281. 隣人は静かに笑う
なるほど、良い邦題だ。個人的にはキャスティングが結構気に入った。というか好みの俳優ばかりだったっちゅう話だけど…。ホープデイビスはあいかわらずかわいい。どことなく冷たいのがたまらない。もっといろんな映画に出て欲しい。しかし、こういうまじめなサスペンスの割りには作りがちょっと荒いような気がする。いくら急いでてもそんな運転する奴はいないよ、と突っ込みたい。もしかしたらおふざけ映画なのかも。 6点(2004-04-27 18:06:58) |
282. レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
ボケっぱなしで誰も突っ込まないので疲れるが、アキカウリスマキの映画としては、ギャグがストレートでノリも良くてなかなか楽しめた。レニングラード・カウボーイズは結構演奏巧いと思う。サイレント映画のような独特の味わいがあった。 6点(2004-04-27 17:34:14) |
283. レインマン
この兄弟はあまり兄弟っぽく見えない。それからレイモンドは自閉症なのに天才ってどうなんだろう。その不思議なキャラクターのおかげで物語りが明るくなっている事は確かに素晴らしいけど、かなり違和感ある。爪楊枝を数えるシーンなんて、天才を超えていると思うんだけど…。まぁでもほのぼのとした温かさに満ちたいい映画だ。 6点(2004-04-27 15:36:32) |
284. リービング・ラスベガス
孤独。サインカーブの谷で終わるような人生。どん底から這い上がろうとせず、すべてを受け入れたこの主人公は想像をぜっする孤独感を味わったことだろう。仏教では煩悩を捨てれば苦しみから脱する事ができるらしいけど、それがどれだけ寂しい事かこの映画を観ていると感じる。まるで一人で呑んでいるような感覚にさせられた。 6点(2004-04-27 15:12:20) |
285. ラン・ローラ・ラン
ローラ役のフランカ・ポテンテ、ぶさいくー。まぁ猛々しさがあってこの映画にあっているといえば合ってるけど…。しかしこれはパラレルワールドであって欲しい。人生やり直せたら面白くないと思う。こういうユーモア好き。 6点(2004-04-17 17:59:27) |
286. ラスト・オブ・モヒカン
情景描写がすばらしい。美しく壮大な自然におのずと心が大きくなる。そんななかで人間同士が土地の所有権なんかで争いをしてる様子が本当に醜い。皆残酷で野蛮。でも、この血生臭さの中にこそ、生命の力を感じることができる気がする。闘争本能剥き出しのインディアンたちの野獣のような力強さ、これをしっかり表現されている点を評価したい。 6点(2004-04-17 17:46:48) |
287. Lie lie Lie
豊川悦司はうさんくさい役が似合う。だからこの映画はすごくナチュラル。個性というほどのものでもないけど、淡々と我が道をいっている雰囲気はよかった。でも、鈴木保奈美だけ少しイメージと違うんだよなぁ。 6点(2004-04-17 17:10:23) |
288. ライフ・イズ・ビューティフル
家族愛というより父親愛と言ったほうが適当。それだけロベルト・ベニーニの熱演が光ってる。うるさいけど…。けっこう笑えた。あちこちに伏線が散りばめられていて、いつ来るか分からないけどいずれ登場人物がひっかかる、みたいな、ドリフ的な笑い。戦争と笑いはよく合う。 6点(2004-04-17 16:59:25) |
289. 誘拐犯(2000)
登場人物すべてにそれぞれの企みがあり、みんな悪者というところが面白い。映画全体としてはたるくていまいちの出来なんだけど、随所にみられるあっと驚かせるアクションはクールでなかなか味があった。ただのごり押しのアクションとは一味違う。でも、その気になればもっと面白くできたんじゃないかと思う…。デルトロはあいかわらず良い。 6点(2004-04-16 15:40:06) |
290. ムーラン・ルージュ(2001)
ユアン・マクレガーが本当に歌ってるんだろうか?っていう疑問が…。ちょっと違和感がある。ストーリーは大味ながら、舞台が綺麗で豪華なので気にならない。巧さはなく、パワーでゴリ押ししてるだけとも思えるが、好きな人なら十分楽しめるはず。残念なことに、キャラクターの濃さが少し肌に合わなかった。 6点(2004-04-16 15:02:25) |
291. 耳に残るは君の歌声
歴史を知らないので、あまり意味が理解できてない部分が結構あるけど、映画の雰囲気はすごくいいと思う。落ちつく。嫌味なく綺麗な歌曲が鳴り響き、じめじめした時代の悲愴な静寂をオブラートに包んでいる。ストーリーは浅いけど、あまり重くなりすぎないでいいかも。まぁそれよりもむしろ主演の4人の俳優すべて好きな俳優なので、そこがすごくツボ。リッチーにはもっと歌ってほしかった。 6点(2004-04-15 09:42:34) |
292. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
疲れた。まず気に入らないのが、アメリカとトルコの問題なのに一方的なアメリカ視点のみでしか描かれていないこと。映画だからしかたないけど…。ま、しかし、この映画のもつパワーは認めざるを得ない。いい意味で重たい。 6点(2004-04-14 15:04:57) |
293. 見知らぬ乗客
《ネタバレ》 この時代に既にストーカーがテーマになっていたというのが驚き。また、オープニングをはじめテニスの試合のシーンや広場のシーンなど、カメラワークにセンスを感じた。ストーカーの恐怖というものをしっかり描いていると思う。細かい演出も巧いので最後まで緊張が持続した。ストーリーをシンプルした演出勝負の作品。結構楽しめた。 6点(2004-04-14 14:42:57) |
294. ミザリー
キャシー・ベイツの不気味さが活かされている。この人の笑い方って怖い。それにしても痛そう、ていうか痛い、あああああ。怖さという尺度で比較するなら多くの幽霊映画よりもはるか上を行ってるんじゃないだろうか。 6点(2004-04-14 14:30:13) |
295. マルホランド・ドライブ
テーマは愛なのだろうか…。何がどうなってるのやら、さっぱり。意味が分かる人はすごいと思う。でも意味分からないからつまらないと短絡的になれないのがリンチの魅力。分からないなりにあーだこーだ考えてしまうのも確か。またオープニングからずっと次に何が起こるのか見当がつかないという点で非常に楽しめた。 6点(2004-04-14 14:25:39) |
296. マトリックス
一作目にして話がよく分からない。でも後半になると、じわじわと面白くなってくる。得体の知れなさがこの映画の一番の魅力。日本のアニメに影響を受けたとか言ってるけど、東洋的な思想の影響も受けているように思う。まぁ、ともかく奥深いということにしよう。 6点(2004-04-14 14:18:51) |
297. マグノリアの花たち
この映画には「素敵」という言葉がピッタリだと思う。とても豪華な女優陣も素敵、さわやかな街並みも素敵、脇に追いやられた感じですが男性陣も素敵。どんどんと時が移っていくテンポのよさもいい。しかし、女の友情っつうのもよく分からないものだ…。 6点(2004-04-12 12:27:53) |
298. 魔界転生(1981)
妖卑な雰囲気がとてもよい。オカルトとはこうあってほしいものだという個人的な思いが通じた作品。俳優陣の演技がすごく味がある。スタッフ全員が同じものを目指して作っているのがよく伝わってきた。まぁ少しかったるいけど…。 6点(2004-04-12 12:19:36) |
299. フレディVSジェイソン
フレディがこんなに強かった記憶は無いぞー。ジェイソンおいしいとこ持っていきすぎー。でもワイワイしてて楽しかった。二人とも好きなので温かい目で見守ってしまう。また、前半と後半でノリが全然違っていて飽きない。こんな無茶な設定をよくここまでまとめたものだと思う。 6点(2004-04-11 20:15:36) |
300. ボーン・コレクター
題名からホラー映画を想像していたのだが、実は結構面白いサスペンスだった。やはり知的な人はいい。謎を追って行く時のドキドキ感は十分なんだけど、特にそんな緊張感の中において皆に頼られる主人公の頭脳にあこがれた。でもスジそのものはたいしたことない…。これじゃせっかく作り上げてきた犯人に対する恐怖感がいっさいパァ。 6点(2004-04-10 09:47:07) |