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おばちゃんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

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21.  グレムリン
昔は誰が製作、監督してるかなんてほとんど気にせず見てたので、今回レビューを書こうとして、スピルバーグ製作、監督がジョー・ダンテだったと知り、ビックリ。 まあどうりで「濃いお味」だったわけだわねー。 こわいけどかわいい、でつい見たくなっちゃう映画でした。  ところで、この映画にはもう1つの思い出が・・。息子が小学生の頃、せがまれてギズモのキーホルダーを買ってやったら、あまりにすぐになくしてくれたので、「最後に見たのどこ!?」とどやして(そう安くなかったんだよー!)、ベソをかいている息子と一緒に夕暮れの公園に探しに行った思い出があります。 結局見つからなかったんだけどね・・。 (あ、いわでもがなですが、息子がほしがったのは、一緒に映画を観たあとっすよ!)
7点(2004-06-26 22:36:31)
22.  クリフハンガー
スタローン作品についてレビューするのは初めて。つまり苦手です。 これは唯一楽しめた作品。 ハラハラしたし、あぶらっこすぎなくて、ちょうどよかったです。 舞台となっている場所の温度で、スタローンのしつこさが相殺された感じですかね。(^_^) だから、私のようにスタローンが苦手な人にも「大丈夫だよ」と勇気づけたい。 スタローンのファンには聞いてみたい。「彼にこのくらい面白いほかの作品てあるの?」と。  最近はなぜか顔がくずれちゃってるし、何か痛々しいと思ってしまうのは私だけすかね?
7点(2004-06-26 22:04:50)
23.  空中ぶらんこ 《ネタバレ》 
ウフフ、この部屋にいらっしゃるに違いない、と思った、へちょちょさんが、やっぱりいらしたー。オー、キリコさんも。お仲間に入れてくださいましな。  昔、TVの名画劇場の定番作品のようだった本作。私は少なくとも2度は、もしかしたら3度くらいかもしれないくらい、見た覚えがあります。 主要キャスト3人が、実に「濃かった」ですよね。  三角関係も、私はハラハラいたしました。 てか、それが一番の見所と私は思ったんでありますが(^_^;)。  最後は、野心にまみれた若者より、疲れた中年男の背中を追っていくジーナ・ロロブリジダに、ほーお・・と何だかよくわかんない感慨をもったものでした。 
7点(2004-06-21 00:07:03)
24.  クレイマー、クレイマー
よーく比べて考えてみてください。  勝手に女つくって、妻子を置いて家を出ていく男はけっこう多いけど、家族からは非難されても、他人からはあからさまな非難はされない。  女は男をつくってなくても、夫子を置いて家を出ただけで、家族からも他人からも非難される。  それっておかしくないですか?   最初から子どもと一緒では再就職もままならなかったでしょうし、また、夫が子どもを遺棄するようなそこまでひどい人ではないと考えて、置いていったのではないかと思われます。 確かに、子を置いていったことには夫に対する「復讐」のようなニュアンスもあったかもしれない。その道具に子どもを使っていいのか、という問題は残る。 しかしね、子どもに対する扶養の義務を負っているのは母親だけじゃないんですよ。 父親に半分の責任があるのは当然です。 父親が半分の義務を果たしていなかった時代、母親は一手にその責任を引き受けていた。 母親が義務を果たせない環境に身を投じた以上、父親が以前の不足分の反省も求められ、責任を果たさなきゃいけないのは、あたりまえだのクラッカーじゃあーりませんか。 中には、父親は経済を担うというかたちで責任を果たしていたじゃないか、という意見もあるかもしれませんが、それは子どもへの責任のごく一部に過ぎません。親になるということは、ただご飯を多べさせればいい、ということじゃないんですから。(映画がそのことをこそ描いているでしょ?)  やがて、母親は安定した仕事と生活を得られた。いよいよ子どもを取り戻したいと思った。ごく当たり前の展開じゃないでしょうか?   彼女は「納得の行く生き方」を探して、やっとそれを得た。 結婚しているあいだ、彼は自分に満足いく生き方をしていたんでしょう。 でも、彼女は?  パートナーどうしだったら、彼女の生き方のサポートは彼の役割だったはず。 男は女にサポート役を要求し、自分のその役割は果たさない。 全員がそうだとは言いませんが、そういう鈍感な人が多すぎます。  ラスト、押し付けがましくなくて、好感度大だったと思います。
7点(2004-06-19 12:01:38)
25.  クイズ・ショウ
レッドフォード監督はきめ細かい、端正な描き方をしますよね。 センセーショナルに興奮させることを、あえて抑えよう、抑えよう、という演出です。 ちょっとこだわりすぎ?の感なきにしもあらずで、昔はそういう姿勢が苦手だった気もするんですが、今や逆転。 その「こだわり」がいいのです。 レイフ・ファインズ、ジョン・タトゥーロの緊張感の高い演技に、息苦しくなるんだけど、そこがいい。
8点(2004-06-19 10:57:30)
26.  グッドモーニング,ベトナム
そうかー、バリー・レビンソンだったのか。私はほとんど終始一貫、この人の作品は好きかもしれない・・と今頃気づいた。 この映画のセリフは英語にうとい私には字幕以上のことはほとんどわかっていなくて、それは半分くらい理解できてないのと同じだろうと思うけど、英語が出来るにしたって人によってレヴェルはまちまちなんだから、そんなことはどうでもいい。 本作での、知らなかったかもしれないけれどここにこういう人たちがいて、そしてこんなことがあったんだよ、という語り口は、わるくなかったと思う。  2004年現在のイラクの状況のことを思うと、映画というものの限界性も感じないではいられないが、しかし、2003年初頭に実は本作はNHK教育テレビで放映されたのだという。 私は「マーズ・アタック!」をやはり同時期にNHK教育で見たのだが、「やるじゃんNHK」と思った私の直感はやはり当たっていたような気がしないでもない。 歴史の表舞台はときの権力者がつくっていくものだが、本当に社会を支えているのは無名の多くの個人だ。みんな、自分の立場でできることを精一杯やっているじゃないか。或いは、それが捨て石に過ぎなくても、一人一人の存在は大きいじゃないか。この映画はそういうことを言いたかったのかなと思う。 ロビンが今よりとっても初々しくて(ま当たり前か)、そこもよかったと思います。
7点(2004-05-30 21:24:12)(良:1票)
27.  グレートウォール(1986)
【酒と泪と男と女とゲロッパ!】さんこと【ぐるぐる】さん、私もこれ観ましたー(私は公開当時に・・そこは【ぐるぐる】さんと違いますよね!?(^_^;)劇場公開は確かかなり限られた期間と場所だったと記憶しています)。確かに今観たほうがかえって面白いかも。里帰りした父親の祖国に寄せる想い、その長男のアメリカ人ぶりの対比や、迎えた側の家族との対比、すべてにほどほどの緊張感があって、面白い作品でした。娯楽映画ではなかったけれど、長男が万里の長城でフットボールの真似事をしたり(中国人のそれも年配者が観たら「何て不謹慎」という話なんでしょうね)、いとこ同士が生活習慣やファッションの違いをお互いにビックリしたり、といったところ(があったと思う・・不確かだけど)は、けっこう面白かったと思います。アメリカと中国の文化や風土の差の話を、日本人が観て理解するには、80年代当時には、私たち観客側にも情報が不足していたと思うから、またもう一度見てみたいなあ、中国も劇的に変化しつつあるから、さらに新しい発見がきっと幾つもあるかもなあ、と今回思いました。この映画の、ユニークさに8点をつけたいと思います。でも観た人がそう大勢いるとは到底考えにくい作品ですね。とうぶん、【ぐるぐる】さんとの二人部屋かも!? 。<追記>ぐるぐるさん(そうお呼びしてイイですよね)、こちらこそ宜しくお願いします。でもどなたかいらっしゃるかしら? それもまた楽しみですね。私の場合、近所の小さなビデオやになぜか置いてあったので、ほおと思い、それももう10年くらい前かもしれませんが、ビデオでも見たことありました。だから探せば皆さんもあんがい手に入るだろうと思います。
8点(2004-05-27 18:57:43)
28.  グローリー
若く精悍なデンゼル・ワシントンをはじめ、個性的な黒人俳優たちの演技を堪能しました。マシュー・ブロデリックも、役柄に対して適切なキャスティングでしょう。この役は、幼さのあるキャラクターである必然性があったはず。どうしてケチをつける人が多いのか、フシギです。追記:白人だからこそあんなヒヨッコでも1つの部隊を任せられるという「皮肉」と、だけどそれを押し付けられる本人だってけっこうしんどいもんだぜ、好むと好まざるとにかかわらずこういうポジションにつかされるとさ、という「リアリティー」をねらったんじゃないのかなあ(ヨタヨタと頼りないのは、そういう「役」なんじゃないですか)? 単なる「正義」と「非・正義」の対立構図にしないための、若干ねらいすぎのストーリーだったと思うから、それがクサかった、というならケチをつけるのもわかるけど、マシューがダメ、というのは的外れでしょう。この「役」に対しては、マシューはピッタリのキャスティングでっせ。
8点(2004-05-16 12:23:13)(良:2票)
29.  クリクリのいた夏
書いたつもりで書いてなかったのがここにもあった(アセッ)。皆さんのおっしゃる「タイトルがおかしすぎ」にまったく同感。クリクリは十分にかわいいから、ボバンさんのおっしゃる通り「沼地の人々」にして、写真の中では少しクリクリを目立たせたら、「このかわいい子がいる沼地ってとどんなところだろう、そういう場所でこの子を取り巻く人間関係ってどんなかしら」とかきたてられることになるはず。そういう想像力のない方々が映画の公開の仕事をなさってるのかと思うと、ほんとに(わるいけど)腹立たしいくらい。で、私もタイトルとの違和感、終盤に文句があるので、この点です。のどかでとりとめなくて、味わいは悪くなかった。映画としての完成度はそこそこだと思うけれど、あののんびりした光景にまたふれたくなって見たくなる可能性はあるかもしれないなあ。カエルのエピソードが面白かったですね。(でもさ、Les Enfants du MaraisのMaraisが沼地なの?  Enfantsって子どもたちよね? うーん、もしかしたら邦題をつけた人たちって実は映画を見ていなかったりして????・・ありうると思わない?)
6点(2004-05-08 22:58:55)
30.  グリッドロック
そうですか、今の時点(私が投稿する前)で7.69点ですか。いやそこまであげられる作品でもない気がするんだけどなあ・・。これ見て「だからなんなんだよ」と怒る人もいそうではないかと。私は、こういう脱力した感じ、好きですけどね。7点でもいいし、本作でのティム・ロスはとっても彼らしくていいんだけど、「平均点」が納得いかないから、6点にしておきます(笑)。ところで、ルーシー・アレクシス・リューって、ルーシー・リューのことですよね。せっかくアップされてるけど、ルーシー・リューにしとかないと、出演作からもれてしまいますよね・・。・・あら、失礼しました。ちゃんと「同一人物」と出てくるんですね、一安心。
6点(2004-04-29 19:02:14)
31.  偶然の旅行者
たぶん日本国内ではヒットしなかった作品だろうと思う。ちゃんと確かめてないけど。私がなぜ見たかというと、昔買った「ぴあ」のシネマガイド本(ご存じの方多いと思うけど、あの電話帳みたいな本)であらすじを読み、面白そうだと思ったから。(余談だけど、この本で興味を持って、その後見たマイナーな作品が実はゴチャマンとある。たとえば「ヒドゥン」とか。今思い出したのはこれだけだけど、でも数え切れない。このことは初めて書いたけど。変な映画に免疫ができたのは、間違いなくこの本のおかげ!)ウィリアム・ハートが好きだからエコヒイキ点が入っているかもしれないけれど、私はいいと思いましたね、この映画は。自分のつれあいとの関係が、この夫婦の関係性に近いと感じたせいかもしれません。そこに登場するジーナ・デイビスの個性が、なかなかいい。あまり好きではなかった女優ですが、この人物造形でアカデミー賞受賞は、納得できます。大人向けの映画ではないかと思いますね。余談の、さらに余談ですが、あのガイドブックは何かにつけ使いまくり、とうとうボロボロになったので捨てましたが、当時しばらくは家族と、ビデオやテレビを見ながら「あれで調べてよ」「あれ捨てちゃったのよ」「あそうか、捨てなきゃよかったのに」という会話を繰り返しました。(;´_`;)
8点(2004-04-22 23:39:49)(良:1票)
32.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
最近見かけないTV番組ですが、美保純さんがレンタルビデオを借りて視聴、直後に感想を語る、という番組でこれを取り上げていた回に偶然見かけました。「やっぱりこれの前がよすぎて期待しすぎたかも。いまいち~」と(言葉は正確じゃありませんが)ボヤいているのを見て、「何かやけに熱く語っているなあ・・そこまで感動したアニメって何?」と思ったのが、「~モーレツ!オトナ帝国~」を見たきっかけの1つでした。当然、流れで本作も見ました。感想は、美保さんとまったくおんなじ。うーん、私にもいまいちでした。私も「オトナ帝国に軍配!」と思うけどなあ・・。こっちはあまりに設定に無理がありすぎるところがやっぱりねえ・・。
7点(2004-03-23 16:57:53)
33.  蜘蛛女(1993)
くくく。細かい点はもう忘れちゃったんですが(人に指摘されるまでジュリエット・ルイスが出ていたことも忘れてた)、何しろこわかった。レナ・オリンってほんとに演技がうまい。ただただそれを見るためだけにこの映画を見ても損はないと思う。でもってその職人技を見たら、今度はだんなさんである(離婚はしてないよね?)ハルストレム監督の「ショコラ」で彼女の姿を探して(!)みると、さらに楽しめるのでは?と思います。〈追記:忘れとったー! もっとかっちょいいレナが見られるのは「存在の耐えられない軽さ」やん。「ショコラ」は作品全体は私にとっていまいちでした。「存在・・」のほうがオススメ!〉
7点(2004-03-14 18:01:28)
34.  クルックリン
ある黒人ミュージシャン一家の家族ドラマ。妹や弟とともにこういうホノボノ、しみじみした自伝的作品を作るとは、シャイなリー監督の本当の素顔が垣間見えるような感じです。さすがに音楽もよかった。ただ私はやっぱりスピーディで切れのよいリー作品が好きなので、観た当時は正直なところ、イマイチと感じました。基本的に少年少女ものは好きなのですけどねえ・・。とはいえ、いつもの過激とも見える作風が苦手な人にこそ、見てほしいかも。良作です。
6点(2004-01-21 12:07:12)
35.  クライング・ゲーム
ありきたりじゃない、独特な世界と、ドラマチックな展開がよかった。とてもノスタルジックな雰囲気と、きわめてこんにち的な主題のハーモニーが、実にスリリングな味を醸し出していたと思う。フォレスト・ウィテカーを初めて知った作品でもある。いい役者ですね。
7点(2004-01-06 01:10:54)
36.  グース
うーん。可もなく不可もなく・・。確かに良作だから5点じゃあんまりかなと、そういう感じ。いつもどちらかというと辛口のレビュヤー様たちがあんがい高採点なのでビックリです。(できたらもう少し、どこがそんなによかったのか言っていただかないと、いつもの辛口とお似合いにならないですぅ・・。笑)
6点(2004-01-05 14:48:38)
37.  グレイスランド
いいじゃないですか、これ。偶然TVで見て、実はびっくりしたんですよ。同じくハーヴェイ作品である「ルル・オンザブリッジ」と同じ年の制作とのことですが、知らなかったので(期待して見たあっちよりこちらのほうがいいです)。余談ですが、私のことかなり映画オタクと思ってる方もいらっしゃるみたいなんですが、決してそうじゃないんです。 全然見てなかった時期も長かったし。単に人生も思い切り後半になったので、振り返れば観た本数が増えたな、というだけの話。だから、名画の作品名を聞いてもどんな作品か知らないこともしょっちゅうだし、ハーヴェイはかなりひいきにしているほうですが、出演作をまめにチェック、なんてことは一切しないし。これはほかの役者さんについてもですが。余談が長くなりすぎましたが、本作は、エルヴィスの活躍とその後の転落を知っている世代のほうがたぶん楽しめるでしょうね。最後、「で一体、何者だったの?」というのがあいまいに終わるところが、じんわりとした余韻を残していい感じ。ハーヴェイがエルビスに似てない点、そしてハーヴェイ以外が演じてもさしていいフィルムにはならなかっただろう、と思える点がいい。つまりハーヴェイ好きだったらぜひ見なくちゃ!の1本ですね。
8点(2004-01-04 23:45:26)
38.  靴をなくした天使
私見では、ダスティン・ホフマンはうまいから安心して見ていられるんだけど、うますぎて、たいていの場合ほかの役者とのアンサンブルがイマイチ(実力の差がありありで!)。その点この映画はなぜか肩の力が抜けていて、イイ感じだった。情けないキャラのほうが実は合っているんじゃないでしょうか? そもそもあとの主要キャスト、ジーナ、アンディも私にとってはそう好きな役者じゃないのに、2人もすごく自然体で、よかったです。ビックリ。味わいが深いのは、ただ面白おかしいだけでなく、風刺や皮肉もきいているからですね。知られていなさそうなのがとても残念な1本。
8点(2004-01-04 15:36:24)
39.  クワイエット・ファミリー
村長から「もうすぐ大きな道路が出来る」と聞いて山頂でペンション経営を始めた家族(もうここからしてオカシイでしょ)が、とんでもない客を次々に迎える、いわゆる巻き込まれ型ホラーコメディーです。日本映画「カタクリ家の幸福」の元ネタですが、こっちのほうが断然面白い! まずタイトルロールで、廊下から部屋、部屋から部屋へとカメラが移動していく。画面が暗いけど暗すぎない、ちょとだけコワイがコワすぎない、絶妙なバランス。舞台っぽいつくりだなあと思っていたら、監督は演劇出身とのこと。冒頭、「マクベス」もどきの(だけどかなりセコイ雰囲気の)不思議な老婆がおかしな予言をしていくあたりから、私はツボにはまりそうな予感がヒタヒタ。もう、ギャッハッハ~と笑いまくりでした。基本的には閉所ものですが、ペンションの周囲のさびれ方が笑えたりホノボノしていたり、とにかく私のツボには完全にはまった! 役者たちもすごくうまいです。昔の新劇俳優みたいな顔したお父さん、かしまし娘の長女みたいなお母さん、このオバカ映画を、なかなかひきしめています。しかも!!「シュリ」に出ていたコワモテの男優2人が、とぼけた長男と、父親の弟役で、口あんぐり。姉妹役のアイドル女優2人(顔がちと似すぎてるけど)も、チョ~かわいい。セリフとか表情がほかの役者よりカタイことがちょっと難だけど、イヤミなほどではない。ま、ストーリーやもろもろは、あーだこーだと解説してもしょうがないシロモノですが、とぼけた味で、飽きさせない。音楽のセンスもいい。ホラーコメディー好きだったら、はずせない1本だと思います!! な~のに、観た人少ないのねん。ざんねんだわー。渋谷のTSUTAYAにはありましたよ。え?遠すぎるって? 追記:「あ、そうだキャンペーンしよう!」でHNを変えたものの、レビューは増えないんで、ガッカリ。でも名前は覚えてもらったかしら? 10点をつけた作品じゃありませんが、でもほんとにオモロイ映画ですから、私がHNを戻しても、皆さん、この題を覚えておいてね~!
8点(2003-12-29 19:11:18)
40.  グッバイガール
楽しくて胸がキュンとする、いい映画でしたよね。ニール・サイモン、リチャード・ドレイファス、マーシャ・メイスン、この3人の名前を初めて知った作品でもありました。決してカッコいい話、カッコいい役者さんたちじゃないのに、なんてイイ味なんだろう、素敵なシーンなんだろうとタメイキをついたもんです。でも時代背景が古くなっていくことで、これから見る人には古くさく感じられるようになっていってしまうのかな? そうだとししたらちと残念。冒頭からラストまでとても完成度が高いのに、余計なりきみが感じられない点がよかったです。
9点(2003-12-28 15:55:09)(良:1票)
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