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光りやまねこさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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241.  豚と天国
ユニークなタイトルにつられ見たわけですが、コレは掘り出し物と言ってよいのではないだろうか。自ら入る墓に全財産を注ぎ込む老夫婦の話、豚を太らそうと孫をコキ使う盲目の老女の話、顔に傷があるラジオのDJの男と謎の女とのラブストーリー …3世代3様のエピソードを絡ませながら、最後には墓オチで着地させるという風刺に満ちた物語。どれもこれも救いようのないお話しですが、ラテン系特有の楽天主義も垣間見え後味はさほど悪くはない。(大人の寓話と言えばよいかも) ペルーといえばフジモリ大統領で有名になった国で、この当時、激しいインフレと失業で危機的状況に追い込まれていた記憶がある。監督はフランシスコ・ロンバルディ。当国ペルー(スペインか?)ではきっと名のある監督さんなんでしょう。
7点(2004-08-19 10:28:00)
242.  この森で、天使はバスを降りた
神秘的な森の雰囲気と、生活感漂う人間ドラマを上手く融合させており、まるで大人向きの絵本を見るような作品。そうそう胸に染み入る音楽も印象的で、ミステリアスな味付けも充分。しかし脚本と人物描写に、粗っぽさが目立ちましたね。作文コンテストのところで?マークが点滅。100ドルという決して安くはない応募金で、山ほど回収出来るというのは夢物語の世界。しかも後々、法的にモメるのでは? またラスト、ネイハムの壇上での告白にはズッコケてしまった。その一方、レストランでの親子対面のシーンにはヤラれてしまいホロリときましたけどね。この玉石混交のプロットは何なんだ? まるで寓話のような印象を受ける作品でしたが、脚本をもっと丁寧に仕上げて欲しかったネ(-1)。
7点(2004-07-16 10:42:47)
243.  妖星ゴラス
「地球最後の日」より、巨大彗星などが地球に激突するというSF映画は今までに何作かあります。この映画の良いところは、安易に核の威力で恒星そのものを爆破しようというのではなく、地球そのものを移動して激突を避けるというところです。これはムチャというより逆転の発想と受け取りたい。しかも米ソの緊張が高まる時代背景の中、国連を通じ世界がその持てる科学力を結集し、人類の危機を回避するという斬新かつ希望に満ちたテーマ性。このように強く訴えるものがあるならば、時代を感じさせなくはない演出も特撮もおおめに見てしまいます。しかし残念なのは、突如現われ基地を破壊する怪獣マグマの登場シーン。これはイタダケナイ(-2)。怪獣ブームということもあり、きっと会社のトップから出せの命令が下ったのでしょう。円谷英二氏にしてみれば心底悔しかったに違いなく、大人向けSF映画の名作となりえただけに残念な作品です。
7点(2004-06-17 11:10:03)(良:2票)
244.  ザ・デイ・アフター
東西緊張の悪化により核戦争が勃発するわけだが、それまでの経緯がいまひとつ分かりかねる。さらにドラマ主体の映画であるにしても、米本土にソ連から300発?もの核ミサイルが撃ち込まれたというわりには、核爆発のシーンや被爆後の描写は凄惨さに欠ける。(人体がレントゲン写真のようになるシーンもあったゾ) そうか、これはもともとTVムービーだったわけか。限られた予算のせいもあり、これが限界だったのかもしれない。核戦争や核爆発の恐怖はもちろんのこと、放射能汚染のオソロシサとその後の世界を取り上げた姿勢だけは評価したく思います。
7点(2004-06-14 11:20:13)
245.  H.G.ウェルズのS.F.月世界探険
科学者が鍛冶屋や庭師と共に自前のロケットを作ったりと、ファンタジー色豊かなファミリー向けSF映画。モンスター造形と特撮はレイ・ハリーハウゼン。ニョキニョキ伸びた不思議なモノリスや、永久運動を繰り返すソーラーシステム?などユニークなオブジェがけっこう楽しい。その一方、人間側も月人に対し攻撃型と友好型に分かれるなど、ここかしこに風刺を利かせたシーンもありなかなか侮れません。ここはひとつ、想像力を逞しくして見るべしウェルズ作品。
7点(2004-05-27 11:22:31)
246.  ディープ・インパクト(1998)
巨大彗星が激突するというのに世界の天文学者やマスコミが大騒ぎしないなど、SFとしての設定自体に若干無理を感じなくはない。しかも巨大シェルターに退避出来るのが政府関係者や軍人、そして各界のエリートなどが中心で、一般庶民は切り捨てという作り手のコンセプトには感心しない。しかし、終末を迎える人間ドラマとして見るならば良く出来ていると思いますよ。女性レポーター、彗星発見者の少年、往年の宇宙飛行士など3つのドラマを同時進行させ、あれこれ詰め込んだわりには上手くまとめあげている。幅広い層に支持されるよう作り込まれた脚本に従って、丁寧に演出したのが良かったのかもしれない。個人的には女性レポーターのラスト、ヘリコプターのシーンから父親の基に帰りヒシと抱き合うシークエンスが、少々定番ともいえるハートウォーミングなんですがジーンときましたね。
7点(2004-05-22 11:12:23)
247.  新・猿の惑星
衝撃的な第一作の興奮冷めやらぬ内にさっさと三作目を作ってしまえという製作会社の商魂逞しさ、そしてコーネリアスら3匹は地球爆発寸前に脱出していましたというムチャな設定 …この2点さえ目をつぶれば、作品自体はなかなか良く出来ていると思います。何より人と猿を入れ替えるという逆転の発想、主役二人(コーネリアスとジーラ)に感情移入しやすい演出に、見せ場の多いスリリングな展開。低予算を逆手に取りサスペンスドラマにしたのが正解だった。ラスト、上空から捉えた哀切溢れるシーンと、次回に繋げるための“そう来たか! ! ”という小猿のエンディングもグッド。B級ネタ満載の少年向きSF映画であった2作目に比べると、ちょっぴり大人向けに作られており、ドン・テイラー演出による今作は大健闘と言ってよいでしょう。
7点(2004-05-08 11:14:14)
248.  眼下の敵
人物描写、艦内描写(とくにUボート)共に何だか嘘っぽく底が浅いなーと思いつつも、作り手のスリリングな演出のおかげで最後まで一気に見せてくれた。米軍と独軍、対等に血の通った人間として描かれており、しかも予想を覆す結末をも含め、この時代に米国で、本作のような映画が作られたことは評価に値するのではないだろうか。もっとも作り手は、スポーツマンシップというか騎士道精神みたいなものを、ただ単に、戦争映画に託して描きたかっただけなのかもしれないが。しかし、歴史的事実を踏まえたリアリティ溢れる戦争映画という視点からすると話は別。戦争の本質がさほど見えて来ず、とくにラストの人間ドラマは嘘っぽく説得力に欠ける。(強烈なメッセージと余韻を残す「Uボート」「プライベート・ライアン」を見よ!) 頭脳戦アクション映画として見るならば上出来です。
7点(2004-05-08 11:09:33)
249.  ペイ・フォワード/可能の王国
いわゆる“善意のネズミ講”により世の中が変わるという発想はユニークで、新進気鋭の女流監督ミミ・レダーらしいと思う。ジーンと胸に染み入るシーンもバランスよく盛り込まれており、各登場人物に感情移入しやすい仕上げ方も好感が持てる。《ネタバレ》唐突なラストは賛否両論ふたつに分かれるわけですが、この映画の結末で正解だったのではないだろうか。監督の前作「ディープ・インパクト」同様伝説となり、少年は永遠に語り継がれるわけですから…。それにしても、オスメント君は本当に演技が上手かった。確かな演技力を持つケビン・スペイシー、ヘレン・ハントに伍して一歩も引けを取っていない。
7点(2004-04-26 23:21:48)
250.  セブン
陰影に富んだオリジナリティ溢れる映像、不安を煽る先鋭的な音楽、キリスト教の七つの大罪をベースにしたミステリアスな演出などなど…前作の「エイリアン3」でもそうだったが、映像と音楽を駆使して独自の世界観に引きずり込む手腕は、さすがデビッド・フィンチャーという感じだ。二人の刑事が猟奇犯を追いつめるサスペンスとしては、なぜか序盤から新人刑事の妻トレイシーに感情移入させようとする演出。これはひょっとして、終盤何らかのかたちで彼女が絡んでくるのでは、と思っていたのだが…。《ネタバレ》ラスト、七つの大罪の残り二つ、憤怒・嫉妬は強引にこじつけた感じでイタだけない。しかも前作同様、見る者を陰鬱な気分に引きずり落とし、後味はすこぶる悪い(-2)。まぁオレ流炸裂のフィンチャー作品、とでも言えばいいのだろうか。
7点(2004-04-26 23:17:18)(良:1票)
251.  ジャガーノート
70年代当時、大流行りした乗物パニック映画のひとつ。いかにもイギリス映画という雰囲気を醸し出し、爆弾処理班が爆弾と向き合いながら一本一本線を切るシーンはなかなかの緊迫感。ただ主人公を演じるリチャード・ハリスが爆発物を処理する様は、余裕がありすぎて現実味に欠ける。木っ端みじんになるやも知れなく、こんな調子で出来ようハズがないのでは? タバコをふかすと引火するって。そんなリチャード・ハリスに今ひとつしっくりと来ない私でしたが、若き日のレクター博士(毛がフサフサとある! ! )とアンドロイド・アッシュ(こちらも毛がフサフサとある)に出会えたのにはうれしかったね(+1)。
7点(2004-03-16 23:35:30)
252.  オーロラの彼方へ
もしも時空を越え過去を変えることが出来るのなら、というSF的な題材は好きなんですが…。ミステリアスかつドラマチックな展開で進む中、終盤たたみかけるようなサスペンス描写で少々面喰らう。しかも驚愕?のエンディングで締めくくり、こちとらただただ唖然呆然。家族愛に友情、そしてアメリカ人には最も尊敬される職業ともいえる警察官、消防士、看護士などを各登場人物に当てはめたりで、作り手の万人ウケの意図が見え見え。(これだけ要素が揃えばお客が来ないわけがない、ってやつ) まぁ、SFドラマとしてはギリギリ合格と思いますよ。邦題の付けかたも上手いし。
7点(2004-03-11 15:08:35)
253.  グラン・マスクの男
北メキシコの郊外に実在する心やさしい神父さんの物語り。孤児たちの生活費と、新施設を作る資金作りのためプロレスラーとして日夜リングに上がる。これといった大事件もなくストーリーは進み、演出も弱っちいわけなんですが、ジャン・レノがリングの上で投げたり投げられたりの大健闘。憎たらしいカラスをイメージさせる変テコなプロレスラーとの対戦シーンと、トリオ・ザ・パンチョ?のユニークなキャラがウケた。まぁこういう作品には弱いので、7点。
7点(2004-03-03 23:04:12)
254.  時計じかけのオレンジ
無機質で鮮明な映像、クラシックを取り入れた効果的な音楽、皮肉をたっぷりと利かせたブラックユーモア調の演出…等々、いかにもキューブリック監督らしい作品だったと記憶している。とりわけ、マルコム・マクダウェル演じるアレックスが、「雨に唄えば」のテーマ曲を口ずさみながら中年女性をレイプするシーンが強烈で、今なおしっかりと脳裡に焼き付いている。近未来を舞台にした風刺映画の傑作にして問題作には違いないが、不快感が残りまくりもう一度観てみようという気にはなれない。
7点(2004-02-25 23:46:52)
255.  宇宙水爆戦
50年代を代表するSF映画のひとつで、お目当てはSF好きなら一度は見てみたいメタルーナ・ミュータント! 「早く出ろ出ろ」で中盤あたりまで若干退屈なんですが、突如、円盤が現われるシーンからおもしろくなってくる。やがて終盤に、何の脈絡もなく姿かたちを現すメタルーナ・ミュータント。たしかに不気味だが(もちろん当時としては斬新で強烈だったろう)、モタモタ歩くだけで何だか迫力不足。それよりも、特撮と映像が素晴らしい。とくに、流星群や地下都市なんかは目を見張るものがあり、リアルタイムで観たならばさぞや驚いたことであろう。テクニカルカラーも一役買っており、なかなか味わい深いSF映画でした。
7点(2004-02-25 23:45:30)
256.  座頭市海を渡る
監督池広一夫らしいダイナミックな描写が冴える、シリーズ第14作。勝新演じる座頭市と、斬り捨てた男の妹(安田道代)との切ない恋模様を中心に、静と動のメリハリのある演出で一気に見せてくれる。ところで今作でも、工夫を凝らした迫力ある殺陣が繰り広げられるわけなんですが、実際に弓矢を射ったり真剣を突き刺したりで、役者陣は生キズが絶えなかったのではないだろうか。
7点(2004-02-22 23:12:09)
257.  座頭市千両首
監督池広一夫が、このシリーズ初のメガホンを取る第6作。勝新演じる座頭市の、緊張感溢れる居合いや殺陣のシーンはもちろんの事、国定忠司を絡めたりで見せ場の多い展開となっている。城健三朗を凄みある用心棒で再度登場させるなど、作り手のこの作品にかける意気込みも充分に感じさせてくれた。ただ全体的に、暗く陰うつなトーンに包まれており、個人的に苦手なんですよね、こういう作風って。
7点(2004-02-08 15:56:50)
258.  兵隊やくざ 殴り込み
奇妙な兄弟愛で結ばれた、勝新演じる大宮と有田(田村高廣)の名コンビが最高におもしろい痛快活劇、シリーズ第7弾。前作の大味過ぎる演出の反省か、ドラマ中心にじっくりと描いている仕上がりに好感が持てる。キレイどころには野川由美子に岩崎加根子。名脇役陣に細川俊之、安部徹、小松方正と贅沢なキャスティングにもゴキゲン。さらに大映作品らしい“泣かせどころ”もきっちり用意されており、大いに満足出来る今作でした。
7点(2004-02-08 15:55:59)
259.  新・悪名
勝新太郎演じる朝吉と、田宮二郎演じる清次(今作より貞の弟として登場)の名コンビが繰り広げる痛快活劇、シリーズ第3弾。舞台は終戦直後、闇市でにぎわう大阪。味のあるセット美術も見どころのひとつ。今作では、朝吉がギョロ眼のオカマに一目惚れされたり、パンパン連中に引きずり回されるなどけっこうコメディ色が強い。快活でドライな役を演じている田宮二郎。悲しい出来事を思い出さずにはおられず、ちょっとツラかった。
7点(2004-01-29 21:54:51)
260.  あゝひめゆりの塔
本作のようなジャンルの映画は、へたにスターやアイドル達を起用すると、作品の持つテーマ性から遠ざかってしまう。題材が題材だけに、どのくらいリアリティを伴い、戦争の悲惨さが伝わるかが評価の分かれめでしょう。さて今作は。主役を演じた吉永小百合の体当たり演技(かなり汚れ役をもこなしている)と、“ギョッ”とさせられる描写も多く取り入れられており、佳作の域には達しているのではないだろうか。モノクロ映像というのが良かった。
7点(2004-01-18 11:54:12)
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