21. ザ・セル
とにかく映像がすごい。虐待を受けていた子ども時代から、器質的にやられてしまった現在までの犯人の内的世界を、圧倒的な映像の力で見せてくれる。ほんとに圧倒的。もうひとつは人間の内的世界では天使と悪魔は一体で悪魔を殺すことは同時に天使も死ぬというのが悲しい。精神療法がどんなに発展しても、心の中の天使を残して、悪魔だけを消し去ってしまうということは難しいんだろうな。天使を汚しながら、悪魔を手なづける強い自分が必要なのね。 9点(2001-12-06 23:13:57) |
22. エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事
ジーンとしびれた一本。時代を超えて、こういう人間模様ってあるよね。なんともいえないけど、いい映画だと思うよ。 9点(2001-12-02 03:27:36) |
23. ライフ・イズ・ビューティフル
もっと早くに見とけばよかった。前半後半、どっちも最高でしょ。 9点(2001-12-02 03:25:34) |
24. ラストエンペラー
かなりおもしろかった。スケールの大きさで圧倒するのではなく、細かい人間関係、心理描写がされている。印象に残ったのは自転車のシーン。自転車は自分の力で前に進むことの象徴だよね。でも、そこにはでっかい壁があったのです…。 9点(2001-12-02 03:09:34) |
25. ディープ・ブルー(1999)
サメこわい! 9点(2001-12-02 03:03:37)(良:1票) |
26. 救命士
重い。でも良い。仕事がら死に直面することの多い人たちには響く映画なんじゃないかなぁ…。人の死って、できたら眼をそらしたい部分でしょ?でも、人を救う仕事をするということは、イコール人の暗闇に出会うということだ。ふつうなら目を向けなくて良い人間・社会の暗いダークなところにあえて目を向けるということだ。苦しいと思う。それをこの映画はよく表現してたんじゃないかなぁ。 9点(2001-12-02 01:48:30) |
27. ジーア/悲劇のスーパーモデル<TVM>
はじめはA・ジョリーの裸目当てで見はじめたんだけど、ところがどっこい。用意してなかったから、衝撃もでかかった。(ねたばれ)「天国と地獄を味わって帰ってこい」みたいなメッセージ。でも、この人ボーダーラインなのかなぁ。天国ははるか彼方にあって手が届かなくて、落ちる地獄は地の底のように深く険しい。現実の生活では強い自我の力でその間をバランスとって生きないといけないんだけど、ドラッグはその力を奪ってしまう。救いようのない映画でした。しかし、A・ジョリーはすごい。 9点(2001-12-02 01:09:50) |
28. シーズ・オール・ザット
ストーリーはどうでもいい。とにかくレイチェルがかわいい。まじでかわいい。映画見てる中ずっとクラクラ来てました。きれい女の子よりかわいい女の子がラブな君には間違いなくお勧め!レイチェルに9点。 9点(2001-11-30 16:29:38) |
29. ガタカ
(ネタばれ?)近未来、遺伝子操作されたエリートたちが社会の上層を占める時代におこる悲しくも力強い物語。久しぶりに心に響く映画に出会えたね。本当にドキドキしながらみてた。テーマとしては、人間が神を超えることへのアンチテーゼ、挫折して人間性に目覚めたエリート、人生を切り開くのは運命よりも意志、などなどだけど、「自分のダメなところを見つけるのに必死で、自分のできることを探す努力をしてないだろ!」というようなイーサン・ホークの言葉がいちばん印象に残ったね。しかしイーサン・ホークはナイーブな好青年演じさせたらいちばんだね。かっこいい。 9点(2001-11-26 13:39:10) |
30. ザ・ビーチ(2000)
これトレインスポッティングの監督の作品でしょ?めちゃ予想どうりじゃん!かなりオレ的にしびれたんだけど、みんなダメらしいね。 9点(2001-11-08 22:40:07) |
31. ヒマラヤ杉に降る雪
どんな映画か想像もつかずに見たのだけれど、なかなか良かったです。法廷ものというと、自分が陪審員みたいになって客観的に事件を見てしまいそうだけど、イマニュエル(イーサン・ホーク)とハツエ(工藤夕貴)の心情をしっかり感じることができて、満足です。説教くさくないしね。色がないけど、良い映画でした。 9点(2001-11-07 21:55:30) |
32. ミッション・トゥ・マーズ
おもしろかったでしょう?ねぇねぇ。おっかしーなー。あまりいい評価じゃなかったから期待せずに見たけど、いい意味で裏切られた。とりあえず、宇宙のことはわからない。わからないから好きにしちゃえ!という二段論法、オレは好きよ。 9点(2001-10-30 01:42:34) |
33. レインマン
ハンディキャップを持つ人たちのことについて、おれたちができることの一番は、とにかく「知る」ということだと思う。目をそらさずに、知るということから始まるんだと思う。そういう意味で、リアルなストーリーとリアルな演技のダスティ・ホフマンは素晴らしい。 9点(2001-10-30 01:28:06) |
34. グラディエーター
この映画はマキシマス将軍のかっこよさにしびれました。しびれてください。 9点(2001-10-30 01:18:04) |
35. 時計じかけのオレンジ
かなり強烈、かつかなりおもしろい。ただ、これを見たのがクリスマス・イヴだったのでちょっとへこんだ。 9点(2001-10-30 01:15:21) |
36. 告発
これもすごい映画だと思う。心の奥底にぐぐっと。印象に残ったのは、自分は職業だからという理由でその人とかかわっているのに、その人は自分に友達を求めているということ。これはけっこうジレンマだよね。僕は一応カウンセラーを目指してるんだけど、カウンセラーとクライエントの関係ってのもそんなのかなぁと思ったりして、切なくなりました。 9点(2001-10-29 18:54:33) |
37. ホワイトアウト(2000)
邦画もやればできるじゃんと思った。みんな点数低いねえ…。脚本がいいね。初めの伏線が最後まで強烈に生きてるし、犯罪の手口も良い。もう少し佐藤浩市のキャラに深みがあればサイコ-だったのにと思う。あとは、変に恋愛が入らないのが良い。熱い友情ドラマでした。 9点(2001-10-29 17:49:53) |
38. バック・トゥ・ザ・フューチャー
やっぱこれは名作。マイケル君もかっちょええ。最近見たけど、文句なしでおもろい一本でした。 9点(2001-10-29 17:24:24) |
39. エリン・ブロコビッチ
見ていて気持ちよいサクセスストーリー。ただ、実際にこんな人が身近にいたらたじたじだろうね。 9点(2001-10-21 20:13:28) |
40. 17歳のカルテ
境界性人格障害。そして精神科の閉鎖病棟。明るい素材なんて何もない中でのお話。全世界の不運にも精神病を患ってしまっている方、人格障害者にされてしまった方たちが見たらどう思うのでしょうか。果たして勇気が出るのか、希望が持てるのか、腹が立つのか、嘘なのか?でも、運良く健常でいられている僕は、この映画とてもよかったです。正常と異常の境目はどこにあるんだろう。自分では正常と思っているのに、それを異常といわれたらどう思えばいいのだろう。しかも自分の人格について。う~ん…でも、A・ジョリー、W・ライダー、ふたりとも最高! 9点(2001-10-21 19:05:20) |