが、この作品にはある。理由のないばからしさと、ぜんぜん怖くないのになぜか気になるのはなぜだろう・・たぶん、後半の家族会議のシーンが気に入ったんでしょう。おかしすぎ!ものすごい怖いホラーと構えて見てたのに、正反対でしたので採点は厳しい。キャリーのほうが怖いよ。あと、ラストのレザーフェイスの乱舞するスローは、おかしさを取り越して美しいバカだ。 この監督がポルターガイストを撮ったので、また思い出しポルターガイストは購入しました。実質的にはスピルバーグがほとんど関与したらしいけど、トビー・フーバーが家族愛サイキック・ホラーに、どれだけ品のない映像を入れ抵抗したのか見てみたい・・テイクンでもまたスピルバーグは起用してますが、このトビー・フーバーのどこが気に入ってるのか見てみたい。 とり合えず本作品悪魔のいけにえは、後味の悪さやホラーの悲しさを期待してたがそうではなかった・・そういうのとは違うジャンルなのかな。 
6点(2004-02-19 07:24:51)
19.  愛と青春の旅だち
リチャード・ギアの大ファンの私でも、このストーリーの暑苦しさはまるで、(ロッキー)でした。主題歌につきますね。昔のというか、80年代の洋画はいい主題歌が多い。どろくささ、恥ずかしくなるくらいのラスト、顔的に地味な(上品な)ギアだからこその映画。最初これ、トラボルタがやるんだったらしいです。そして、サタデー・ナイト・フィーバーは、ギアがやるはずだったとか。いやいや、これでいい。両方見たくない。笑える・・ギアには、いつまでも女性に幻想を抱かせてほしい。そういうタイプ今少ないからね。でも結構リアルな映画でもありましたが。(追憶)のレッドフォードもかっこいいですよ。
6点(2003-12-07 13:34:18)
20.  あの頃ペニー・レインと 《ネタバレ》 
青春してます。サイモン&ガーファンクル、ザ・フー、イエス、ロッド・スチュアート、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、トッド・ラングレン、オールマン・ブラザーズ・・こんな70年代のポップ&ロックが流れるんです。個人的に気に入った俳優が、ラッセル・ハモンド役(主役ふたりの憧れの売れないスター)の、ビリー・クラダップ。スリーパーズに出てたんだ・・1973年、たった15歳でローリングストーン誌のライターとしてデビューした少年がいた。厳格な母親に育てられ、セックスもドラッグも知らない優等生。その上、ロック・ジャーナリズムになんのコネクションも持たない少年が、一体どうやって成功を収めたのか?・・・洋楽好きなら見てください。かなり監督の趣味な映画と思います。青春すぎて青いかな。
6点(2003-12-07 12:08:43)
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