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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  隠し砦の三悪人
面白かったんだけど、見る前の期待が大きすぎたのか「用心棒」や「椿三十郎」ほど印象に残っていない。(でも8点。)C3POとR2D2のモデルがあの百姓二人なのは見る前から知ってたけど、それはおろか主人公たちの位置づけが全部「スター・ウォーズ」の基になってるような気がする。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2024-04-30 17:04:37)
22.  地球防衛軍 《ネタバレ》 
小学生の頃にモゲラ目当てで見た。「海底軍艦」のマンダのようにモゲラの出番は少ないのかと思っていたが、わりと最初のほうに登場したので安心したらすぐにやられてしまったのにガッカリ。それでも一緒に見た「宇宙怪獣ガメラ」に比べると当然ながらかなり楽しめた記憶がある。
[ビデオ(邦画)] 7点(2024-04-30 16:14:27)
23.  八月の狂詩曲
黒澤監督の昔の代表作をほとんど見た後で見たのでとてもつまらなかった。内容も俳優陣も地味なのにひとりハリウッド・スターのリチャード・ギアはかなり浮いている印象しかない。それでもラストシーンは印象的だった。
[ビデオ(邦画)] 3点(2024-04-30 12:40:12)
24.  
初めて見た黒澤明監督のカラー時代劇。白黒時代の「用心棒」や「椿三十郎」、「七人の侍」を既に見ていて、娯楽作を当然のように思い浮かべてたら、なんか重苦しいだけの退屈な作品でさっきあげた三本と同じ人が監督だとはちょっと信じられない作品だった。しかし、合戦シーンは黒澤映画らしいダイナミックな迫力で見ごたえがあるし、楓の方を演じる原田美枝子の激しい演技が強烈に印象に残る。でも、やっぱり黒澤監督の時代劇としてはそんなに好きな作品ではない。本当は4点ぐらいでもいいのだが、さっきも書いたように原田美枝子の演技があまりにすごいので、彼女に2点ほどプラスしておくが、前作の「影武者」のほうが個人的にはこの映画より好きだな。
[地上波(邦画)] 6点(2024-04-30 12:39:29)
25.  夢(1990)
最後のエピソードの笠智衆とか、最初の方の狐の嫁入りや雛人形の話などはとても印象に残っているが、何しろ見たのが「用心棒」や「椿三十郎」で黒澤映画に興味を持ち始めた頃だったので決して出来の悪い映画だとは思わないもののとても退屈に感じられた。見る順番を間違えたと素直に思ってしまった。ドリフでコントをやっているイメージしかなかったいかりや長介を俳優として初めて見たのがこれだったんだけど、鬼という役柄から雷様を連想してしまい、出演シーンがコントのようにしか見えない。その後、「踊る大捜査線」を再放送で見て、味のあるいい俳優だと思ったんだが。
[地上波(邦画)] 5点(2024-04-30 12:38:51)
26.  用心棒
初めて見た黒澤映画がコレだった。最初は世界的巨匠の映画ということと、時代劇をほとんど見たことがなかったのでどうかなあと思っていたが、徐々に引き込まれていって非常に面白かった。主人公の三十郎も魅力的だが、首にマフラーを巻いてピストルを持った西部劇のガンマンのようなスタイルの悪役の仲代達矢のインパクトは強烈に印象に残る。
[地上波(邦画)] 10点(2024-04-30 12:38:16)
27.  まあだだよ
黒澤明の遺作は教師と教え子たちの触れ合いにとても感動できるいい映画だ。監督は当初、主役の百閒に笠智衆を考えていたが、病気療養中であったため、松村達雄になったと聞く。ラストの同窓会で先生が教え子たちの孫たちに言った言葉がものすごく印象に残っている。教師と教え子はいつまでもこういう関係でありたいと思う、そんな映画だった。
[ビデオ(邦画)] 10点(2024-04-30 12:35:32)
28.  七人の侍
最後の合戦シーンの迫力は凄かった。一年がかりで撮影しただけあって、さすがに細かいところまで丁寧に作ってある。ただ、長すぎるのが難点で、個人的にははこの後の「用心棒」や「隠し砦の三悪人」、「椿三十郎」のほうが見やすいと思うのだが、それでもこの映画は10点以外考えられない。見ていない人は一度は見るべし。必見の名作である。
[ビデオ(邦画)] 10点(2024-04-30 12:34:52)
29.  たそがれ清兵衛 《ネタバレ》 
山田洋次監督の「運が良けりゃ」以来の時代劇で、この後の「隠し剣 鬼の爪」、「武士の一分」に続く藤沢周平原作三部作の一作目となる。以前にも何度か見ているが、久しぶりに改めて再見。冒頭からリアリズムを感じさせる映像で引き込まれるし、前半で描かれる主人公一家の慎ましい暮らしぶりも実際こうだったのではと感じさせるものがあり、ほぼ初めて手掛けた本格的な時代劇としては完成度も高く良く出来た映画だと思うし、清兵衛(真田広之)が朋江(宮沢りえ)に抱く秘めた想いや葛藤といったものもよく描かれているところは山田監督らしさも感じられるが、山田監督が慣れないジャンルに緊張したのか、余裕がない感じもして、純粋に山田監督の映画として見てしまうと違和感というか、異色作に感じてしまうのも事実。(初めて見た当時はテレビで連続放送していた「男はつらいよ」シリーズをずっと見ていた頃で、何か分からない違和感を感じていたが、それが何なのか今回ようやく分かったような気がする。)また、主演の真田広之と宮沢りえは好演していて素晴らしいと思うものの、山田監督の映画の主演が真田広之というのに何か違和感を感じてしまう。(この点は初めて見たときにそのひとつ前に見た山田作品が「男はつらいよ 幸福の青い鳥」で、マドンナ役だった志穂美悦子に少し似合わなさを感じていたので、山田監督の映画にJAC出身俳優は似合わないと自分が感じてるだけかもしれないが。ちなみに宮沢りえに関してはそういう違和感は全く感じなかった。)これが俳優デビューという田中泯の存在感は初めて見た時も印象に残ったが、今見ても少ない出番ながらやはりクライマックスの清兵衛との対峙シーンの異様な存在感が印象に残る。ただ、やはり、ラストの清兵衛が帰ってきてからあとのくだりは次女のナレーションに無理やりまとめた感があり、居心地の悪さを感じてしまった。(善右衛門を打ち取りに行く直前の清兵衛と朋江の会話の中で出てきた朋江が新しい縁談を受けたという話は何だったんだろう?)とくに年老いた次女(岸恵子)が姿を見せるエピローグ部分は語り過ぎで完全に不要だった気がする。エンドロールのバックに流れる主題歌が井上陽水というのも時代劇には不釣り合い。(曲自体は良いんだけど。)さっきも書いたが、このあたりにも山田監督の緊張と余裕の無さのようなものが感じられる。(このあたりは後の2本では改善されている。)さて、評価であるが、山田監督の映画としてはさっきも書いたように異色作に感じるものの、時代劇映画としては完成度が高く、ドラマとしても見ごたえのあるものになっているので悩ましい。でも、嫌いな映画というわけでもないので後者をとって8点。名作と言われている映画だが、ひょっとしたら山田監督の映画を見慣れていない人のほうが純粋に楽しめる映画かもしれない。(2021年8月14日更新)
[DVD(邦画)] 8点(2024-04-30 12:32:53)
30.  ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 《ネタバレ》 
実写版に続いてこちらも見た。あまり期待してなかったが、実写版と比べるとこれぞマリオという映画になっていて安心して楽しめた。マリオとルイージの両親が出てきたり、マリオが最初キノコ嫌いという設定が新鮮で良い。ピーチ姫(やっぱりマリオに出てくるヒロインはピーチ姫じゃないとなぁ。)が自ら勇敢に戦うキャラになっているのは昔のイメージで見ていると少し驚くが、いかにも現代的な感じでこれも良かったと思う。製作に任天堂が入っているせいか、原作のゲームの再現度も高く懐かしくも思えたのも嬉しい。でもその反面、完全なイベントムービーで、何か心に残るものがあるかと言えばそうではないのだけど、この年になっても純粋に楽しめたのでまあいいか。ヨッシーが登場しなかったけど、エンドロール後に出てきた恐竜の卵がそうだろう。続編も決まったようで、それにはきっと登場するんだろうなと思う。序盤でかかる挿入歌で「スクール☆ウォーズ」思い浮かべてしまったけど、オリジナルは「フットルース」の曲。まだ見てないのでいつか見てみよう。
[DVD(吹替)] 6点(2024-04-30 11:59:11)(良:1票)
31.  スーパーマリオ/魔界帝国の女神 《ネタバレ》 
「スーパーマリオ」のハリウッド実写映画版。去年イルミネーションのCGアニメ映画が記録的大ヒットしたことで久しぶりに見たくなって30年ぶりに見た。子供の頃に見た時はけっこう純粋に楽しんだ記憶があり、今見てもB級SF冒険ファンタジーとしてはそこそこ悪くないと思うものの、マリオとして見てしまうと、キャラ使っただけの別物感がすごい映画という感じで、駄作とまでは思わないまでも、かなり微妙に感じてしまうのも事実で、ネバネバのリアルなキノコが気色悪く、とくに王様が変身させられているキノコなどは「エイリアン」にこんなの出てきたよなと思うような代物で、なんか見ていてホラー映画のよう。ヒロインのデイジー(←なんでピーチ姫じゃないんだと初めて見た当時も思ったが、今回も同じ事を思った。)がそのキノコを父親だとマリオ&ルイージに紹介するのが見ていてすごく笑えてしまった。ヨッシーが「ジュラシック・パーク」に出るラプトルのようなリアルな恐竜なのもかわいさよりも怖さやキモさしか感じられない。全体的にグロさもあってファミリー向け映画として見てしまうとけっこう気まずいのではという感じもする。さっき、子供の頃は純粋に楽しんでいたと書いたが、やっぱり今になって見ていて本作を純粋に「マリオとして」楽しんでいた当時の自分が信じられなくなってきた。しかし、さっきも書いたように普通の娯楽映画としては悪くないし、今になって見ると世界観自体は自分的にはそこまで嫌いではないかも。でも、やっぱりCGアニメ版のヒットの影響でにわかに注目されてリバイバル上映までされてしまうような価値はハッキリないと断言できるし、他人にはおそらく絶対に薦めないであろう映画であることは確か。甥っ子二人がCGアニメ版を気に入っているのだが、やっぱり本作は見せないほうが良いなぁ。(2024年4月28日更新)
[DVD(吹替)] 5点(2024-04-29 16:49:22)
32.  男はつらいよ 拝啓車寅次郎様
47作目。この頃になるともう渥美清は病気がかなり進行して見るのが痛々しい。昔に見たせいかほとんど内容を忘れてしまっているが、マドンナのかたせ梨乃は極妻のイメージが先行してしまってこのシリーズにはミスマッチのようにしか思えなかった。
[地上波(邦画)] 5点(2024-04-27 17:36:32)
33.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 
岡本喜八監督の戦争映画というと「独立愚連隊」や「肉弾」といった悲壮感の中にもどこか明るさのあるイメージが強いので、本作はちょっと喜八監督らしくない作品だと思うものの、このような大作映画にありがちなダラダラした中だるみ感がなく、橋本忍脚本による重厚な人間ドラマと喜八監督の演出の力強さによって長時間にも関わらず最後までとても面白かった。昭和20年(1945年)8月15日に玉音放送が流れて終戦に至るまでの経歴という内容も興味深く、宮城事件とかぜんぜん知らなかったのでとても衝撃的だったし、今まで生放送とばかり思っていた玉音放送が録音だったことにもビックリ。オールスター大作なので出てくる俳優陣も脇役・端役に至るまでこれでもかというくらい豪華なメンバーを揃えていて、その点でもみどころ。陸軍大臣を演じる三船の鬼気迫る演技、笠智衆演じる仏様のような総理大臣も印象深いが、やはり特攻隊を見送る伊藤雄之助のあの表情が忘れがたい。 喜八監督の映画の中では異色作かもしれないが、一度は見ておくべき傑作だと思う。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2024-04-24 17:56:15)
34.  ブラック・レイン 《ネタバレ》 
見るのは二十数年ぶりだったのだが、あらためて見ると内容としてはよくある刑事アクションの域を出ていないと思うし、主人公ニック(マイケル・ダグラス)の汚職警官としての一面ももう少し丁寧に掘り下げたほうがドラマとしても深みが出たと感じる。しかし、やはりこれがハリウッドデビュー作にして映画での遺作になった松田優作の存在感には今見ても圧倒されるし、初めて登場するニューヨークでのレストランのシーンもそうなのだが、やはりチャーリー(アンディ・ガルシア)を殺す駐車場のシーンの演技が初めて見たときと同様に物凄く印象に残り、きっと今でも存命ならば間違いなく世界的に活躍出来ていただろうにと思うと本当に惜しい。それに、演出面では日本人が見ても異国感のある大阪の街も印象的で、それでいて外国映画にありがちな日本人から見て違和感のある日本というのをあまり感じさせていないあたりにリドリー・スコットの手腕の高さを感じることができ、この2点のおかげで引き込まれ、最後まで面白く見ることができた。今回見るうえで不安だったのが、今となっては高倉健と若山富三郎の共演を東映任侠映画で何回も見ているので、そのイメージに引っ張られないかということだったのだが、全く気にならずに見れたのは良かった。この若山富三郎演じる菅井がニックに戦時中の空襲時の体験を語るシーンが印象に残り、「ブラック・レイン」というタイトルの元にもなっているのだが、このシーンをはじめ菅井が英語を喋るシーンは吹き替えになっている(今回見て気づいた。)のがちょっと残念。脇役陣の中では初めて見た時もそうだったのだが、神山繁演じる大橋部長の嫌味さが今見ても印象に残る。(2022年5月22日更新)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-04-21 13:50:48)
35.  ライフ・イズ・ビューティフル
この映画はファーストシーンとラストシーンだけは昔見たことがあったのだが、今更ながら全編見るのは今回が初めてだった。確かにいい映画だとは思うけど、正直、そんなに世間が騒ぐほどいいとは思わない。後半の収容所に送られてからの描写がなんか軽く感じた。この後半よりもむしろ主人公夫婦の馴れ初めを描いた前半のほうが印象的だった。でも、決してきらいな映画というわけでもないのだが。ほんとは5点にしようかと思ったが、前半部分がけっこう気に入ったので6点。
[ビデオ(吹替)] 6点(2024-04-07 23:47:38)
36.  僕の彼女はサイボーグ 《ネタバレ》 
もし恋人がターミネーターのようなロボットだったらというSF映画で、日本映画ではあるが、韓国の監督が手掛けているせいか、邦画ではないような雰囲気が独特の印象を残す映画になっている。(ほとんど日本映画しか見ず、とくに韓国映画ってまったく見ないんだけどいつもこんな感じなのか。)サイボーグ彼女(綾瀬はるか)が未来から送られてくるシーンは思いっきり「ターミネーター」のそれを彷彿させているし、その後にチンピラをボコボコにするのも同じであるなど、影響を受けているにしてはただのパクリじゃんと思うような部分が少し気になるものの、その後のストーリー展開は漫画的でありつつもそこそこ楽しめるものになっていて見る前に思っていたほどつまらなくはなかった。彼女を演じる綾瀬はるかはハマリ役で、見ていて本当にロボットに見えてくるほど。このあたり日本人の監督だったら中途半端になってしまうかもしれない。タイムトラベルを扱ったSF作品にありがちな矛盾もあるのだが、それを綾瀬はるかの魅力とロマンチックなラブコメストーリーで押し切った感はあるが、確かに気にはならない。地震のシーンはそれまでとは違いパニック映画のような演出だが、今見るとスペクタクルとして素直に見ることができないのは仕方ないことかもしれない。冒頭に登場した彼女そっくりの女の子の正体が最後に明かされるという構成はうまいのだが、ここがけっこうくどく感じたのがちょっと残念で、もう少しコンパクトに終わってほしかった。未来の自分がロボットを開発して過去の自分に送ってくるというのは見ていて「ターミネーター」よりも「ドラえもん」の都市伝説の最終回を思い出した。彼女を開発する未来の年老いたジローを演じているのが「クレヨンしんちゃん」の園長先生役など声優として知られている納谷六朗だったのは別に不思議なことではないかもしれないが、ちょっとビックリ。
[DVD(邦画)] 5点(2024-04-06 17:43:54)
37.  キッド(1921) 《ネタバレ》 
チャップリンの映画かなり久しぶりに見たけど、笑いと感動のバランスが絶妙で、やっぱりいいなあと感じた。特に子供が孤児院に連れて行かれそうになるシーンは赤の他人であるはずのチャップリンと子供との「親子愛」を感じられ、とても感動した。もちろん、笑えるシーンもたくさんあって楽しめる。ラストがハッピーエンドで良かった。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2024-04-06 17:28:56)(良:1票)
38.  人間の証明 《ネタバレ》 
20年ぶりくらいの再見。その昔にテレビで見た時も正直言ってあまりよくない印象を受けていたが、今見てもやっぱりという感じ。角川映画の2作目で、国内の豪華な俳優陣だけでなく、ニューヨークロケやのちに「復活の日」にも出演するジョージ・ケネディといったハリウッド俳優の起用など力の入った作品になっていて「とにかくすごい映画にしよう」とか「世界的にも売り出したい」という角川春樹の意気込みだけはじゅうぶんに伝わってきて、いかにも角川映画という感じなのだが、どこか空回りしていて滑稽に見えるし、初めて見た時も思ったのだが、ストーリーも「砂の器」のような感じでなんだかなあという気になる。脚本はオファーではなくオーディションで松山善三のものが選ばれたみたいなのだが、その脚本にも粗が目立っていて、本当に吟味してオーディションしたのかという気になるし、松山善三の脚本作品を何本か見た今になっては本当に松山善三が書いたのかと思えてくる。突っ込みどころは満載だが、中でもクライマックスの八杉恭子(岡田茉莉子)のスピーチのシーンは感動させようとしているのが見え見えなのだが、突っ込みどころだらけでリアリティが微塵もなく、思わず「なんだこれ」と声を出したあと笑ってしまった。このシーン、松山善三のような脚本家ならもうちょっとなんとか出来たのではと思うし、何より岡田茉莉子の無駄遣いにしか見えない。ラストの麦わら帽子が飛んでいくシーンは幻想的で印象に残ったが、見ていてなぜか「金田一耕助の冒険」のパロディの方を思い出してここでも笑ってしまった。脇をはじめとした豪華なキャストはそれなりに楽しめる映画ではある。ただ、主役の刑事を演じる松田優作は今見てもやっぱりイマイチな感じなのがちょっと残念。ストーリーの鍵となる「帽子」の詩が良く、まあ、それに免じて5点。(2022年1月16日更新)
[DVD(邦画)] 5点(2024-04-06 13:47:08)
39.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 
高校生の頃にテレビで初めて見て以来、四半世紀ぶりかも知れない再見。オードリー・ヘプバーンと聞いてすぐに思い浮かぶタイトルが今でも「ローマの休日」とこの「ティファニーで朝食を」なのだが、本作はやっぱり今見ても昔見た時と同じくなにかイマイチに感じる。確かに全体的なお洒落さはとてもいいし、ヘンリー・マンシーニの音楽、とくにオードリー演じるホリーが歌うシーンをはじめ、「ムーンリバー」のメロディーがいつまでも耳に残る(やっぱいい曲だと思う。)のだが、話としては凡庸な感じであまり面白さを感じないし、ホリーのキャラクターにもあまり惹かれるものがなく、ポールとの恋物語にもそんなに魅力は感じられずに終わってしまったような感じ。初めて見た時はラストの雨の中猫を捜すシーンが印象に残っていたが、今回見るとその前のタクシーの中でのポールの一言でホリーが我に返るという展開がなんとも甘く見え、その後の猫を捜すシーンも自業自得のように感じてしまった。オードリーは清楚なイメージから脱却したかったのかも知れないが、このホリー役は別の女優のほうがしっくり来たのではないかと思ってしまった。企画段階ではマリリン・モンローが考えられていて、原作者カポーティも推したというが、本当にマリリン・モンローが演じていたらどうだっただろうと思ってしまう。でも、「ムーンリバー」はオードリーが歌うのを前提に作られた曲だというし、何より、オープニングのホリーがティファニーの宝石を眺めながらパンを食べるシーン(結局、「ムーンリバー」を歌うシーン以外ではこのシーンが今回見ていちばん印象に残ったシーンだった。)はオードリーでないと絵にならないような気がして、そう考えるとやっぱりオードリーで正解だったのかもしれない。それからもう一つ、ミッキー・ルーニー演じる日本人カメラマンの表現が現在では差別的と言われるようだけど、それ以前にこのキャラは全体的に見て雰囲気からかなり浮いているような気がしてそこが気になった。(2022年6月16日更新)
[DVD(字幕)] 6点(2024-03-31 11:18:27)
40.  スネーク・アイズ(1998) 《ネタバレ》 
見たのは20年ぶりくらい。サスペンス映画としては捻りもなくシンプルでまあ普通の印象だが、冒頭10分以上の長回しやホテルの部屋を俯瞰映像のワンカットで一つ一つ見せていく凝った映像がとにかく印象に残り、それがとてもデパルマ監督らしい。昔に見た時はあまり面白くない映画だと感じたが、それはストーリー面だけであって、映像的な面白さはじゅうぶんにある映画だと今回見て感じた。またストーリーがシンプルなのもこういう映像を撮りたいというのが先にあったならそのほうが潔く、逆に良かった。やはり映画の魅力はストーリーや脚本だけではないことをあらためて感じる。音楽を担当している先ごろ亡くなった坂本龍一の追悼も兼ねての鑑賞だったのだが、その音楽があまり印象に残らなかったのはちょっと残念。(2023年4月30日更新)
[DVD(吹替)] 6点(2024-03-30 11:43:49)
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