41. さらば愛しのやくざ
この頃の陣内は格好良かった。もうヤクザ映画には出ないんだろうか。中学生の頃に何回も観て痺れた。長渕の『オルゴール』よりは血生臭くなくて、爽やかな印象。ギバちゃんとの相性も抜群。またこのコンビでヤクザ映画を作って欲しい。 [DVD(邦画)] 6点(2007-07-27 00:31:15) |
42. ザ・ウォード/監禁病棟
《ネタバレ》 やはりそういうオチか…。ところどころエグイ描写があるものの、意外と普通のヒューマンドラマとしても観れてしまう。カーペンター作品という「ありがたみ」はあまりないかな。 [DVD(吹替)] 5点(2012-03-04 16:05:13) |
43. 30デイズ・ナイト
《ネタバレ》 極夜に閉ざされたアラスカの田舎町を襲うヴァンパイアたち。ホラー映画の舞台としては申し分ないが、いまいち設定を活かしきれず。30日間という期限付きだが、そんなに時間経過しているように見えないし、実際3日くらいで簡単に全滅しそう。突然字幕で「7日目」とか出てくるが、いつの間にそんなに経ったんだ?と驚いてしまう。隠れ家でじっとしていればいいものの、無駄にウロチョロして犠牲者を増やしたりと、突っ込みどころも多い。襲い来るヴァンパイアの群れをショットガンで撃退する屋外のシーンは、俯瞰で捉えており非常に格好良い。首チョンパなどのスプラッター描写も抜かりはなく、あと一歩で傑作になった予感。ラストの落としどころも嫌いではない。 [DVD(吹替)] 5点(2010-11-16 10:30:31)(良:1票) |
44. サヨナライツカ
《ネタバレ》 妖艶な魅力を振りまく中山美穂に異国情緒溢れるタイの風景は見事マッチしており、前半部分は情熱的なラブシーンも含め、非常に素晴らしい出来だった。ところが、25年後になるや、登場人物は急に老け込み(加藤雅也の老人演技がひどすぎて笑ってしまった)、突然不良息子が現れたりして、こちらはもう浦島太郎状態。しかもダラダラと長い。後半をもっとスリムにまとめてもらえば、名作になりえたのに。数年前に行定監督で映画化が進行していたらしいが、彼では前半の濃密な空気は生み出せなかっただろう。その点では今回の韓国人の監督もそう悪くないと思える。 [映画館(邦画)] 5点(2010-01-24 18:30:46) |
45. サイドウェイズ
《ネタバレ》 小日向さんが相変わらずいい感じに枯れていてとっても素敵なのだが、アメリカに長期滞在しているはずの生瀬さんと京香さんが英語すごい下手。逆に菊地凛子はさすがハリウッドで活躍するだけあるな~と感心しました。オリジナルは随分前に見て、ただの下品なラブコメにしか思えなかったが、リメイクはいい意味で薄味になっていると思う。オープニングから小日向さんのナレーションで始まるが、これがまた長い。本来映像で語るべき映画というジャンルにおいて、必要以上に説明的な言葉を使用するのはマイナスにしかならないと思うのだが? [映画館(邦画)] 5点(2009-11-16 20:42:11) |
46. 里見八犬伝(1983)
昔は面白かったんだよ!主題歌も好きでした。かつての思い出を胸に、10数年振りに家で見直した。自分的には懐かしさでいっぱいだったが、最後の決戦でハリボテの岩がゴロゴロ転がるのを観て、カミさんに失笑された。 [DVD(邦画)] 5点(2007-11-29 17:11:17) |
47. サイン
《ネタバレ》 ホアキンが死ぬほど驚いていた宇宙人登場シーンで、観客は必死に爆笑をこらえていたことだろう。 [映画館(字幕)] 5点(2007-10-24 21:32:45) |
48. サランドラ
《ネタバレ》 この作品が酷評されているのって、例の「ジョギリ・ショック」によるものだと思うのだが、そんなことはいい加減忘れて、ひとつの作品として観た場合、決して悪い出来ではない。90分ノンストップに狂気を堪能できる『悪魔のいけにえ』ほどではないにせよ、ラスト20分の壮絶な報復合戦はかなりの見物。文明人が獣性に目覚めるという展開は、インテリらしいウェス・クレイブンならではの視点(クレイブン作品の登場人物は殺人鬼にただ黙って殺られるばかりではない。それはデビュー作の『鮮血の美学』から一貫している)。ざらついたラストも印象的(ちなみにDVDに収録されている別エンディングでは、生き残った家族が再会するラストが用意されている)。『ハイテンション』のアレクサンドル・アジャが監督したリメイク版にも期待大! [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-11 09:09:01) |
49. さよならみどりちゃん
《ネタバレ》 共感できる人物がひとりもいないというのは困ったものだが、ユタカの生き方には男だったら少しは憧れる部分もあるだろう(あんな人格崩壊者なのに、女の子にモテまくり)。星野真理はアングルによっては全然可愛くなく、最後の方でやっと拝ませてくれるヌードも貧相なもので、期待しすぎた分落胆も大きく、減点ポイント。他人の色恋沙汰ほどつまらないものもない。 [地上波(邦画)] 4点(2011-01-02 10:30:11) |
50. ザ・フィースト
《ネタバレ》 予測不可能なモンスターパニックというような触れ込みだったが、狙いすぎで逆に白ける出来に。登場人物をわざわざ字幕で解説するのも最初は「おっ」と思ったが、何回もやられると飽きてくるし、そもそも十数人のキャラクターを一気には覚えられない。モンスターとの対決シーンになると映像がブレブレで何やってるんだか分からない。同系統の作品では、『ブロブ』や『トレマーズ』に軍配が上がる。あまり褒めるところのない映画だが、唯一、『バタリアン』のクルー・ギャラガーの雄姿を久々に拝めたのが救いか。 [DVD(吹替)] 4点(2008-08-27 07:33:44)(良:1票) |
51. サウスバウンド
原作をなぞっただけの平板なストーリー展開、クライマックスに至っても全く盛り上がりに欠ける演出。原作を読んだ時の興奮はどこへやら。期待値が高かっただけに、残念な出来。森田監督はどうしちゃったのだろう?堤幸彦監督あたりに好き勝手に撮ってもらった方が面白い作品ができたのではないか? [DVD(邦画)] 4点(2008-03-13 01:00:04) |
52. サンゲリア2
《ネタバレ》 ショッカーみたいなゾンビが高い所や草むらの中から突如飛び出してくる。どこに隠れてるんだよ!お前ら!明らかに『バタリアン』のパクリとしか言いようのないストーリー(『ザ・クレイジーズ』も入ってます)。下手くそな演者、ノリノリのゾンビ達。こういうグダグダのゾンビ映画はいいね。脳味噌が溶けそうなほど暑い日なんかに観たくなる。ちなみに、ルチオ・フルチが監督を降板したというのはあくまで噂ですので…。 [DVD(字幕)] 4点(2007-07-27 07:56:35) |