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Balrogさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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501.  カリガリ博士
 なかなか観れなかった作品。背景は書き割りでちゃちいって言えばちゃちいんだけど、それが紙芝居みたいでなんだか奥ゆかしい。むしろ作品の構成として十分成立していて雰囲気出してます。  ストーリーもひねってるし、何よりカリガリ博士のキャラクター造形が素晴らしい。これが後の「博士キャラ」を形作ったらしいです。  サイレントでも魅せますね。名作です
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-27 22:46:34)
502.  大人は判ってくれない
ほんとに「大人は判ってくれない」ですね。それに尽きる。  大人は判ってくれない、と思いながらいつも子供は育っていって大人になるんですね。「こんな大人はひどい!」と観ている時に憤慨していても、自分がそうなっていない保証は全く無いのだということに同時に気付かされます。  体育教師がランニングしている途中に子供達がどんどん列から抜けていくシーンはとてもユニークでした。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-27 22:45:19)
503.  あこがれ (1958)
 「あこがれ」は非常に短い作品ですが、恋する女性の躍動感や生命感が自転車に乗るシーンの疾走感にあふれ出ています。また、子供達の恋心からくる嫉妬の描写は「そんなこともあったなぁ」と懐かしく思い出させるような清新さを持っています。  そして最後の黒ずくめの女性が通る時の子供達の切なさというか気まずさというか、誰もが感じたことのある、一種の後ろめたさが伝わってきます。しかもそれは子供特有のものです。その空気を丸ごと移されたように観ている側も気まずくなります。正に「あこがれ」に含まれる全てを体現した映画だといえます。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-27 22:43:54)
504.  赤い風船
色彩の鮮やかさと、撮り方がうまい。風船は何の象徴なのだろう? 風船に乗った子供はどこへ行くのだろう? 一見ファンタジックな映画ですが、なかなか奥が深そうです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-26 23:13:57)(良:1票)
505.  バーン・アフター・リーディング
コーエンく兄弟のコメディとは肌が合いません。「レディ・キラーズ」のほうがまだ良かったくらい。全然面白くない。ブラピのコミカルな動きは面白かったけど。 「あーこの女優はファーゴに出てたなー」とか関係ないことばかり考えてしまいました。
[映画館(字幕)] 4点(2009-06-25 00:35:26)
506.  ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀
 トム・ザビーニによるロメロのリメイクということでしたが、いやーかなり良い出来でした。すげー怖いし、ドキドキするし、人間対ゾンビだけじゃなくて人間対人間もある。その人間ドラマ。  でもおれはロメロのオリジナルはまだ観てません。  ああいう状況になって初めて人間の本質が見えるんですね。  にしてもラストを単なるホラーに終わらせないとこが捻りが利いていてぐっときます。強烈過ぎる社会風刺。ゾンビがかわいそうになりました(笑) クーパーをためらいなく撃つバーバラ。なんかぐっときます。  ゾンビ映画素晴らしいですね。二つの意味で取り憑かれそうです。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-21 22:27:53)
507.  転々
 三木ワールド。オダジョーと三浦友和との相性が良いし、小ネタも笑える。これこそ真骨頂。こういう俳優使うのうまい。  「亀は意外と速く泳ぐ」でいまいち消化不良だったのがうまく解消されて、すっきりした感じです。  でもそんなに書くことがないという……(笑) 別にだからといってつまらないというわけではなく、とても面白い作品でした。  ギター弾きながら歩く人が印象的。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-21 22:24:16)
508.  ブエノスアイレスの夜 《ネタバレ》 
 んー。ストーリーが唐突過ぎます。この映画が現代のオイディプス王であることは間違いないし、制作者もそれを意図しているんだろうけど、父殺しがあまりに無理矢理。殺す理由が全くないにも関わらず息子は銃を抜き取って普通に撃ってる。モノのはずみでもなんでもない。  母親の件も何がなんだかわからないけど、持って行き方は上手い気がする。妹がとにかくウザい存在で、出しゃばりすぎで邪魔。進行役としての役割を彼女に担わせすぎでした。もうちょっと上手に展開して欲しかった。ただその妹、母親やあの医者の立ち位置もよく分からなくて、結局ぼんやりしたことしか把握できませんでした。  オイディプス王では、息子は自ら目を潰しますが、この映画には幽かに希望が見えるような気がします。  でもつまんない。伝わらない。官能小説をドア越しに読むっていうアイディアは素晴らしいんだけど…。
[DVD(字幕)] 4点(2009-06-21 22:23:12)
509.  ブラウン・バニー 《ネタバレ》 
 あのギャロの映画ということでかなり期待してしまいましたが、ギャロの相当のナルシストぶりと、いわゆる「コントロールフリーク」ぶりが全面に押し出される結果となってしまいました。  誰か意見する人は居なかったのかと思うくらい平板なストーリーに、何の演出もない映像。ちょっときつかったなぁ。基本的にはアメリカを放浪してるんだけど、ロードームービーと呼ぶのは厳しい。  そんでベッドシーンになるんだけど、セックスはしない。まぁここが衝撃のラストとかいわれるゆえんなんだろうけど、セックスシーンじゃなくてフェラチオなんだよね。ギャロの狙いというか、男の身勝手さを演出するには確かに一番良い方法だったかもしれません。そういう意味ではとても象徴的であるしショッキングであるし、インパクトはあります。  何しろギャロは一方的にフェラさせながら、彼女に「誰かと寝たんだろ」と責めまくります。普通に怒ってます。でもフェラさせてんだよね。そこのミスマッチが妙に印象的です。  結局クロエの口の中に出して、その後どうなるかなーと思ったら、ギャロはベッドに寝ころんで「お前は売女だ、アバズレだ。お前なんかとはもう会わない」と罵ります。  このまさかの展開。愛を取り戻したんじゃないのかよ、と誰もがつっこむ所です。さらにデイジー役のクロエから、その時の真相が明かされます。  レイプされてたのをギャロは目撃したが、逃げ出した。その後デイジーはオーバードーズで死亡。ギャロのへなちょこぶりをつきつけられてしまいます。ギャロっていうかバド・クレイね。  情けなさとへなちょこぶりが全面に押し出されてこの映画は終わります。  この映画はギャロの男性観を表しているんだろうか?  でもフェラチオシーンっていうのはすごい。アイディアはすごく良かったと思います。シンボリックで、しかもインパクトがあって。だからあのシーンはいいと思うんだけど、そこまでがなぁ。そのシーンに5点。
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-21 22:20:16)
510.  サルバドールの朝 《ネタバレ》 
 「死刑ジャンル」というものがあるのかどうかは分からないけど、「白バラの祈り」と非常に似ています。戦時下の抑圧された状況の中で、思想活動をして捕まり、ほぼ冤罪で死刑になるというストーリー。スペインのフランコ政権で社会主義的思想からテロ活動を行うようになるサルバドールが捕まり、警官殺しの容疑で死刑判決を受けます。  主人公のサルバドールが回想をしていく形なんだけど、実話らしくストーリー的に平板。そこがどうも痛いんだけど。その分リアルではあります。  個人的には看守との交流が気に入ったけど、全体からすると必要な要素であったとは思えず、感動させるためにとってつけたストーリーにしか見えません。  映画としては平凡な作品でした。 
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-21 22:15:30)
511.  リトル・ダンサー
 なんか前に観たことあるような気がするなーと思ってたけど最後まで思い出せませんでした。この種の典型的なサクセスストーリーだったからかも知れません。  とにかく主人公の男の子が素晴らしい。あと父親。ストライキ中の炭坑が出た時点で感動ポイントは読めてしまいましたが、わかっていてもあの感動。危うく泣くところでした。別に我慢してたわけじゃないけど。  このタイプの映画にしては出色ですが、その要素は主人公の周辺の屈折というか、変態ちっくな所かな。女装趣味のある友達や「わたしのアソコ見たい?」と誘惑してくるバレエの先生の娘、「私はダンサーになれた」と連呼する祖母など、普通じゃないです。  それが逆にストーリーのアクセントになっていて、「またこのパターンかよ」と視聴者を落胆させていないのだと思います。ただ冷静に振り返れば「またこのパターンか」と思うようなストーリーですね。  クラッシュなどセンスの良い音楽が光りました。でもやっぱりこのテのストーリーはあんまり好みじゃない。変態要素は良かったけど。
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-21 22:14:13)
512.  ヒトラーの贋札 《ネタバレ》 
ラストシーン、収容所の過去を回想し、金(恐らく贋札)をありったけ持ってめちゃくちゃにルーレットに賭け、有り金を全て失う主人公。そして女性に「あんな大金…不運な人ね」と言われたあとの一言「金は造れる」。 この言葉の重みのために今までが有ったんじゃないかと思います。金「は」造れる。贋札グループと普通の収容所に居た人々とのビジュアル的差異も強烈でしたし、手ぶれ映像なんかも迫真性が加わって良かったと思います。ヘルツォークもありがちなサディストっぽいキャラではなく、意外と人間味がある所や、ユダヤ人の中にも色々なキャラを持たせている所も素晴らしい。 ブルガーのその後が非常に気になりますね。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-21 22:12:38)
513.  ヒトラー 最期の12日間
自分が漬け物石の下敷きになった白菜のようになり、水分がぐいぐいと押し出されるような映画です。もちろんヒトラーは憎まれるべき存在ですが、一種の同情に似た哀しさも感じます。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-21 22:07:32)
514.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
アーロンエッカートとヒースレジャーとモーガンフリーマンが素晴らしすぎます。脚本もジョーカーのキャラ設定や非道の数々の作り方がかなり巧い。予想していたよりもドンパチな感じではなく、派手なアクションよりかは心理的、ドラマ的要素が濃かったです。クリスチャン・ベールは正直のっぺりしていてあまり好きではありません。アクションシーンもなんか緩慢としています。 バットマシリーズを観たことがなくて、これを一番最初に観たので意味の良く分からないシーンがあったのは残念です。せめてバッドマンビギンズでも観てからにすればよかったと後悔しました。 バットマンのバイクも車もあまりかっこよくなかったのも残念だったかな(笑) ヒース・レジャーありがとう。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-20 20:26:12)
515.  素晴らしき哉、人生!(1946)
人生って素晴らしいね。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-17 00:36:08)
516.  レスラー 《ネタバレ》 
老レスラーの生き様を描いた作品ですが、プロレスの舞台でしか輝けず、生き甲斐を見出せなくなった一人の男の人生を描いているように見えました。決してプラスのベクトルのみでは表現されていません。いったん仲直りしかけた娘とのディナーの約束を、ナンパしたギャルとクスリやってあんなことやこんなことしてお泊まりして、挙げ句寝坊してすっぽかし、結局絶交。バカすぎます。マリサトメイ演じるストリッパーとも恋仲になりそうで、しかし一線は越えられず、最後は試合からも目を背けられてしまう。バイトはうまくいかずぶちキレて大暴れ。そんな現実の世界でうまく生きられない不幸な不器用さというものがこれでもか、というくらいに見せ付けられます。しかし、だからこそリング上での彼の輝きは尋常ではなく、会場に入るシーンなんかは思わず鳥肌が立つほどでした。闘いはかなり痛そうだったけど。ホッチキスはほんと痛そうだった。だいたいあんなちっちゃい針は観客から見えないと思う。 そして試合前に打ち合わせをする姿を見て「なーんだ、やっぱりやらせじゃん」と一旦は思わせて、リングでの闘いを克明に描くことによって打ち合わせ済みであるからこその真剣さというか、覚悟というものを観客は思い知ります。やらせだとかやらせじゃないとかプロレスはそういう次元で語るべきではないということです。自分の命を犠牲にしてまでプロレスに生きる、そんな可哀想な男ですが、結局夢の世界でしか生きられない彼を最後は一種の尊敬と憧れの目で見ることになるのです。かなり熱い映画です。熱すぎてちょっとついていけないかも、って思うくらいです。ミッキー・ロークとマリサ・トメイの演技は素晴らしいけど、良くも悪くもミッキーローク頼みの映画でした。よかったねミッキーが迫真の演技してくれて、っていう。 冗長にならず、すっきりまとめた脚本良かったです.そして音楽好きとしてもたまらない選曲達。Quiet Riot,AC/DCなどなど、かっこいい音楽が使われます。最後はブルーススプリングスティーンだし。 まぁまとめると、プロレスラーという題材からしてけっこう扱いづらかっただろうけど、それにしては巧くまとめたな、という印象です。現実とリングの対比が命、の構成でした。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-14 23:09:28)
517.  4ヶ月、3週と2日 《ネタバレ》 
パルムドール受賞作ということで観ましたが、パルムドールらしい作品だったと思います。少ない登場人物に重いテーマ、そして手持ちカメラの使用や、BGMや効果音を一切使わない手法、ラストシーンに含みを持たせている等々、ヨーロッパ特にフランス映画の影響を強く受けているように感じました。最近のパルムドールでは「ある子供」と非常に似た手法です。  ストーリーはチャウシェスク政権をよく知らないと理解しづらいようですが、こういう時ほど世界史を勉強しておいて良かったと思うときはないです(笑)  違法である堕胎を行うルームメイトを助けるために奔走する主人公。そこで堕胎という女性に特有の行為に直面し、金の問題や闇医者によるレイプなど厳しい現実にも遭います。そこから生まれる男性への不信、将来の不安が一気に溢れだし、彼氏と衝突します。その家族とも衝突します。その家族と友人達が古い価値観しか持っていないからです。 そこを表す食卓での長い会話のシーンは恐らく1カットであり、あそこまでの長回しをするということはそれなりに意味があるのでしょう。その会話に嫌気がさしている主人公の顔が印象的でした。 ラストシーンもかなりシンボリックで、唐突に終わります。ガラスに反射する車のライト。主人公はその車に目を向けます。あの車は希望を、それとも更なる苦難を彼女たちにもたらすのか。恐らく現実は甘くはないでしょう。 暗い顔でテーブルに座っている二人の向こう側には、すりガラスを挟んで裕福な人々がパーティをやっています。その全くの別世界は当時のルーマニア人達が切望していたものなのでしょう。 それから闇医者ベベのカバンから取ったナイフや、彼が忘れていったIDカード、彼氏から借りた300レイなど、回収されていない伏線が少し気になります。 自分がパルムドールに相性がいいのもあるかもしれないけど、傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-13 15:39:52)
518.  シャロウ・グレイブ
この映画の魅力はスピード感やストーリーはもちろん、ダニーボイル独特の映像表現にああります。一見唐突に見える映像でも、きちんと考えられていて、登場人物の心理を表していたりします。  一つ一つのシーンが本当に工夫されていて、素晴らしかったです。天井に穴を開けるアイディアやビデオカメラの映像などなど……。   しかしアイディア自体は「屋根裏の散歩者」です。江戸川乱歩は偉大すぎます。
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-13 00:01:16)
519.  カッコーの巣の上で
今更何も付け加えることはありません。大好き。
[DVD(字幕)] 9点(2009-06-12 00:24:02)
520.  茶の味
茶の味    非常にキュートな作品です。初っぱなから少年の頭から電車が飛び出していくシーンはこの作品の特徴を非常によく表していると思います。これすごくいい映画で最後は感動的なんだけど、基本はコメディです。    だから「無駄に面白い」って感じがします。もちろん褒め言葉です。この無駄さ加減がとてもゆるくてさくさく観れるのです。    うーん、なんともコメントしづらい映画でした。個人的には浅野忠信が良かったですねー。あと主人公の男の子もとても好感が持てました。恋をした時の「わかるわかる」とうなずくような行動はほほえましい。
[DVD(字幕)] 5点(2009-06-12 00:22:48)
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