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山の木屑さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 62
性別 男性
自己紹介 良いと思える映画につき、多くの人に関心を持ってもらえるようなレビューを投稿していきたい。ある時期から、「けなすことは安易である」と考え、印象が悪い映画はできるだけ投稿しないようにしている。感想の言語化が難しい映画も投稿していないので、投稿しない映画イコール低レベル、というわけではない。
最近はブログに映画評を少し書くようになり、こちらへの書込みが減っている。

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21.  CUBE
全編にわたり、観客に緊張感を強いる映画。箱設計者のような感性(外の世界は生きる価値がない)を持っている人は、この映画の雰囲気にハマっていけるかも。逆に、そこが鼻持ちならないと思う人には(あの警官はそんなタイプだな)、ちょっと退屈でしょうが。終盤は勢いで持っていったようなところがあり、作りの粗さが若干みられました。が、それも映画におけるストーリーテリングの技法ということで。
8点(2003-06-02 22:17:58)(良:1票)
22.  少林サッカー
予告編でゴール前の組み体操をみて、「おお、究極のディフェンス!」と思ってたが、あれって一撃でやられちゃうのな。笑ったよ。あまりまともにサッカーしてくれなかったのは残念。もう少し超人たちのサッカーを見せてくれても良かったのでは。でも、断然笑えるからOK! ところで、後半の破天荒なシーンの連続で忘れ去られやすいけど、監督のメッセージは冒頭や前半部分にこそ込められているような気がするなあ。
8点(2003-04-30 15:54:06)
23.  から騒ぎ
ケイト・ベッキンセールが綺麗ですね。以後、あまり出演作に恵まれていない気がするのですが・・・マイケル・キートンの怪演も堪能できます。ケネス&エマは言うまでもなく、最高。うまい役者ってのは、こういうのをいうんだ。その点では、キアヌ・リーブスは力不足です。単純に楽しめる映画とは思いますが、ミュージカルが嫌いというタモリ氏のような感性を持った人は苦手かもしれません。
8点(2003-04-28 17:28:01)
24.  ファンタジア2000
良い映画ですね。「威風堂々」ではちょっと泣けました。元祖「ファンタジア」好きの彼女とアイマックスに見に行ったからよかったんかな?/白い鯨が飛ぶシーンは量産型エヴァンゲリオンの飛行シーンに似てなくもない。
8点(2003-03-21 11:36:56)
25.  アドレナリンドライブ
コメディとして良くできてますね。しかし、アメリカなどの(いい意味で)バカバカしいコメディ映画と比べると、チープな印象を受けるのはいかんともしがたいです。矢口史靖にもう少しお金を与えてみたら面白かろうと思うのですが。ウォーターボーイズのヒットで何とかなりませんかね。
8点(2003-03-10 16:07:24)
26.  グラディエーター
テレビで完全版をやっていたので観てみました。オリジナルを観ていないので、どの辺が完全なのかわかりませんでした。エンドロールがばっさりカットされているところからすると、不完全版なのではないかという疑惑があります。それにしてもリドリー・スコットは劇場公開後に違うバージョンを作るのが好きですね。さて内容ですが、戦闘シーンの迫力はなかなかのもの。それでいて、グロテスクなシーンは比較的上品な描き方をしています。コモドゥスの倒錯した愛情もよく表現されており、見ごたえはあります。ストーリーが陳腐なのは、時代劇だからしょうがないですね。時代劇では、登場人物が類型的に描かれがちなのですが、本作ではそれぞれキャラが立っていることを評価したいと思います。
[地上波(字幕)] 7点(2006-03-17 15:39:45)
27.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 《ネタバレ》 
レイフ・ファインズの病んだ人ぶりが見事。スパイダーは、母親が父親を迎えに出かけたあの日から、両親が仲良くなってしまったことに耐えられなかったのだろう(真相は、ちょっと長めの夫婦喧嘩の仲直りをしたという程度だったと予想される)。それは、とりもなおさずスパイダーが母親の独占的な愛を失うことを意味するからだ。そこで、もともと精神病質のスパイダーは「現在の母親は以前の母親ではない」としてこの現実を合理化し、とうとう母親を殺害してしまったのである。殺害してしまえば、スパイダーにとって母の愛は永遠となる……という解釈を施してこの映画を鑑賞し終わった。その後にクローネンバーグのインタビューを見ると、スパイダーの病気は遺伝的要因によるもので、環境的要因は関係がない、というようなことを言っていた。なんてこった、病んでいるのはこんな解釈をしていたこっちじゃないか。もっとも、表現はそれがなさた瞬間から、その解釈は受け手に委ねられるのだから構わないだろう(と合理化してみる)。それはともかく、クローネンバーグにしては画面がきれいにまとまり過ぎな印象。
7点(2004-09-27 14:51:44)
28.  007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
近年の007シリーズの中ではよくできていると思う。恋する007もなかなか良いではないか。Qを演じてたデズモンド・リューウェリンは、生きているうちにフェード・アウトできて良かった。それと比べて、「踊る大捜査線」のいかりやさんは残念。それにしても、デニースの胸は有無を言わさぬ存在感があるなあ。「男に興味のない学者」というキャラ設定は無理ありまくりだが。
7点(2004-08-24 15:11:15)
29.  BLOOD THE LAST VAMPIRE
小説に例えれば、文体が革新的だが話の内容が陳腐な作品といったところ。しかし、文体が革新的であり、かつ、それが読み手の感受性を刺激するというのは、文学においてはかなりウエイトの高い評価対象である。本作品も、映像分野でこれと似たような位置付けをすべき作品であると思う。それでも話の内容について少し考えてしまう。小夜がオリジナルのヴァンパイアだとすれば、「鬼」はヴァンパイアと人との間に産まれた鬼子なのだろうかなどと。ともあれ、アニメに抵抗のない人なら一見の価値あり。
7点(2004-07-30 12:32:57)(良:2票)
30.  ダイヤルMを廻せ!
舞台劇のような味わい。ヒッチコックは作中でよく人の背中に刃物を突き立てるが、その中でも本作品が最も痛そうな刺さり方をしている。ぱっと見には、場面転換があまりなく単調になりがちなところを、2度目でも飽かずに観ることができる映画になっている。さすがにヒッチコックはうまい。
7点(2004-07-30 11:42:17)
31.  スパイ・ゲーム(2001)
ビショップは、スパイとしては精神的に不安定すぎるのではないか? という疑問もあるものの、まずまずの出来だと思います。ネイサンがビショップを救おうとするのは、ビショップの行動が自分の責任であると感じたためです。回想シーンは、そのいきさつを説明するものになっています。また、この映画はネイサンが「とんち」を繰り出してCIAの同僚たちを煙に巻くところが見所なのであって、その辺がスパイ・ゲームなわけです。バハマの衛星写真の使われ方が分かったところで「くすっ」とも笑えない人には向いていません。あと、映画でちょっとでも複雑な話になるとついていけないという人は観ない方がいいでしょう。
7点(2004-07-27 17:00:23)
32.  バースデイ・ガール
ほのぼのとしたハートフル・コメディ。どこまでも生真面目な主人公の言動が微笑ましい。いじけて体育座りをしているところなんか、かわいいよね。最後にスカッとした爽快感があれば傑作との評価をしても良かったけど、なぜだか軽やかに飛翔していかないんだな、これが。逃避行に入った後のお話運びがのったりしているせいだろうか。あと、ヴァンサン・カッセルみたいなアクの強い俳優を出してこなくても、もう少しロシア人っぽい俳優さんはいたろうに。でも、筋立ても雰囲気もなかなかいい映画だと思う。
7点(2004-06-29 12:46:42)
33.  冷たい月を抱く女 《ネタバレ》 
この映画は、まずは予備知識なしに観ることだね。途中まで、すっかり騙された。それに、「隣の男の子」のトリックは思いもよらなかったよ。金のためなら何でもやります! というニコール・キッドマンの役柄に説得力を与えているのは、きっとあのお婆さんだ。エンド・ロールでアン・バンクロフト(ミセス・ロビンソン!)と気付きましたが、最近たまたま「卒業」を観たばっかりだったので、この間の歳月の経過が感慨深い。そういえば、ミセス・ロビンソンの演技も説得力あったよなあ。きっとうまい女優さんなのだろう。それに比べるとアレック・ボールドウィンは中途半端で今ひとつ。キャラクタ造形の問題かもしれないけど。
7点(2004-06-29 12:38:03)
34.  マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 
ああ、終わってしまった。本作品もそれなりに面白かったけど、やはり想像力を刺激し続けてくれた1作2作に比べるとやや落ちる。最後はオラクルの仕掛けたトロイの木馬型ウィルスが発動したのか。そうだとすると、ネオがジーザス・クライストよろしく磔になって命を投げ出す必要はなかったような気もするが。 とはいえ、もともと「マトリックス」が「攻殻機動隊」からの強い影響の下に製作されたことを考え合わせると、ネオの「磔刑」は人間と機械との和解(「攻殻機動隊」では結婚)を表現したものと考えるのが妥当なのだろう。オラクルは(草薙素子に結婚を迫ったプログラムと同様に)機械の世界にも不確定性が必要と確信しており、オラクルの作成したスミス退治プログラムにとっては、人間であるネオが必要だったのだと考えられなくはない。ネオは、結局、機械の世界で動く駒で終わり、システムの外には出られなかったわけだ。何かと不満はあるけど、何と言っても「マスター=スレイブ型のランドメイト」を実写で見せてくれた点には満足。
7点(2004-06-08 13:35:59)
35.  サンセット大通り
映画「マルホランド・ドライブ」に影響を与えた映画ということで観てみました。「女王」(自称「王女」)の奇矯な言動、執事の歪んだ愛情(ある意味、性的倒錯ともいえる)など、たしかにD・リンチ好みの題材です。結末を冒頭に持ってきているためにストーリィには意外性がないのですが、ハリウッドの内幕ものとして興味深い作品になっています。「女王」の「宮殿」の不気味さもうまく表現されており、製作当時としてはなかなかの衝撃作だったのではないでしょうか。私にとっては、バスター・キートンが出演しているのが儲けものでした。”wax works”扱いなのが、ちょっと寂しいですけどね。
7点(2004-05-25 15:40:36)
36.  スワロウテイル
本作の物語世界には、われわれの世界とは異なる濃密な空気が流れているかのようだ。時にその空気感が失われてしまう瞬間があるのは残念だが、総じて良くできている。CHARAの存在感には感心。いくつかのシーンが退屈だという悪評もあるが、退屈さを感じた記憶はあまりない。これは分割鑑賞したせいか。なお、日本映画でこれだけ字幕を読まされたのは初めてだ。
7点(2004-05-20 13:33:22)
37.  スズメバチ
敵に甘いところがなく、プロフェッショナルな非合法軍隊に徹しているところが良い。ありがちなアクション映画のように悪者がたらたらともったいぶって進撃を遅らせているのではなく、この映画では最終の銃撃戦が遅れるにはそれなりの必然性がある。何も考えないで見れば「それなり」の映画であろうが、画面から自然に感じられる緊張感をもってこの映画に臨めば、登場人物の成長と警備員(元消防士)の奮闘ぶりに感動できる。その意味ではアクション映画には珍しいタイプ。あれれ? と思うシーンが全くないとは言わないけど。 蛇足ながら、この他のナディア・ファレスの出演している映画を見たい方は、「クリムゾン・リバー」などいかがだろうか。
7点(2004-04-27 16:19:49)
38.  隣人は静かに笑う
ティム・ロビンスって、ああいう演技もできるんだ、と感心した映画。あの口をあまり開けずに話す芝居がコワイ。テロというのは抑圧のはけ口(正当な手段では意見表明やその意見に基づく社会を実現することのできない個人・団体が、自己の意見を認めさせる目的でする表出行為)なので、匿名のテロってあり得るのだろうか? との疑問があるものの、よくできたサスペンス映画だと思う。 あと、どうでもいいことであるが、ジェフ・ブリッジスが名優か大根かという議論は、水谷豊が名優か否かという議論に似た側面があるのではないだろうか。どちらの意見に与するかは、あの癖のある演技を「味」と見るか、「わざとらしい」と見るかの差で決まる。
7点(2004-03-28 16:11:08)(笑:1票)
39.  ワイルドシングス
「B級エロティック・サスペンス」の枠を超えるものではないが、その枠内のものとしては、映像・脚本ともに上質。それに、デニス・リチャーズをとらえるカメラの視線がエッチであった。彼女は1971年生まれで、公開時27歳。ビル・マーレーはひとりで陽気にはしゃいでおり、全体の中では浮いている。が、そこもまた良し。
7点(2004-03-06 10:45:21)
40.  15ミニッツ
この映画は、TVメディア批評のみならず、主要登場人物の一人が映画監督気取りであることからもわかるように、映画というメディアの批評でもあろうとしているようだ。このように考えると、他の多くの映画と同じようにいかにも頭の悪い悪役が登場するにもかかわらず、悪事が一定程度まで達成されてしまうこと、さらにはこの映画自体のパロディのような場面が登場することも、批評性の現れではないかという読みも可能である。前者はアクション・ヒーロー映画へのアンチ・テーゼと解釈できるし、後者に関していえば、パロディは対象への批評の上で成り立つ表現である。そして、TVや映画などといったメディアを通して社会を観察する「大衆の視線」にもかなり意識的だ。メディア・スターのナルシシズムは随所に描かれるし、今やその視線により善悪の基準となった大衆は、この映画では悪役に加担する共犯である。こうした批評性を内包しつつも、デ・ニーロ主演のクライム・アクションというエンタテインメントの衣をかぶせることによって、社会批評的メッセージを広く伝達しようとした意欲作といえるだろう。しかし、「みんなのシネマレビュー」での評価の低さを見れば、このメッセージの伝達には失敗したという他はない(ついでに言えば、エンタテインメントとしては当然失敗である)。私にとっては結構興味深い映画であったけれども。ちなみに、既に誰かが指摘していることだとは思うが、タイトルは、“in the future everybody will be famous for 15 minutes”(将来、誰もが15分間だけは有名になることができる時代が来るであろう)というアンディ・ウォーホルのそれ自体メディア批評的な箴言に由来している。
7点(2004-03-03 16:57:07)
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