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関白宣言さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
巧みに見せ場を盛り込んでいる構成が素晴らしい。最初の見せ場は緻密に練られた駅構内での逃走シーン。前回に増してボーンの知的な工作員っぷりが発揮されてます。カメラに映った彼を見たCIA職員達のリアクション。ボーンが彼らにとってどれだけ厄介で危険な人物かこのシーンで表現されます。次にデッシュに追いかけられるニッキーを助け出すタンジールでの追跡シーン。建物の屋上から屋上へ、部屋から部屋に忍者のごとく俊敏さで移動し、デッシュとのタイマンの末、ニッキーを助け出す事に成功。初見の時はここからニッキーとの恋が始まるのかと思ったけど、さすがジェイソン・ボーン。あの程度の女には魅かれる事はありませんでした。感心できるのは次の見せ場カーチェイス。このシーンの短さが良かったんです。駅やタンジールでのシーンはこれまでの2作品にはなかった手法だったんですが、カーチェイスシーンはその全てに存在しており、ちょっと飽きられてる感というか新鮮味がないと思います。だからあえて引っ張らず、すぐボーン誕生秘話に移動させたんでしょうね。この映画のバランスの良さはここにあると思います。そしてラスト。どこかで働くニッキーが一連の事件をニュースで見て、ニヤリ。見ている誰もが音楽とともに体を震わせたんじゃないでしょうか。
[映画館(字幕)] 9点(2010-07-02 01:12:51)(良:1票)
22.  突撃隊
隠れた秀作。戦場と言う場所でしか生きれない男をマックィーンが相変わらずのクールさで演じてます。この映画の面白さはキャラクターの魅力にあります。一人一人がキチンと生きてる。これって「大脱走」にも言えることなんですね。まぁ規模は全然違いますが表現の仕方は良く似てると思います。圧巻のラスト、邦題はこのシーンの印象だけで付けたんでしょうね。まさに命をかけたマックィーンの突撃。しびれました。
[DVD(吹替)] 9点(2010-06-16 15:24:59)
23.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 
夢を持つ事の大切さを教えてくれました。夢のない人間は野菜と同じ。キャベツと同じです。決して諦めてはいけない。例え自分が老いぼれようとも心が18歳ならそれはもう18歳なのです。そしてもう一つ教えてくれたのは「人との出逢い」です。マンローは旅路で色んな人に出会います。モーテルのゲイの受付やインディアン、夫を亡くした未亡人、休暇中の軍人など。マンローは彼らに対して決して偏見や壁を作らず、フレンドリー且つフランクリーに接します。きっと彼は人との出会いの大切さを分かっているのです。どれだけ意志があって、どれだけ努力しても、やっぱり人は一人では何事もやり通す事はできないのです。この映画で彼は出会った人々に何回助けられたでしょうか?人は握手を交わし、手を取り合って生きるのです。そして最後、その手を空高く挙げみんなで大喜びすればいいのです。
[DVD(字幕)] 9点(2010-06-01 15:31:41)
24.  第9地区 《ネタバレ》 
差別の対象を人間以外の「人」、すなわち宇宙人に向けた設定が斬新で面白かった。主人公の人物像もリアルでいい。変に正義感を前に出さずあくまでエビを忌み嫌う一人の一般人を貫き倒していた。そのおかげで「ダメ男」が「漢」になる瞬間の興奮をクライマックスに持ってこれたんじゃないかなと思う。あんな気持ちの悪い、得体の知れない宇宙人の子供を「可愛い」と思ってしまった自分は製作側に完全に負かされた人間の一人だったんだろうとしみじみ感じます。
[映画館(字幕)] 9点(2010-04-12 21:42:02)(良:1票)
25.  荒野の用心棒 《ネタバレ》 
いや、もうねセルジオレオーネとイーストウッドは完全にアホなんですよ。西部劇が好きすぎてアホになってます。敵が心臓しか狙わないと勝手に決めつけ胸に鉄板を仕込み、そこに一発だけでなく何発も撃たせるアホ。頭のいい日本人なら、んなもん1,2発撃った時点で気付くと想定し、そない何発も撃たせないでしょう。そして敵をやっつけるためにジジイからもらうダイナマイトを主人公の登場の演出のために使うアホ。頭のいい日本人ならそんな非現実的な登場の仕方はさせません。これらのアホっぷりによってこの映画はアホほどカッコいい西部劇に仕上がってます。
[DVD(吹替)] 9点(2010-03-07 04:13:49)(笑:2票)
26.  アルカトラズからの脱出
脱獄物の金字塔と言えばやはり「大脱走」だが、この「アルカトラズからの脱出」は全くその逆だろう。軽快な音楽とともに見せる脱獄と静かに淡々と見せる脱獄。リアリティを突き止めればこちらの脱獄の方が上。実際の脱獄は静寂の中で行われるものであり、大したドンパチも無く看守が気づけばもう逃げてた、という感じだと思う。登場人物の人間像を深く描かなかったのは大正解。恐らく作り手が2流だと「大脱走」を意識して深く、強く描いてただろう。だがそこは流石シゲル。んな作品の事知るかと言わんばかりの薄さ。こういう所に作り手の度量が伺える。
[DVD(字幕)] 9点(2010-03-07 03:35:47)
27.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 
どうやらイーストウッドは映画というジャンルで悟りの境地を開いたようですね。ここ数年、傑作ばかり作り続けてる気がします。きっと彼はもう、どう撮れば伝えたい事を一番表現できるのか、手に取るように分かってるんでしょう。この映画でも南アの人々、黒人白人が一つになっていく様を見事なまでに上手く描いてます。自分を殺そうとした白人を赦し国を一つにしようとするマンデラ、彼の期待(ワールドカップ優勝)に応えようとするピナール。彼らが心の内で持ってたもの、それはインビクタス。決して屈しない彼らの行動によって徐々にまとまり始める国。このまとまって行く速度が丁度いい。実際はもっと色んないざこざがあったんでしょうが、そこに脱線してしてしまうとテンポが悪くなってしまいます。そして最後の決勝戦、ラグビーの知識が無い自分でもよく分かるように複雑な展開は省いてくれたようです。こういう配慮がベテラン・イーストウッド。決して余計な知識を必要としない映像を見せてくれます(まぁラグビーファンには不満があるかもしれませんが)。徐々に高まっていた感情が観客の大喝采と共に爆発。多分この涙はイーストウッドの思惑通りなんだろうな。そう感じながらエンドロールを眺めていました。
[映画館(邦画)] 9点(2010-02-11 17:30:20)(良:3票)
28.  ヒート 《ネタバレ》 
アル・パチーノとロバート・デ・ニーロが共演した映画史に名を残す作品。家族を失いかけるハナと家族を得ようとするニール。この対比のさせ方が上手い。そして見どころのアクションシーンは流石としか言いようがないが、本物の銃撃音を使ってるだけあって迫力、緊張感がある。人によっては時間が長いという人もいるだろうが、アル・パチーノ、デ・ニーロが好きな人からすれば全く気にならないし、こんなに嬉しい3時間はあまりないだろう。
[DVD(字幕)] 9点(2010-02-10 14:36:33)
29.  許されざる者(1992)
イーストウッドの前半の老化と後半の覚醒、このシンメトリーな感じが良かったです。この映画で伝えたかったものは人を殺す事の罪深さ。数々の西部劇に出演し、さんざん人に向けて引き金を引きまくったイーストウッド流のケジメのつけ方だったんでしょう。この後からの彼の作品にはどこか崇高さが見える。きっとこの映画を製作した事で悟りの境地を開いたんでしょう。
[DVD(字幕)] 9点(2010-02-07 14:10:56)(良:1票)
30.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 《ネタバレ》 
色んなエピソードが怒涛の様に襲ってきてオロオロ戸惑ってたらそれがいつの間にか一つに収束して終了してた。見終わった瞬間はなんだこれ?ってなったけど、振り返ってみたらその脚本の素晴らしさに驚く。この映画にぴったりの言葉は「なんやかんや」。主人公4人組は莫大な借金を抱えたけど「なんやかんや」でそれは0になった。
[DVD(字幕)] 9点(2009-12-18 03:56:35)
31.  荒鷲の要塞 《ネタバレ》 
色んな展開があって全く飽きることなく150分の時間が過ぎました。リチャード・バートンとイーストウッドが黙々と罠をしかけ要塞に侵入していく姿がカッコよくてたまりません。
[DVD(字幕)] 9点(2009-08-30 23:45:43)
32.  スリーデイズ
これは面白い。近年脱走映画に飢えてただけに尚更美味しく感じれた。 まぁ王道っちゃ王道なんだけど、それプラス、ポール・ハギスの見事な手腕によって、大王道になってる。 前半に主人公の家族を大切にする想いや、犯罪に対する素人っぷり、そして罪を犯す葛藤など言わば「静」の部分をじっくり観せておいて、その分後半に怒涛のスピード感と緊張感を与えてくる。前半部分をしっかり観てるからこっちは完全に一家に感情移入していて手に汗を握りながら主人公を応援してしまうのだ。実に上手い。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-03-05 03:30:52)
33.  J・エドガー
本国で不評と聞いてあまり期待せず鑑賞したら結構面白かったです。 ただ社会派、同性愛ものと考えると日本人に受けることはないと。 当時のアメリカのバックグラウンドをある程度知らないとついて行けなくなる部分も多少あります。 でもやはり、エドガー・フーバーという男の人物描写に関してはさすがイーストウッドと言わざるを得ません。彼独特の陰影を巧みに使った撮影方で上手くフーバーの裏表、本音と建前を表現していたのが印象的で、レオナルド・ディカプリオの熱演に、より一層の深みを与えていました。あとイーストウッド作品で注目するは彼自身が担当している音楽です。どことなく哀愁漂うメロディは強力な権力を手にしたフーバーの孤独や寂しさといった人間の本質的な部分を表現していたのではないでしょうか?さて主役のディカプリオですが、今回もアカデミー賞受賞とはならず、しかも今回は前評判に反してノミネートすらしてもらえないという屈辱的な展開でした。確かにこの作品は伝記、同性愛、特殊メイクという見え見えのオスカー狙い、更に去年の「英国王のスピーチ」におけるコリン・ファースの役どころと若干被る部分もあって選定側としてはこの役で受賞させたくないという気持ちもあったのかも知れません。でもさすがにガン無視は酷過ぎだと思いましたね。まぁでもディカプリオは若く、年々その演技にも渋みや深みが備わってきて、まだまだ伸び代が沢山ある俳優だと信じています。オスカーが俳優のゴールだと本人もファンも思ってないでしょうが僕は是非彼には一度と言わず、2度も3度もオスカーを手にして欲しいと思っています。
[映画館(字幕)] 8点(2012-02-01 13:41:45)
34.  二百三高地 《ネタバレ》 
素晴らしい。旅順制圧の意味をキチンと抑え、日露戦争の必要性を強調しながら戦争の悲惨さを教えている。ただただ反戦だけを唱える邦画は数あるがここまで中立に立ってる作品は意外に少ない。しかも演じている俳優達の豪華なこと。日本人なら見なければならない作品の一つだと思う。
[DVD(邦画)] 8点(2011-11-06 18:27:40)
35.  アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 
キャリア達が集まる中、始まる名刺バトル。 互いのカードを見る度に「ベリーナイス!」だの「ジーザス!」だの「オーマイガッ!」だのアメリカ人は日常でもそんな言葉を使っちゃうのか! どんどん殺人の快感にハマっていくベイトマン。 しまいにはチェーンソー持って裸で走り回る・・・その姿を見て思わず言ってしまった。オーマイガッ!!
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-07-16 01:46:02)
36.  ラスト サムライ
何度見ても熱くなってしまう映画だ。 この戦は無謀である。誰がどうみても99.9%勝ち目はない。それを批判するコメントも多々あるが、歴史を振り返ってみると、こういう戦は数えきれない程あるのだ。それらの戦に参加した男達は自分の持つ誇りと意思を命を持って示す。勝ち負けの問題ではない。この物語に登場する侍達もそうやって戦い、何を守りたかったか、何を後世に残したかったか、それを未来に生きる人に伝える事ができれば、もはや彼らの勝ちと言っても過言ではないのかもしれない。日本人から薄れていく侍の魂、武士道。それは刀を持って戦う事や、腹を切って名誉の死を遂げるという表面的な事だけではない。もっと心の奥にある静かな猛々しい、形に表せないものだ。武士道はもはや必要ないのか?いや違う、他に必要なものなど無いのだ。
[映画館(字幕)] 8点(2011-05-16 15:23:32)
37.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
鑑賞中は妄想と現実が織り交ざってややこしいかなと感じましたが、終わってみると単純な話なのかなと。映像と音楽はバレエを扱っているだけあって素晴らしかったですね。バレエに関する知識が皆無に等しい僕には頭の天辺から脚のつま先までその動き一つ一つが美しく感じました。感想としてはトップに立つ人間には嫉妬やプレッシャーなど色んな障害があるんだなと。特に印象的なのは母親の嫉妬。あらすじには娘に期待する母とありますが、僕はそうは思いません。娘の為に夢を諦めたこの母は確実にその事を後悔し、恨んでいるだろうと思います。娘の写真を置いて全く違った歪んだ絵を何枚も描いているのはその象徴だろうし、他にも大きなケーキを食べさせたり、主役は無理と率直に言ったり、家に閉じ込め束縛している。とてもプリマになる娘を愛しているとは思えません。この母の行動が後の漆黒の狂気を招く原因になったのではないかと。クライマックスの本番シーンはまさに圧巻でした。黒鳥の翼とあの恐ろしい目。見ているこっちの身体に鳥肌が出てきました。主演のナタリーポートマンはこのニーナ役でやっとレオンの呪縛から解き放たれましたね。この役は彼女の生い立ちと合致する部分が多かったでしょう。きっと役をするにあたって思い入れは尋常じゃなかったと思います。そういう意味ではニーナ役は彼女にしかできなかったと言っても過言ではないのかもしれませんね。
[映画館(字幕)] 8点(2011-05-11 17:47:02)(良:2票)
38.  デーヴ 《ネタバレ》 
役目を終えたデーヴが救急車でSPと話すシーンが印象的。「あなたのためなら死ねる」この台詞にこの映画の全てがある。役職だからとか権力があるからだとかそういうのは二の次でよいのだ。結局は人を動かすのは人の心であり、それによって感銘を受けた人達がこのSPの様に、その人に敬意と感謝の念を抱くんだと思います。とても心地の良い映画であると感じたと同時に、昨今の日本政府に対する苛立ちも沸いてきました。
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-23 04:08:29)
39.  バッド・ボーイズ(1983) 《ネタバレ》 
若きショーン・ペンの佳作。悪が悪を誘う、そんな社会で大人になりきれない少年たちの心情がとても痛々しく感じ取れた。恋人を守れず、復讐も果たせなかったラストはハッピーエンドではないけど、決してバッドエンドではないでしょう。彼らの前にはまだまだ明るい未来があるのだと、ラストの哀愁ある音楽がそんな風に思わせてくれた気がします。
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-18 18:55:11)
40.  狼の死刑宣告 《ネタバレ》 
期待せずに見てたらまさかの出来にビックリ。テーマは「復讐」。主人公が息子を殺した犯人を殺し、またその犯人の身内が主人公の家族を・・・と負の連鎖を描いてます。ギャングのボスが主人公に対して放った一言「お前も俺達みたいだ」、これがこの映画のすべてであり、「復讐」という言葉が辿り着く先だと思います。実に深い台詞でした。この一言が作品に重みを与えてるように感じました。アクションシーンのカメラワークも秀逸で緊張感と躍動感を余すことなく見てる側が感じ取れるようになってます。そしてなんといってもケヴィン・ベーコンの演技力。さすがです。家族思いの父親から復讐鬼になるまでの表情の変化が演技派を物語ってます。いやぁ、見ごたえのある映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2010-03-24 02:23:14)(良:1票)
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