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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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481.  マイノリティ・リポート 《ネタバレ》 
すいませんが私個人的にこの手の映画は合いません。苦手な映画はずばり、ブレードランナー、トータルリコールなのです。 (マトリックスも)SF好きですがファンタジー路線ですから、監督がスピルバーグということで義務として見たわけです。よって正当な評価とは言えません。スピルバーグは今の既存の流行に乗った感じですが、真面目で固い。光やカット割りは相変わらず良いし情もある作品になってるけど、撮影監督のドライフラワーのような無機質な映像が私には違和感。もともと嫌いな絵色の題材なので先入観もありしかたない。作品全体としてはできは悪くはないけど。他の監督のジャンルと思う(リドリー・スコットとか)けど、見ないジャンルを見れたという点だけ。さらに主役が苦手なトム・クルーズとあっては・・トム・クルーズ=アクションのほうが見やすかった。これはどちらかというと、キアヌでしょう。キアヌのほうがうまいと感じたのは貴重。おかげでさらに、トム・クルーズの映画は見ないだろうな決心をしました。他の役者に完全に食われてる。浮いてると言うか・・スピルバーグが撮りたいなら、撮影監督を変えて時間を短くしてほしい。 すこし明るめになるとテンポもよくトムも生きるのでは? ジョン・ウイリアムズの感動系音楽も違和感。それか、監督はこういう暗い寒い長いのは作らない。デ・パルマもSFが失敗したように、向き不向きがあると思う。大人のSFを撮ろうとしたんでしょうが、スピルバーグには寒い世界を撮ってほしくないな。 戦争ものや家族ドラマなら現実のものだからまだいいけど、SFは空想だからこの色は私にとっては不快な現実味です。ブラウン管やカメラレンズの向こうの色。まあ合わないと言うことで、本当にリアリティのあるSFの色なんでしょうね。 どうもSFというと、絵本をめくるような色、CGじゃなく特写が好きなので・・イングリッシュペイシェントの色を再現してほしかったなあ・・デパートのシーンとかけっこうおしゃれで、品さえあったし。セブンやブレードランナーの色になるのは、プライベートライアンだけでいいよ・・  昨日華氏451を見たとき出てきた、空飛ぶ追撃隊?と まったく同じものをこれで見れたのは収穫。 トリュフォーへのオマージュかな。
5点(2004-03-17 20:39:12)
482.  ガタカ
んんん~評判良かったので感動作と期待して見ました。 が・・感動はなかった。たぶん感動したくて求めてたものと 違ったからか。映画は良く出来てるし特にロングショットは、 2001年的で普遍的にSFの美しさだと思った。小道具の使い方が 特によく、コンタクトレンズをはずしぼやけるところや、 冷ややかな室内の感じも未来的で伝わる。演技も、イーサン・ホーク、ジュード・ロウ、ユマ・サーマンとけちのつけようがない。ん~何故かでも求めてたのは、海での兄弟の競泳の オーバーラップの果て。あれだけ競泳の回想シーンがあったのに、ぐっとこなかった。ラストの検査官にはちょっと感動。 ジュード・ロウの結末は無感動。考えることが多すぎて、感情を絞れなかった。静かに重い作品。ジュード・ロウが弟のほうがしっくり感情移入できたなぁ・・
5点(2004-01-20 04:02:56)(良:1票)
483.  シカゴ(2002)
すいません。根本的に、ミュージカルとジャズが苦手な私には 合いませんでした。同じ濃い系のミュージカルドラマの、 ムーランルージュだとセンチなところもありよかったけど、 これはコメディ色が強いのでしょう。 コメディ好きなんですが・・法廷のミュージカルは良い。 キャサリン・ゼタ・ジョーンズは凄みのある妖しさで、 彼女の他の作品も見たい気がしました。
5点(2004-01-17 19:45:15)
484.  ハリー・ポッターと秘密の部屋 《ネタバレ》 
二作目も長かったです。けど、前作よりはるかに面白かった。いきなりおんぼろ車が空飛んでたり、変でおかしいドビーという妖怪?それに、フェニックスなど、小道具は明らかに面白い。話も練れてるし、登場人物(特にあの優等生金髪純潔君)が、うまくなってる。でも長い・・ それと、あまりに生理的に合わない場面があり、それを見て私も戻してしまった・・!あれね、モノ食べながら見てたら、ナメクジ吐くのよね・・やめてほしい。爬虫類が映画に出るのは大丈夫なんだけど、どうもアレはだめでした。あのシーンは別にいらないと思う。他は、もともとスピルバーグ系は好きなので、バックトゥザフューチャーや、インディジョーンズを髣髴とさせる各シーンは、うれしかったです。
5点(2003-12-18 03:28:49)
485.  グレムリン 《ネタバレ》 
ぬいぐるみ持ってました・・ギズモの手足に吸盤がついてて、車の後部ガラスにつけるの。最近リバイバルで友達の子供に取られてしまった・・あれ?ギズモかグレムリンか、名前が違うんだよね。変身前のだから、グレムリンだったのかな。これは、脚本がどうのとか問題じゃなく、かわいい!水かけると、増殖するのね。ポンポーンって。ハムスターみたいなのがワサワサ・・こいつらが悪さを起こすんだけど、レンジの中でグチャグチャになったり、悪趣味なとこがある。たぶん監督はジョー・ダンテだけど、スピルバーグが関係ある。UFOキャッチヤーに逃げ込んだりと、アイデア勝ちな、お子様映画なんだけど、キャラクターものの中では1番かわいい。
5点(2003-12-07 13:40:42)
486.  スナッチ 《ネタバレ》 
面白くないとの評判だったが、違う意味でつまらなかった。頭を使う謎解きサスペンスというより、忙しい展開とか無意味なシーン、あまり目立たない主役であろうふたりがパッとしない。そのうえ、登場人物がやたらと多い。もっと、シンプルなところがあればよいのだが、全体が懲りすぎて焦点が合わない。しかも目立つ。(スティング)っぽい音楽の使い方や街。(ユージュアルサスペクツ)っぽい進め方。(パルプフィクション)のパクリが目立つセリフや事故のコメディ&ボクシング設定。さらに、デパルマの分割映像・・脚本は面白くよくできてるし、コメディも笑える。飛行機での瞬間移動シーン。逃がし屋の黒人たちが特によく、レプルカのピストル、賭博場襲撃、車の事故・・だが、みんなタランティーノっぽいのだ。別々の場所で起きた出来事が、たわいもない偶然でつながったりする脚本は、嫌いではないからパクリでも面白い。だが・・忍耐を要する(ほとんど)忙しいシーンに、疲れてしまった。ブラピは良い演技だった。もし彼が出てなければ、メリハリもなかっただろう。  
5点(2003-12-07 12:42:29)
487.  TATARI タタリ 《ネタバレ》 
これ、リメイク映画です。評判イマイチだったが、(シャイン)で、オスカーをとったジェフリー・ラッシュが主演なので見てみた。あと、ロバート・ゼメキスが作った新しいホラープロジェクトの作品。まるで、フィンチャー監督&ジョデイ・フォスター主演の、(パニックルーム)のような、全体にCGがふんだんに使われ、ロープレのようで評判倒れな感じ。その屋敷では人体実験をした呪われた歴史があり、生き残った子孫を集め、一夜の生死をかけたゲームが始まる・・翌朝までに生き残ったものには、500万ドルをプレゼント。だが、このゲームの主催者は、屋敷を使い幽霊のせいにして計画を進めている・・で、ほんとに出ちゃうんだけどね、怖くないのよ!怖いのは、生きてる人間の悪巧みの方。後半コメディっぽく感じたし。ジェフリー・ラッシュは味があって(マフィアものに出るべきだ)と思いました。(シャイン)以来、作品に恵まれない・・ラストは、私は好きです。(ゾンビ)みたいで。あと、エンドロール後の映像は(チャンス)みたいでこれもよい。苦手な主題歌は、マリリン・マンソンだった。
5点(2003-12-07 12:39:35)
488.  ゴッドファーザー PART Ⅲ 《ネタバレ》 
ラストが、超現実的で、哀れでもうこの作品は終わったのだと思わせます。日和見の老人、空になったパチーノにはもはや、1&2のマイケルはいない。コレが結末とわかっても、寂しすぎる。ファミリーの終わり。このラストは悪くはないです。ただ、派手すぎる襲撃シーンや、今更なオペラ場は閉口する。品のかけらもなくなった。ともすれば、あんなに高貴で輝いていた殺戮はどこへ・・パチーノの老いと、アンディ・ガルシアの芸の若さ、そして見事にはずしたコッポラの娘。コッポラは、もう終わらせたかったんでしょう。
5点(2003-12-07 12:21:35)
489.  カラー・オブ・ハート
趣味のいいファンタジーです。安心して観られるただただ、あったかい気持ちになれます。DVD持ってます。主題歌が、ジョン・レノンのアクロス・ザ・ユニバースのカバー(フィオナ・アップル)これがけだるくてよい。DVD特典として、ミュージック・クリップが入ってます。グラミー賞取った新人ってその後パッとしないような。ノラ・ジョーンズがだぶる。おっと、映画のほうですが、SF青春もので、白黒です。場面によって色がつきます。内容自体はタイムスリップもので目新しくなく、私もほとんど覚えていません。が、映画のつくりや、設定のチャーミングさ、そして主役のトビー・マグワイアが好きなので甘い点です。
5点(2003-12-07 12:10:26)
490.  ザ・カップ 夢のアンテナ 《ネタバレ》 
すごく好きな題材ですね。  惜しい!  映画としてみたら・・教育テレビでやってるドキュメンタリー映画みたいな・・  丁寧な(丁寧すぎて淡々)映画が好きで良い話が観たければどうかな。  僧侶が作った映画としては娯楽も多少あるし初作品とすればまあまあ。  ただ・・良心的すぎて退屈なところが多かったのは確か。  素人が作ったような和まされる作りなのです。  ということで4点なのですが・・  私は題材やストーリーはよかったから、  僧侶が作る映画としては立場や社会的なことから限界もあるけど、  最後の(それでも中国は米を作らせている)と、  こんな見方がしたかったのにと残念。  風刺の効いたこっけいな社会派映画にもなっていたはず。  やっぱり映画を数見てゆけばそういった欲が出てきて、  こうしたら売れるのにとか色メガネで見ちゃうのは寂しいんですが、  ああ~もっとなんとかしてほしかったなぁ。  ここらの歴史や情勢も興味があるわけで、  こんな僻地にでかいパラボナアンテナを立てて、  僧侶たちが4年に1度のワールドカップを見ようと必死になる。  いいストーリーじゃあないですか。  もちろん大袈裟に世界平和とかの映画になったらつまらないけど。  主役の子供はよかったんですが他の俳優は素人みたいで、  表情が固いんですよね。  それがかえって良いのかもしれないけれど、  途中で寝てはいけないと思いながら観ました(苦笑)  どこがどうしてサッカーにつながるのか。  どうしてコメデイなのに笑えないのか。  ワールドカップが始まる!というあたりまでが長い。  苦労して見ているWCは98年のフランス大会。  これはリアルタイムでもちろん見たから嬉しかった。  しかも白黒というのがいいです。  もしかしたら私の98年も白黒の思い出になっているのかも・・  サッカーの映像が出るたびにもう結果も内容も知っているから、  なんかタイムスリップしてるみたいだ・・  今年のドイツ大会も何年かして映画の中の映像にされたら、  もしかしたらモノクロの思い出になっているのかもしれません。  時がたつのは速い・・  共産主義とかインドの現状とか仏教や世界のこと・・  そんなことよりも一番感じたのが、  時がたつのは速い(苦笑)  変に(何かをやらなければ)とか思ってしまう映画です(変?)  
[DVD(字幕)] 4点(2006-09-21 07:59:06)
491.  最後の恋のはじめ方 《ネタバレ》 
なんか80年代のラブコメを観たような感じ・・  ウィル・スミスが予想通り恋愛モノには合っていないと確認(苦笑)  この人恋愛モノには合っていません。  だから客観的な立場で恋のまとめ役というのがよかったんですが、  そのまんまで映画を作っちゃえばわりと面白いと思う。  ひとむかしによくある自分も成功しちゃうホノボノコメデイ。  去年の映画ということで観るとかなり作りが古くはないでしょうか。  恋に悩むモテナイ君もベタすぎるくらいの描きかたで、  私は全然笑えなかった。  一番の失敗は全体的にだるいこと。  内容はおしゃれなる80年代風のラブコメなんですが、  テンポがおそろしく悪いのでおしゃれさとか感じないのです。  ほんと一昔前のリチャード・ギアとかがやりそうな・・  あ、昔のギアは適役かもしれないけど、  恋愛コンサルタントってはまりすぎだ・・  ファッションもスミスにはこういうスーツやカッターシャツはどうか。  ラフなファッションのほうがよほどおしゃれ。  オシャレさってまあ向こうの人とは違うから・・なんともいえないけど。  ラブコメって観る人の趣味もありますからね~難しい。  もっともっとコメデイに徹した方がよかったのでは?  この配役でしたらもっと面白くできるはず。  「バッドボーイズ」のウィル・スミスのファッションがかっこよかったし、  派手、バカ、かっこいいと場面で使い分けるセンスがあった。  
[DVD(字幕)] 4点(2006-09-21 07:57:24)
492.  アンジェラの灰 《ネタバレ》 
ああ・・アラン・パーカー作品ってことだけのようだ・・  映像美と音楽で壮大なテーマの作品が多い。  これは私には失敗だった。  実話を基にしアイルランド移民の子供が貧乏にも負けないで生きる。  そこには差別やら飲んだくれの父親やら兄弟の死やらと、  決して明るくはないネタをコミカルに描いているんです。  暗いのか明るいのか何なんだ・・  しかもひとりづつ兄弟が栄養失調で死んでいくのを、  淡々と描いていくので悲惨さもあまり感じられず。  音楽は全編を通して明るい・・  イングランド、アイルランド・・とくればIRA、  宗教差別も手伝って時代も背景も難解。  カトリックとプロテスタントに詳しくなければついてゆけない。  それでもこれは貧困に負けずに希望をアメリカへと望んだ、  ある少年の(勝ち組)物語。  感動できない・・  漫画や小説でこういった貧困物語を読むのも嫌なのに、  映画で観るともうしらけてしまいます。  好きな人も感動する人もいるかとは思いますが・・  この実話を書いた作者が言うに、  子供時代に幸せだったなんて何の価値もない。  私はそこからバネにしてどうなるかが見たかったんですが、  これでは俺の不幸な過去を見てくれという感じで、  それもアメリカ中が涙した原作というだけあって、  自分の不幸に酔っているとしか思えない・・  という見方をするのもいやらしいんですが、  私には根性者、成り上がり成功者とかの物語は合わないのかも・・  成功した人が落ちていく物語は好きです(変?)  落ちていく過程で何もなくなり本当に大事なものが残る・・  そんな物語のほうが好きだな。  この物語は本当は不幸な幼少時の忘れたい過去が、  本当はかけがえのない宝物だったということなんですが・・  なぜなら自分の過去を書物にしそれで成功した男の物語なのです。  
[DVD(字幕)] 4点(2006-09-21 07:22:18)
493.  サンダーバード(2004) 《ネタバレ》 
実は全くサンダーバードというものを知らなかったので、 あまり先入観はなく観られました。 調べてみると元はどこかの国の人形劇みたいです。 テレビのCMとかにそれが使われてたこともあり、 あのレゴのようなおもちゃっぽい作品の実写? と思ったくらいです。 たぶん実写化はつまらないだろうなと思い、 今頃観たわけです。 なんかCMとかで観た人形やお菓子のおまけの世界と違う・・ もうちょっとこう大人向けのメカニックな面白いものと想像していた。 これはハリー・ポッターが苦手な私は無理かもと、 途中から即日本語吹き替えにしました。 珍しいことです。 日本語吹き替えにして観ないほうなので・・ ところが意外と日本語の方があうんです。 V6がやってるらしいんですが違和感はなかった。 (エンディングの歌だけ英語に戻しましたが) 夜中の洋画のテレビシリーズみたいですんなり観れました。   どこが悪かったのか?? やはりあまりにも子供向けだということです。 小学生低学年くらいまでかなぁ・・ 元が大人向けのマニアックなメカSFだと思うので、 たぶんリアルタイムのファンは怒るんじゃないかな(爆) 私は元を観ていないからなんともいえませんが、 精巧なおもちゃっぽい世界の再現とは離れ、 子供の冒険映画みたいになっちゃってます。 CMで見たあのロケット?たちは活躍すると思ったのに。 元は漫画だと勘違いしていたんです。 人形劇・・ 見てみたくなりました。 探してみればあるかなぁ?? なんか面白そうじゃないですか。 人形の隊員たちが世界を救うなんて。  
[DVD(吹替)] 4点(2006-05-28 15:10:18)
494.  サイレント・ムービー 《ネタバレ》 
メル・ブルックスはミュージカルが好きなんだなぁと再確認。  これはほんっとに苦手な部類のサイレント映画なのですが、  今メル・ブルックスのDVDが期間限定格安なので、  観てないものも含め4本もそろえました(爆)  確かに笑えるところもあるにはあるんですが、  この監督の笑いのツボが私には合わない・・  はっきり言って好きな監督でもない。  ではなぜそろえてしまったのか?  観ていないのとゲストが豪華なのと映画オタクネタの匂いがするから。  コメディ界のタランティーノとでもいいましょうか。  とにかく身内ネタがたくさん出てきます。  ウッディ・アレンよりは地味ですが見やすい。  観ていて次の笑いどころがわかってしまう、  それを何度も繰り返す・・  今で言えばオースティン・パワーズみたいです。  合わないんですが観てしまう(苦笑)  ゲストが豪華。  ポール・ニューマンが病院で車椅子に乗ってレースをするとかも、  カーレースで事故った設定で身内ネタじゃあないですか。  コレはお気に入り。  やっぱりかっこいいなぁニューマンは。  映画自体はハチャメチャなドタバタなんで、  日本人でもわかる吉本ギャグみたいなんですが、  テンポがミュージカルです。  サイレントということで、  もしかしたら英会話の勉強になるかも(ならないか)  一応この監督の作品はパロディが多くて、  どれだけたくさんの映画を観ているかが観客のニヤリ度になります。  まさにオタク向け・・  私は特に大作をあまり観ていないので??なところがありました。  でも他の3本はなんとかわかるかも・・  実は今公開中の「プロデューサーズ」はその格安中にはなくて残念。  そちらのリメイク版は観にいきたいです。  マシュー・ブロデリックのファンなので・・  
[DVD(字幕)] 4点(2006-04-23 13:44:09)
495.  マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 
どうせこの作品の内容は暗いものなんですから、 とことんわかりにくくても救いようのないように・・ その方が哲学性とか伝わるんじゃないかな・・ それを特に壊してしまったのが、 演出のヘタさです。 ザイオンの戦いのなんとワンパターンでつまらなく長いこと・・ 正直飽きてきました。 これを面白く見せるには単純な手法があるんですが・・ スターウォーズやロード・オブ・ザ・リングなどのRPG手法です。 戦争であり冒険映画でもあるザイオンのCG戦争場面(苦笑) このシーンとネオの居るシーンとを交互になぜ演出しなかったのか? いくつかの戦いの場面が展開され繋がる面白さが2作目にはありました。 ただザイオンの攻防戦があまりに長いので、 恐ろしさや迫力というよりも、 観ている最中にもう、 あのエイリアンみたいな足長機械たちはアイツなんだとわかってしまう。 「エイリアン2」かと思いましたよ(爆) 足長機械対メカ機動隊みたいな・・ それと全体的に苦手な青黒い画面。 緑のラストの演出で少しはマシになりましたが・・ 結局は1体1という体育会的な戦いもどうも辟易・・ 私にとってはこのマトリックスシリーズは愛でも犠牲でもなんでもなく、 ただスミスが登場するのを楽しみにする映画となりました。 コンピューターの恐怖という世界は伝わりましたね。 
[DVD(字幕)] 4点(2006-04-23 13:24:14)
496.  ハルク 《ネタバレ》 
長い・・そして暗すぎる画面に飽きてきた。 「ダークシティ」のような灯りを消せば観られるという暗さではない。 なんとこの作品の暗がりでの格闘シーンはCGとCGの戦いみたいなもので、 揺れるし暗いしで全く臨場感もない・・ 唯一よかったのが明るすぎるくらい明るい砂漠や裸の山を飛ぶハルク、 かなりドンキー・コングみたいに飛びまくるのだがその浮遊感はよかった。 何が合わないというのはすぐわかった。 演出だ。 デ・パルマの映画のようなカット割り。 あちらはサスペンスだからまだよいとして・・ SFでのこの説明的な漫画のコマ割りはどうなのか? たまにあるなら許せるにしてもあまりに乱雑に使われると、 安物のスパイ映画をテレビで観ているよう・・ もしこういった演出をたとえば「キング・コング」でやったらどうか?? SFで一応お金かけてるんだから・・ 監督のアン・リーは「ブローク・バック・マウンテン」の人なんだけど、 まさかこういうのその映画ではやらないでほしい・・ あのカット割りはデ・パルマやタランティーノ作品で観るべき(苦笑) ハルクに変身してからも緑の怪人=シュレックか、 サッカーのイタリア代表のビエリか!? そう、体の動きはドンキー・コングやってるみたいだった。 「宇宙戦争」の地面の割れる見せ所のようなシーンが出てくるが、 同じようなシーンを演出してもコレだけ違うんだと納得。 SFは見世物でもあるのだから「ダークシティ」を見習ってほしい。 その作品にも出ていたジェニファー・コネリーをまた観た事になる。 かわいいしきれいだなぁ・・ どちらかといえば彼女は男顔で東洋的、 天海祐希に感じが似てる気がするのだけれど・・ エリック・バナは「ミュンヘン」のほうがよかったなぁ。 もちろんこの作品でも親子愛やらシリアスな演技もしてはいるものの、 「トロイ」や「ミュンヘン」に比べると・・ というより彼はこういうのに出ちゃいけないとさえ思う。 ハリウッドで数少ない誠実な普通の大人が素でやれる役者だと思うんだけど・・ うまいけれど作られた普通さのトム・ハンクスとか、 若い朴訥なトビー・ワグワイアやユアン・マクレガーとかは別として・・ 役者の個性という点ではジェニファーの父がよかったなぁ・・  
[DVD(字幕)] 4点(2006-04-02 13:19:43)
497.  タイムリミット 《ネタバレ》 
 なんとなく昔の「めまい」のようなオーソドックスな身代わりサスペンスだったので、  これなら主体である女の怖さというものを追求した「めまい」のほうが上だし、  トリックももちろん向こうが上だとあらためてヒッチ・コックってすごいと思った。  あまり好きではないヒッチ(客観的に見せる手法)の作品が、  こういうサスペンスと比べて観て思い出すとやはり違うなぁと納得(??)  人間の本質にせまりながらもまるで冒険映画のラストのようなオチでガックリ来た。  インディシリーズのような冒険恋愛映画ならお決まりでいいけれども、  私はこの一見テレビ映画のような作品に毒を期待したのです。  デンゼル・ワシントンもあまり好きではないのですが(モーガン・フリーマンが好き)  無難にコミカルな演技もしてたし真面目でとぼけた誠実な役というのも合ってはいた。  だから「めまい」のジェームズ・スチュワートのような役どころも期待したし、  そこまで粘着系にしなくてもいいならば、  その朴訥さを生かして全てにそっぽ向かれる怖さもいいんじゃないかなと。  そのほうが記憶に残る作品だったかなと思うのです。  それをやってくれてたら私の評価は★6つにはなっていただろう。  これではテレビでやってるロードショー映画です。  日曜洋画劇場とかの・・  途中から日本語吹き替えにしたのも悪かったけれど、  読めて読めてしまうので飽きてきちゃった。  でもテンポはいいから観て損はしないと思いますが、  観たあとは何も残らないだろうなぁ・・  それにしても犯人があまりにわかりすぎます。  わかったあとのみんなの裏切りが見たかったなぁ・・  そういうラストならばヘタしたらワシントンを好きになってるかもしれないから。  ちょっと真面目すぎるから面白みがないんですよね。  私は黒人俳優はクセのあるタイプか(独特の色気とか)  それとも本当におバカな役ができるやつがいいですねぇ・・  「レッド・ドラゴン」に引き続きおうちが焼ける演出のからくりも飽きちゃったかな・・  そういう家全焼のサスペンスでほんとーにマヌケだと心に残っているのが、  トラボルタ主演の家族サスペンスでした。  
[DVD(字幕)] 4点(2006-04-02 13:09:47)
498.  帝都物語 《ネタバレ》 
こういう邦画のホラーSFはまだ観たことがなかったので、  興味しんしんでした。  そういえば「ソドムの市」というホラーコメディは観ていますが・・  わからなさ度ではあれと同じくらいかなぁ・・  もちろんこの作品は原作の小説も有名なきちんとしたSF映画ですが、  それを読んでないとわかりにくいのではと思う難解な世界でした。  途中からもう割り切って、  (これはバビル二世とジョジョの奇妙な冒険を合わせた作品だ)  などと楽しんで観賞していました。  途中から「グレムリン」や「インディジョーンズ」みたいな世界になっていた・・  原作がそうなんだろうけれどちょっとついてゆけませんでした。  あの・・カトーというのは何なんでしょうか??  冗談で言えばあの加藤というのはなまずでしょう。  本当は平家の仲間割れと思うんだけど・・  五芒星と言えば陰陽師でした。  まだ見ていないので今度は陰陽師を見てみよう。  六芒星はユダヤの星ですが五芒星というのは、  その力を身につけることは世界を征服できるくらい危険だそうです。  ムムッ・・そう考えたら面白そうなんだけれど・・  このての世界はわからない。  そういえば大地震を防ぐために平将門の霊を呼ぶとかなんとか、  前に真剣にテレビで言ってたのを見た記憶がある(爆)  日本は多神教だなぁとこの作品を観てて思います。  風水にタロットに神社に仏教・・  不思議と作品中には洋物(キリストとか)は出てきませんでした(笑)  原田美枝子はきれいでした。  嶋田久作はデビッド・ボウイかと・・(笑)  どう見てもナチの軍服に見えてしまうんだけど・・  あまり知らない世界なので見て面白い程度にしました。  大正時代の世界などはよく出来てましたので、  実を言えば「SAYURI」も邦画でやればよかったり・・  
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-02-28 09:54:26)
499.  バニラ・スカイ 《ネタバレ》 
「オープン・ユア・アイズ」から10年以上たっているとかならまだしも、  こういったリメイクって許されるんだろうか(爆)  じゃあなぜ観たのか?  ハリウッドのリメイクだとまた違う解釈になるのではとか、  もうひとつ最大に期待したのはトム・クルーズの演技でした。  私は前から彼が苦手で出演作は観る理由がなければ観ていません。  しかしこの作品だとまったくはまる演技をしてくれるんじゃないかと、  演技面で期待したのでした。  作品の前半などは特に元の作品の俳優の真似をしていると思うくらい、  全くコピーでしたから見比べるとかいう以前の問題です。  特典を見てみるとやはり関係者は元の作品を研究しつくしていた。  物語の筋やセリフやカメラワークでさえ同じようなところがある。  それ以上に俳優の表情使いが元を参考にしたというだけある・・  元のは確かラテン系の俳優だったと思う。  人種が違うのに同じような演技をしている・・  もうひとり苦手なデカプリオならどうだったろう・・  彼のほうが生意気な金持ち役は自分流にやれるタイプ。  トム・クルーズの嫌味な金持ち役が観たかったのに・・  オープンのほうと見比べてみるとわかりますよ。  パッケージに顔のアップを持ってくるのもなんかなぁ・・  やhり苦手意識は続きます。  「宇宙戦争」はそうならなかったのでよかった。    ペネロペは元のほうがよかった。  不安に満ちた不思議な感じでピエロのかっこうなんてよかった。  あのみずみずしい公園の出会いがこの作品ではこれ・・?  唯一がんばってたのではと思うのが、  これもまた苦手なキャメロン・ディアス(苦笑)  彼女は難役を自分のものにしていて好感。  演技派という点では「マルコビッチの穴」もそうだけど評価したいです。  もうひとつ評価対象が音楽。  正直もとの作品よりいいのは音楽と最後のビルの映像くらい。  でも音楽でいいなぁと思ったのはビーチ・ボーイズの、  グッド・バイヴレーションくらいだった・・  他はなんか70年代風な曲が多くラストを除いてなんか昔の映画、  アメリカの「真夜中のカウボーイ」や「卒業」とかの・・  そんな感じの違和感がありました。  
[DVD(字幕)] 4点(2006-02-28 09:35:04)
500.  パトリオット・ゲーム 《ネタバレ》 
この作品はあまり評価がよくなかったので覚悟はしていたのですが、  「レッド・オクトーバーを追え」の続編ということでやはり期待は少し・・  ハリソン・フォードは嫌いじゃないんですよね。  アクションや刑事ものは彼が一番だと思っていますし。  そして「ロード・オブ・ザ・リング」のショーン・ビーンでしょう。  こんなにいいキャストなのになんでだろう・・  前半はとてもよさそうなのでもっとよくなるだろうと期待、  それがだんだん面白くなくなってくる・・  これは復讐劇なんだろうけれど、  個人の復讐劇にしたいのか、  それとも国家の復讐劇が絡んでいるのも見せたいのか・・  全く個人的なものになってしまった・・  これでは同じハリソン主役ブラピと共演のテロ映画のほうが意味が通じる。  あれのほうが後味の悪さはあれど意義があった・・  面白いアクションを撮ればいいというものでもないでしょう?  しかも・・そのアクション=娯楽も中途半端。  本屋のオヤジは仲間は・・あれではショーン・ビーンが、  「ケープ・フィアー」のデ・ニーロと化してしまっている・・  せっかく最初の設定はよかったのに。  せっかくのこのふたりが台無しだ。  砂漠の基地は何のため?  あれから面白く出来たのに・・  前のレッド・オクトーバーを追えが狭い潜水艦の中でしかも、  実はショーン・コネリーの個人的なことだったのに、  かなりな世界を想像させるシュミレーションの面白さがあったのに、  これはかなりな世界を広げたわりには潜水艦の中よりも狭い・・  う~ん・・観てやはり人気倒れだったかと納得。  話のバランスが悪いのでわからないところも見直そうという気にもなれない。  途中の親切すぎる演出もどうでしょうか・・  
[DVD(字幕)] 4点(2006-02-15 11:09:17)
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