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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2673
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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181.  サンダカン八番娼館 望郷 《ネタバレ》 
後世に語り継がれるべき作品。「人にはその人その人の都合ちゅうもんがある」と語る、多くの人の身勝手な都合によって幼年から老年まで辛酸を舐め尽くしたおサキさん。それなのに田中絹代演ずる彼女の姿は菩薩様でした。
[DVD(邦画)] 9点(2011-08-16 18:55:51)
182.  近松物語 《ネタバレ》 
上下の隔てのある不義密通。命で償わねばならぬ時代に自分の心に正直に生きた二人。手を繋いだ二人の面持から本懐を遂げた喜びを汲み取れる一世一代の晴れ姿が、覚悟の死地への行進であるラストシーンのこれ以上ない非情さ。その背中にかける言葉がありません。合掌するのみでした。
[DVD(邦画)] 9点(2011-06-22 23:52:34)(良:1票)
183.  大脱走 《ネタバレ》 
冒頭のテーマ曲に家族3人でテレビ鑑賞した子供時分の光景が甦りました。 「腐った卵を集めている収容所」に不似合いに漂うヒューマンな空気の中、エンターテイメント性を前面に押し出した脱走劇に釘付けです。逃げ切れた者3名という厳しい現実にほろ苦さを味わい、ラストのヒルツと収容所長の会話に命があることのありがたみを感じ、独房のボールの響きに「自暴自棄になるんじゃない」との激励を聞きました。キラ星の如き男優陣の中で偽造屋を演ずるドナルド・プレザンスがマックィーンと共に一際輝いていました。  【2023.5.25追記】 午前十時の映画祭 ♪ターンタンタタタンターン タタン タカタカタタタン タンタンタカタカタン で早くも感無量。 クレジットの HANNES MESSEMER に「昨日観たばかりやないの、この人が所長やったんか~」 ドイツ空軍をナチスと一緒にするなと言わんばかりの姿にやはり惚れ惚れ。歴史的名作に相応しい名演でありました。+1点 トイレ休憩を挟んでのあっという間の3時間大満足のひとときでありました。
[映画館(字幕)] 9点(2009-11-03 23:48:47)
184.  サウンド・オブ・ミュージック
規律や戒律は人情味を持ち合わせている上に成り立つ事を、大佐、子供たち、マリア、院長の関わりから再認識させられます。明るく、大らかに振舞う事は勇気がなければ出来ません。次世代に語り継ぎたい名作です。【2017.8.20追記】ここ3ヶ月クリストファー・プラマー出演作品を鑑賞して満を持しての再見。感慨無量のひと時に酔いしれました。
[DVD(字幕)] 9点(2009-09-30 01:15:11)
185.  切腹 《ネタバレ》 
生き恥を晒す事を良しとしない侍、妻子の為に恥を忍ぶ侍、竹光で切腹を強要する情けを見せぬ侍、お家の体面第一に幕を引いた恥を知らない侍、主君に忠義を立てて切り死にした家臣達。それぞれの境遇での武士としての価値観が、見事な脚本、端正な映像、重厚な演技により浮き彫りにされます。半四郎の覚悟が那辺にあるかが明らかになるまでの息詰まる緊迫感、明らかになる瞬間の鬼気迫る姿は何度思い返しても痺れます。結末に、皆が絶対的な善にも悪にも断ぜられなく、詰まるところ「恥」が命のやり取りになってしまう武家社会そのものの功罪に考えが及ぶ作品でした。
[映画館(邦画)] 9点(2009-09-23 21:04:36)
186.  残菊物語(1939) 《ネタバレ》 
風雪や泥に耐えた上下の隔てのある恋が報われる舟乗り込みのシーンはまさに圧巻。お徳の身は灰となってもその魂は菊之助に生き続けるのでしょう。一つ一つ丹念に作り上げられたシーンが一層心に染入ります。
[DVD(邦画)] 9点(2009-08-20 02:19:00)(良:2票)
187.  新幹線大爆破 《ネタバレ》 
初鑑賞。予備知識は「主演が高倉健である」のみ。主犯の理詰めな行動、警察が犯人を特定していく過程、国鉄が爆弾解除を行う過程。結末に向かって片時も目が離せず、山本圭を筆頭に各々の俳優としての個性が役柄に反映されている豪華出演陣の演技も見応えがありました。三者の中で分が悪かった警察ですが、高飛びへの最後の一歩を阻止した手際は忘れられないものとなるでしょう。あの子の姿には衝撃でギョッとしました。惜しむらくは、乗客が事態の好転にも悪化にも絡む事無く、ただうろたえている存在でしか描かれていない点です。あと、どうでも良い事なのですが、一心に太鼓を叩く一団は謎でした。あれも形を変えたヒステリー状態ということなのでしょうか?
[DVD(邦画)] 9点(2009-07-10 04:11:16)
188.  チップス先生さようなら(1939) 《ネタバレ》 
チップス先生の赴任から学校の生き字引となっての大往生までの生涯。キャサリンという伴侶を得て生真面目な堅物にユーモア精神、教師である誇りが加味されて歳を重ねる先生は生徒にとっては一生の師であるようです。妻子との別離、教え子の戦死。先生の胸中が声高に描かれていない演出にかえって悲しみが染み入ります。代々途切れる事無くチップス先生が現れる事が国家の存続の重要事項なのではと思わされた、名作と呼ばれるに相応しい作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2009-07-04 04:29:28)
189.  あるいは裏切りという名の犬
不実に対しては天罰が下る事、筋を通して意地を張り通す事が生半可な思いでは出来ない事を見せ付けられます。同じ慟哭するのであれば、諦めた後の後悔の念でないものでありたいと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2009-06-08 01:54:34)
190.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 
クリスタとドライマンの別れまでの一部始終を盗聴したヴィースラー。それが、卑劣極まりないやり口での「監視」から、組織の一員としての責任と自身の出世を放棄する「見守る」へと変わってゆく様子を見るにつけ、狭い世界の中で情緒に乏しいまま生きる弊害に気づかされます。そして、思想統制という目的の下に、国家がそのような生き方を強いる事が、達成の為の手段以上に罪深いと感じました。彼に一言の言葉も口にさせることなく表現した演出と演技の上質さが忘れられない作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2008-02-29 15:11:22)
191.  ターミネーター2
ヒット作の続編が前作を凌駕した希少な例で、CG映像、キャラクター、アクション、ストーリー、メッセージが程好く混ざり合ったSF映画の最高峰と呼べる作品です。「人間がなぜ泣くかわかった」映画史に残るシーンを観る度に、その事を絶対に解り得ないT‐1000の恐ろしさを味あわされるのです。
[DVD(字幕)] 9点(2007-09-17 00:39:55)
192.  深夜の告白(1944) 《ネタバレ》 
犯行の計画と遂行と破綻の理詰めな展開に男同士の友情と男女の愛憎が絡まり合う見事な脚本です。フィリスと関係を持つのは危険であり、キーズには敵わない事を理解していながらも、ずるずると蟻地獄へと嵌まり込んでしまうネフ。三人共々忘れ難いキャラクターです。キーズの万感の想いがこもったラストシーン、ワイルダー監督ならではの演出はさすがと言うしかありません。唯一の減点はフィリスの最期です。私は血も涙もない姿で息絶えた彼女が見たかったです。
[DVD(字幕)] 9点(2007-03-23 02:20:33)
193.  西部戦線異状なし(1930)
冒頭の教室の模様に戦争のやり切れなさを見ました。このシーンがあるので、その後の丹念に且つ淡々と描かれた最前線の模様が、死は名誉と言う事が如何に空虚であるかを浮かび上がらせています。この教師や酒場で机上の空論を繰り広げる父親達の姿に、次代を担う子供達を誤った道に導かぬ為の教育(徳育、知育、体育)が国家の基本だと感じさせられました。一人でも多くの方に観て頂きたい作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-09 12:08:47)
194.  コレクター(1965)
屋敷内における犯人と被害者。被害者の心中「生きて此処から帰りたい」は手に取るように解るのですが、犯人の本心が奈辺にあるのかを読み取ろうとしても彼女同様に解りません。物語は二人以外のシーンは最低限にとどめ(各シーンの的確さが見事)進んでいきます。一瞬たりとも目が離せず緊張感に息苦しさが増していきます。解り得なかった犯人の本質が、相手が死ぬかも知れない状況でとった二人の行為の違いで垣間見え、ラストシーンで剥き出しにされます。ここで初めてタイトルの意味を思い知らされ、言いようのない恐ろしさを味あわされます。観る者を捕らえて離さない見事な作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2006-10-22 16:01:37)(良:1票)
195.  第三の男 《ネタバレ》 
サスペンス物としては、今や色褪せた感のある死は偽装であるプロットは、本作では、繰り広げられる人間ドラマの序章に過ぎません。ドラマの根幹をなす『客観的に見て絶対的な悪行をどう受け止めるか』を名優が見せてくれます。確信犯のハリー、少佐にとっては許せぬ悪、アンナにとっては愛するという事はその人が行う事も含めて愛する、と三者は一貫した立場を貫き、ホリーのみが三者のはざまで二転三転苦しみます。この苦悩振りに感情移入させられるのです。加えて本作を忘れ得ぬものとさせてくれるのが数々の虚無感漂う美しい映像です。白眉は言葉ではなく画が語りかけてくるラストシーンで、映画って素敵だなとしみじみ思わされます。ホリーの下した決断についてどう思うか、10年くらい後にまた観てみたいです。
[DVD(字幕)] 9点(2006-08-17 00:59:43)(良:2票)
196.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
ポル・ウナ・カベーサを踊る姿はパチーノ名場面集の中のナンバーワンのシーンです。「足が絡まっても踊り続ければいい」何もかもが嫌になり、生きていても仕方がないと自暴自棄になりそうな時、何時もこのシーンとこの台詞に助けられます。そして色気の漂うパチーノに、幾つになっても、オンナを捨てた醜悪な女性にはなってはいけないと戒められます。【2017.8.5追記】この度劇場での鑑賞が叶いました。将軍への昇進が叶わず魂が潰れてしまった者の苦しみが胸にささります。自分が出来なかったからこそチャールズには正しい道を進んで欲しい思いの強さに喝采。フランク・スレイドはパチーノにしか演じられない事を改めて実感しました。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-07-01 17:14:25)(良:1票)
197.  キッチン・ストーリー
予備知識なく観ましたので物語の設定に面食らい、最後まで鑑賞できるのか不安でしたが杞憂に終わりました。クライマックスのない淡々とした展開でしたが、何故か目が離せなく、最後まで退屈を感じる事はありませんでした。ぬるいめの温泉で芯から温まったかのような余韻を残す作品でイザック、フォルケ、グラントの交流にスウェーデン、ノルウェーのみならず、国と国の関わりという事についても考えが及びました。何気ない「ありがとう」の一言が本作では値千金の響きがありました。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-02 01:29:56)
198.  狼たちの午後
綿密な計画、浮世離れしたハイテク武器、仲間との連携、スマートな身のこなし、邪魔者を削除する冷酷さ、映画でよく見かける犯人像とは対極にある三人です。一人は怖気づいて逃げ、一人はワイオミングを外国と思うお粗末な仲間を持つリーダーのソニー。妻とゲイの愛人との電話から漂う彼の絶望感にうっかり同情してしまいそうになります。行員達や野次馬達の態度に彼は自分の気持ちが理解されていると勘違いしたのでしょうが、空港で彼を一顧だにしない行員達に、苦しさに負けて罪を犯す事は同情される事ではない事を彼は思い知らされ、自分も気づかされます。サルと行員を見送るパチーノの眼差しはパチーノ名シーンの一つで忘れられません。実話がベースでなかったら10点でした。
[DVD(字幕)] 9点(2005-05-01 13:35:54)(良:1票)
199.  フォロー・ミー
学生時代に一度観たきりですが、妻と探偵が街を歩く姿は、バックに流れる音楽と共に忘れる事はありません。心の触れ合いの大切さ、感じることの素晴らしさを教えてもらいました。パンフレットを眺めては、もう一度観たいと思いながら何十年も過ぎました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この度、映画館での鑑賞が叶い感慨無量のひとときを過ごしました。 あてどなく街を歩く妻、お愛想の付き合いをそつなくこなす夫、激務で寂しさを麻痺させたと話す探偵。それぞれが孤独に耐えている。ときめきは歳月と共に色褪せてゆく。そうであるからこそ、ロンドンの街を歩く二人、ラストのチャールズのはにかんだ笑顔に胸が締め付けられるのです。
[映画館(字幕)] 9点(2005-01-23 23:08:38)
200.  マルサの女2
マルサの面々と鬼沢との攻防は、権藤との攻防に感じたワクワク感は無く、胸が塞がる様なハラハラする思いが続き、誰が悪の根源で彼らの実力が如何に強大かという現実を思い知らされるラストに、ため息をつきながら映画館を後にした事を今でも覚えています。あの時代にあの題材で作品を作り上げた伊丹監督は凄い方だったと思います。
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