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トマトマートさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 87
性別 女性
自己紹介 まだ辛うじて20代。年をとるにしたがって、映画も本も昔よりも深く味わえるような気になっています。昔なら「つまらん」と一蹴していた映画の良さが分かったとき、にんまりとしてしまいます。

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1.  生きるべきか死ぬべきか 《ネタバレ》 
なんつー洒落た映画なんだ!!さすがルビッチ、ナチ批判も洗練されてますね。 気になったので調べたら、やはりルビッチもユダヤ系のようでした。なおのことシャイロックの科白が心に残ります。 ナチスというと冷酷で薄情、というイメージがあったので、本物のエアハルト大佐が偽者に負けず劣らずバカなのには笑ってしまいました。 しかしキャロル・ロンバートの早口なこと!私の英語力ではちゃんと聞き取れません・・・ ルビッチの映画は面白い科白が多いので、かなり残念です。でも10点。 
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-01 23:40:15)
2.  白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々 《ネタバレ》 
見ておくべき映画の一つだと思いました。許せない話ですが、自らの信念を貫いたゾフィー達にはすがすがしさを感じます。ゲシュタポの取り調べ、フライスラーの裁判などは近年見つかった記録をかなり忠実に再現しているようです。 尋問官とのやり取りが一番印象的でした。特にモーアの最後の表情に絶望のようなものを感じました。 ただ結果論ですが、ハンスがもう少し慎重に行動していたら…と思いました。
[映画館(字幕)] 10点(2006-02-19 04:29:28)(良:1票)
3.  さよなら子供たち 《ネタバレ》 
ルイ・マル自身「この映画を撮るために映画監督になった」と言ったとDVDの解説には書いてありました。たしかに、最後の監督自身の言葉(だと思う)にそれを感じます。長いこと抱いていただろう無力感、罪悪感、怒りはこの映画でいくらか緩和されたでしょうか。自由の女神を見るボネの表情、ジュリアンの視線でボネが感づかれてしまうシーン、ジュリアンが密告者へ無言で背を向けるシーンが特に印象的でした。 重い重い「au revoir les enfants」だと思います。 シューベルトとサンサーンスがとても上手く使われていて楽しみました。   
[DVD(字幕)] 10点(2006-02-16 04:00:53)(良:1票)
4.  極楽特急
ルビッチの作品で初めて見たのがこれでした。昔の映画とは思えないほどのテンポの良さとセンスの良い台詞運びに夢中になりました。NHKBSの放映をビデオにとったものを、もう何度も見ています。もうすぐDVDが出るようなので嬉しい。とても粋で、 いつ見ても楽しい気分になる最高の映画だと思います。   追記(2006.04.08) ジュネス企画から出ているDVDを買いました。映像も悪いし、字幕は悲しくなるくらいダメダメです。洒落や台詞を無視しすぎ。5分に1度は「台詞ちゃんと訳せ!!」と叫んでいました。とても残念です。  
[地上波(字幕)] 10点(2004-05-22 00:02:51)
5.  シン・レッド・ライン 《ネタバレ》 
今まで見た戦争映画の中では一番好きです。戦争の不条理がすごく伝わってきました。美しい自然の中での愚かな殺し合い。けれど誰も好きこのんで殺しあっているわけではなく、この時代に生まれてしまったという理由だけで戦場に送られ、死にたくないから敵を殺している。そこには目的も何かを守っているという自負もなく。心の均衡のためにある者は神に祈り、ある者は妻を心の支えにし、主人公は戦線離脱中の地元民との生活に光を見出す。けれど中盤以降でその支えもなくなり、現実に戻らされる残酷さにはため息が出た。瀕死の少年が死ぬ瞬間、その顔を映さずに少年が最後に見る木漏れ日を映す。それは残酷な程美しい。無惨な死を詳しく見せる映画よりも私には効きました。実際に戦争に行った人は、違う見解を見せるかも知れないけれど、一番心に響いた反戦映画でした。 
10点(2004-03-22 11:34:06)(良:1票)
6.  七人の侍
何度見ても面白い。内容は勿論だけれど、大好きなのは宮口精二の演技。 高校時代、隣の席の子と宮口精二かっこいいよね、きゃ~などとはしゃいでおりました。
10点(2004-03-21 05:48:03)
7.  アマデウス ディレクターズカット
初めて見た時私は小学生で、話は殆ど理解できずモーツァルトの下品さ、ラクリモサの美しさのみ印象に残っていましたが、今回サリエリに同情しました。この映画で一番素晴らしいのは音楽なのですが、昔も今も一番印象に残るのはトム・ハルスの笑い声ですね。出来れば聞きたくなかった・・・
10点(2004-01-05 15:14:45)
8.  ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ティムバートンの最高傑作だと思います。雰囲気とキャラクター造型がすばらしい。グロテスクさと優美さ、かわいらしさが共存するものだと初めて教えてくれた作品です。 またそれまで持っていた、アニメーションへの偏見を吹き飛ばしてくれました。ストーリーはイマイチですが、それを補って余りある魅力を感じるので満点にします。
10点(2003-12-30 14:17:26)
9.  ヘヴン 《ネタバレ》 
トム・ティクヴァ作品で見たことがあるのは「ランローララン」のみで、それがノリは良いけど薄っぺらい印象でした。なのでキェシロフスキ脚本を監督するの~?と思っていたのですが、実際は素晴らしい映画でした。 静かで美しい。精神的にも視覚的にもシンプルになっていく二人の行き着く先が空、というのは納得しました。 しかしケイト・ブランシェットは本当に表現力のある女優ですね。
[DVD(字幕)] 9点(2006-05-26 23:26:13)
10.  美しき運命の傷痕 《ネタバレ》 
なんて見事な映画なんだろう。終映後まずそう思いました。 托卵のシーンからやられました。初めは「狡賢に生きる」ことの象徴かと思いましたが、「家族の崩壊と破壊者」の象徴の気がします。 夫の浮気が切っ掛けで崩壊する3つの家族。それに関わる女性描写がものすごく見事でした。特に長女と次女の心情に共感できたので、この映画すごく楽しめました。 母親と長女が夫の裏切りを知った時にとった行動の違い、長じて破壊者となる三女、おそらく父を死に追いやった罪悪感を抱えているために自己評価の低い次女、全てを拒絶する母親。どの人物にもリアリティがあり、最後の母親のセリフにも説得力がある。 その中でも長女は立派でした。私もああいう行動が取れるようになりたいです。 運命と偶然、王女メディアの例えなどイマイチ理解できない部分もありましたが、ずっと心に残る映画になりそうです。 ただ女性に比べて、男性描写がないのは残念でした。またキェシロフスキの映画が好きな私には、演出過多でした。サスペンス調な演出や音楽はこの脚本を損なっていると思います。なので-1点。プレイスネルの厳しくも透明感のある音楽とキェシロフスキの淡々とした映像で見たかった~と心から叫びます。 
[映画館(字幕)] 9点(2006-05-17 12:41:12)
11.  サリヴァンの旅 《ネタバレ》 
どたばたも無条件で可笑しく、最後にはコメディって素晴らしい、と思わせてくれる。ヴェロニカ・レイクも美しいし、黒人霊歌「Go down, Moses」の使い方も素晴らしい。良い映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2006-03-05 15:33:00)
12.  ひかりのまち 《ネタバレ》 
当たり前だけれど皆一日一日を生きているんだな、と思いました。 夜間電車などから外の家々の明かりを見て、この光の一つ一つに家族や人があって、それぞれの人生があるのだなあ・・・などと考えてしまう私にはとても印象に残る作品でした。 姉妹の性格や職業、セリフなどとてもリアルに感じられ、ちょっと痛すぎるところもありました。特にダブリン出身の男と主人公のシーンが色々見ていてつらかったです。姉妹がカフェで話すシーンは見事でした。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-22 09:57:25)
13.  いつか晴れた日に
上質な恋愛映画でした。 ドロドロの愛憎劇や騙し騙されの駆け引き・・・というのが苦手な私にとっては、オースティンものは安心して見ることの出来るコスチューム系恋愛話です。ただ、どの作品もとってつけたようなラストがちょっとなあ、と思うのですが。この映画も原作は未読ですが事前にオースティン原作ものと知っていたので、ラストのご都合主義にも面食らいませんでした。 特に気に入ったのが、エリノアだけでなく「多感」のマリアンヌがとても魅力的に描かれていること。「分別>多感」という単純な図式にはならないところがいいですね。 イギリスの美しい情景とあいまって、また見直したくなる映画でした。原作も読んでみたいですね。 エマ・トンプソンのスピーチと、解説付き映像もとても面白かったです。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-22 09:11:21)
14.  機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 
痛い、怖い。リアルな戦争ものよりずっと身につまされるのは、この映画が私の弱点をついてきたから。日本人の平和意識と、国防、危機管理の甘さ。地下鉄サリン事件すら危機管理の不備ではなく、異常な人が起こした特殊例として扱った日本の、この先は暗い・・・気がする。押井守は好きだが、ロボットものは苦手なので敬遠していたこの作品、予備知識なくても理解できよかったです。でもこの映画の素晴らしさは監督よりも脚本家の功績ですね。
9点(2004-03-22 06:24:11)
15.  イノセンス 《ネタバレ》 
2回見ました。1回目は映像と音の迫力に押され話についていくことが精一杯でした。それゆえ引用の多いセリフが衒学的で上滑りしているように思いましたが、2回目にはストーリーが分かっていたためか、逆に引用によってセリフが奥深く感じられました。テーマも、初めはバトーの恋物語と受け取っていましたがそれよりも人間とその愛玩物(人形、犬、子供)の関係の方が色濃いことに気付きました。一回目で分からなかった私の理解力不足なのでしょうが。ハサウェイの子供への見方は疑問を感じますし、ヤクザ事務所でバンバン人を殺したわりに最後に少女を非難するバトーには文句はありますが、人間と人形達を等価と見る事には結構納得しました。最後の、立場の違う3人の対比が面白かったです。
9点(2004-03-21 14:46:22)
16.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 - スペシャル・エクステンデッド・エディション - 《ネタバレ》 
ファラミア汚名返上バンザイ。通常版ではすっかり悪者になっていたファラミアですが、その葛藤がちゃんと描かれています。旅の仲間で悪役っぽくなってしまったボロミアの祖国への思いが分かるエピソードもあって、デネソール一家好きの私はかなり満足しました。
9点(2004-03-21 06:31:35)
17.  ウエスト・サイド物語(1961)
音楽とダンスが秀逸。好きな曲がいくつもある。最近デジタル修正版(?)が出たので劇場で見たらビデオとは迫力が全く違った。決闘をしにいくときの4部合唱はとても興奮した。高校の音楽の授業で、先生(男)がトニー役、生徒がマリア役で「Tonight」を歌う課題があったが、あれは無理があったと再認識した。
9点(2004-01-05 14:52:52)(笑:2票)
18.  バタフライ・キス 《ネタバレ》 
どこかに自分を待っていてくれる人がいるかもしれない、というありえるはずもない望みを抱きながらも裏切られるたびに怒りを爆発させ、人を殺していく女と、彼女に惹かれ、同情した主人公。そして最後の切なすぎる結末。数年前に見た映画ですが、鮮明に記憶に残っています。 当時好きだったCranberriesの曲が効果的に使われていて、印象的でした。
9点(2003-12-30 16:48:47)
19.  乙女の祈り 《ネタバレ》 
彼女たちが想像する幻想の世界は、美しく独善的でグロテスク。まさにHeavenly Creature。自分たちの世界を壊されまいと母親(この映画の中で一番普通に見える)を殺してしまう彼女らは責められるべきですが、同時に同情してしまう。監督の視線も同情的だし。
9点(2003-12-30 16:31:12)
20.  抱擁(2002) 《ネタバレ》 
ドラマ「高慢と偏見」で知ったジェニファー・エイル目当てに見ました。上質な映画で満足です。特に19世紀の二人の演技がすばらしい。最後のシーンのアッシュの表情に役者魂を感じました。禁断の恋という題材はありきたりですが、丁寧に描かれているため飽きずに見ることができました。
[DVD(字幕)] 8点(2006-11-17 21:47:19)
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