21. ギャング・オブ・ニューヨーク
スコセッシの暴力的な描き方はもともと苦手だった。でも今回監督の意図はニューヨークのルーツ、ひいてはアメリカのルーツを描くことにあったと思った。「この国は暴力ばかりだ」など実は自国の好戦的な部分を告発しているのでは・・ラストのニューヨークの移り変わりをモノクロに近い色彩で見せるのは、最近では傑出のラストシーンです。売り込みのために恋愛映画のようなコピー宣伝したのはまちがい。アメリカのルーツ映画と言えば分かりやすかったのにね。 6点(2003-02-03 20:59:38)(良:1票) |
22. 虚栄のかがり火
登場する人物達はT・ハンクスも含めて共感できる者はほとんどいない。最後に演説をぶつ判事のM・フリーマンとハンクスの父あたりのみがまぁまともな人物といったところ。人間の汚いくて嫌な部分をことさらにみせるので見ててもまるで楽しくはないし好みでもないのだが、これが結構ブラックジョークに見え興味深かったりする。 5点(2004-04-28 19:08:17) |
23. ギフト(2000)
演技派のケイトにキアヌ、ヒラリーと豪華なメンバーをそろえたのに、いかんせんお話の展開がまずいのでどうも見ていていらついた。こういう霊能者の話は興味深いので好きなんですが、犯人が見えるまでだらだら引っ張っていくのがもったいぶってて気に入らない。(他でもやたらもったいぶってる)でもラストの可愛そうなバディとの友情にほろりとしたのでプラス1点。 5点(2003-11-26 10:51:34) |
24. キネマの天地
映画初期の頃の話は興味深い。主役の有森さんはたしか代役で、モデルは田中絹代さんでしたかね。日本映画の歴史的映画なのだから、もうちょっと印象深いエピソードなど工夫したら面白くなったかも、、せっかくの題材なのになんだか印象が薄いんですよ。 5点(2003-11-23 20:54:30) |
25. 教祖誕生
たけしが教祖かと勘違いしてた。 祭り上げられた萩原聖人が霞んじゃうくらい強烈な印象があった。胡散臭い宗教界の裏側を赤裸々に見せる発想は面白かったが、どうもいまひとつ盛り上がらなかった。こういうのを伊丹監督がマルサ風に撮ったらもっと面白くなったかもしれない。 5点(2003-11-22 10:20:30) |
26. キッド(2000)
キテレツな話をウィルスが子供相手に至極真面目にやってるのがおかしい。メルヘンチックのようで案外お説教くさかったりしてやや中途半端な感じがする。 5点(2003-02-22 17:11:04) |
27. 危険な情事
アカデミーに作品でノミネートなんて、この年よほど映画ひでりだったのか・・グレン・クローズの凄さで怖がらせる。浮気男に天罰! 5点(2003-02-22 16:35:11) |