81. G.I.ジェーン
デミ・ムーアの坊主頭と筋肉ウーマンぶりばかりが強調されてたけど、記憶に残るのもやっぱりそれだけだった。がんばった割には今ひとつだった。 5点(2003-03-06 23:07:03) |
82. 幸福の黄色いハンカチ
健さんと倍賞千恵子、桃井と武田鉄矢の二組のカップルをシリアスにユーモラスに平行して描いていくロードムービー。大人カップルの重さを若いカップルで軽いタッチにしてそれぞれの愛の形を見せる。新人だった武田はそのギャグセンスのうまさで注目されることになった。ノーテンキで軽かった武田キャラがラストで愛の大切さに気づき、桃井とほんとの恋ができるのも大人の愛の深さを知ったから・・甘いという人もいるでしょうが、日本映画としては良心的でいい出来だと思う。 9点(2003-03-06 23:01:16)(良:1票) |
83. 真実の行方
多重人格を見分けるのは難しい。こんな演技力でやられたら精神科医も騙されるかもしれない。「刑法39」で堤真一がやったり、テレビドラマ「存在の深き眠り」で大竹しのぶ(これはほんとの多重人格の話)がやったけど、こちらもうまくて感心した。でもノートンの人の良さそうな童顔で悪人格をやっても、ホントにわるそーには見えなかった。興味のある人は、多重人格の本「ビリー・ミリガンと24の棺」など読んでみてね。アメリカでは結構多いらしく各種の本が出てます。 8点(2003-03-05 23:49:07) |
84. 幸福の条件(1993)
札束で人の心を買うなんて発想自体が下品でエゲツナイ。しかも札束に心が動く夫婦。特に夫!なんだっ、情けない!しかもこれがテラテラのひひじじいだったら成り立たないんだけど、ハンサムでかっこいいレッドフォードを持ってきたりして・・・(こんなのに使わんといて!)見るだに腹立たしいような中身のうすーい映画。 3点(2003-03-03 23:30:39)(笑:2票) |
85. シュリ
すっごく大勢死にましたね。数えようとしたけど数え切れなかった。世界のマーケットを意識して作った産業用映画であるとは思うけど、韓国の民族分断の悲劇がベースなので、これを理解しないでただのアクション&恋愛映画として見ると本質にいたらないかも・・・ハリウッドの真似のような作り方は感心しないけど、切ない恋には素直に泣けた。 7点(2003-03-01 18:04:19) |
86. 小説家を見つけたら
枯れてきたショーン・コネリーが渋くていい。ボンドの時のかっこよさより今の方がすき。偏屈な老人と少年との友情がハートウオーミングで心に残る。 7点(2003-03-01 17:48:31) |
87. ジョー・ブラックをよろしく
劇場で見たのにあまり印象に残らなかった作品です。ブラピは美しくて素敵ですが、ヒロインがイマイチでロマンティックな気分になれない。 5点(2003-03-01 17:35:03) |
88. 情婦
弁護士のチャールズ・ロートンは「人生は42から」ではにこやかな実直な執事だった。ここでは病気上がりの頑固でおちゃめな役。いずれもインパクトのある魅力的な人だった。未見の人のために詳しくは言えないけど、マレーネ・デートリッヒには驚かされる。脚本が巧みでセリフはユーモアがあって最高。ビリー・ワイルダーの脚本、演出ともいつも感心させられる。普通こういう法廷ミステリーは一度見ると面白さは半減するものだが、これに限っては何度見ても面白い。これはただのミステリーではなく、ユーモアのある会話や上質の演出、俳優の魅力など全てが傑出しているからです。 10点(2003-03-01 17:28:09)(良:1票) |
89. JSA
事件の真実が調べの合間にフラッシュバックで少しずつ入るので、一度見ただけではなかなか分かりづらいところがある。2回見てそのあたりが理解できるといい作品だと思う。この感情的なものは韓国人でないと本当には理解」出来ないのかもしれない。敵、味方に分かれた同胞が友情で結ばれて、でも一旦危機が訪れると銃口を向けてしまう。後に冷静になるとそれが自己嫌悪となり、自殺するしかない・・凄く悲しい現実をありえないような話で見せてくれる。韓国映画によく見られる都合のいい、雑なつくりがあまり見えないのがいい。 南北3部作の中では、恋愛の甘さがない分緊迫感があって一番いいと思う。7点だけど8点に近い7点。 7点(2003-03-01 14:50:10) |
90. ジョンQ-最後の決断-
作品自体はいまひとつだけどディンゼル・ワシントンだけでうまくまとめて見せてしまう。 5点(2003-02-03 22:54:32) |