61. おとうと(2009)
《ネタバレ》 ○すべからさんのご指摘の通り、古臭い映画だと感じた。エリートには人間味がなく、庶民は人間味がある。こういったテイストは男はつらいよシリーズからそんなに変わっていない。ブサイクな鶴瓶ときれいな吉永小百合は渥美清と倍賞千恵子を彷彿とさせて良かった。○病気が縁の切れた二人を元に戻すと言うプロットがありきたり過ぎた。○加瀬亮は重要そうな役の割りに出演シーンがえらく少なかった。○中居正広のカメオ出演、普通に笑ってたやんw [映画館(邦画)] 5点(2012-01-21 22:52:41) |
62. お熱いのがお好き
《ネタバレ》 ○やっぱりビリー・ワイルダーは安定している。○思った以上に一シーンが長く、もうひと展開ほしいと感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2011-08-21 14:59:46) |
63. 男はつらいよ 寅次郎夢枕
《ネタバレ》 ○一番印象に残ったシーンはもちろん寅さんがマドンナを振ってしまうシーン。そのシーンにおける背景色の使い方など素晴らしく鮮やか。振ってしまったことに気づき、座り込む寅さん。悲しさを必死の笑顔で隠す八千草薫。作品自体としては異色ながら平凡な出来だと感じたが、このワンシーンだけはこのシリーズのハイライトになるかもしれない。 [DVD(邦画)] 6点(2011-08-17 21:24:09) |
64. 男はつらいよ 柴又慕情
《ネタバレ》 ○若いころの吉永小百合を初めて見た。当時20代後半には見えないあどけなさが魅力的であった。○大体このシリーズに通して言えることだが、マドンナが無神経すぎる。寅さんにとっては残酷だね。○森川信さんが亡くなって松村達雄さんに代わって最初は若干違和感があったが、徐々に慣れてきた。でも森川おいちゃんの「ばかだねぇ~」が聞けないとは残念。○作品としては大きな見せ場がなかったのが痛いが、安定した面白さはある。 [DVD(邦画)] 5点(2011-01-04 23:22:21) |
65. オーシャンズ
《ネタバレ》 ○中盤ほどまではなかなか良かったが、睡魔が…何とか観ていたが、後半のお説教は蛇足。変に付け足した不自然さだけが目立った。この程度のメッセージで目が覚めるなんてことはないはず。○この映画一番のハイライトはイルカと海鳥が鰯を狙うシーン。かなりの迫力だった。鰯、涙目w [映画館(吹替)] 4点(2010-02-15 21:16:29) |
66. 男はつらいよ 寅次郎恋歌
《ネタバレ》 ○今までの作品とは一味違ったテイスト。マドンナ、さくらとの別れ方が秀逸。オープニング、エンディングの繋ぎは強引だったが。 [DVD(邦画)] 7点(2010-02-15 20:11:05) |
67. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
《ネタバレ》 ○今の日本に大作を撮れる人はいない。カメラなどは映画仕様になっているが、所詮はドラマの映画化。しかもやってることがハリウッドの真似事。日本がやると胡散臭く見える。 [DVD(邦画)] 1点(2009-08-17 17:26:39) |
68. オール・ザット・ジャズ
《ネタバレ》 ○異色ミュージカル。これが最初の印象。○ボブ・フォッシー映画は「レニー・ブルース」のみの鑑賞だが、徐々に崩壊していく主人公の様は共通している。「レニー・ブルース」はかなり好きだが、今作はどうも惹きつける魅力が自分の好みと合わなかった。○ロイ・シャイダーはかなりの好演。アカデミー賞主演男優賞は皮肉にも、「レニー・ブルース」主演だったダスティン・ホフマンの手に渡った。 [DVD(字幕)] 6点(2009-08-04 11:56:52) |
69. 男たちの挽歌
《ネタバレ》 ○ジョン・ウー香港時代の傑作。○展開などベタだが、様になっている。○チョウ・ユンファ、ティ・ロン、レスリー・チャンとも熱い男たちを好演。 [DVD(字幕)] 8点(2009-06-19 14:06:57) |
70. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 ○観られないことはないが、脚本、演出に難あり。○後半に畳み掛けてくるお涙頂戴はさすがにやり過ぎ。○感動させようと言う場面ではやはり音楽がでかでかと鳴る。こういう演出は大嫌いだ。○感動させるために登場人物に降りかかるエピソードが不自然。いきなり息子を迎えに来る小日向文代が極端に悪役過ぎる。○テレビなんてろくに見たことない人たちがテレビつけた瞬間、おそらく見たことないであろうプロレスのおそらく見たことない力道山に白熱する様子。不自然極まりない。○序盤の堤真一VS吉岡秀隆シーンはドラゴンボールへのオマージュなのでしょうか。ネタとして見れば面白いが、映画の中で極端に浮いてる。○要所で出てくるCGだが、興醒めします。ない方が圧倒的にまし。○須賀健太という俳優はテレビでも見たことあるが、やはり凄い。ずば抜けている。あと小雪もなかなか。一方で吉岡秀隆はひどかった。 [DVD(字幕)] 3点(2009-06-19 10:23:13)(良:4票) |
71. おくりびと
《ネタバレ》 ○予想に反してコメディ要素の多い映画であった。ただ、コメディ要素は本筋とは少し逸れたところにあった。○本筋はご都合主義が多く、説明不足が目立った。妻が主人公の仕事に理解を示すシーンは、銭湯のおばさんが亡くなったから成立したのである。そのために登場人物が一人死ぬというのはさすがにいただけない。また、その後主人公の父親も亡くなる。親子を引き合わせるのが死ぬ時というのは監督の意図した皮肉と言うより、ご都合主義と取れる。○キャストに関して、山崎努は素晴らしかった。本木雅弘は無難。広末は適役でないと感じた。○久石譲の音楽がしつこかった。主人公がチェロ奏者と言うのが彼の音楽を引き立たせるためとも思えた。○アカデミー賞を取ったのも日本の文化が外国人を惹きつけただけとしか思えない。詰まらなくはないが、アカデミー賞とは程遠いように感じた。 [映画館(邦画)] 4点(2009-06-16 17:35:11) |
72. 黄金の七人
《ネタバレ》 ○テンポの良い犯罪コメディ。ゴージャスなテーマ音楽も有名。○前半の盗みは予定調和が過ぎたかな。その中に、このキャラがもっと発揮されていればそこそこ見ごたえがあったのではないか。○後半の金塊争奪戦では、伏線なしで知らない男が登場するのだが、これは反則。これが認められると何でもありになってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-06-16 17:32:52) |
73. オペラ座の怪人(2004)
《ネタバレ》 ○ミュージカル化に無理があったような。緊迫したシーンはミュージカルにするとコメディに見える。首絞められても歌ってるのはね。○クリスティーヌが怪人に惚れる動機が一切分からない。あんなに怪しい奴になぜ。○序盤のシャングリラが上昇しながら時間軸が変わっていくのは秀逸。 [DVD(字幕)] 2点(2009-06-15 23:28:12) |
74. オールド・ルーキー
《ネタバレ》 ○レンタルショップでは泣ける映画のところに必ずおいてある映画。泣きはしなかったが、良い映画だと思う。すごくシンプルな仕上がり。演出はたまにしつこく安っぽい所もあるが、許容範囲。○終盤のメジャー初登板シーンはジーンと来た。思い出したように知り合いが出てくるのは少し気がかりな気もしたが、ブルペンで家族と触れ合うシーンはとても良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2009-06-13 22:54:48)(良:1票) |
75. 男はつらいよ 奮闘篇
《ネタバレ》 まあほとんどいつもと変わらぬ男はつらいよなのだが、今回は恋愛という観点から見ると、少し違う。恋愛というより、父性のようなものが感じられた。 [DVD(邦画)] 6点(2009-06-12 13:46:33) |
76. 大いなる勇者
メッセージは伝わってくるのだが、少々退屈してしまった。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-10 23:15:34) |
77. 鬼が来た!
《ネタバレ》 脚本が本当によく練られている。あのオチは正直やられた。そして、音楽の使い方がとても上手い。いろんな戦争映画を観てきたが、どの国だって戦争は嫌なもの。それが十二分に現れた作品。観る人を選ぶ映画であろうが、とことんリアリズムに拘り、エグいシーンもお構いなしに映し出している辺りは非常に好感が持てる。子供を殺すシーンはかなり驚きはしたが。学校ではこんな映画は上映できないが、皆に観てもらいたい作品の一つである。そして、中国映画であることも忘れてはならない。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-24 20:11:48) |
78. お茶漬の味
《ネタバレ》 冷め切った夫婦関係を描いている作品だと思ったが、このまま離婚して終わりなんてないだろうから、どんな展開になるかと思いきや、いきなり仲直り。この結末しかなかっただろうが、そこの辺りの展開が急すぎる。もう少しそのあたりの描写があれば良かったと思う。それにしても、ヒロインの役に節子という名を付けるのはどうか。よほど原節子に出演してほしかったのだろうか? [DVD(邦画)] 6点(2008-08-17 13:43:13) |
79. 狼/男たちの挽歌・最終章
熱すぎる男たちのドラマ。「男たちの挽歌」ほどの衝撃はなかったが、なかなかの力作。ただ、銃撃戦がどれも同じで、もう少し見せ方に工夫があれば良かったのではないか。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-17 10:43:03) |
80. 男はつらいよ 純情篇
《ネタバレ》 今回のマドンナは、今までとは違いすぎる大人の色気を持った女性。雲の上の存在で、少ししっくりこなかったな。そして、落ち着いた作風ながら、寅さんの暴れっぷりが対照的。マドンナの性格を意識したのだろう。 [DVD(邦画)] 6点(2008-08-13 23:22:13) |