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あにさきすRさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  リバティーン 《ネタバレ》 
ジョニー演じるロチェスター伯爵は、可憐なほどに正直で、純粋で、幼い人物だ。 ひとには好かれるよりは嫌われていたいというタイプ。 神とも人とも和合したくないが、それが人間として必要ならば、何故神は信仰をもっとイージーなものとして人々に与え得なかったのかと問う。 神父は、君はわざわざ理性で信仰に反抗していると答える。 この作品の、特に後半、友人関係も家庭もむちゃくちゃにして悲惨極まりない主人公を見ていて、個人的にどうしても思い出したのが ウオルフガング・アマデウス・モーツァルトと中島らもだった。 どちらも、作品と名声のレベルはぜんぜん違うとはいえ 享楽的で破滅型で型にはまらないボヘミアン体質は似ている。 しかし、女好きアマデウスは「楽天的放蕩タイプ」で アル中らもさんは「自己破滅願望型享楽タイプ」だった。 自らの人生、命そのものを呪いうらみ、ずたずたにされる事を祈りつつ遊び狂うという点では らもさんとロチェスターの方が共通項は多いかも。と感じつつ見ていたわけで。 しかしロチェスターは、王と親交を持ち、外交問題に発展しかねない大舞台でクソポルノを繰り広げるスケールのでかさと迷惑度があるのだが。 しかも自らの大パトロンであり、「I LOVE YOU」と発言する王のご前でだ。 そして、(変な比較にこだわってすいません)らもさんの奥さんは アレだけアル中のクソまみれで躁鬱でめちゃくちゃになったらもさんに対し 「いやな思いでも辛かった事もひとつもない。本当に楽しい毎日だった」と証言していた。多分本当にそうだったんだろう。 ロチェスターは、生真面目に自分を愛し、生活を変えて欲しいと願う美しい妻にいらだちながら、その愛に唾を吐き、梅毒で崩れていった。 人にとって何が幸いか? それが混沌としてわからない状態で、信仰だの神だの家族愛だのに、思うさま毒づきながら、ようは女たちの情のはざまで踊り続けたから、ロチェスターはロチェスターだったのだ。彼は彼なりに、神も人もうらみながら、あまりに正直に女たちを愛し続けたのだと思う。 映画には、映画でしか感じられない感慨と情念が欲しい。 この作品の最初と最後に、それが凝縮されている。 成功作でないまでも、自由と放埓が人に天国と地獄を見せるおかしみと悲しみの狂言回しとしてのジョニー・デップの、愛すべき演技力と資質に、とりあえず、脱帽しておきたい。
[映画館(字幕)] 8点(2006-04-14 02:53:20)
22.  ラヂオの時間 《ネタバレ》 
作られたのがかなり前とはいえ、画面全体に漂う古くささとわざとらしさにどうにも違和感を覚えてしょうがない。なんか、久々に「8時だよ!全員集合」を見たって感じ?千本ノッコてどうなのよ、名前。あんなわっざとらしい台詞回しでギャグでないラジオドラマとして聞くリスナーがいるたあ思えないし。(ケン・ワタナビーがそういう役ってのにも意表を突かれましたが)が、しかーし、いつの間にか「まあ、なじんでみるか」と諦めて見始めると、自分でも認めたくない笑いがこみ上げ・・・クライマックス近くの「寒い」の一言に涙浮かべて爆笑している私がいたのだった。やられてしまった。まあ、いっか。オヒョイさんと井上順がなんかいい感じでしたね。
[DVD(字幕)] 7点(2006-02-11 23:01:36)
23.  世にも奇妙な物語 SMAPの特別編<TVM>
ここんとこあまり笑ってなかったので、爆笑させてくれたキム拓に甘く6点、そして名作「13番目の客」には7点。あとはまあまあかな。 木村は何を演やらせても木村だ、とよく聞くけど、これはそこんとこがいい意味で裏目に出て存在感が凄かった。なんか不気味で意味の無い会話が延々と続く不条理状態と、暗くてむちゃくちゃ広い部屋。南極、おなら、ビール。最後の方まで各エピの目指すところが全然つかめなかったら、突然とんでもないところにがあ~~~っと連れて行かれた。いや~~やられたっす。声あげて笑っての久しぶりだったんで嬉しかったよ。 あと、「13番目の客」は、だんだんすがすがしくなってくる草薙君の顔が怖くて怖くて…どっかの国の教育ビデオみたいでもある。 しかしあの人、時代不明正体不明の顔つきしているなあと見るたび良く思う。面白いカオだ。 本来「映画はアートでなければ!」だったはずなのに、最近「面白けりゃいいや」な作品に転んでいるのは、現実が陰鬱なせいだろうか。ん~~~。まあ、やっぱり面白かったからいいや。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-18 10:20:20)
24.  アメリカン・ヒストリーX
かなりがっかり。エドワードノートンの体と演技にだけ3点献上。 テーマの立ち方に芸がない。ひねりも膨らみもない。 役者だけ見てろといわれればノートンにだけ拍手もするが、映画とは 人間、風景、音楽、甘味切なさ、さまざまな要素を含んで歌うものがあって欲しい。 これは教育映画とでもしてください。やせたつくりだなあという印象でした。
[映画館(字幕)] 3点(2006-01-08 00:18:17)(良:2票)
25.  インデペンデンス・デイ
宇宙戦争に続いて、またしても劇場でこれを見なかった自分の不明を恥じる結果となりました。 名作だからというんじゃない、作品にはそれを見るべき環境が絶対あるちゅうことです。特撮大画面音響迫力はったり命のこの作品を吹き替えで安いテレビで見て感想を書くとは、名画を絵葉書で見て批評する大ばか者のようなもんです。でも書く。ええじゃないですか、こういうの。別に製作がアメリカでもトルコでもチリでもウズベキスタンでも構いませんよ、どんどんわが国万歳してください。それをしたいためにこれ作っただろ!でもおもしれーから許すよ。といわせてくれればこっちゃそれでいいんだから。 よろしかったのは、どうせろくな内容じゃないんだからと(そうか?)宇宙船登場までがとても速かった事。でかさと破壊っぷりがものゴージャスだった事。ふっとべー!なきさけべー!つぶれとけー!と民衆の大惨殺にカタルシス感じてる自分は何に肩入れしてんのか良くわからなくなる鬼畜気分だったのですが、その流れでウイル・スミスの「おまけにくっせえんだよ!!」というブチ切れぶりに大笑いしてたり。なんか物凄い顔してておまけに臭いんじゃ死んでもらうしかないな、と、えらい低次元で焼酎片手に人間側の応援に回ってみたり。バリヤーの破り方の強引さにふむふむと無理矢理悪い頭で納得させられ、最後の花火ではらしょー!と乾杯。いやー人間ってほんとに無責任なんですねえ。でもそんな本能を許してくれるからB級映画って好きなんだよ。勿論ヒューマンドラマも好きですけどね!(ととってつけたように)
[ビデオ(吹替)] 7点(2006-01-08 00:11:24)
26.  2001年宇宙の旅
映画という表現手段でしか与えられないインパクトを堪能した。意味ありげな映像をつなげただけの芸術気取りの作品は大嫌い 、のはずなんだけど、美しく青きドナウの使い方だけでもう10点放り投げたくなる、なんという映像と音楽の圧倒的な端正な美しさ。冗漫な最近のSFはまず、宇宙を静けさから学んでほしい。沈黙は時に何より饒舌。この作品の沈黙の中に、コンピューター「ハル」の意思と、彼が知っていて人類が知ってはならない秘密の深さが隠されている。テーマ?自分の解釈でいいかどうかわからないんだけど、このさいそっちはもういい。この作品の一シーン一シーン切り取ってもそれぞれに10点あげられる。私の望む名画の究極の姿はそれなんです。
[映画館(字幕)] 10点(2005-11-30 12:52:14)
27.  宇宙戦争(2005)
思ったとおり、物凄くワタクシ好みの作品でした。スピルバーグ監督、私ひとりの楽しみの為にこんな強引な映画つくってくれて有難うございます。皆さんもおっしゃるとおり、真面目に見れば「なんでだオイ!」な突っ込みどころは満載ですが、いいんです、これはただ怖いだけの白昼夢なんですから。白昼夢につじつまも理屈も要りません。あっていいのは圧倒的な映像力と理不尽な恐怖感だけです。そういう意味では「激突!」の延長線上にあるといえるかも? 何しろこの映画には俯瞰した視点が出てこない。このままでは世界はどうなるかとか、大統領は何してるとか、彼らの目的は?他の国は?とか。あくまで駄目父ちゃんの身の回り何メートルかの範囲で、駄目父ちゃんの五感を通した恐怖として描かれます。頭上で鳴り響く機械音、止まれば襲う恐怖、地下室に伸びる触手、子どもの大好きなかくれんぼのメガバージョン。実は大人も、理不尽なバケモノに追い詰められて命がけでするかくれんぼは好きなんです。その悪夢の中で逃げ道を探すゲームがだい好きなんです。現代人は刺激を求める精神的マゾなんです。その要望にこたえて、恐怖感を逆なでするだけの映像をこれだけ凝った技術で提供してくれたスピルバーグ監督に、いやいや贅沢なものをゴチでした!と心からお礼をいいたいワタクシなのでした。ああ、劇場で見りゃあよかったなあ。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-30 11:58:12)(笑:1票) (良:1票)
28.  アリゾナ・ドリーム
なんとも奇妙な味わいです。とりとめのない主人公の感情の流れは、まるで行き先を定めない川のようで、ときに「どういうつもりだコラ!」とつっこみを入れたくなるほどその場しのぎでたよりない。 でも、そんな「その場しのぎ」で堂々と生きてゆく奇人たちの壊れっぷりのなんと言う詩情・・・ 聞けば監督、この作品製作中に、母国の内戦とか製作サイドとの折り合いのわるさとかでぐちゃぐちゃになってたとか。 でもこの作品全体に流れる何かの「豊かさ」のイメージは、映画というものが持つ可能性そのものの広がりのような気がする。うまくいえないけど。 ジョニー・デップ、フェイ・ダナウェイ、ヴィンセント・ギャロ、リリ・テイラーそれぞれの演技のもつ味わいも絶妙! 見つけてよかった!と思える佳作であることに間違いはないと思う。  音楽の素晴らしさも特筆ものです。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-10 09:17:58)
29.  叫びとささやき
映画というものにこれほどの衝撃を与えられるとは、と打ちのめされながら映画館を出たのは大学生の頃。 寂しすぎて、心臓が止まってからも死ねずに泣きつづける女、死斑の浮いた彼女を抱いて眠らせる女中。白いドレスで散歩する三姉妹、所々挿入される強烈な赤のイメージ。思い出すだけで怖い。 しかして傑作です。
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-10 09:12:25)
30.  リービング・ラスベガス
久しぶりに胸のそこにまでずんと来る映画。生き方の良し悪しじゃなく、語られる人間の結び合いの切なさ。そこに嘘はない。好き嫌いで分かれるだろうけど,完璧に主人公(男のほうね)とシンクロしてしまう自分が怖い。掛け値なしの名作と思う。
[映画館(字幕)] 10点(2005-11-10 09:10:10)
31.  ソドムの市(1975)
これに7点入れる自分がけっこう怖いのですが。 大学時代一人で見て、これはいいものに出会ったと思い、 合う人ごとに薦めるという無謀をやりました。 パゾリーニの趣味としか思えないスカトロ拷問同性愛行為の数々。 大人数で劇場で見ると身の置き所がないという苦痛と戦うことになりますが、しかし「こういう世界もありでいいんだ」と安心させられた外れ者としては、妙に身の置き所があった映画なのでした。 何かに対してざまあ見ろといい、何かに対して気分が爽快になってしまい、そんな自分にであったのが怖かった記念碑的作品です。
[映画館(字幕)] 7点(2005-11-10 09:09:10)
32.  僕らはみんな生きている
おもしろかった。まず、着眼点がいいですね。 日本という、世界でもまれな箱庭的平和が約束されてる先進国のゆりかごから出て、 常識もプライドも木っ端微塵の理解不能な国で 悪戦苦闘する「ニッポンのサラリーマン」。 いろんな意味での、さじ加減が上手い。 いろいろ笑えて考えられて、役者よしセンスよし。 こういうのに出会うと、日本映画捨てたもんじゃないと思えるなあ。
[映画館(字幕)] 8点(2005-09-13 08:58:26)
33.  電車男
評判がけっこういいので、間違ってみてしまった。 結論。こんなの映画と認めんわ。 大画面で、1800円とって「映画=一種のアート」として見せられるもの、として映画を位置づけていた自分には縁のない存在だった。微笑ましとか心が温かくなるとかがこの作品の効能なら、体質に合わなかったとしか言いようがない。 ちなみに、テレビ版は楽しんでみております。 
[映画館(吹替)] 4点(2005-09-13 08:55:36)
34.  チャーリーとチョコレート工場
面白い!!私の中ではバートン作品のナンバ-1です。 今までは、あのキッチュで悪趣味で人工的な、大人向け香辛料入りロリポップ風画面作りが生理的に好きになれなかったんだけど、ここまで面白さがジャストミートしてくれるなら話は別。 凄いのは、これがブラックな面白さでひねたオトナの鑑賞に堪えるのと同時に、しっかり子供向け娯楽作品としても成立してるって事。わかりにくい、頭をひねらねばならない点が殆ど無いって事。そしてバートンが狙った悪趣味で大げさな笑いを、ジョニーが十二分に理解した上で、滑ることなくきちんと観客に表現していちいちつぼにはめてくれるって事。大画面でこそ、という映画の醍醐味をしっかり味わわせてくれる事。 ウンパルンパといいリスといい、いやなCGみたいなツラのガキといい、よくぞここまで見せ所をそろえ、そして堪能させてくれました。バートンとジョニーの黄金コンビを、ここに至って映画界の財宝として認知いたします。長くかかってスミマセンでした。
[試写会(字幕)] 9点(2005-08-31 23:46:16)(良:1票)
35.  ダンボ(1941)
ダンボというキャラクターは好きだし、ジャンボママも鼠もいい味出してるし、子供向けとしてこのテーマもいいんですけどね~。 幼稚園児の娘と鑑賞して、お互い全く同じだったのが、「ピンクの象」の場面が怖すぎ!!てとこ。 なんか終わらない悪夢みたいで、しつこすぎていや。それ以上に何かが凄くいや。 娘はトラウマでこのビデオに近寄れないくらいになりました。 ウオルトさんて、あるいはこのスタッフの方々って、薬やってませんでした~~? 何かそれ系の経験が下敷きになってる気がしてしょうがない! 怖怖怖~~~~。
[DVD(吹替)] 6点(2005-08-23 10:34:18)
36.  告発
実話の映画化というのは、自分の中で反則なんですね~。原案脚本を、いわば神様のストーリーに頼ってるわけでしょ。でもこれは別。作品にみなぎる何かの力は、傑作といえる作品にしかないエネルギー。そしてそして、ケビン・ベーコンは本当に素晴らしい役者だああ!彼がアカデミーをかすりもしなかったことで、私の中でオスカーの権威は地に落ちました。あんなもんもうどうでもいいです。ペンギンにでもくれてやってください。
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-23 10:29:05)(笑:1票) (良:1票)
37.  エリザベス
日常がコスプレな人々って厄介そうだなあ、一日はおめかしで始まるのか。 全員がトランプの絵札みたいで、見てて楽しかった。演出とか美術の奥行きがしっかりしているところがこの作品の魅力の半分だね。「眉なしトランプ顔」のケイト・ブランシェットはほんとにはまり役立ったと思う。「仮面の男」見たときみたいな「安っ!」って感じがなかったのはさすが。だけど、歴史絵巻って感じで、全体を俯瞰しつつ、「ご存知ですよね」と次から次へと味方や敵がたち現れては入り乱れてどんどん話が進むので、前知識があまりない私のようなものには脳の疲れるハナシだった。出来れば最初の三十分くらい全員胸に名札付けて出演してくださるともっと楽しめたと思う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-13 22:59:17)
38.  シークレット ウインドウ
映画館と言うよりテレビ画面で見てちょうどの作品かな。殆どジョニー・デップの一人内面芝居に頼った構成なのに、退屈せずに引っ張られたのはさすがの役者っぷり。 あとは淡々と、かつ単純に謎解きを楽しみました。ここの皆さんは頭いいのかな~、最後までちっともわからなかったデス。ただ、「結末をどうしても書き直さねば」の動機がわからない。モートが最初に書いた結末と、あの結末を比較したかったのにそこが弱いのはなんとも・・・それがすべての始まりになってる割には。 オープニングの工夫はわりと秀逸と思いました。あと、室内とか服装のディテール、目立たないけど凝っていて色彩が美しい。こういう丁寧な仕事が見れるのは嬉しいですね。 小作品として、自分的には評価します。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-23 14:45:02)
39.  パルプ・フィクション
実は途中で話についてゆけず眠くなりました。しかし、それを乗り越えて解ったこの作品の魅力!会話は全てストーリーを語るための複線、などと考えていたからわからなかったのね。この作品の魅力の一つが「無駄話」だと思う。フランスのハンバーガー、足もみとセックス、神の存在を示す偶然、などなどくっだらない話がアクションの合間に延々はさまれるおかしさ。人間てそう無駄なく生きてるわけじゃないから、「そんなことより仕事せえよ」みたいなどーでもいい会話に時間割いちゃうのが現実。でも全体を見るとこれで実にバランスがいい。暗転しては進んでいく話が、だんだん一つにつながっていく快感。スタイリッシュな映像とカメラワーク、まったりとした音楽のにくさ、どんな人間にもおかしみを感じさせる監督のご愛嬌。いいなあ。イイ映画見せてもらいました。ついでにタラちゃん、あまりに演技が上手いのでしばらくジミーが監督だと気づきませんでした。もっといろんなとこで演技見せてよ!
9点(2005-02-03 11:10:14)
40.  デビル(1997)
テーマには見るところがあるのだけど、退屈。なんでかと考えると、主役二人の取り合わせが全然生きてない。息が合わないとかいう以前の問題。一人ひとりにすれば花も実も在る役者なのに、お互いがお互いのよさをけしあってるような冗漫な演技。ブラピのミステリアスなテロリストぶりも、自然な演技というより力抜いてるだけのようなポイントのない演技。ハリソン、この青年に抱く友情も一種の慈愛も、にじみさえしない。 役者が生きなければ話は立たない。そういう失敗例の代表みたいな作品ですな。
3点(2005-01-25 17:37:21)
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