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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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1.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 
8/14の深夜にBSで見ました。時間帯がリアルだったのでとてつもない緊張感で見れました。キツイ事言えば、軍部関係者は皆どうしようもない。国の事を考えているとは思えない。状況も全く理解できず、戦争を続けようとする姿勢に怒りがこみ上げてきた。<追記>リメイク版の口直し的に9年ぶりに再見。汗、汗、汗。やはり、熱気とパワーが違う。タイトルまでが20分。ナレーションが少々クドイなと思いつつ、「長い日が始まる」というカウントダウンの緊張感そしてタイムリミットに向けての攻防戦。記憶ではもうちょっと官邸・政府の攻防戦があるように思えたのだが、攻防というよりじれったくて、イライラする「大日本帝国の葬式」手続きが続く。他方、将校決起は中枢だけでなく、厚木・児玉・横浜等々の周辺部まで描いているのがリメイク版との大きな違い。それにしても狂気のオンパレードで見ている最中何度大きなため息をついた事か。時間的制約があったという事が515や226と大きく違い凝縮されてる。上官に放送許可を訴えるものの「それが未練だよ」と諭されて、畑中が泣き崩れる所が印象的だった。将校たちの決起は自分達が精魂こめて取り組んできた戦争への未練だったのかもしれないですね。天皇発言の重みを先日のビデオメッセージで感じた後だけに、あらためて考えさせられる所もあった。『ヒトラー最期の12日間』と比較すると成り上がりヒトラーと伝統と文化の継承者である天皇の違いもよくわかります。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2007-08-19 05:53:33)
2.  二十四の瞳(1954)
題名は知っていたのですが、どういう話なのかは知らず、瀬戸内海の小島の、のどかな学園物なのかなあと思ってたら、こんなに切ない話だとは・・・。教員とは子供の成長と変化を期待して行う職業だと思うが、男子の殆どを戦争で失う辛さを考えると、現代においても一部の教員が君が代斉唱・国旗掲揚に過剰反応するのも、わからないでもない。ラストでバスが走る脇を、雨の中自転車通勤する先生の姿は嫌味がなく、それまでの背景・経緯を思い起こせば素直に感動できる。「スクールウォーズ」と並び賞されるべき先生物の傑作だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-12-05 23:44:36)
3.  ニュー・シネマ・パラダイス
完全版を見ました。前半は「青年よ大志を抱け」ですが、肝は中年以降の展開にあると思います。過去の人生に「もし、たら、れば」は無いし、正解も無いと思います。だからどっち(仕事の成功か初恋の相手との成就か)がよかったかなんてわからない。トトは教会で出会った神(映画andアルフレード)に導かれただけの事でしょう。そういう運命だったんだと思います。ひとつ言えるのは、今の自分は過去の自分があるからこそ。これからの人生も、いろんな人に左右されるだろうし、映画のようにはいかないかもしれない。人生なんて思ったとおりになる訳が無い。とまあ、自分の人生の過程や結果を外部要因のせいにせず、そろそろいい大人なので、自分の人生には責任を持たないと、と思っているのですが・・・。
9点(2004-10-17 06:27:56)
4.  ニューオーリンズ・トライアル
政治的プロパガンダというかバイアスがあり、銃社会の是非についての議論が弱い(概ね銃規制容認というトーンで描かれている)ところが難点ではあるものの、多少は過剰な演出はあるんだろうが陪審制度や陪審コンサルタントというアメリカ司法制度の問題点を提起しつつ、単なる正義に留まらず復讐劇も交えたエンタテイメントとして充分に見応えががあり楽しめる。本作の教訓としては、感情的になって怒鳴り散らしたら全てを敵に回すことになるってことかな。そう仕向けるのもひとつのテクニックなんだろうけどね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-06-26 12:14:48)(良:1票)
5.  ニューヨーク・ニューヨーク 《ネタバレ》 
冒頭はかなり凹みました。あの日、NYはお祭りだったのかあと思うとね。暗い気持ちを引きずって、「靴を履け、早くしろ!」で多少持ち返し、NY・NYを歌い上げてからENDまでのラスト15分がグッときます。まず、デニーロの拍手のシーンが控えめで、最初のナンパの時のしつこい拍手との違いがあり、成長ぶりを示す。で、ライザ・ミネリが歌い始めに後を振り向くところが毅然としていてカッコイイ。もちろん歌も最高。鳥肌が立ちます。そして、最後の2人の会話がよいです。別れた女に「君を誇りに思ってる」なんて中々言えるもんじゃないです。終わり方もちょっと切なくて好きです。
8点(2004-01-20 05:42:13)
6.  日本の熱い日々 謀殺・下山事件
朝日記者の他殺説の原作がベースなので、後半は記者の「想像」が入り込んでいるものの、ほぼ実話の「陰謀事件」として描いた作品であり、それなりの見ごたえはある。古めかしさを出すために多少過剰演出な部分はあるし、80年代の風景が入り込んでしまったりと難点もあるのだが(この時代に駅に点字ブロックはないでしょう)、戦後昭和のミステリーとしてはとても興味深い事件なので、こういう映像作品を通じてもっと関心がもたれてもいいように思える。結構複雑な「事件」なので多少あらすじや概要を頭に入れてから見た方がいいかもしれない。もっと長尺で丁寧に描いた方がよかったのかも。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-08-25 11:54:04)
7.  ニコライとアレクサンドラ
政治史というよりも家族史というテイストで、題名にも象徴されるように夫婦関係を中心として息子・娘たちも交えた家族の物語として人物像中心に描かれている。よって、単なる教科書的な歴史モノではない作品に仕上がっており映画作品として評価できる内容。逆に言えば、ロシア崩壊の政治ドラマを期待するとその辺の背景・経緯は結構省かれているので物足りないと感じる人もいるのかもしれない。ラストの処刑前の地下室のロマノフ一家の緊張感ある沈黙はとても印象的。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-21 12:08:56)(良:1票)
8.  2012(2009)
これは一見コメディのようにも思えるが、人類滅亡も非現実的ではなくなってきている昨今では結構風刺が効いているようにも思える。尚、正味100分程度の放映なので60分程度カットで視聴。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2020-10-16 02:45:31)
9.  ニューヨーク東8番街の奇跡
「奇跡は目的や理由を求めると消えてなくなる」という台詞からは物事の偶然性や因果律の認識について考えさせられる。やはり奇跡というのは認識の問題であるのかもしれない。また作品上は「宇宙人」という事にはなっているが、「電気で動く機械式の物体」という描写からはロボットや今風に言えばAIとも解釈可能であり、そもそも生命体とは何か?とか、後半以降の描写からはAIに家族形成や仲間との連帯は可能なのか?といった疑問も沸いてくる。30年以上前の作品ではあるが、現代的テーマとして色々と問いかけをしてくる作品である。
[地上波(字幕)] 7点(2020-09-29 13:52:21)
10.  日本沈没(1973) 《ネタバレ》 
日本が沈没したらどうなるのか?という壮大なシミュレーション。領土だけでなく国家もなくなり民族も消滅するという事をあらためて思い知らされると共に、国家とは何か?民族とは何か?日本人とは何か?について考えさせられる。公開後に起こった各災害や将来予測等を考えると、そんなに荒唐無稽な話にも思えなくなるんだが・・・。それにしても、皇統継続のために皇室を分散させて避難させるというプランには唸らされる。ここさえ生き残れば、日本人は不滅という事になるのだろうか。ラストはやや暗めで、仮に海外に避難できたとしてもユダヤ人のようになってしまうんだろうかなどと考えてしまう。尚、国内では福島県民が311の原発避難でディアスポラをプチ経験済みではあるとは言えるのではないのかと。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-08-12 11:33:57)
11.  ニンゲン合格 《ネタバレ》 
目が覚めたら、イキナリ10年後の世界だった。周囲には10年の時間経過があるが、少年にとっては翌日でしかない。少年は「現実」に修正を加えようとする。それは少年にとっては「現在」の継続でしかないが、周囲にとっては「過去」を取り戻そうとしているように映る。この各々におけるある種の「10年ギャップ」が淡々と描かれる。製作者の意図するメインテーマは家族の崩壊と再生なのだろうが、時間論的テーマを見落としてしまうとこの作品の面白さがわからないだろう。終盤の加害者による少年の「現実」の破壊行為は「現在」の継続と取り戻せない「過去」との交錯・対比が見事に描写された名シーンだ。が、ここはもっと派手にやってもよかったような。また、西島の演技にはやや達観が感じられ、精神年齢14歳の少年ならではの戸惑いや苦悩のようなものが少々欠如していたように思える。全体的にはもうちょっと丁寧にわかり易く描いてもいいようにも思えるが、あんまり説明過多になると、単なる家族の物語といった人情物になってしまうので、難しいところなのかもしれない。『ニンゲン合格』の題名が意味するところは「存在」(の価値)なのだろう。と考えると真のテーマは『存在と時間』という事になるのかもしれない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-07-12 13:37:28)
12.  日本の黒い夏 冤罪 《ネタバレ》 
高校生がマスコミを取材して番組制作をするという実話(確か取材した男の子はその後松本のTV局に入社してたような)をベースに映画化したという少々凝った作品なので、この構造が理解できずにとまどう人が居るのは仕方ないかな。それに高校生は結果を知った上で取材をしているので、当時の混乱状況への追及がしやすいという優位性がある。ただし、目的はマスコミの糾弾ではなく、なぜこのようになってしまったのか?という真実の追求という体裁になっている。よって、この作品の本質はサリン事件の解明・説明にあるのではなく、ある事件に対する警察とマスコミの関係や姿勢、それに振り回される一般人の有り様を高校生の目線から描く事にある。いまどきマスコミが警察の情報を垂れ流しているだけだという事を知らない人はいないだろうが、一応警察の事は信じているのだろうし、ついつい第一報の刷り込みで脊髄反射してしまう状況は今も昔も変わらないように思う。 取材先のTV局の姿勢や登場人物が、どこまで実話で脚色なのかがわからない所が難点ではあるが、問題提起としてはよくできているし、さすがにラストの再現シーンは戦慄が走った。一番印象に残ったのは警察の焦りには長野五輪(のセキュリティー強化)があったという事。今後、東京五輪に向けて冤罪が発生する可能性が高くなるのでは?と心配になった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-07-04 11:14:09)(良:1票)
13.  虹をつかむ男(1996) 《ネタバレ》 
これは「映画とは何か?」に対する、山田洋次のひとつの答えとなる作品ですね。ストーリー的にはイマイチで、台詞回し等は渥美清を意識していると思われる部分は多々あるものの、やはり西田敏行では代役は務まらないという事を証明してしまっただけで、逆に渥美清の偉大さがわかるという結果になってしまったような。追悼作品としてはそれでよいのかもしれないけど。西田敏行では美しさや華がないので、振られるシーンなんかはただの悲劇になってしまってるし。 喜劇ってのはホント難しいものだなと思い知らされた。 ラストはこみ上げてくるものはある。
[DVD(邦画)] 7点(2014-02-09 16:08:58)(良:1票)
14.  N.Y.式ハッピー・セラピー
段々と嵌められていく序盤からテンポもいいし、中々無茶苦茶で面白かったけどなあ。 怒りには内向型と外向型の2つがあるってのはナルほどなあと。
[DVD(字幕)] 7点(2008-09-14 06:32:44)
15.  尼僧物語 《ネタバレ》 
尼さんというとサウンドオブミュージックを思い出してしまうのですが、実際は厳しい世界ですねえ。コレに比べたら、私なんて毎日無数の罪を犯していまして、見ているうちにかなり鬱になってきます。愛ってのは感情の発露なので、完全なる自己犠牲の精神とは両立しないんでしょうね。愛のために出来る自己犠牲とできない自己犠牲があるだろうし。尼さんも人間なので感情をすべて捨てろって言ってもなかな難しいだろうなと思います。特に侵略受けたり、肉親殺されたりすれば、内心穏やかではいられないでしょう。よって皆多少は自分をごまかしている部分はあるのでは?でも作品にあるように「自分は騙せない」ので本当に自分に厳しい人間は、自分を騙す事ができずに、尼さんを辞めちゃう?よって尼さんを続けているのは自分に甘い人間???などと考え出すとキリがなく禅問答みたいになってしまいます・・・。 <追記>18年ぶりに再見。感想は特に変わらずだが、そもそも尼僧になった理由が神に仕えるというより、医療や慈善活動にあったのだとすると、こういう結果になるのは必然だったのかと。同僚が殺されても平静でいられたのに、肉親が殺されるとそうではないというのが対照的に描かれていて、その辺に「俗」な部分が残っていたとも言えるのかもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-21 19:13:14)
16.  日本侠客伝
高倉健のシリーズものは「高倉健がいつ、どのように登場するのか?」がひとつの楽しみなのですが、これはなかなか登場しない。ホントじれったい。で、やっと登場したかと思えば、軍服で後姿で、仏壇の前。これじゃ「健さん、待ってました!」にはならないよお。ただし、その後の小頭ぶりは腹が座っていてシビレます。本作品には特別出演として錦之助が出ているわけですが、やはりそれなりの扱いをしなければならず、単独の討ち入りシーンがあるのですが、これがダメ。ピストルでの討ち入りだし、死に方も後ろから刺されるという無様なもの。錦之助には任侠モノは似合わないかなあ。高倉健の最後の討ち入りですが、刺青はないし、短刀使いなのもあってやや美に欠ける印象です。
[地上波(字幕)] 7点(2005-08-12 16:52:39)
17.  虹の女神 Rainbow Song
上野樹里の存在感はピカイチで、蒼井優にもインパクトがあり、さすがに若手女優を撮るのが上手いなあと感心させられる。ただし、全体的には甘ったるくストーリーも弱くて、中盤以降はダレル。特に、痛々しい相田翔子のパートは必要だったのかと。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-06-27 00:25:02)
18.  日本一のホラ吹き男
フザケタ出世物語なんだが、爽快感があって見ていて楽しい。ライバルが途中で消えちゃったが、もうちょっと競争的なものが欲しかったかな。昔の東京の街並みも貴重な映像。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-01-09 00:09:16)
19.  人間の証明
原作未読。小学生の頃にTVで見て挫折した記憶があるが、このたびリベンジ。戦後の混乱期の過去を背負う系に人種差別を加味したことにより、松本清張をインターナショナルにして少々クドクした感じ。佐藤純彌にしてはオトナシメの印象だが、エンタメ的になってしまうのは仕方ないというところか。同日に生じた両事件の必然性とご都合主義が気にはなるものの、全体的には酷評するほど悪くはない。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-11-25 12:39:25)
20.  女系家族
21年ドラマ版(4時間)を見ていたせいか、尺的な少々物足りなさはあるし、演技はこっちの方が抑制的。時代を経るに従い演技はオーバーで仰々しくなっていくものなのかもしれないが。でも、昔の女優には現代の女優にはないよさがあるし、愛人役は宮沢りえよりも若尾文子の方がしっくりくるかな。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-09-12 14:33:01)
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