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コメント数 1963
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21.  浮き雲(1996)
正しく、小津監督の世界だ!その人間の描き方、一つ一つのシーンの描き方から音楽まで何もかも小津監督を思わせる世界です。暗くなりがちな中にも時々、見えるユーモアと優しさとのバランスがほど良くて、観ていて気持ちが良い。ラストがこれまた良いんだなあ!正にタイトル通りに相応しいあのラストシーン!空を見上げる二人の表情がこの映画を物語っている。やたらめったらうるさい音楽を流し、CGばかりのめまぐるしい映像ばかりの今のハリウッド映画とは違って、人間味溢れる世界、じわりじわりと来る温かさ、こういう映画があるから私はミニシアター系の映画が好きです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-10 21:55:02)(良:1票)
22.  運が良けりゃ
山田洋次監督の映画では寅さんシリーズ以外のコメディの中ではこの作品が一番面白い。落語好きの山田洋次監督らしくテンポの良いストーリー展開とブラックユーモア満載でこれは楽しめる。同じ山田洋次監督の「馬鹿まるだし」や「馬鹿が戦車でやってくる」よりも面白かったし、好きです。それにしても山田洋次監督の喜劇の演出家としての才能の高さをこの作品を観れば解る。落語好きにとっては間違いなく楽しめるそんな作品です。あっ!そうそう、私もあの婆さん、怖かったなあ!けど、怖い中にも笑える要素がたっぷり描かれていて楽しかった。作品全体の雰囲気が何となく川島雄三監督の作品に近いものを感じたけど、私だけかなあ?
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-22 18:06:49)
23.  右門捕物帖 紅蜥蝪
初めて観た「右門シリーズ」がこれ!むっつり右門役の大友柳太郎のかっこ良さが光ります。人間味溢れるその侍としての魅力に加え、その他の出演者にしてもこれまた東映時代劇全盛期の素晴らしいメンバー達が沢山揃っていて、これまた面白く、スリリングなストーリー展開に引き込まれました。それと私もこの映画の中の丘さとみの可愛さにはこれまたやられました。本当に可愛い!丘さとみ!
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-01 22:52:47)
24.  ウォーターボーイズ
男のシンクロ?最初は正直言って、駄目だと思ったけど、観て良かった。アホな奴等がアホはアホなりに頑張る。このアホさがこの映画の良いところである。まあ、このノリに付いて行けるか行けないかで評価が分かれる作品であることは間違いなく、私にはこのノリが何故だか微笑ましく感じられた。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-29 22:31:32)
25.  雨月物語
あっ!どうやら溝口監督作品、初挑戦という人がいるらしいけど、私もです。この前、何となく借りてみようかと思って借りてきて初めて観てびっくりしました。何とも言えない怪しげな雰囲気、日本の美学がここにある。そんな感じがして、面白かったです。やっぱりこの頃の日本映画って俳優が本当に素晴らしいです。そう思う今日、この頃であります。今度は「近松物語」に挑戦しようかと思っています。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-02 21:13:07)(良:1票)
26.  麗しのサブリナ
作品の雰囲気、そして、内容もこの後の同じビリー・ワイルダー監督の「昼下がりの情事」と何となく似てる気がするし、好みというならば「昼下がりの情事」の方が好きだし、二番煎じと言われればそうかもしれないけど、オードリー・ヘプバーンにはやはりこういうラブコメ的な作品こそよく似合う。「ローマの休日」が彼女の最高の映画とすれば、その次にくるのは「昼下がりの情事」か「シャレード」でその次がこの作品です。彼女の見せる美しさと可愛さ、品の良さ、女優という枠を超えた親しみやすさこそ最大の魅力であるオードリーが十分に見られる映画として外せない映画です。この作品もそうだけどオードリー・ヘプバーンが何故、今もこうして多くの映画ファンに愛され続けているのか?老若男女問わず愛されるのか?見れば誰もが納得いくと思うぐらい輝きを放っている。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-06-17 22:32:09)(良:1票)
27.  海の若大将 《ネタバレ》 
若大将シリーズって監督が誰かによって違う印象を受ける。今作の監督は植木等の大ヒットシリーズやその他社長シリーズを幾つも撮ってる古澤憲吾監督だけあって、ひたすら明るい。主演の加山雄三は勿論だけど、ライバル的存在の田中邦衛が良い。サングラス姿で何とエレキギターまで弾いているのだが、それが凄く楽しそうで、見ていて楽しんでる様子が伝わってきます。田中邦衛と言えばあの北の国からが有名だけど五郎さんとは違う弾けた感じがこのシリーズの中でよい味を出している。映画の中での田中邦衛と言うと他の映画でも色々な顔を見せてくれており、脇役に徹しながら主人公と対照的な役で印象を残してくれている。亡くなったと聞いて何だかとても淋しい。そんな田中邦衛のご冥福を祈ると共に加山雄三には田中邦衛の分まで長生きして欲しい。加山雄三と田中邦衛が並び立つ場面における2人のやり取り、試験だと言いながらさっと居なくなる田中邦衛、試験中に友達に答えを教えてもらおうとしてる場面の可笑しさ、先生にカンニングがバレて怒られる田中邦衛とカンニングに協力して叱られる友人、加山雄三は何も罪が無いのにちょっと可哀想。所々で突っ込み所満載で、決して褒められる様な内容では無いが、これこそこのシリーズの一番の魅力かもしれない。加山雄三は勿論だけど、とにかく田中邦衛が良い。エレキギターを弾いてる姿が加山雄三をも食ってしまう程、かっこよかったです。北の国からの田中邦衛しか知らない方達に田中邦衛の面白さをこのシリーズを見て知ってもらいたいです。本当に亡くなった事が残念です。天国で星由里子とお幸せに!
[DVD(邦画)] 7点(2021-04-05 19:00:10)(良:1票)
28.  ウルトラマン物語
ウルトラマンタロウの子供の頃から大人のヒーローになるまでの成長過程の中でタロウがどのようにして強くなるか?その描かれ方にウルトラマンファンだけでない全ての男達に向けて、諦めるな!諦めさえしなければ何とかなる。というメッセージをウルトラの父からの特訓で見せるウルトラマンタロウ、子供向けと思わせておいて、実は大人向けとも思わせる作品です。ウルトラマンタロウの他のウルトラ兄弟までも見せてくれてるのでウルトラシリーズのファンなら普通に楽しめる作品になってます。それにしても、子供のウルトラマンタロウとウルトラの母とが一緒に居るだけで、鉄郎とメーテルが居るみたいで、銀河鉄道999ファンの私としては嬉しくなってしまいます。編集変的な感じに対する不満もあるけれどウルトラシリーズファンである者として色んな意味でもウルトラシリーズに対する愛を感じる事が出来るので低い点は付けられませんでした。
[DVD(邦画)] 7点(2016-09-01 20:31:21)(良:1票)
29.  美しい夏キリシマ 《ネタバレ》 
「美しい夏キリシマ」とあるようにキリシマの夏の風景の美しさが印象に残る。そんな中、戦争映画なんだけど戦闘シーンは出てこない。戦闘シーンを描かずに戦争の苦しさ、戦争体験者の苦しみというものを描いている。予想に反して男と女の情事の場面もちらほら出てくるというのには驚かされたが戦地において生きる男女の葛藤、家族達の思い、美しいキリシマの夏の風景の中で見せるこの何ともやり場のない怒りのようなものがひしひしと伝わってきて黒木和雄監督自身が実際に戦争を経験しているからこそ描ける映画なんだと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-27 21:57:56)
30.  ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ! 《ネタバレ》 
何だか「キングコング」ぽいなあ!と感じたのは私だけでしょうか?ウォレスが姿が変わってしまってからの後半の展開なんてどことなく「キングコング」映画のようです。ヴィクターの悪ぷりと憎さ、それを倒すウォレスとグルミット、今回も見事なコンビネーションで見せてくれる。沢山の動物達、うさぎが沢山出てきて、色々と楽しませようという試みが見られる。面白いとは思うけど、やっぱり短篇の方が好きです。それにしてもあのウォレスの変わりようといい、それ以上にグルミットの動き、眼の表情、涙までが見事なまでに描かれているのには毎度ながら感心させられる。
[DVD(吹替)] 7点(2011-02-10 22:38:15)
31.  歌行燈(1943)
何だろう?この不思議な感じのする作風は?何だか成瀬映画を見ているというよりは溝口健二監督の映画を見ているような錯覚を起こす。それは全てにおいて力強い感じが漂う。芸に生きる男と女、話としての面白さを楽しむ映画というよりは俳優の演技を見る映画である。出演者の演技が皆、素晴らしい中で特に山田五十鈴の演技は凄い。舞の場面のなんたる迫力!ただただ圧倒されました。成瀬作品らしからぬ雰囲気の中にも常に女の美しさと力強さとを難なく描き切るところは凄い監督であることを認めつつも成瀬作品としては普通の出来栄え!(好みという意味でも8点以上は付けられない)普通と言っても7点レベルには達している所は並みの監督とは大違いである。これ、はっきり言って下手な監督、下手な脚本家に下手な俳優なんだかもよく解らないような人が演じていたら駄作間違いなしに終わっていたであろう!やはり映画は良い監督と良い脚本、そして、良い役者が揃ってこそ良いものが出来上がると言っていい。成瀬巳喜男監督の映画を見ているとそう思わずにはいられないのである。成瀬巳喜男監督だからこそ傑作に成り得た映画がいったい、この世に幾つ存在することか?いずれにしてもこの映画も成瀬巳喜男監督だからこその映画であることだけは間違いない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2009-12-10 21:55:47)
32.  噂の女
おっと、これまた皆さん、かなりの評価をしているみたいですね。うん!確かに相変わらず観ていて感じるのは、溝口健二監督の女性の心理状態に対しての映し方、複雑な気持ちのゆれ、その他色々と上手い。いや、上手すぎる。でも、何だか私としては溝口健二監督作品としては平均的な感じ、ちょっと物足りない。それでも面白かったことは否定は致しません。田中絹代と久我美子の二人が親と娘であるにも関わらず同じ男を愛してしまうという何ともドロドロした複雑な関係のドラマも下手な監督が撮るとただのドロドロしたものに終わるところを溝口健二監督は単なるドロドロしたままでは終わらせないところは流石です。それでも個人的好みからしたらこのぐらいの点数が妥当かな?
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-08-30 21:41:58)
33.  右門捕物帖 南蛮鮫
このシリーズ幾つか観ているけど、相変わらず大友柳太郎のかっこ良いこと!困ってる女性に対する優しさと悪人に対しては容赦なしの姿勢が見ていて気持ちが良い。それに対してもう一人、大川橋蔵の丘さとみ演じるお花さんへの愛情の裏返しと取れる態度、それに「いじわるね」とばかりに答える丘さとみの何とも言えない可愛さの前にはそりゃあ、ここに出てくる男どもが進藤英太郎に堺駿二といった良い歳してほのじなのも解るってもんだぜ!作品全体に漂う空気とでも言うのかなあ?いかにも東映時代劇て雰囲気で好きなのだが、ちょっと物足りない部分もある。それでもやはり丘さとみともう一人東映時代劇のお姫さま大川恵子の美しさといい、これであとは長谷川裕見子が揃えば完璧!とにかく丘さとみと大川恵子の可愛さと美しさがもたらすこのシリーズ、何だかんだと言いながら私は結構、好きです。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-05-27 10:45:08)
34.  乳母車
本来ならドロドロした内容なのにそれを感じさせないのはイチにもニにも、芦川いづみの可愛さと新珠三千代の美しさ、この二人の嫌味というものがまるでない女性像があればこその清潔感のある作品になっている。冒頭のいきなり白い水着で現れる芦川いづみの笑顔に石原裕次郎もどっかへ消えてしまいそうなほどの芦川いづみが可愛くて可愛くて、何かもう芦川いづみを見ているだけで癒される。話そのものは本当にどうしようもない暗い話なのに、あっ!男優陣ではなんてたって、宇野重吉が良い。駄目な父親を演じていてもその駄目さが嫌味に思えないのが良い。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-04-28 17:19:58)(良:2票)
35.  浮雲(1955)
森雅之の駄目な男、男のずるさと高峰秀子の女としての哀しさがモノクロの画面いっぱいに痛く伝わる。何ともやりきれないこの暗い話の中で二人が見せる演技の素晴らしさ、それを描ききった成瀬巳喜男という監督、ただ者じゃないと思う。作品全体、あまりにも暗すぎる為に、繰り返し観たいとは思わないけど、男と女の哀しき人間ドラマとしてなかなか見応えのある作品だと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2006-09-24 20:22:50)
36.  うる星やつら オンリー・ユー 《ネタバレ》 
エル恐ろしい女だ!自分の欲望の為に男達を食い物にし、愛の冷蔵庫たるものを作っては、99999人もの男、しかも二枚目ばかりをコレクション、もう、エルってよりエス、いや、Sです。あたるといいめんどうといい、それ以外の出てくる男達が皆、M体質でそんな男達が馬鹿だらけな如何にもうる星やつら的な世界を楽しめるものの、映画という意味での不満が残る。映画でしか出来ない様な体験がもう少し見たい。そんな不満を感じながらもうる星やつらファンとしてそれなりに楽しめたので6点ぐらいは付けても良いと思う。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-02-24 18:43:31)
37.  噂の二人
オードリー・ヘプバーンとシャーリー・マクレーンの共演にロマンチックコメディを期待すると痛い目に合う。監督はローマ休日のウィリアム・ワイラーだ。ところがこれまた予想を遥かに上回る何とも残酷な人間ドラマになってる。子供の嘘から始まる悲劇、見てても楽しいなんて気持ちには全くなれないし、腹立つのに最後まで見れてしまうのは監督の手腕あればこそ。まあ、個人的にはオードリー・ヘプバーンとシャリー・マクレーンにはドロドロしたものより軽いタッチのコメディのが似合ってると思ってるのであまり高い点数は付けたくない。6点ぐらいが丁度良いかなて思うのでこの点数です。それにしてもウィリアム・ワイラー監督の家の中での人間模様と階段の使い方に対するこだわりみたいなものがこの映画でも沢山見られる。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-12 21:21:57)(良:1票)
38.  ウホッホ探険隊
「家族ゲーム」の森田芳光監督脚本による家族のドラマ、出てくる人物がそれぞれに悩みを抱えながら生きている。色んな意味で「家族ゲーム」と共通する世界であるが故に狂気、才気というものが弱い。あの「家族ゲーム」で見せた森田芳光的な才気、遊び心をとことん見せて欲しい。家族のあり方、親と子の関係、接し方、家族以外の他の人達との接し方など人が人らしく生きて行く為にはどうするべきか?というものを真面目に描いている点は大いに評価出来るし、役者の演技も悪くはないし、いや、それぞれが個性的であり面白い。それ故に何度も言うように刺激が足りない。毒が無い。もっともっと毒のある作品として描いて欲しかった。「家族ゲーム」の森田芳光監督、脚本家としても才能のあるこの人物ならばそれだけの凄い作品を書けるはずだと言いたい。根岸吉太郎監督に演出を任せたからか?よく解らないけど真面目過ぎる。森田芳光監督、自分で演出もすればどういう作品になっていただろう?という興味が沸く。
[DVD(邦画)] 6点(2012-06-01 18:36:27)(良:1票)
39.  ウンタマギルー
うん?タマギルー?よく解らん映画なんだけど嫌いではない。雰囲気そのものが不思議な感じで嫌いにはなれない。では好きなのか?て聞かれるとこれまた困る。心から何度も見たいと思うほどの映画でもない。沖縄という文化、土地柄が作り出す不思議な魅力、そして、何よりも青山知可子の迫力のある乳を見て「ウンタマギルー」てより「ウン?タマゲター」もう青山知可子、全てを貴方に捧げたい。しばらくしたらストーリーなんて全て忘れそうです。てより見ていてもよく解らんかったけど、青山知可子の素晴らしい乳だけはどんなに時が過ぎようが一生忘れることはないでしょう!
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-07-09 22:03:06)
40.  美しき諍い女
4時間近い大作で、ほとんどが二人だけの男と女の画家とモデルの葛藤の様子が淡々と描かれている。画家という仕事とモデルという仕事、両方の立場からそれぞれの苦悩のようなものが描かれている気がする。ただ4時間近くこの二人きりですので、ドラマとしての盛り上がりに少々欠ける気がしてそういう意味で物足りなさも残るが、つまらなくはない。ただ見るには覚悟が必要かもしれない。間違ってもハリウッド映画的な面白さなどは絶対に期待してはならない。そういう人は見ない方が良い。
[DVD(字幕)] 6点(2009-05-30 17:34:34)
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