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21.  宇宙戦艦ヤマト 完結篇 《ネタバレ》 
ヤマトの幕引きとしてはストーリーやテーマは理解できるが、 ドラマチックにしようとして作品のリアリティや説得力が低くなってる気がします。 最も顕著な部分は多くの方が書かれてるように沖田艦長の生存でしょう。 さらばと区別するため古代や雪を死なすわけにはいかなかったのだろうが、 1作目のラストシーンを台無しにしてまで復活させる必要はあったか疑問である。 劇中でも沖田ならではの采配も特になくヤマト自沈のためのトリガー要員に過ぎないように思う…。 アクエリアスの女王(女神)なんかも唐突にあらわれすぎて戸惑ってしまう。 しかもヤマトクルーのリアクションが薄いため謎のまま話が進んでしまうし。 また偵察機が見つけたアクエリアスの受信施設、 こちらを破壊すれば手っ取り早く確実にワープを止められたと思うのだが、 沖田艦長や真田技師長がこれをスルーしたのも納得いかない。 敵の機動要塞への着表はヤマトにメリットがないのは明らかだと思われるのだが、 案の定コスモタイガーが発進できなかったりいらぬ白兵戦をしかけられてしまう。 あげくは操艦の必要性が多分にあるであろうに、島は白兵戦に参加し負傷してしまう。 ここまで死なす気満々では島の死は感動的以前にしらけてしまう。 ディンギルの少年も重要な役どころっぽいのに名前も明かされずに退場してしまうし。 ルガールの脱出艦隊との戦闘でヤマトが戦闘を行う危険性はわかるのだが、 せめてコスモタイガーだけでも出してよと思いました。 あいかわらず突っ込みどころ満載のヤマトクオリティーではあったのですが、 物語を盛り上げるための数々の演出が作為的に見えすぎて低評価になってます。 どうも良かったと思えるシーンがなかったなあというのが正直なところです。 (死ぬ目にあったのだからヘルメット着用の指示はもっと早くして欲しいなぁ) (今回のコスモタイガーのカラーリングも好きじゃなかったり…) (デスラーの涙もいらんかったと思う)
[DVD(邦画)] 3点(2011-07-02 10:50:18)
22.  涼宮ハルヒの消失 《ネタバレ》 
似て非なる世界にまぎれこんだきょんの胸中はいかほどのものか? 朝比奈さんと鶴屋さんのコンビに拒絶されるのは、 死にたくなるほどのダメージであったろうなと想像できる。 それゆえに集まるはずのない部室にSOS団の面々が揃う様はドラマチックだった。 おそらくエンターキーを押したあたりで、 夢オチなみにでも強引に終わらせておけば、満足できたような気がする。 そこからは説明が多かったり作業的な展開で退屈になる (小説で内容を知っていたせいもあるかもしれない)。 しかも後半の解決方法だとなにやら矛盾を生み出しているようで、 すっきりと終わった気がしないのが残念だった。
[DVD(邦画)] 6点(2011-04-05 17:24:00)
23.  バイオハザードIV アフターライフ 《ネタバレ》 
3Dで見てないせいもあるのでしょうが、あまりおもしろくなかった。 その映像やアクションに重きを置きすぎて中身がすかすかだった印象です。 映画ならではの要素、プロジェクトアリスが全然活かされておらず、 ウェスカーの言葉を信じるなら、もはやアリスはウェスカーの体調維持のえさに過ぎず、 アンブレラにとってアリスの利用価値はないに等しいということになる (追跡はしていたのでまだ利用価値はあるのかなとも思うけど)。 とにかく説明不足過ぎでアンブレラが何をしたいのかわからず、アリスが成り行きで戦っているようにしか見えない。 単発ものならまだしもシリーズ4作目でこれでは続編への期待は薄くなってしまう (俺は特撮ヒロインアクションではなく、バイオホラーが見たかったんだ…)。 またゲームの内容をスパイス程度に使うならニヤリともできるが、 トレースレベルだと笑うに笑えず映画にする必要がないのではと思えてしまう。 今回良かったのはスペンサーロックが可愛かった事くらいでしょうかね(笑)。 
[DVD(吹替)] 3点(2011-04-03 07:45:53)
24.  劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~ 《ネタバレ》 
TVシリーズを踏襲してはいるが、新たにシナリオを作り直した所に好感がもてます。 映像も背景(船団)やメカはかなり細かく綺麗に表現されてました。 シェリルのコンサートの演出も強化されていて、 学生素人のアクロバット飛行なんていらなかったんじゃないの?と思えるくらいでした (これがないとアルトとシェリルの出会いはないわけですが)。 戦闘シーンも迫力を増し、おっさんの目ではついていけないほど動きも早かったです(笑)。 ただキャラ絵に関しては、TVの延長線上程度にしか見えず、 今回の主役でもあるシェリルも「これは!!」というほど綺麗なシーンはなかったです (あえて言えば、グレイスが綺麗に描かれているシーンがありました(含笑))。 あと新シナリオは良かったのですが、尺の短さが気になるところ。 アルト、シェリル、ランカの三角関係が関係未満という感じで、 深く書かれるところまでいってない印象でした。 シェリルの孤独とやらをもう少し掘り下げてもらえたら、また印象が違ったかもしれません。 なぜシェリルがあれほど歌にこだわるのかも、見せて欲しかったです。 それでもラストの戦闘+歌は、TV版ラストを彷彿とさせる内容で、 それぞれのキャラに見せ場があり(あ…ルカはどうだったかな?)、 今回出てきた伏線や謎がほとんど解決してはいないけれども、 「このまま終わっても良いんじゃね?」と思えるくらい迫力はありました。 これで映画ならではの変化がもう少しあれば評価をあげても良いのですがね…。 蛇足ですが、副題のイツワリノウタヒメはピンときませんでした。 偽りというよりは疑惑のほうがしっくりくるような…。
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2011-01-20 14:48:29)
25.  ミスト 《ネタバレ》 
霧の中に何かがいる、というのは怖いですね。 序盤で触手が見えたときはそのチープな感じが気になりましたが、 直後にスーパーの正面は全面ガラスだという台詞もあり、 何がおきるかわからないという緊張感が持続しました。 それに日常なら変人として孤立しているはずのミセス・カーモディが、 徐々に賛同者を増やし多勢になっていくのが怖かったですね。 ただ薬局のところでは薬を手に入れたのだから さっさと逃げればよいのにと思いました(お約束ですかね)。 ラストシーンに関しては晴れない霧に世界の終わりをを感じての 行動だったのだろうと推測しています。 あと5分待てば、銃さえ取らなければ、あるいは…、 と様々な選択場面が思い浮かびましたが。
[DVD(吹替)] 7点(2011-01-18 14:03:30)(良:1票)
26.  ウォッチメン 《ネタバレ》 
まず勧善懲悪ヒーローものの爽快感を求める人は見ないほうが良い作品。 そこから1歩踏み込んで、正義のヒーローの存在意義や、 善悪の基準ってどうやって決めてるの?など疑問を持ち、 追求妄想したことのある人は一見の価値はあるかもしれません。 ウォッチメンのメンバーの中でもドクター・マンハッタンの存在は興味深かった。 他のメンバーが普通の人よりやや優れた程度の存在なのに対して、 ずば抜けた力の持ち主で、その力を使えば恒久的な平和も作れてしまうのではと思えるほど。 しかし人間離れした存在となったゆえに、人類に対しての興味が薄れているようであり、 まさに神に近い存在として書かれているのがおもしろかった。 そしてもう一人、ロールシャッハの揺るがない正義感は格好良かった。 彼は神の存在を否定することで、自らの心の中で善悪を判断することになるが、 マンハッタンとは別の意味で神(正義)の心を手に入れたように思える。 ヒーローらしからぬ風貌がまた心憎いキャラクターだった。 しかしまあ、おもしろい作品だと思うが素直に楽しめたかというと微妙。 ヒーローが現実に存在したらという仲間内の妄想話のレベルのものを、 映像作品化されたものを見せられて、そこまで乗っかれないかなという感じもしました。 原作を含むアメコミを読み込んでいれば、また違った感想を抱いたかもしれませんが… (こちらのレビューを見るまで原作の存在を知りませんでした。 一応ファン向けの映画ということでしょうね)。  
[DVD(字幕)] 6点(2011-01-18 13:15:45)(良:1票)
27.  用心棒 《ネタバレ》 
とあるウエスタンをモチーフにしたゲームをやったあと、 ちょっとウエスタン映画を見ようかと思い借りたのが「荒○の用心棒」でした。 でまあ、これが黒澤明の「用心棒」の丸々パクリ(らしい)と後で知り、 どれだけ「用心棒」に似てるのか見てやろうということで今更ながら観賞しました。 あらすじはほぼわかってましたが…おもしろい。 三船敏郎=三十朗がなんともいえず格好良い。 最後の闘いで「それ以上近づくな」と言われたのに、すぐさま勢いをつけて前に出てくるところにしびれました。 それとめし屋の親父が黄門様だったので、ちょっと嬉しくなりました (このころの俳優さんはあまり詳しくなかったので) (しかも黄門様がもう一人いたのは後で知りました)。 脚本や演出が優れているというか、計算されているのがまたおもしろいですね。 清兵衛のところの女たち、出演者には申し訳ないですが綺麗どころがいないなあ、 と見てましたが、あとに出てくる美人妻を引き立てるためとわかり納得。 また怪我をした三十朗がお堂のような所で包丁を投げてるのも、怪我の様子を確かめてる位に見てましたが、 最後の闘いで卯之助の銃に対応するため(らしい)とわかります。 そして最後の最後で見逃したチンピラが冒頭に出てきた放蕩息子だったのもおかしかったです。 全編にまいた伏線がぱちりぱちりと当てはまるのが心地よく、見終わったあとにやりとする作品は久々でした。 ただ微妙だったのは美人妻(ぬい?)の登場シーン、あまりに唐突だったので前ふりあっても良かったのでは?と鑑賞中に思いました (荒野のほうでは、前半にちらちら出てたので)。 しかしあとで思い返すと、最初はどこか日和見で他人事の部分があったのが、不幸な家族の事情を知ることで、 三十朗の正義感のスイッチが完全にはいったんだろうなと想像できます。 最初から知ってて放置するのと、事情を知ってすぐさま行動を起こすのではやはり違いますからね。 直後の丑寅に対して腹を決めたという台詞も、そういう意味合いを含んでいたのではと思いました(本当に勝手な想像ですが)。
[DVD(邦画)] 7点(2010-12-18 02:06:37)
28.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 
オプティマス達と人間の共存(共闘)がはっきり描かれていてわかりやすかった。 サムとミカエラの活躍も今回のほうがしっくりする感じです。 デバステーターの迫力もなかなか、あきらかにオートボット側に不利だよなあ、 復活したオプティマスにやられるのか?などと妄想してたけど、 まさか米海軍の機密兵器にしてやられるとわ…いやまあいいけど。 空母の撃沈も見ごたえあったかな…反撃か回避のそぶりくらいは見せて欲しかったが。 ただTFたちの敵味方をもう少しわかりやすくしてくれれば良かったかな…。 砂漠での乱戦だとこれは敵なのか?と識別できないまま消えていくのもいたので (メガトロンとスタースクリームは前回からだがフォールンも色味が似すぎだった…)。 下ネタは前作よりは控えめだった気もするので悪くはなかった。 初体験(?)を大学構内で吹聴する母親には殺意を抱いたが(笑)。 というかあのはじけぶりは異常な気が…。 まあなんだかんだでロボット好きの男の子にはたまらん内容でしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2010-12-16 05:34:08)(良:1票)
29.  13日の金曜日(2009) 《ネタバレ》 
一応1の続きで、しきり直しという感じのようですね (Ⅹの続きはさすがに別物になるでしょうしね…)。 最初若者の人数も少ないのでどうすんだろう?と思いましたが、 それはフェイクというか伏線でした。 まああとはいつもの流れで、神出鬼没ぶりも健在だし、 飛び道具も普通あたらんだろ、というのを当てたりと、 クリスタルレイクでいつものように惨殺してます。 背後にひっそり立ってましたよというのは、 後半さすがに見飽きてきましたが…。 あと、お姉ちゃん達のぬぎっぷりも悪くなく、 トップレスで水上スキーには不覚にも興奮しましたし、 はめ撮りとかも馬鹿っぽくて良かったです (被写体が男というのも時代を反映してるのかなとか思いながら見てました)。 
[DVD(字幕)] 6点(2010-12-14 17:12:53)(良:1票)
30.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 
アリスという少女(というか女性か)が、 他人がひいたレールを歩むのか、自分自身で人生を切り開くのか、 それをワンダーランドの出来事を通して自ら選択をするという内容であるが…。 ジャバウオッキーを殺すことは、予言の書のまま体現する、 他人がひいたレールに乗っかってしまっただけではないのかなという気がする。 バンダースナッチがアリスに心を開いたように、 争いではない何かを見つけるのだろうと予想してはいたけれどどうも違ってました (このエピソードがてっきり伏線だと思ってました)。 自ら決断したかどうかが重要ということでしょうかね。 原作を未読のためアリスにとってワンダーランドがどんな存在なのか、 理解できてない部分もあったとは思います。 でもまあアリスを伝説の勇者に見立てるのは違うんじゃないの?という気がします。 それはそれとして、アリスの体の大きさが変わるたびに、 あれ服は?服はどうなるの?とドキドキしている自分がいました(お恥ずかしい…) (まあディズニー仕様ということで問題はないわけですが)。
[DVD(吹替)] 5点(2010-12-08 06:10:51)
31.  死霊の盆踊り 《ネタバレ》 
とうとう伝説の映画を見てしまいました。 儀式の数々に脳内麻薬は全開! (蛇のカットインは笑えました) 衝撃のラストシーンでは口をぽかんとあけ、 呆然と見てるしかありませんでした。 こんな凄い映画10点満点しかありえないだろうと思いました (本当に10点にしましたw)。 何を撮りたいかは一目瞭然でそのへんのわけのわからん凡作が、 太刀打ちできる作品ではありません。 私の感性にはビビッときました(嫌な感性だな…)。 …いろいろな意見があると思いますが、 DVDにもなってる時点で少なからず需要があるってことでしょうしね。 DVDといえば監督のコメントがまた凄いです。 続編の構想を語ってるんですよね。 謎の解明とかSFファンタジーにしたいとかどこまで笑わせてくれるのやら。 (でも実現したら新たな伝説になりかねないかも) ちなみに内容から考えると邦題の「死霊の盆踊り」はしっくりこないので、 エキサイト翻訳で「Orgy Of The Dead」を翻訳してみると、 「死霊の盆踊り」に…。 世の中深いと思いましたw。 (直訳するなら死者の乱交パーティーとかになるはず…、 このタイトルだと伝説にならなかったかもしれないが、 事故も幾分かは減ったに違いない…)  (あんまり変わらんかな?)
[DVD(字幕)] 10点(2010-12-04 18:43:05)
32.  ルパン三世 DEAD OR ALIVE 《ネタバレ》 
冒頭の監獄のシーンやオープニング曲、 部分的ですが賞金稼ぎとの戦いの中で ルパンがマガジンを交換するところが気に入ってます。 格好良い銭形を見れる作品でもあります (結局ルパンを逮捕できないけど)。 ただ全体的に設定やアイデアが活かされてないというか、 空回りしてる感じがします。 タイトルにもあるDEAD OR ALIVEも、あまりピンとこないし。 最後の金の首狩将軍もよくわかりませんでした。 モンキー・パンチ氏のこだわりが見えたのは悪くはないのですが…。 
[DVD(邦画)] 6点(2010-12-04 18:40:08)
33.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 《ネタバレ》 
アメリカでギリシャ神話ってどうなの?とか思いましたが、 日本には聖闘士星矢という傑作があったんですよね(笑)。 まあそれはともかく…、 ミノタウロスの出現シーンとかは良かったし、 メデューサの頭とか気持ち悪くてなかなかでした (CMの印象も強かったしなあ…)。 でも話の中核であろう稲妻が意外としょぼかったのがなんでしたが…。 それと神々もでかいだけで神々しいとか威厳は感じられませんでした (そもそも誰が稲妻を盗んだのか見抜けていたのかどうかという疑問符が)。 さくさく話が進むのも良かったかなと思います。 そのぶん中身に深みはありませんでした (結局、特訓とか訓練とかいってたわりにはやらんかったし…)。 息子の安全のために屑男に身を預けるママンがなんかエロスという感じでしたが…、 そんな妄想を抱くのは私だけかもしれないなあ…。 まあ冗談はともかく(本当か?)、 基本的には今時はやりの健全な(?)冒険ファンタジーです。 
[DVD(吹替)] 5点(2010-12-04 17:39:02)
34.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 
タランティーノ監督といえばキルビルのイメージがあったので、 第一章の静かな始まり方があれなんか違うなという思いと、 もしかして退屈な映画なのか??とも思いましたが、 会話のなかに緊張感を感じるようになり始めるとぐいぐい引き込まれました。 長い上映時間ですが時間を忘れて見入ってました。 最終章直前までは…。 ショシャナの計画にしろバスターズの計画にしろザルすぎるでしょう。 それがお互いの相乗効果で成功するかと思いきや全然そんなことはないし。 スクリーンの裏(?)の山積みのフィルムを見過ごすとか、 ショシャナの相棒が劇場の扉の鍵しめて閂までしてって、 ヒットラーを始めナチスドイツの高官やその家族が集まった場所の入り口なんだから、 警備兵の一人もいないとはちと考えられない。 確かにランダの裏切りがその一因というのもあるかもしれないけど、 そこには緊張は感じられず、ヒットラーの最期にカタルシスは感じられませんでした (あまりにも上手く行き過ぎるのでヒットラーは影武者でしたオチかと考えたくらい(笑))。 レインも自力で脱出したわけではないので最期の印つけも、なんだかなあ…といった感じでした。 女優さんも美人だったし、3本指の話なんかは良かったんですけどねぇ。 そうそう観ていて思ったのが、殺す相手の基準の曖昧さでした。 ランダはショシャナをユダヤ人と見抜けずフランス人だと思っていたし、 酒場でもなまりや習慣でしか相手を判断できなかったりと、 見た目はそれほど違いないのに、○○人だからという理由で殺し殺されるというのは、 恐ろしくも愚かしいことだなと感じました(平和ボケな感想ですかね…)。
[DVD(字幕)] 5点(2010-10-17 21:54:44)(良:1票)
35.  第9地区 《ネタバレ》 
終始既視感を感じる、なんというか不思議な映画でした。 ただ物真似というのではなくきちんと消化され新たな形で作られていたとは思います。 宇宙船を動かすために必要な液体、これを浴びた主人公が宇宙人の姿に変貌していくことに?! (宇宙船を動かすとなくなるらしいので燃料の一種だとは思うのですが…) そんな下手な冗談のようなことなんだけど、主人公は悪夢のような事態に陥ります。 麻酔なしで胸部切開しましょうとか言い出す奴が出る始末。 主人公なんかもそうなんですが、どこで誰が死のうと、 どんな結末でもありうるという先の読めない展開に最期まで興味を持ってみれました。 また主人公を害しようとした人々はことごとく殺されてしまうので、 ちょっとしたカタルシスを感じる事ができました。 全てが語られてはいないので、あれこれと考える余韻があったのも良かったなと思います。 
[DVD(吹替)] 8点(2010-10-13 20:47:49)
36.  シャーロック・ホームズ(2009) 《ネタバレ》 
犬のホームズも楽しめた身としては、今回の作品(新解釈?)も十分楽しめました。 まあ賭け試合へ参加するホームズというのは違和感もありましたけど。 やはりホームズのイメージとしてはやや病的な知性というのがあるので、 ロバート・ダウニー・Jrのホームズはなんか泥臭いというか男臭い感じが強すぎるのか、 最期までロバート・ダウニー・Jrにしか見えませんでした(笑)。 逆にスマートなジュード・ロウのワトソンはかなり良いイメージでした。 それと原作や他のドラマをいくつか見ましたが女っ気はあまりなかった気がしたので、 アイリーンとメアリーの登場はやや違和感がありました。 ストーリーのほうはわりと最期まで楽しんで見れました。 ホームズの観察力はなかなか痺れるものがありました。 一応数々の仕掛け(謎)の答えが用意されていたのも良かったですし、 世界観を壊すような設定や内容がなかったのも好感がもてます。 ただ推理の見せ方にストレスを感じる部分も多かったです。 十分検証したのかどうかもわからぬまま、わりと早く事件現場を立ち去ったりと、 仮に証拠があったとしてもご都合すぎかなと思える場面があったり。 また黒魔術を際立たせるブラックウッド卿の復活の謎を引っ張りすぎたため、 最期まで悶々としてました(笑)。 観る側に黒魔術を印象付けるためだとは理解できるのですが、 例えば死亡診断したワトソンがこの件に関してほとんど興味を示していない事がおかしく思えます。 本当に黒魔術なのか?、トリックがあるのか? 謎解きの云々はともかく、ストーリーの半ばにこの疑問を提示して欲しかったです。 ワトソンにはホームズの名パートーナーというだけではなく視聴者の代弁者でいて欲しいというのがあり、 事件の謎への疑問や好奇心がやや淡白な印象でした。 モリアーティ教授の暗躍も良かったですね、最期にホームズを出し抜いたりして (結果は良でしたが不確定要素満載な手段だったのではとも思いますが…)。
[DVD(吹替)] 7点(2010-10-11 03:55:03)
37.  ハウス・オブ・ザ・デッド2<TVM> 《ネタバレ》 
1作目よりおもしろい、というか好みの展開でした。 特殊部隊が活躍する話は好きなので良かったです。 特殊メイクなども頑張ってたと思います。 ただ特殊部隊のへっぽこぶりはまあ許容範囲でしたが、 主人公まわりはぐたぐたでした。 大量のゾンビに遭遇して余裕で会話をぶっこいてるわりには、 ゾンビ集団にもみくちゃにされて、 なおかつ噛まれない感染しないわで、ちと興ざめな場面も。 あとは大事な血清(細胞)ならば複数所持してよ、と思いました。 まあ突込みどころ満載でしたが、普通に楽しめました。 
[DVD(吹替)] 6点(2010-10-02 22:22:42)
38.  宇宙戦艦ヤマト 《ネタバレ》 
ヤマト2から見始めたせいか、ガミラス艦よりは彗星帝国メカのほうが好きだったり、 ブラックタイガーよりコスモタイガーが好きだったりと、やや評価下がるんですが (三段空母や戦闘空母は好きですがね)、 ストーリーは最初のが一番おもしろいかなと思います。 劇場版でも反射衛星砲、ガス生命体、ドメル艦隊決戦、ガミラス本星での酸の海と嵐と、 様々な戦闘が見られますし、わりと序盤でばれちゃってる気もしますが、 ガミラスとイスカンダルの双子星のアイデアなんかもおもしろいと思います。 また14万8千光年という絶望的な距離を行かねばならないという、 「俺たちは本当にイスカンダルへ辿り着けるのか?」 という大きな不安とわずかな希望の雰囲気がたまらなく感じられるのは、 この最初のシリーズだけだと思います。 ただヤマトの不死身ぶりはもう健在でドメル司令が可愛そうになってきます(笑)。 一応序盤も丁寧に描かれてますので導入編としては悪くないかもです。 まあTVの焼き直しの切り張り状態ですので映画としては低評価になってしまいますが (それでもラストの沖田艦長の台詞では涙ぐんでしまいました) (この最初のシリーズで終わっていれば名シーンだったのですがね…)。 ラストといえば、イスカンダルに着いて以降はあっさり終わるのもちと寂しいです。 イスカンダルでの波乱やデスラーの執念、雪の覚悟に真田さんの機転と、 結構見ごたえがあると思うのですが…。 劇場版で興味を持たれた方はぜひテレビシリーズを見て欲しいと思います。 各話の最後の地球滅亡まであと○○日がこの旅の困難さを物語っています。  
[DVD(邦画)] 5点(2010-08-23 17:47:00)
39.  機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者 《ネタバレ》 
一応Zガンダム放映20周年作品という触れ込みらしいが、 旧作画と新作画の切り張りしたTVダイジェストという、 凄く違和感のある作品に見えた。 これはファーストの劇場版と似た手法だけれど、 放映終了からの期間が大きな溝を作ったと思える。 またTV放映時から思っていた事だが、 ティターンズがハイザックやガルバルディなど ジオン系(を思わせる)モビルスーツを使うことに抵抗があった。 エゥーゴがスペースノイドよりということを考えれば、 ザクはこちらが使用するほうが自然に思える。 冒頭では連邦内での派閥政争の意味が大きくも思えるので、 そもそもジオンのモビルスーツが出てくる意味あいは少ない気がする。 このへんは主人公はガンダム、敵はザクという図式を 無理やりあてはめざるをえない大人の事情があったのかもしれないが…。 どうせならこういうブレをなくした完全新作を期待したのだが、 細部はともかく、ほぼTVと同じストーリーで残念だった。 尺の短さも気になるところ、 いきなりティターンズにカミーユが捕まってる所から始まるのを見ても、 映画としてのストーリーとしてもいまいちさを感じてしまう。 また今作の山場となるジャブロー攻略戦での、ティターンズの核による本部破壊という事柄が、 大局に活かされないのが問題ではないかなと思える。 人的被害、自然破壊、倫理的な問題と政治的にティターンズを失脚させるに十分な事だと思うのだけれど、 脱出できてて良かったと一エピソードで済ませてしまうところが作品の軽さにつながっていると思う。 とまあ、いろいろ批判めいたことを書いてますが、Zガンダム自体は嫌いじゃないです(笑)。 アッシマーとギャプラン(とロザミア)は好きなので新作画として見れて良かったし (点数の大半はここに集約されてます)、 「星を継ぐ者」というサブタイも良いし、Gacktの歌もわりと良かったです。 ただファーストガンダムが好きな身としては、どうしても評価がさがってしまいます。 それにしても流れ弾にあたるシャア(クワトロ)はへっぽこだなあ…。   
[DVD(邦画)] 6点(2010-08-06 01:02:15)
40.  デス・レース(2008) 《ネタバレ》 
前作は未見です。 もっとお馬鹿な作品と思ってましたが、意外とシリアスな展開でした。 剣や盾のパネルを踏むと武器が使用可能になるなど、 かなりテレビゲームを意識してるなとも感じました。 第1ステージまではおもしろく見てましたが、第2ステージから雲行きが怪しくなってきました。 戦艦と呼ばれる武器満載のトレーラーの登場に、 「おおかっちょええなあ」とか思い見てましたが、レース車をことごとく排除にかかるあたりで、 あれ?これってレースとしてはどうなんだろう?と疑問符が。 フランクの機転がなければ全滅もありえたようだし、確かに盛り上がる部分はあるにせよ、 最終ステージを待たずにレース車つぶしてしまっては興行的には失敗だろうと思いました。 実際最終ステージのスタートラインに2台しか並んでない様子はちと寂しい感じがしました。 一番気になったのがラストで、最終的には所長と対決で真実が明るみになると予想してたのですが、 いきなり脱走(え?)、追撃車排除(おいおい)、パートナーが身代わりに(まじか??)! それでも逆転の秘策があると思ってました…半年後のテロップを見るまでは。 まさか、そのまま逃げちゃうとはなあ…。 結局妻殺しの罪も消えたかどうかはわからないし、どうもすっきりとしない終わり方でした。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-02 03:13:58)(良:1票)
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