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もっち~(←にょろ)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 295
性別
自己紹介 ■H.N.
もっち~(←にょろ)と申します。「もっちの後の『~』」がポイントです。
読み方は「もっちぃいぃいぃ」って感じでにょろにょろ感を出
して発音してみてください。

■My favorites
好きなジャンルは『ドラマ』です。結構簡単に泣きます。
『スリラー/サスペンス』も大好きです。簡単に騙されるので
素直に楽しめちゃえるラッキーな性格です。各方面から酷評さ
れているM・N・シャマラン監督が大好きです。( ̄∀ ̄;)汗

好きな俳優はM・デイモン、E・ノートン、B・デル・トロ、
K・ベーコンです。ベタです。マイナーな俳優では
ヒュー・オコナーを推しています。女優ではJ・フォスター、
K・ブランシェットがお好みです。またまたベタです。
他にも女優ではE・レイチェル・ウッドに注目しています。

■管理人さんへ
どんどん使いやすいサイトになってますね。
感謝、感謝です♪

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21.  閉ざされた森 《ネタバレ》 
嵐の夜のジャングルで行われた特殊部隊の訓練のシーンが多いのだが、画面は暗いし、登場人物が多いのも相まって誰が誰だか分からない。ストーリーで観客を翻弄するサスペンスなら大歓迎だが、画面の見づらさで観客はお手上げ状態。登場人物が多い上に、みんな軍服着てて同じような恰好なんだったら、誰が誰だとか分かりやすくして欲しい。ストーリーに自信があるのは分かるけど、それ以前の問題をクリアしないと観客はついてこないんじゃないかな~。ストーリーはとても面白かったので満足度は高いのだが、画面の見にくさだけは何とかして欲しかった。
7点(2004-09-14 17:35:53)
22.  トゥームレイダー2
アクション全開で最初は面白いのですがストーリーが…。シーン毎の迫力は満点でしたが、だんだん飽きてきてしまいました。
6点(2004-09-14 17:33:56)
23.  デス・トゥ・スムーチー 《ネタバレ》 
見るべきは悪役を演じるロビン・ウィリアムズと善人を演じるエドワード・ノートンの2人でしょう。キャサリン・キーナーとダニー・デビートが脇を固め、キャスティングはばっちりでした。一体どうなるのかとハラハラしますし、子供向けの番組でピンクのサイの着ぐるみを着てはしゃぐエドワード・ノートンも一歩引いて見ると滑稽で、見ているだけで笑いが込み上げてきました。色使いや映像の見せ方も凝っていたし、映画のテンポも良かったです。しかしレインボー・ランドルフが簡単に改心してしまうのが少し拍子抜けしてしまいましたし、キャサリン・キーナー演じるノラが一体何を考えているのか分からないのが少し不満でした。
7点(2004-09-14 17:32:12)
24.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 
「怖い」というより「切ない」と感じました。キャリーに対する学校でのいじめがとても陰湿で、家に帰ったら帰ったで母親は頭おかしいし、心から同情してしまいます。豚の血を頭から浴びせられ、みんなにハメられたと知ってぶち切れたキャリーを誰も止められません。キャリーを心配していた女の先生も、男の子も見境無く殺しちゃいます。ひぇ~。家に帰って母親に「抱きしめて」と言ったら悪魔呼ばわりされてしまい…。う~ん、可哀想すぎます。  「切ないじゃん」なんて思いながら、ホラーじゃないのか~と油断していたら最後はビクッ!
7点(2004-09-14 17:30:24)
25.  アビス(1989) 《ネタバレ》 
エド・ハリスが良いですね。深海における極限状況の中、仲間が一致団結するところは見ていて面白かったです。SFらしいSFを見たい人にはお薦め出来ませんが、全体としての仕上がりは申し分無いのではないでしょうか。しかし最後の最後で、エド・ハリス演じるおっちゃんととその奥さんがキスしてエンドってちょっとおかしくないかい?宇宙人はどうしたのよ?
7点(2004-09-14 17:26:19)
26.  シカゴ(2002) 《ネタバレ》 
最初の2、3曲までは楽しかったのですが、ミュージカルのオンパレードにだんだん飽きてきました。内容が伴えばそれなりに見られたのかもしれませんが、話は単純明快でドンデン返しも無く・・・。早く終わらないかな~と思いながら見て、終わったら「やっと終わったか~」と思ってしまいました。と苦言を呈しつつもCHICAGOのサントラは買っちゃったんですけどね。
6点(2004-09-14 17:23:11)
27.  ブロウ 《ネタバレ》 
子供の頃、お金が無い事で両親のいさかいを日常的に眼にしていたジョージは、いつの頃からかお金さえあれば幸せなんだと思うようになってしまったんでしょうね。娘が生まれて大切なのはお金じゃないと気付き始めたのは良かったのですが、麻薬で儲けたお金で裕福に暮らしていけるようになった時足を洗ったのに、銀行に預けたお金がすべて没収されてまた貧乏な生活に戻ってしまいました。一番そうはなりたくなかったのに、お金のことで子どもの前で喧嘩をするような親になってしまい、ジョージはもう一度お金を稼ぐためにやっぱり麻薬売買に手を出してしまいました。「お金は幻だ」という父親の言葉を理解していたにもかかわらず、警察に逮捕されて最も大切なものを失ってしまったジョージ。今では刑務所の中で娘が面会に来る事を願って止まない日々です。どんな犯罪者であろうと自分の子供を思う気持ちは誰にでもあるんだよなと思い、僕は感動してしまいました。しかし、DVDの映像特典でジョージ・ユング本人のインタビューを見ると一転して複雑な心境に。彼曰く「問題はドラッグじゃない。子供を育てられない親がいるということなんだ」そうです。それって、「子供を育てられない親」ってあんたのことじゃないの?自分の子供に向かって「お前がすべてだ」と言っておきながら、結局麻薬取引を最後までやっていたじゃない。それであんたは一生獄中で過ごす事になったんじゃないですか。子供が面会に来ないと言って涙を誘っているけど、ジョージは自分の父親が麻薬の売人で、色々な人に迷惑をかけたという変え様のない事実を背負わなくてはならなくなった子供の心境を考えた事があるのでしょうか。子供を思う気持ちに偽りは無いのだろうけど、余りにも自分勝手すぎると思いました。結局他人の立場になって考えられない自己中心的な考え方だから、簡単に(かどうか分からないけど。)犯罪を犯すんでしょうか。大罪を犯した人を美化しすぎた映画だと思いますが、事の顛末はかなり悲惨です。ある意味教訓的な映画かもしれません。
7点(2004-09-14 17:19:00)
28.  S.W.A.T. 《ネタバレ》 
普通のアクションとしては十分楽しめる内容でした。しかしこの内容なら別にS.W.A.T.じゃなくても良いのでは?という気がします。S.W.A.T.って言ったらいかに人質を無事に救出して人質を取って立てこもった犯人を逮捕するのかが見所だと思うんですけど、こういうS.W.A.T.ものって今まで無かったので新しいと思ったのですが、やってることって今までのアクションとそれほど大差ないんですよね。それが残念と言えば残念な気がしました。  キャラクターもサミュエル・L・ジャクソン、コリン・ファレル、ミシェル・ロドリゲスと豪華メンバーなのですがいまいちパッとしませんでした。もっと彼ららしさがあれば良かったと思うんですが、人物描写が淡々としすぎていたようにも思えます。それに最初に解雇されてしまったS.W.A.Tの1人も途中から根っからの悪人みたいになっていたし、途中で裏切るメンバーも裏切るにいたるまでの描きこみが足りないので何とも唐突。こういうストーリーなら2時間くらいに伸ばしても良かったのではないかな~と思います。ただ、一番問題だと思ったのが100万ドルをかけてS.W.A.TチームとL.A.市民が対決するのかと思いきや、全然そんなストーリーでは無かったことです。宣伝が上手かった言えばそれだけなのかもしれませんが、宣伝を見てこういうストーリーなら見てみたいな~と思った人にはかなり不満でしょう。僕自身騙されたように感じました。
6点(2004-09-14 17:13:50)(良:1票)
29.  情婦
かなり古い作品なのですが、このサイトで上位にランキングされていたので見てみることにしました。しかし、題名が「情婦」って・・・。借りる時ちょっと恥ずかしかったんですが、内容は法廷サスペンスだったんですね。感想はというと、無駄の無いストーリー構成に非常にビックリしました。映像表現はシンプルそのもので最近の映画のようなカメラワークなど皆無でした。しかしそれが逆にストーリーを追い易く、法廷での検察側と弁護側のやり取りに集中する事が出来ました。映画はやっぱり脚本だな~と唸らされました。
8点(2004-09-14 17:11:24)
30.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
出だしからスピード感溢れる飽きさせない演出方法で画面に釘付けにされてしまいました。言う事はほとんど無く、奇抜な発想とスタイリッシュな映像にキャスティングの妙が上手く融合した素晴らしいサスペンス映画でした。「衝撃の結末!」を謳い文句にした映画が最近多く、少々サスペンスは飽食気味だなと思っていましたが、この映画には大満足でした。しかし大満足と言いつつも1つだけ文句があります。多重人格の人格を統合するということは自分自身の中の色々な人格を認めて、それを自分でコントロールするということなわけで、決して人格を1人ずつ殺すということでは無いと思います。色々な人格は基本人各が出来ない事をしてくれているわけですから、殺すことは出来ないはずなんですけどね~。
8点(2004-09-14 17:08:07)
31.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
序盤のカーチェイスはそれなりに楽しめました。しかし、1と2のような独特の雰囲気は失われてただのアクションに成り下がってしまったように思います。今度は追う者が女性にして変化を持たせたかったのかもしれませんが、1のシュワちゃんや2の液体金属のお兄ちゃんのような威圧感が彼女には全く無かったのが失敗だったのかもしれません。(言葉が少ない役や無表情の役って実は演技力が必要なんですよね。)そして一番気になるのがキャスティング。2ではサラ・コナーの息子で将来世界を救うリーダーとして活躍する少年時代のジョン・コナーをエドワード・ファーロングが演じたのですが、3で大人になったらニック・スタールみたいなおっさんになってしまうとは・・・。そして恨みは無いけど、ヒロインを演じたクレア・デーンズは20代中盤にもかかわらず老けすぎでした。
6点(2004-09-14 17:03:25)
32.  愛しのローズマリー 《ネタバレ》 
「人を外見だけで判断するな」なんて当たり前の事なんでしょうけど、実際外見で判断する人って多いですよね(自分もそうですけど)。しかしながら、「美」の規準って何なんでしょうかね?人によって、もしくは文化・時代によって女性の「美」の規準って違いますよね。平安時代の日本だったらちょっと下膨れで、目は切れ長な女性が美人だったし・・・。でも時代や場所が変わろうとも美人の規準を決めているのって大部分が男性なんじゃないでしょうか。女性が美しいかそうじゃないかを決めたり、評価するのは多くの場合が男性でしょう。男性は自分たちの思い描くステレオタイプ化された「美」を女性に強要して、それにのっとっている女性を讃美し、一報でそれにそぐわない女性を抑圧している部分が大いにあると僕は思います。  この映画は「人を外見だけで判断するな」という正論を大手を振るって掲げています。それは確かにその通りで人を外見だけで判断するのは良く無いと思います。しかし、その主張には全く説得力が無いのです。というのもこの映画に登場する「美しい女性」っていうのはいわゆるグラマーで痩せ型で整った顔立ちの女性ばかりでしたが、これってまさに現代の西洋人が持っている美しい女性のステレオタイプそのままじゃありませんか。その一方で「顔にやけどがあれば醜い」、「太っていれば醜い」などと勝手に決め付けて、「美」と「醜」をはっきりと二分させようと躍起になっています。「人を外見だけで判断するな」と言いつつも、見た目の「美しさ」や「醜さ」に固執しているのは何を隠そう制作者の側なのです。これでは説得力が無いのも頷けますし、結果的に「(見た目の)美とはこういうものだ」というステレオタイプを強化してしまっているだけです。  そして何とも皮肉だなぁと思ったのは、映画の中でカウンセラーが言っていた「人は女性の美の規準をTV、雑誌などのメディアによって洗脳させられている」という事実を制作者の側自らが実践してしまっている点です。なんとこの映画の制作者たちが「美」に対する観客の意識を洗脳する立場に立ってしまっていたんですね。そのカウンセラーの言葉をそっくりそのままこの映画の制作者に返してあげたいです。
3点(2004-09-14 16:38:41)(良:1票)
33.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 
まず最初に目に付くのは舞台となるドッグヴィルのセットです。白線を引いて家やストリートの境界を示しただけで、ドアも家の壁も背景も無く、机やベッドやベンチなどの小物以外は何も無い空間なのです。まるで小劇場で演劇をやるような簡素なセットで、全ての物語はこの小さくて奇妙な空間で行われます。この「ドッグヴィル」という映画を見終わった人なら分かるでしょうが、何故このようなセットを組んだかと言えば、この映画は(フォン・トリアーの映画はいつもそうなのですが)「人間の醜悪さ」がテーマだからです。背景もセットも何も無いのだから、観客の目は自然と人(役者)の行動・表情・言動に行くことになります。つまり観客はフォン・トリアーの描く「人間の醜悪さ」を嫌でも見せつけられるということなのです。エスカレートしたドッグヴィルの町の人たちはグレースの首におもりのついた首輪をつけ、働く事を強要します。そして男はグレースを肉欲の対象にし、女は集団で虐げます。ドッグヴィル以外の町から来た他者・異端者であるグレースを抑圧し、虐待し、差別する彼らはとても醜く、人間はかくもいやらしい生き物となり得るのかを淡々と見せ付けます。彼らはグレースを使えるだけ使った後、厄介者扱いをして警察にグレースを売ってしまいます。しかし到着したのはギャングの一味でした。そしてギャングのボスの娘だったグレースの命令で町の人たちは凄惨な結末を迎えます。それは当然の報いであるように感じるのですが、僕は全く爽快な気分にはなりませんでした。というのもよく考えてみると、ドッグヴィルの町の人たちはこの映画を見ている我々・観客と何ら違いは無いのではないかと思ったからです。自分が加害者でもあるかもしれないし、被害者でもあるかもしれませんが、自己を正当化し他者を抑圧しているという構図は僕たちの日常でよくある光景です。また、自分は正しい事をしたくても周りの大多数の意見に抗うことができず、長いものに巻かれてしまうということも多いのではないでしょうか。ドッグヴィルの町の人たちの心の醜悪さは僕たち自身のそれとどこがどう違うと言えましょうか。人間は誰しもそういう醜い面を抱えているものなのでしょうね。そしてドッグヴィルの町の人たちが人間を象徴しているだからなのでしょう。彼らがマシンガンで銃殺されていくシーンでは、まるで自分まで撃たれたかのような気分にさせられました。
8点(2004-09-11 12:10:13)
34.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 
アクション、ストーリー、CG、露出度等全て前作を大きく上回る出来でした。1作目は前振りもいいところで今作からやっと本番かと思わせるくらいの違いがありました。この映画に出てきたS.T.A.R.S.のジル・バレンタインという女性はバイオハザードシリーズでは御馴染みのキャラクターなのですが、衣装から容姿までゲームのキャラとそっくりだたし、ネメシスもよく再現できたな~と思うほど似ていたのでびっくりしました。さてさて、この映画はアクションが本当に見応えありました。一般市民や武装した警官隊がゾンビにやられ、ゾンビが次々に襲いかかってくるという緊迫した中、ミラ・ジョヴォヴィッチとシエンナ・ギロリーが銃や体術でばったばったとゾンビをやっつけていくのがなんとも爽快でした。しかし、一部の戦闘シーンではスピード感を出したかったのでしょうか、アップを多用しすぎていて一体誰がどうなっているのか非常に分かり辛かったです。ストーリーは最後のオチの方で前作と上手くリンクさせている以外は特に凝ったところはありませんでした。でも生き残るための命題がはっきりしていて分かりやすい展開だったので、序盤から終盤まで十二分にアクションを堪能できたので良かったと思います。次の作品も是非見てみたいですね。
8点(2004-09-05 07:39:35)(良:2票)
35.  デス・ゾーン/奇跡の生還<TVM> 《ネタバレ》 
とある家族を乗せた飛行機が運悪く天候荒れた雪山に墜落。助かった家族が極限状況において助け合いながら捜索を待つというストーリー。しかしこの映画、何もかもがぬる~いんです。まず吹雪いているはずの雪山が、何故かスカッと晴れているんですね~。これではリアリティが無さ過ぎますし、必死で探す捜索隊と生き延びようとする遭難者が滑稽に映ってしまうのは当然です。そして遭難した家族のドラマがぬる~い。怪我しているのに暴走する父親には呆れてしまいましたし、結局この家族でもって何を描きたいのかよく分かりませんでした。そして、最後にツッコミたいのはこの映画のタイトルです。「デス・ゾーン/奇跡の生還」サブタイトルで既にネタバレしちゃってます。だから奇跡的に?生還しても何の感動もありませんでした。しかしこの映画、実はTV映画だったんですね。何故こんなにぬる~いのか、理由が分かりました。
4点(2004-07-21 04:23:26)
36.  シモーヌ 《ネタバレ》 
自分の理想通りに動かせるCGの女優(シモーヌ)を使って作った映画で、存在しないはずのシモーヌが一躍スターの座に持ち上げられてしまい、大衆の熱狂ぶりに困惑する映画監督とその家族の物語。シモーヌに熱狂する大衆と、その存在をひたすら隠そうとする監督のやり取りをコメディタッチで描いているが、実はこの映画はアンドリュー・ニコル監督自身が言っているように「現実と虚構の境界線の曖昧さ」というシリアスなテーマを扱っている。映像技術の発達で、TV、ゲーム、パソコンなど日常生活のありとあらゆる場面でデジタルでバーチャルな映像が氾濫している。そんな中それをまるで作られた「ニセモノ」を「本物」と勘違いし、「本物」と「ニセモノ」の境界線が薄れてきているのが今の時代だ。実際には存在しないシモーヌを必死で追い求める大衆の姿は非常に滑稽である。しかし、一歩下がってみてみれば、この映画の中の大衆は、TVやスクリーンに映し出されるアイドルやスターに熱を上げている日常生活における我々のそれと大差が無いことに気付かされる。憧れているアイドルやスターに会ったことがある、もしくは話した経験のある人はどれほどいるのだろうか?ほとんどの場合、TVやスクリーンの中、もしくは雑誌の中で目にしているだけである。バーチャルなもの(TV、スクリーン、雑誌)の中だけで目にする彼ら(彼女ら)は等身大の彼ら(彼女ら)なのだろうか?我々がアイドル、スターと呼ばれる人々に対して持っているものは「イメージ」であり、メディアによって偶像化されたものであり、自分たち自身で勝手に作り上げたものではないか?つまり、シモーヌに熱狂する大衆とはまさに我々そのものなのである。この映画は「本物」の感覚が薄れ、「本物より本物らしく見えるニセモノ」に魅了されてしまう現代人を皮肉りつつも、それに対して警鐘を発しているのである。コメディとして見て、面白くないと言うのは当然と言えば当然だろう。
9点(2004-05-29 13:53:34)(良:3票)
37.  海辺の家 《ネタバレ》 
「悪い事が、良い事に転ぶ事もある」というメッセージだけは前向きですが、内容は意味が分からない上にとても気持ちが悪い。オヤジ(ケヴィン・クライン)はリストラされたことに逆ギレして会社で暴れまわり(何故かスローモーションなのはウケたが)、隣のかわいい娘(ジェナ・マローン)は妙に大人びていて、主人公のオヤジに試しにキスしてみたり、主人公の息子(ヘイデン・クリステンセン)とキスしてイカせて笑ってたりするところはかなり気色悪い。さらに主人公の息子は2時間・300ドルであんなことしたり、主人公のオッサンと付き合ってたことのある隣人(メアリー・スティーンバージェン)は娘(ジェナ・マローン)の彼氏とヤってるし、これらのシーンがこの映画に必要なのかどうかさっぱり意味が分かりません。主人公の息子が何故更正するようになったのか、元妻が何故主人公のオヤジに再び惹かれはじめたのか等全く触れられず、兎に角登場人物の行動は意味不明なものばかりに映りました。最後は上手くまとめてくれるのかと思いきや、主人公のオッサンが死んだ後、遺書には「家には息子が住んで欲しい」と書いてあるにもかかわらず、息子と元妻は「父親もきっとそうしたいんだと思う」と言って父親が引き起こした事故の被害者に家を提供してしまいます。何のための遺書なんだよ~?やはり最後まで意味不明。
5点(2004-05-03 20:37:35)
38.  メンバー 《ネタバレ》 
ジョシュが何を言っていたのかよく覚えていません。確か自分が社会に溶け込めないのを社会の不条理のせいにしてネチネチ文句言ってたような気がします。途中まで意味があるのかと真剣に見入ってたのですが、意味が無さそうでした。
5点(2004-03-29 00:10:17)
39.  camera
クローネンバーグらしからぬ映像でしたね。嫌いじゃないのですが、短すぎたな~。
6点(2004-03-29 00:05:43)
40.  キラー・ビーン2 《ネタバレ》 
大好きな短編映画です。コーヒー豆が繰り広げるオールCGのアクションムービーですが、なんとも爽快。この映画を1人で作り上げたというのがまたスゴイ。この映画ではマトリックスをパロったようなシーンがあるのですが、この映画の監督のジェフはその後マトリックス・リローデッド制作に関わっているんですね~。
8点(2004-03-28 23:52:23)
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