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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2673
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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2481.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 
核の抑止力を痛烈に皮肉っています。計り知れない自国民の被害を容認できない出来ない事で成り立つ均衡。その均衡が崩れる事は起こり得ないのか? 本作では一狂人が破滅の引き金を引き、一握りの政府高官が回避にあたります。大小取り混ぜたギャグで笑い飛ばしながらも、容赦の無い視線で登場人物を描き、一度もブレーキを踏まず、アクセルを目一杯踏み込んだラストシーンに至る展開。1964年に世に送り出した監督の凄みと心意気に脱帽です。昨今の核にまつわるニュースに鬼才の名作の不滅さを感じてしまいます。ところで、事情を知らずに一人三役と分かる者はいないのではと思うピーター・セラーズのプロフェッショナルな仕事振りにも脱帽ですが、監督が三役(当初は四役を打診したそうです)をさせた理由が分かりません。引き続き考えます。
[DVD(字幕)] 10点(2006-10-20 02:16:54)
2482.  第三の男 《ネタバレ》 
サスペンス物としては、今や色褪せた感のある死は偽装であるプロットは、本作では、繰り広げられる人間ドラマの序章に過ぎません。ドラマの根幹をなす『客観的に見て絶対的な悪行をどう受け止めるか』を名優が見せてくれます。確信犯のハリー、少佐にとっては許せぬ悪、アンナにとっては愛するという事はその人が行う事も含めて愛する、と三者は一貫した立場を貫き、ホリーのみが三者のはざまで二転三転苦しみます。この苦悩振りに感情移入させられるのです。加えて本作を忘れ得ぬものとさせてくれるのが数々の虚無感漂う美しい映像です。白眉は言葉ではなく画が語りかけてくるラストシーンで、映画って素敵だなとしみじみ思わされます。ホリーの下した決断についてどう思うか、10年くらい後にまた観てみたいです。
[DVD(字幕)] 9点(2006-10-14 20:11:39)(良:2票)
2483.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
子供の付き添いで鑑賞しました。細かなアラの部分を差し引いても良く出来た作品で嬉しい誤算でした。未曾有の災害により日本の国土が消滅してゆく過程でどれ程の恐ろしさ、悲しさが一人一人にあったかを細かに描かなくとも、廃墟の列島、日本を後にする人々の姿が想像させてくれます。日本国政府や国際社会からの視点を深く掘り下げていない事は、かえって色々考えさせてくれるので本作では正解だと思います。自然の力にひれ伏さなかった結末にも満足できました。
[映画館(邦画)] 7点(2006-08-03 01:38:06)
2484.  シュリ 《ネタバレ》 
冒頭の「そこまでするか」という特訓の模様に「あり得ない」と「もしかしたら・・・」という思いが入り混じります。この場面のみならず全編に亘り数え切れない程の人が殺されます。子や孫の代の穏やかな暮らしを願って、今、血を流しているのでしょうか。こんなやり方では将来、子や孫達も同じように血と涙を流す事になるように思います。ハリウッド産でない韓国産だからこそ本作にロマンスの要素は要らなかったと思います。愛や恋とは無縁の過酷な世界を生き抜いたミョンヒョンがジュンウォンの子を身篭っていたというのは、悲しみが薄っぺらなものになってしまい残念です。
[DVD(字幕)] 4点(2006-07-19 20:37:24)
2485.  サイドウェイ
後戻りのきかない年齢故の焦燥感、自己評価の低さを水と油のようなマイルスとジャック双方が抱いています。真っ直ぐな道を颯爽と走らなくても、寄り道、回り道しながら曲がりくねりながら歩いて行こうとする事に、もうこの歳からでは遅すぎるという事はないと言う事を、ユーモア溢れる珍道中の中にほんのりと感じさせてくれます。ラストシーンは好きですね。マヤと結ばれる、結ばれないという結果以上にドアをノックした事が素晴らしいのですから。
[DVD(字幕)] 7点(2006-07-18 01:32:23)
2486.  エントラップメント
3件の仕事は、守る側の対抗策が描かれておらず、浮世離れした道具のみ目立つ緊迫感のないものです。また、二人の騙し騙されの二転三転の末に行き着いた結末に脚本の破綻を感じます。そして、二人が歳の差のある男女で演じるのが大御所なので、恋に発展するのはお約束なのでしょうが、品のない獲物をねらう彼女が、彼が愛する美術品以上に価値ある女性に見えない事がイタイところでここにも無理を感じます。以上、本作の見せ所であろう部分が減点で、老いても衰えず華のあるショーン・コネリーの存在感のみにこの点数です。
[DVD(字幕)] 4点(2006-07-14 20:35:16)
2487.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 
喜怒哀楽の感情が湧かず、観終わって「だから何やのん?」という思いです。原作を読んでみようという気にもなれないです。公開前のあの手この手の広報戦略のほうが作品よりもずっとひねりが効いていました。
[映画館(字幕)] 3点(2006-07-05 23:01:51)
2488.  時雨の記 《ネタバレ》 
熟年男女の不倫が描かれています。専務の要職にある壬生と彼の妻との絆が描かれておらず、壬生と多江双方、不倫であるが故の己の心を自ら縛り上げる葛藤が全く見えてきません。こんな子供じみた不倫ごっこを、美しい風景と日本伝統の美がちりばめられた舞台において肌を合わせる事のない二人の姿で、大人の落ち着き、しっとり感、上品さを表そうとしたところでウソ寒さしか感じません。キャストもミスキャストです。病が二人を別つというお決まりの展開も、それ以外に決着がつけられないのでしょう。白けるばかりです。
[ビデオ(邦画)] 3点(2006-07-05 22:45:06)(良:1票)
2489.  暗くなるまで待って 《ネタバレ》 
恋愛物だと思っていたのにサスペンス物であった事に驚き、鑑賞後「面白かった、観てよかった」と満足の出来た作品でした。限られた舞台設定での巧妙に伏線が張られた脚本と、スージーの抱いた疑念が確信に変わって圧倒的不利の状況から活路を開いてゆく、めりはりの効いた展開に知らぬ間に物語にぐいぐい引き込まれていきます。また、淡い感情を抱きながらスージーと対決する甘ちゃんな悪党マイクと、あとに続く、スージーと観る者に「お楽しみはこれからなんだよ」とばかりにサディスティックに迫る正真正銘の悪党ロートの二人は刺身と刺身のツマの様でうまいキャラクター設定です。このクライマックスは見応え十二分の一進一退の攻防でしたが、惜しむらくはロートが致命傷を負うシーンです。もう一捻り効かせて欲しかったです。
[DVD(字幕)] 7点(2006-06-17 23:01:54)(良:2票)
2490.  バトルランナー
小悪党の司会による悪趣味なテレビ番組及び深く物事を考えずに熱狂する観衆を皮肉っているのでしょう。したがって、全編を貫くアホさ加減が中途半端でない事は本作にマッチしています。デイモン・サブゼロ・バズソー・ダイナモ・ファイヤーボールの脳みそが欠如した面々の中で、とりわけダイナモは空前にして絶後のキャラクターであり、忘れじの(忘れてしまいたいのに忘れられない)爆笑オペラおやじです。結構楽しめる作品です。
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-20 17:45:50)
2491.  ツイスター
飛び去る牛とタンクローリーに計2点。迫力ある竜巻にストーリーと登場人物の印象もまるごと吹き飛ばされた模様です。期待ハズレでした。
[ビデオ(字幕)] 2点(2006-04-28 21:50:07)
2492.  県庁の星
派遣先が三流スーパーという設定ですが、お弁当問題とバックヤード問題共に掘り下げが足りませんし、問題がこの二点だけというのも物足りなく、死活問題である競合店との競争など描いていただきたかったです。それと、柴崎コウ演じる二宮の内面から響いてくるものが感じられず残念です。ただ、民の再生と官の再生未だ道遠しという結末のバランスの妙は評価したいです。
[映画館(邦画)] 6点(2006-04-05 23:01:04)(良:1票)
2493.  キッチン・ストーリー
予備知識なく観ましたので物語の設定に面食らい、最後まで鑑賞できるのか不安でしたが杞憂に終わりました。クライマックスのない淡々とした展開でしたが、何故か目が離せなく、最後まで退屈を感じる事はありませんでした。ぬるいめの温泉で芯から温まったかのような余韻を残す作品でイザック、フォルケ、グラントの交流にスウェーデン、ノルウェーのみならず、国と国の関わりという事についても考えが及びました。何気ない「ありがとう」の一言が本作では値千金の響きがありました。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-02 21:33:30)
2494.  蘇える金狼(1979) 《ネタバレ》 
いろいろな点で懐かしさを感じさせてくれた作品です。学生時代、大藪晴彦にのめり込み、主人公達のような男性に憧れた一時期があり、その中でも朝倉哲也は今もって印象に残るキャラクターです。映画は初めて観ましたが、キャスティングの絶妙さに唸らされました。ラストは原作通りであって欲しかったですが、松田優作の強烈な最期もまた良しと言ったところです。
[DVD(字幕)] 7点(2006-03-12 23:58:14)
2495.  兵隊やくざ 《ネタバレ》 
敵軍との戦闘シーンがない代わりに部隊内のリンチ、それに対抗する大宮の大立ち回りシーンが満載です。これらの理性のカケラさえない有様は、もともと狂った行為である戦争に輪をかけて狂った呆れるものです。大宮が一人でいくら暴れても白けてしまいますが、有田との二人三脚ぶりが絶妙で、筋の通らない事は断固受け入れない二人の姿は見ていて溜飲が下がります。ただ、ラスト走り去る二人を見ていて、切り離された車両に残った者のその後を思うと、小骨が喉にひっかかるようなすっきりしないものを感じ、諸手を上げて万歳という気分にはなれませんでした。
[DVD(字幕)] 6点(2006-02-07 21:11:13)
2496.  ALWAYS 三丁目の夕日
懐かしい情景と「カイ・・カン」の薬師丸ひろ子の母親ぶりに、時の流れを感じました。観終わって、現代の暮らしの豊かさと、人の心の豊かさが比例していない事を考えさせられました。それは、便利で豊かな事を当たり前ととらえ感謝の気持ちが希薄になっているからではないでしょうか。自分が9歳の時、母にプレゼントした掃除機を今も母は使っています。自分が両親から感じた、生きている事に感謝する、自然の恵みに感謝する、家族に感謝する、ご近所に感謝する、道具に感謝する等々感謝する気持ちを思い出し、我が子へ伝える事が自分の努めであると自戒をこめて思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2006-01-20 21:13:02)(良:1票)
2497.  座頭市の歌が聞える
絶対勝つ。今の暮らしを抜け出し、再び、二人で幸せを掴むために。市との対決での気迫、叶わなかった空しさを感じますが、前回の涙しかけた天知茂の心模様に比べ、今ひとつ自分には響いてきませんでした。代わって、市と琵琶法師、市と少年の絡みが印象に残ります。強さに憧れる少年。欲望のため弱い者を痛めつけて屈服させる強さと、無やみに力を示さず、ここ一番の時に弱い者を、我が身を守る強さ。どちらの道に少年を導くかはお前次第と法師に説かれた市が少年に違いを言葉ではなく身をもって教えます。子供は親のする事を見て育つ事を端的に示してくれた作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2006-01-10 21:53:02)
2498.  燃えよドラゴン
子供心に、肉体美の美しさと一撃必殺の凄まじさに唖然とし、ストイックな姿に惚れ惚れしたものです。30年以上経って、ストーリーを「考えず」に割れた腹筋と「アチャ、アチャ、ウォァチャー!!!」を「感じて」観ますと、今も色褪せない作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-22 21:41:15)
2499.  白いカラス
[消すことの出来ない心の傷を抱えて生きる」二人の様々な傷の部分より生き様が印象に残りました。傷がイタイイタイと喚くが如く疲弊した女と、自分の傷には敏感でも親兄弟の傷には目をそむけて生きてきた男が、偶然出会い結ばれる過程の、大人の分別のかけらもない様子はこの二人ならではでしょうか。当然そうなるであろう、もたれ合い、傷をなめ合う関係が展開されます。湿地帯の隠花植物のような二人を大御所が「これも一つの恋の形」と演じているので観るに耐える作品になっているように感じます。ところで、本作の邦題のセンス、良いのでしょうか、悪いのでしょうか、答えが出ないです。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-19 21:29:10)
2500.  マスク(1994)
初めて観ました。マスクのスタンリーのハチャメチャさは、CGを駆使したとてつもないものですが、素顔のスタンリーの対比という点で決して度は過ぎておらず、正義のヒーローでもないので笑わされ通しでした。こういうキャラの受け手が重要で、相棒に犬のマイロをもってきたのは旨いというか反則です。大爆笑させられました。このコンビには及びませんが、とぼけた味の警部と部下の正味の人間キャラにも笑わされました。お話はスタンリーのティナへの想いから悪党たちの対決へという展開になりますが、ボスキャラが小悪党の割にワル知恵もなくセコさもなく変身しても対比の妙が無くといった具合で、受け手として弱かった所が残念でした。ラストはハッピーだけど面白くないという予想された結末に落ち着くのは止む無しかと思った途端のオチには満足できました。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-17 10:35:01)
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