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エージェント スミスさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 161
性別 男性
自己紹介 兵庫県在住。
現在大学1年生。
小学6年の頃に地上波で見た「ダイ・ハード」がキッカケで映画好きになる。基本的に映画鑑賞は字幕もOKだけど、どちらかと言うと吹き替えの方に非常に強い興味を抱いています。
趣味 映画鑑賞。音楽鑑賞。
血液型 A型
星座 かに座

2月6日・・・
メッチャ久しぶりにレビュー書きました(笑)
随分長い間サボってましたが、これからまたちょくちょくレビュー書いていきたいと思いますので改めてよろしくお願いします!m(_ _)m

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21.  ブラザーフッド(2004) 《ネタバレ》 
本作で描かれている朝鮮戦争については学校の授業で、教科書に載っていることぐらいしか認識がありませんでした。実際に劇中で繰り広げられる数多くの戦闘を見て、こういう出来事がそう遠くない昔に、この日本のすぐ近くの国で、同じ民族同士での殺し合いが起こっていたと思うと、本当に悲しく思います。全編通して画面全体から燃えたきる熱い魂を感じ、全世界にこの朝鮮戦争がどれほど悲惨なものかを観客に訴えかけてくるようでした。戦争でどんどん豹変していく兄を鬼気迫る演技で演じきったチャン・ドンコンに、激しい戦場で困惑しながらも成長していく心優しい弟を演じたウォンビン。この両者の演技力も最高としか言いようが無い。あまりにもリアルな戦闘シーンもさることながら兄が弟を、弟が兄を想う愛情の強さ、家族同士の絆や友情。そういうあらゆるドラマを深く描いていたのも本作が傑作である要因の大半を占めていると思います。兄が短時間で北側に寝返るなど強引な部分も多少見受けられたり、「プライベート・ライアン」などの映画の影響を受けているのも分かります。でもしかし、製作陣キャスト陣の本作へ対する気持ちはこれ以上無いほど本気であることには疑いの余地は無いと俺は信じたい。特にラスト10分は、俺自身も弟がいるだけに激しく感情移入し、もう涙せずにはいられなかった。「一緒に帰ろう」や「お前だけ逃げろ!」などのセリフには心の底から魂を揺さぶられた。エンドクレジットが終わるまで本当に涙が止まらなかった。娯楽性を併せ持ちながらも自らの国の歴史に対する深いメッセージを送ることが出来るカン・ジェギュ監督の手腕は前作「シュリ」のみならず本作でも十二分に発揮されていたと思います。
9点(2004-11-06 17:32:50)
22.  グッバイ、レーニン!
とんだ掘り出し物。レンタル店で本作を見かけ「母親の命を守るために息子が懸命に嘘をつく」という比較的シンプルなストーリーに惹かれて借りてみました。ます本当に良く出来た脚本に驚かされました。当時の激動のドイツの国内情勢と映画自体とのバランスが抜群に取れていました。あまり必要が無いと思われるキューブリックへのオマージュに思わず笑いがこみ上げ、母に東ドイツは健在であるかのように振舞う息子の一生懸命な姿にも笑いながらも家族とはどうあるべきかを改めて考えさせられた。音楽も強く印象に残り、より一層感動を引き立ててくれる。この母への嘘つきに全員が協力的ではなく、半ば投げやりな態度の姉がいたことにも非常にユーモアが感じられ良質なストーリーだけでなくこういったキャラクター像を提案したスタッフの実力に頭が下がります。そしてラストの花火。またもや素晴らしい音楽に乗せて流れるこのラストに感動せずにはいられなかった。近年の韓国映画と同様、ドイツの映画も徐々に本領発揮と言ったところでしょうか。ハリウッドに負けない良質な映画を作れる国が増えているのは紛れも無く事実。ハリウッドももう少しCGばっかの映画に頼らずにこういう金を掛けずに素晴らしい映画作ってみようよ。マジで。
9点(2004-11-05 08:56:31)(良:1票)
23.  フェイス/オフ
Q:俺がもしある日、目を覚まして自分の顔がニコラスになってたら? A:発狂する。(髪型も同じだったらは発狂度倍増) あっ・・・映画は面白かったですよ(笑)。
9点(2004-07-29 14:20:15)(笑:1票)
24.  ルパン三世 カリオストロの城
どなたでもいいんで、超能力か何かを使って山田康雄さんを生き返らせてください。
9点(2004-07-27 20:14:05)(良:1票)
25.  ザ・ロック 《ネタバレ》 
レンタルショップでDVD何借りようか悩んでた時に不意にこの映画が目に止まり俺の友人もこの映画の事を「(・∀・)イイ!!」と言ってましたんで軽い気持ちで借りました。そんで観終わった後は正に最高の気分でそいつ(勧めてくれた友人)に「ありえねーよ!コレすっげーおもしれーじゃねーか!」とかメール打ちまくりました(←アホ)えーっと、本編感想ですがもう本気で凄いですね。テンポが良く、スピード感溢れる演出に終始興奮しっ放しでラストの爽快感もヒジョーに良かったです。キャラクターについてはまずショーン・コネリーが渋い!ベテランらしい重圧な演技に加えアクションバリバリでかっこいい!こんな65歳(当時)居るのか!?と思わせてくれます。(ついでにコネリーの役柄がジェームズ・ボンドに似てると思ったのは俺だけでしょうか?)ニコラスもハゲなのに(失礼)ショーンと同等に渡り合える実力と存在感で観る者をエキサイトさせてくれます。エド・ハリスは敵役だけど何故か本気で憎めなくて感情移入さえしてしまう程の素晴らしき演技力で今までに無い悪役像を引き出していました。マイケル・ビーンも本気で凄い。男気満々なチームリーダーを演じ彼の最期はもの凄く胸に響きましたね。前半はカーチェイスなど本題から少し外れた演出が多く、ちょっと違和感ありましたが中盤から最後にかけてはスリリング感満点で飽きを感じさせません!正直な話、ベイさんはこういう映画をもう2、3本作れば偉大なアクション映画の巨匠に仲間入りできたかもしれないのに、この後に「パール○ーバー」とか言う駄作を作(以下略)あと、最後にこの映画のビデオ・DVD版の日本語吹替え版は究極的に最高ですので初見の方は、是非吹替え版で鑑賞して頂きたいですね。
9点(2004-07-08 15:13:52)(良:1票)
26.  エイリアン2/完全版
俺はこの映画を1度、今年(2004年)の2月頃に日曜洋画劇場で放送されていたものを鑑賞したんですが、その地上波版はカットズタズタらしく俺としてはどうも「そんなバージョンで本作を評価するわけにはいかない」と思い、完全版をレンタルしてきました。正直凄すぎです。物語自体のテンポは少々悪くなっているものの映画そのものの完成度はもの凄く高く、地上波版と比べたら本物と偽物ぐらいの差がついています。ニュートの家族やリプリーの娘のエピソードを追加したこの完全版は劇場版よりもドラマ性が高められ、より輝きを放つ作品になっています。映画自体も前作がホラーとするなら本作は「今度は戦争だ」のコピー通りの戦争アクションですね。キャメロンも前作と同じような作品にならないように心がけたそうで、傑作だった「1」とはまた違うテイストで尚且つ引けを取らない仕上がりだと思います。「続編はヒットしない」と言うジンクスをこの時代から打ち破ったキャメロン。彼のこの素晴らしき才能は後に「ターミネーター2」や「タイタニック」でも輝き、その全ての土台となったこの「エイリアン2 完全版」は彼の監督人生の1つのターニングポイントになったのではないでしょうか。
9点(2004-07-06 18:08:33)
27.  ブラックホーク・ダウン
正直観る前まで不安だった。だって製作がジェリー・ブラッカイマーだったから。あの「パールハーバー」のように詰まらんドラマを盛り込んだり戦争を娯楽にしたような演出ばかりになってしまわないかどうか本気で心配でした。でも実際そんな事は無かった。そりゃこの映画での出来事は全て実話だし、監督もリドリー・スコットだったからなのか結構、いやかなり真剣な映画に仕上がっていたと思います。冒頭の平和な兵士たちのやり取りと最後まで続く壮絶な戦闘がとても対照的で、戦争の悲惨さを物語るような感じで良いと思います。でもこの映画についてリドリーは「この映画は観客に問いかける映画」とのはずなのに劇中での視点が一方的にアメリカ側だけなのは少し如何なものかと思ったし、時々兵士が皆同じような服装や装備をしてるので誰が誰だかよく分からなかった事もあった。まぁでも確かにテーマとなっている「意味の無い戦争」を描くのにこの出来は十分合格だし、また「プライベート・ライアン」とは違う意味で反戦的な映画だと俺は思う。
9点(2004-07-02 15:08:02)
28.  トゥルーライズ
キャメロンらしいダイナミックなアクションにノリの良いコメディ。この2つの要素が絡むとこんなにも面白い映画が出来るのかと驚きました。(そりゃ当然と言えば当然だけどね)前半は奥さんの不倫追跡を中心に後半からはテロ組織との対決を中心に描いていて二重に楽しめます。何度観ても飽きない娯楽映画の見本と言える最高の1作でしょう。でもね・・・核爆弾を映画を盛り上げるためのスパイス程度に描くのはどうかと思うのよ。(普通に爆発させちゃってるし)それには違和感があったので-1点。
9点(2004-06-28 22:37:16)
29.  逃亡者(1993)
これだけはハッキリ言える。もし日本中の警察官がジェラードだったら検挙率は間違いなく100%でしょう。逆に言えば、犯罪者全員がキンブルだっ(以下略)
9点(2004-06-25 17:02:50)
30.  バベル 《ネタバレ》 
出演者は豪華だけど娯楽性は全く無し。 それぞれの登場人物の心情を表すかのような音楽とドキュメンタリータッチな映像。 一丁のライフルによって次々と国境を超えて発生する不幸の連鎖。 映画の流れに沿うと場所も時系列も全てがバラバラだけれども、それが最終的に絶望や孤独に打ちひしがれても、最後に人を救うのは家族の繋がりなんだと言うラストに結びつき、2時間半近くに渡るこの映画のメッセージを読み取ることが出来たような気がします。 途中何度か「え??」と思うような描写があったけれど(特に日本編で)特に気にすることなく最後までじっくりと鑑賞できました。 出番が少ないと観終わった直後に感じた役所広治の出番も、今思えばあれだけの出番だったからこそ最後の刑事との会話で言葉の重みが感じれたと思うし、ブラピも異国の地で信頼できる人が少なく妻の窮地に焦りを募らす姿がとてもリアルに伝わってきました。 特筆すべきはやはり菊池凛子の演技。耳が聞こえず、健常者の人に言いたいこと、気持ちを伝えることが出来ずに胸の内にあるもどかしさや焦燥感を見事に表現できていたと思います。 オスカー受賞はなりませんでしたが、ハリウッドが国籍に関係なく彼女をキチンと評価したことは素晴らしいことだと思いました。今作の菊池凛子や「ラスト・サムライ」の渡辺謙のように国境を超えて活躍できる日本人の俳優がもっと増えてくれたらいいですね。 同じような複数の物語が展開する映画では「クラッシュ」の方が個人的には好きですが、観た後の味わい深さはこの作品の方が上だと感じました。
[DVD(吹替)] 8点(2008-02-06 18:26:22)(良:1票)
31.  ナイト ミュージアム
本当に素直に楽しめる作品。どこかで書かれてましたがまさに「ジュマンジ」と「ホーム・アローン」と足したような作風でした。夜の博物館で描かれるドタバタ劇。ティラノの骨格に追い掛け回されたり、どこかの原住民にも追い掛け回されたり、観ててとても楽しかった。俳優陣も見事な演技で楽しんで演じているように思えましたね。特にベン・スティラーとロビン・ウィリアムス、オーウェン・ウィルソンの3人は役にピッタリで他の人は考えられないなと思えるほど。ただ中盤が盛り上げ方が中途半端で少しテンポが悪く感じられたのがマイナスになりましたが、後半で展示物と主人公が皆一致団結して石版を取り戻す流れは素晴らしかったですね。中でも対立し合ってたオクタヴィウスとカウボーイのコンビは観てて心和みました(笑)終わり方も凄く気持ち良い終わり方だったので春休みのこの時期に家族や友達で観るのに最も適した映画だと思います。これはお勧めです!
[映画館(吹替)] 8点(2007-03-25 13:45:11)
32.  トランスポーター2
前作と同じくとにかく理屈抜きに楽しめる娯楽アクションですね。キレのある格闘シーンや疾走感溢れるカーアクションもクオリティーはそのまま(良い意味で)。前作もそうでしたが今回も有り得ないアクション多かったですね(笑)墜落した飛行機であんなにピンピンしてるのもそうでしたが、特に車の下に取り付けられた爆弾をフックに引っ掛けて取り外すシーンなんか有り得なさすぎて爆笑ものでしたよ。今回もかなり楽しめた作品でしたが、個人的にはあの女殺し屋との最後の戦いがかなりあっさりしてたので、ちょっと残念でした。それでも十二分に楽しめたので友達と観る作品としてはピッタリの作品だと思います。
[DVD(吹替)] 8点(2007-03-18 19:44:26)(良:2票)
33.  激突!<TVM>
スピルバーグの記念すべき監督1作目。今まで観たことが無くて尚且つ俺の親父が大好きな作品として挙げていたので観てみました。とにかく上映時間の1時間半の間は少しも気が緩むことなく最後まで一気に観れましたね。正面から見た姿が顔そのものに見えてしまう(笑)くらい恐ろしさを感じるトラックの姿。いくらやり過ごしても先で待ち伏せしてたり、スピードを上げて逃げ切ろうとしてもクラクションを鳴らしながら猛スピードで迫ってきたりと、もし俺が主人公の立場だったら気が狂ってしまいそうな襲い方ばかり。度重なる襲撃で店にいる人全てが怪しく思えてしまい疑心暗鬼に陥っていく主人公の演技も素晴らしかったし、特殊効果を全く使わない撮影手法も凄かった(特に電話ボックスでのシーンはスタント無し、合成無しで実際に行われたエピソードを聞いた時はメチャメチャ驚いた)。スター俳優を使ってるわけでもない。映像が凄いわけでもない。ストーリーもシンプルなのにここまで観てる人を最後まで惹きつける映画を作れることをスピルバーグはデビュー作で見事に証明してみせた。本作を観て、スピルバーグはやはり当時から今日に至るまでハリウッドのトップクラスに君臨し続ける監督なんだなぁと改めて思いましたね。
[DVD(吹替)] 8点(2007-03-18 19:21:36)
34.  GOAL! ゴール!
俺はサッカーをやるのはあまり好きではなく(←下手だから)観るほうが好きで尚且つイギリスのサッカーチームもそんなに知らない人間ですが、観終わった後は素直に「面白かったなぁ~!」と思えました。確かにありきたりな流れのスポーツサクセスストーリーではありましたが、雨の中で主人公が何度も倒されて泥まみれになりながらもプレーし続ける姿を見て、同じように雨の中で泥まみれになりながらラグビーをしていた自分と被っているように思えて(←俺は高校生の時ラグビー部でした)主人公を心から応援したい気持ちになりました。主人公を取り巻く人物も皆良い人ばかりで観ていて特にフラストレーションも無く、ベッカムやジダンなどの誰もが知ってるスター選手のカメオ出演も面白かった。ハッピーマンデーズやオアシスらのUKロックバンド勢の音楽も物語を見事に盛り上げてくれていたと思いますね(特にオアシスの「Cast No Shadow」のノエルボーカルバージョンが聴けて感動)。終わり方も後味が良く、これから公開される2と3も観てみたくなりました。
[DVD(吹替)] 8点(2007-03-13 21:12:22)
35.  ラブ・アクチュアリー
今まで何故この作品をずっとスルーしてたんだと後悔しました。とても内容が充実した135分で冒頭であった「love actually is all around」(←間違ってるかも)の言葉通りの物語が劇中で展開されてましたね。普通の男女の恋愛、親子愛、友情愛などどのエピソードもしっかりとした出来でそれぞれでも単発の作品が出来そうなほどでした。俳優陣も皆それぞれの役にしっかりハマっていて特にリーアム・ニーソンの父親役は抜群でした。今劇中のシーンを思い返してみてもどのシーンも心温まるシーンばかり。Mr.ビーンことローワン・アトキンソンや「24」のキム役のエリシャ・カスバートの登場に思わず笑ってしまい、他にも笑えるところが随所にあるので家族で観るのも恋人同士で観るのにもピッタリな作品だと思います。俺としては是非ともDVDを購入していつまでも手元に置いておきたい作品の1つになりました。
[DVD(吹替)] 8点(2007-03-13 20:46:34)
36.  ワールド・トレード・センター
この事件があった当時、俺はまだ中学1年生でした。あの時丁度テレビ番組のニュースステーションで一部始終を見ていましたが、ワールド・トレード・センターの崩壊をリアルタイムで見て、当時のまだまだ世間知らずだった頃の俺にもあの大惨事の衝撃が大きく伝わってきました。その中でこういったドラマがあった。瓦礫の中で身動きも殆ど出来ないまま互いを励まし合いながら助けを待つ2人。何度も瓦礫の崩落が起こり、地上がどんな状況かも全く分からない。もし自分がこんな状況になったらと思うだけで恐ろしく感じます。でもそんな絶望的な状況でも希望を捨てずに助けを待ち続けた2人の姿にとても心打たれました。突然の出来事で愛する人が行方不明になり胸が張り裂けそうな思いで待つ家族の姿にもその心情がかなり伝わってきます。そして2人が助かった時は俺も感動を覚えましたが、その反面助からなかった人の家族も数多くいる事実もエレベーターホールで働いていた息子を病院で待つ黒人女性の描写で痛切に感じ取りました。確かに別にオリバー・ストーンじゃなくてもよかった映画かもしれない。映画にする時期も早すぎたかもしれない。けれでもあの日ほどアメリカにいる人々が一致団結し、人と人のつながりの大切さが表れた日を俺は知りません。ドラマ映画としては王道に沿った感じではありましたが、個人的には高く評価したい映画になりました。
[DVD(吹替)] 8点(2007-03-01 16:38:23)
37.  シン・シティ
とにかく登場する人物、男も女もみんなワイルドで渋くてかっこいい。3人もの監督が手がけているとは思えないほどの統一感のある作風。全てのエピソードの舞台である街「シン・シティ」までもが登場人物の1人と思えてしまう劇中の雰囲気。とても趣が感じられるモノクロに近い画面の色彩。起承転結があり、偏りが無くまとめられた各エピソード。この作品のどこをとっても完成度の高い要素が伺える。観る前までストーリーもよくわからなく、こんなのレンタルして良かったのか?と思ってましたが、今ではそんな思いも笑って吹き飛ばせるほどです(笑)
[DVD(吹替)] 8点(2007-01-18 00:43:38)
38.  炎のメモリアル
消防士を題材にした映画と言えば真っ先に「バックドラフト」を思い浮かべますが、今となってはこの作品もそれと同列に感じることが出来ますね。消防士であるが故の現場でちょっとした気の緩みや誰も予想できないようなところから命につながる事態に陥ってしまう消防士たちの壮絶な立場。そんな中で自らの命も顧みずに消火や救助に挑む彼らの姿はとても誇らしげに見えました。最後のトラボルタ演じる署長のスピーチ直後のジャックの奥さんの表情が正にそれを示しているかのようでした。ストーリーは途中までは王道らしい流れで進みましたがラストでは予想外の展開になって驚き、脚本と構成の充実ぶりも伺えましたね。普段、比較的身近にいるのに消防士の職務の過酷さにはこれまで殆ど気がつかなかった俺でしたが、本作を観て彼らに心から敬意を払いたい気持ちになりました。こういった人たちがいるから今日も現場で命が救われている。そういったことをもう一度真剣に考え直させてくれた作品です。
[DVD(吹替)] 8点(2006-12-22 17:22:42)
39.  M:i:III 《ネタバレ》 
衝撃的なオープニングで幕を開けたシリーズ3作目。前作から6年経った本作ではどんなスリリングな展開を見せてくれるのか楽しみでしたがまず最初でいきなり驚かされましたね。ドイツやバチカン、上海と2時間の間に次々と舞台を変えるものの、テンポが良く観やすかったです。前2作と比べイーサンに奥さんが出来てより人間らしさが加わり感情的な面が垣間見えた気がします。アクションもより派手になり特に橋の上での一連の戦闘は凄い迫力でした。黒幕の正体もどんでん返しがありストーリー面でも面白みがありましたね。それにしてもトムの前作に引き続いて体を張ったアクションしてますね~。40過ぎてもまだこれだけ走ったりぶっ飛んだり激しく打ちつけられたりとイーサン・ハントとして自分の限界に挑むような姿にはやはり「さすが」の一言です。不満点を言えば上海でのビル内で何があったのか描いてほしかったと思うし、アクションシーンでのカメラの動きとカット割りも細かすぎて若干見辛かった気がしました。それでも脇役陣もどの人もしっかりとした存在感があり、映画を上手い感じに盛り上げていました。個人的な失敗は本作を映画館で観なかったことですね。映画館で観ていたらこの迫力をもっと楽しめただけに残念です(泣)ちなみに上海へ行くために変装した空港でのイーサンの姿、一瞬ジョニー・デップに見えました(笑)
[DVD(吹替)] 8点(2006-12-18 18:02:46)(良:1票)
40.  U2/魂の叫び
冒頭でビートルズのカバーである「Helter Skelter」から幕を開け、その後は怒涛の勢いで迫力あるライブパフォーマンスが展開されます。俺はこれまでU2はとても好きなアーティストだけどバラード曲が多くライブではそれほど盛り上がらないだろうなと勝手に思ってましたがそれは大きな間違いでした。劇中の彼らはまさに正真正銘のロックバンドそのもの。ボノがタイトルの「魂の叫び」の如く熱い歌声を聴かせ、誰も真似できないエッジのギターの鋭いギターサウンドもライブでは輝きを増している。ベースのアダムとドラムのラリーのリズム隊もU2サウンドの根幹をしっかり支える素晴らしい演奏。レッド・ツェッペリンの映画を観たときも感じましたが、U2もこの4人でなければU2の音楽は成立し得ないと言う法則がはっきりと感じ取れました。リハーサル形式で披露される「Desire」、エッジのリードボーカル曲「Van Diemen's Land」、ゴスペルグループとの掛け合いが美しくオリジナル版とはまた違った素晴らしさを感じた「I Still Haven't Found What I'm Looking For」、B.B.キングとの競演の「When Love Comes To Town」、ストーンズの名曲を織り交ぜた「Bad」、この映画のタイトルを1番象徴していたと感じれる最強の名曲「Sunday Bloody Sunday」、照明の演出が神々しく曲の世界観を見事に演出していた「With Or Without You」、ライブのラストを見事に飾った「Pride(In The Name Of Love)」。そしてモノクロのライブ映像が続いた後に雰囲気が一変して画面がカラーとなり「Where The Streets Have No Name」のイントロが鳴り始めたときは鳥肌が立ち、心の底から感動を覚えました。カバー曲もどれもオリジナルに負けないほどの完成度でこの映画の魅力の一端を担ってたと思います。見所がとても多くまだまだ書き足りないほどです。この映画を観て一生に一度でいいからU2のライブを生で体感したい衝動に駆られました。今(2006年12月現在)ちょうどメンバーが来日していて、さいたまスーパーアリーナで3日間ライブが展開されていますが、何故今回そこだけで関西には来てくれないの・・・(号泣)次の来日に期待します!
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-03 13:39:36)
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