401. ザ・ロック
友人に勧められて鑑賞。つっこみどころもあるが、勢いがあって面白い。ジェリー・ブラッカイマーはヒット作を作るのがうまい。 [DVD(字幕)] 7点(2007-02-18 15:26:37) |
402. マーヴェリック
豪華キャストで、とても楽しい映画。みんな良い味出していてグッド。 [映画館(字幕)] 7点(2007-02-17 12:35:07) |
403. タイトロープ
たまたまチャンネルを合わせたら見入ってしまい、お、当たりかなっ、てな感じの映画。グッドです。 [地上波(吹替)] 7点(2007-02-16 21:55:07) |
404. さすらいの二人
ミケランジェロ・アントニオーニ、ジャック・ニコルソン、マリア・シュナイダーの異色の組み合わせです。「ラスト・タンゴ・イン・パリ」とは異なり、マリア・シュナイダーが健康的な美を披露してくれます。ストーリーは大きな盛り上がりもなく、淡々と進み、観客を一気に突き放す結末へと向かいます。クライマックスの長回しの撮影方法が物理的に説明が付かず、今でも不思議です。 [映画館(字幕)] 7点(2007-02-05 21:19:14) |
405. レモ/第1の挑戦
《ネタバレ》 昔、試写会にて鑑賞しました。その後テレビで二度見ました。展開にご都合主義がありますが、なかなか面白いです。スタント上がりで脇役の多いフレッド・ウォードを主人公にしたのがミソですね。撮影当時、自由の女神像が改修工事されていました。これを逆手に使い、アクション・シーンに取り入れたのは良いアイデアでした。残念ながら作品はシリーズ化されませんでしたね。 [試写会(字幕)] 7点(2007-02-03 22:59:29) |
406. バニシング・ポイント(1971)
70年代の半ばから後半だろうか、映画の名ラストシーンといえばこの映画がよくテレビ番組でとりあげられた。破滅に向かってひたすら疾走する主人公が良かった。 [地上波(吹替)] 7点(2007-01-28 20:24:06) |
407. 地球に落ちて来た男
《ネタバレ》 映画館で二度鑑賞しました。その後、テレビでも二度見ました。面白さ、良さを理解しようと努めましたが、私の結論は、「映画作り、見せ方がそもそもうまくない」です。よい素材を生かしきれなかった非常に惜しい作品と思います。地球にたどり着いた宇宙人が故郷に帰れなくなるのだけれど、その悲哀がストレートに伝わらないのがとにかく難点です。デビッド・ボウイの魅力は結構発揮されていて、いい味を出していると思います。デビッド・ボウイのファンは胸をときめかせて見たものの、なんじゃこりゃ、と思ったことでしょう。私もその一人です。 [映画館(字幕)] 7点(2007-01-28 17:35:10) |
408. 青春残酷物語
《ネタバレ》 映画館でしっかり見ました。荒い部分がたくさんあるのですが、衝撃的で、面白いです。川津祐介がインパクトのあるたいへんに素晴らしい演技をしています。今見ると時代的背景に古さを感じざるを得ないでしょうが、若者の危険な無軌道さは普遍的なテーマだと思います。「美人局」と書いて「ツツモタセ」と読むことを本作で初めて知りました。 [映画館(邦画)] 7点(2007-01-28 13:27:52) |
409. 地上より永遠に(1953)
《ネタバレ》 この年のオスカーを8部門も受賞した名作。見逃していたが思い切って最近鑑賞した。ハッピーエンドではなかったので驚いた。不器用でも自分の中の誠を貫く人物を、アメリカ人が好ましく思っているのだなと感じた。鑑賞前の期待感と、鑑賞後の虚無感のギャップが大きかった。 [DVD(吹替)] 7点(2007-01-21 00:40:44) |
410. 真夜中の招待状
小林麻美にとって「野獣死すべし」に続く映画出演で、主演です。期待して映画館に行きました。もっとも美しかった頃の小林麻美を見ることができます。残念ながら野村芳太郎の作品としては上出来とは言い難いものがあります。サスペンスなのですが、謎解きの面白さに欠け、見終わってもすっきりとしません。点数は思い入れがあるので多少甘めに。 [映画館(邦画)] 7点(2007-01-20 02:21:25) |
411. 青春の蹉跌
原作とは異なりますが、映画としてよくまとめてあると思います(原作、面白いです!)。脚本は後に「太陽を盗んだ男」を監督する長谷川和彦です。才能があったのに、のちに麻雀の世界に入るとは思いませんでした。本作のラストシーンにはいささか疑問を感じましたが、非常に面白く見ました。 桃井かおり、いい女です。 [映画館(邦画)] 7点(2007-01-17 01:25:13) |
412. 裏窓(1954)
グレイス・ケリーが美しかった。こういう古典的サスペンスをのんびり見る時間がとれることは幸せだ。テレビ放映に気付くとチェックして、また見てみようかなと思う映画。 [地上波(吹替)] 7点(2007-01-14 13:43:29) |
413. トゥルーライズ
でかいスクリーンで見たかった。これはごきげんなアクション映画。大笑いしながら見た。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-13 09:54:18) |
414. 戦艦ポチョムキン
むかし京橋のフィルムセンターにて鑑賞しました。通路まで観客が座り込むほど、ごった返していました。本を読み、モンタージュ理論を勉強して懸命に見たものです。観賞後、友達と熱く語り合ったのも懐かしいです。わくわくするような面白さを感じることは今日ないと思いますが、史的価値が薄らぐことはないでしょう。フィルムセンターはその後、火災にあい、多くの貴重なフィルムを失いました。本当に惜しまれることです。 [映画館(字幕)] 7点(2007-01-13 08:17:55) |
415. 地雷を踏んだらサヨウナラ
日本人は、沢田教一と一ノ瀬泰造の名を忘れてはならないと思いました。浅野忠信の爽やかな演技が印象的ですね。観賞後、しばらくして、プライベートで買い物中の彼と街で偶然すれちがったことがあります。圧倒的なオーラを放っていて、格好良かったです。出来に拙さを感じる部分がありますが、事実がベースなので重くずっしりとした作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-13 07:21:03) |
416. 死にゆく者への祈り
レビューが少なく残念なのですが、いい作品だと思います。面白い原作を小品にうまくまとめた脚本が良いですね。原作を読んでいてもがっかりすることはないですし、未読でもすんなり楽しめると思います。ミッキー・ロークが熱演しています。「ロジャー・ラビット」で弾けていたボブ・ホスキンスですが、本作では抑えた渋い演技を見せてくれます。戦いに疑問を感じた戦士はいったいどこに辿り着けばよいのでしょうか。最後はちょっとせつないものがありました。 [映画館(字幕)] 7点(2007-01-13 00:20:40) |
417. 暴動
ジーン・ハックマンにとって、「俺たちに明日はない」から「フレンチコネクション」へと繋がる重要な作品のひとつです。主演は、黒人俳優のジム・ブラウンで、好演していました。「ショーシャンク」、「アルカトラズ」、「大脱走」など、刑務所を題材とした作品が好きな方が本レビュワーに多いので、是非お薦めします。とてもどきどきして見た記憶があります。ただし、今となってはおそらくテンポが緩いし、脱獄のテクも驚きが足りないかもしれません。淀川長治氏はラストシーンを絶賛していました。 [地上波(吹替)] 7点(2007-01-11 22:31:46) |
418. 顔(1999)
予備知識なく、佐藤浩市見たさに鑑賞。深刻な内容を含むのだが、からっとした部分があって、良い映画だった。藤山直美、牧瀬里穂が良かった。平凡なタイトルで損をしているかな。 [DVD(邦画)] 7点(2007-01-08 22:18:37) |
419. 心中天網島
難解な芸術映画と聞き、いろいろな知識を詰め込み、頭でっかちになって見に行ったものだ。しかし、映像美の前に杞憂に終わった。アート・シアター・ギルド(ATG)といえば、低予算だが良質な映画の代名詞だった。本作はその低予算を逆手にとった秀作といえる。現在の日本映画の力で、CGを使いまくり、総天然色でリメイクするとどうなるだろうか。素晴らしいできになると思うが、篠田の天網島が色褪せることはないと思う。 [映画館(邦画)] 7点(2007-01-07 18:55:10) |
420. 祭りの準備
《ネタバレ》 クライマックスに使われるのは窪川駅(高知県)です。私は撮影当時の窪川を訪れたことがありますが、最果てという雰囲気をたたえた駅で、この映画にとってまさにふさわしいロケ地だったと思います。原田芳雄のぎらついた演技がなんと言っても素晴らしいです。また、人気の出る前の竹下景子をちらりと見ることができます。希望と絶望の交錯した不思議な味わいの青春映画の佳作と思います。 [映画館(邦画)] 7点(2007-01-07 17:38:08) |