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コメント数 230
性別 男性
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1.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺 《ネタバレ》 
今まで日本の映画をあまり観てなくてすみません。と謝ってしまうくらいの映画でした。感謝をこめて(ありがとうございます)とお礼を言いたい気持ちです。素晴らしい内容に関しましては、あらためて書くことは何も御座いやせん。この居候の気風のいい丹下左膳像、それにお藤との男女像(この微妙かつ絶妙な味わい)を存分に堪能できるのです。人間味が溢れ出ている人物像にこそ、羨望の念を抱いてしまいます。何を言ったところで常にお藤に頭があがらない丹下左膳。そのお藤とて、口の悪さと裏腹に毎度情に絆されるおかしみ。これらを簡略化した場面転換でもって味わいつくせるのです。お約束の展開で先が読めてしまうことでおかしみを増す“剣術”と“寺小屋”の場面なんて最高でした。そして丹下左膳が簡単に主張を引き下げることに、誰も一言も触れず、ただ(おかしみ)だけがジワ~ッといっぱいに拡がるのです。男をたてることと、女をたてることで自然と拡がるおかしみ。言いたいことを口に出すように促されること以上に、言わなくていいことまで口に出してしまうことを、もっと自分達は戒めるべきではないだろうか?と現代に生きながら考えてしまいました。
[DVD(邦画)] 9点(2008-08-03 08:29:04)
2.  旅路の果て 《ネタバレ》 
遥か70年も昔に作られた、この地味なフランス映画に詰め込まれた豊潤な味わいを何と伝えればいいのでしょう?サンクレール、カブリサード、そしてマルニー。この三老俳優の人生そのものを描き出したかのような表情や語り口、ひっくるめて書くと演出や演技力なんでしょうけど、それぞれに、そのように生きてきたようにしか見えないんです。それに例えば老人ホームにサンクレールが初めて来たときの老女優たちの目の輝きだけで、これがどういう男だったのか察しがつくとか、または僕はフランス語がまったく解りませんが、全ての俳優の言葉(発音)がくっきりと耳に入ってくるとか、演劇的な発見がいろいろと楽しめます。でもこの時代だからこそかもしれませんが、生き抜いた男と生き抜いた女を比較すると女のほうが肝が据わってるような気がしますね。単に能天気なだけでは無いなとな思いました。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-15 16:03:51)
3.  第3逃亡者 《ネタバレ》 
もう完璧に古い。旧き良き時代と言えばそれまでだけど、んなアホなの連発は僕が観ても失笑モン。 だけど何でしょ、これ案外面白い。例えば精神的に追い込まれた人間の挙動が、手の震えやヘンテコなリズムを叩くエンターティメントとして表現され、そんな人間をいたぶる事にたっぷり時間を取ってるとことか、憎いです。ハラハラもドキドキも無いですが、それでも充分楽しめてしまいました。 映画って何なんだろ。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-04-08 21:28:42)
4.  探偵物語(1951) 《ネタバレ》 
面白い!このとんでもない迫力に圧倒されます。ひとつの柱となるドラマがあって、同時進行で複数の取調べがドラマを織り成すのですが、全く無駄が無く、全てのシーンが映画を面白くするためだけに機能している程の臨場感!演技のノーガード・バトルロイヤル!マクラウド刑事の父親へのトラウマが引き起こした壮絶で痛々しい事実との直面、そして葛藤。この常に苛立ちを抑えきれない剃刀のようなカーク・ダグラスに眼鏡をかけてるシーン、タイプを打つシーンを与えたバランス感覚も見事。シュナイダーの弁護士を追ってマクラウド刑事が凄い勢いで階段を駆け下り、それを下からのアングルで捕らえたショットは鳥肌が立ちました。 
[DVD(字幕)] 9点(2007-02-05 00:41:32)
5.  第三の男 《ネタバレ》 
僕が小学生時代に愛読した藤子不二男A氏の自伝的作品があって(ここに描かれている世界観とディテールが綿密で本当に素晴らしく今思い返しても唯一無比の作品)その作品に登場する映画鑑賞シーンの影響で昔から未だ観ぬ名画への憧憬が、ずっと心の奥底にあった。そのなかでも、この『第三の男』は特別な1本だった。実際に何度か鑑賞して、やはり驚くほど印象深いショットの連続に息詰まっている間にアッという間に鑑賞を終えるという素晴らしい作品だと思います。サスペンスとしてもメロドラマとしても確かに弱いのですが、だからこそ逆にショットの凄みを際立たしていますね!ただし人として当然のことをやってるにも関わらず、惚れた女からイヌの顔だの名前までマヌケだのボロクソ言われてるホリー哀れすぎ。しかし、この哀れなドMにとってはラストの秀逸な並木道のシーンさえ、自らを奮い立たす糧となってしまうのである!   
[DVD(字幕)] 9点(2006-10-11 01:55:07)
6.  太陽はひとりぼっち 《ネタバレ》 
これも大好きな映画。研ぎ澄まされた映像、描かれている出来事や現象の理由は殆ど明らかにされないけど、その視覚的効果によって次々とイマジネーションを呼び起こされていく為、静寂が続く画面の切り替りであってもグイグイと引きつけられていく。もの凄いリアリティ、モニカ・ウィッティも素晴らしい。
[DVD(字幕)] 8点(2006-08-27 09:03:15)
7.  脱出(1944) 《ネタバレ》 
例えば一人でDVD鑑賞して観終わった、その瞬間に画面に向かって拍手喝さいしてしまう、そんな作品です。"支持するのは自分自身だ"っつーボギーにはシビれます(その驚くほど多い一人笑いと人情味!)これぞ男の中の男!そして数ある名助演の中でも、特にいい味出しまくりのウォルター・ブレナン!そんでもって、ひたすらクールにバシバシ決めてくれるローレン・バコール!その嫉妬!(クールな女の嫉妬程カワイイもんはないよー!)"ボランティアその2"って台詞とラストのシェイクヒップ!!まさに天才ホークス監督の底力、とにかくサイコーに面白く素晴らしい作品です。端役に至るまでとにかく魅力的な俳優陣による(全てがと言っていい程)緊張感と味わいに満ち溢れた名場面の数々と一瞬たりともダレることがないそのテンポ!こ・・・これぞ傑作中の傑作!
[DVD(字幕)] 10点(2006-07-03 00:08:25)(良:2票)
8.  打撃王
野球を、ベースボールをこよなく愛する自分のような人間には、たまらない作品。ゲイリー・クーパーはルー・ゲーリックのイメージそのものだし、可憐という言葉は、この女性の為にあるかのようなテレサ・ライトの好演も光る。そして誇り高き、素晴らしきこの原題! 
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-16 01:03:33)
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