41. トータル・リコール(1990)
当時は映像にド肝を抜かされたものでした。ごちゃごちゃした「人種のるつぼ」ならぬ「異星人のるつぼ」のような世界も、不気味ながらも息づくダイナミズムが感じられました。夢なのか現実なのか分からないというエンディングもよいのではないでしょうか。この頃シュワちゃんは絶好調でしたね。初めてできた彼女と初めて見に行った思い出の映画でもあります。 7点(2004-07-02 12:53:24) |
42. ザ・ロック
やたらと気合いの入った映画でしたね。 7点(2004-07-01 12:23:04) |
43. 交渉人(1998)
緊張感があってよかったです。いつも思いますが、ケビンスペイシーって秀才君って感じの少々小憎らしいお顔立ちですね。 7点(2004-06-30 23:09:38) |
44. ゴースト/ニューヨークの幻
デミムーアの黒い瞳とショートカットはキュートでしたね。ウーピーゴールドバーグもよかったですね。友達を裏切ったあの男はひどい人でしたが、その廉だけで死んだら即黒いおばけみたいなのに寄ってたかってどこか恐ろしそうなところへ連れて行かれてしまうというのは、ちと短絡的かなあ。まあいいか。恋愛中のカップルにお勧めの映画だと思います。私もそのような時期に映画館で見てネットリしました。ウホ。 7点(2004-06-30 22:29:06) |
45. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 よかったと思います。この映画の登場で、また戦争映画は戦闘シーンの惨たらしさのレベルをひとつ上げましたね。本当の戦場に行ったことがない私は、これが本当の戦場なのか、それとも本当はもっとひどいのか、どうなのだろうかと考えさせられます。1人の兵士を救うために何人もの兵士が命を落とす。そういう矛盾が起こるのが戦争という憎むべき行為なのである、という切り口でしょうか。冒頭のノルマンディー上陸のくだりもさながら、ミラー大尉が動けなくなりながら、力なくピストルを撃つシーンも印象的でした。 7点(2004-06-30 21:58:22) |
46. フォレスト・ガンプ/一期一会
無垢な心と行動を通して寓話的に描いたアメリカ近代史、というところでしょうか。その中に、「個人」の喜びや悲しみも過不足なく織り込まれている。なぜか気になる一本です。この映画を見て、アメリカの方は過去を振り返り、未来に期待を寄せるのでしょうか。私も一緒に、日本の未来に期待を寄せたいです。そして世界の未来にもね。 7点(2004-06-30 21:42:27) |
47. キル・ビル Vol.1(日本版)
愛すべきパロディ映画、という捉え方をしております。 7点(2004-06-30 20:43:34) |
48. メン・イン・ブラック
ウィルスミスが出てくるとそれだけでミーハーな感じがする。いや別にいいんですけど。映画自体はコンパクトにまとまっているところがとてもよい。しかしコンパクトであるため小品という感もある。ん~どうでしょうか・・・。6.5点という感じ。 7点(2004-06-30 20:02:15) |
49. トゥルーライズ
公開からもう10年経つんだ。ど派手で素晴らしく制作費がかかっている感じが爽快。夫婦間の秘密が大きな話になってしまうというストーリーもコミカルで好きである。奥さん役はそれほど美人でもない、あれくらいの感じの方がちょうどよかったのかも知れませんね。しかし。核兵器をああも簡単に爆発させてしまうという場面にだけは大きな抵抗がある。本当にそれだけが残念。ビルパクストンって、結構有名な作品に出ているんだけど、常にバイプレイヤーでなんか一流になりきれない感じがしますね。気の毒な感じがします。結論としては、おもしろい映画だと思います。 7点(2004-06-30 14:28:40) |
50. M:I-2
《ネタバレ》 スリルとアクションが一杯のスパイ映画。前作も楽しめたしこの作品も十分に楽しめる。特に、オープニングで「居場所を教えたら...休暇にならない!」という台詞から主題歌に入るところがとてもクール。しかし殺人ウイルスを小道具に使った映画はもう多すぎる。あと、最後のボスキャラとの格闘シーンはやや長すぎるか。 7点(2004-06-27 14:49:27) |
51. 海猿 ウミザル
《ネタバレ》 「踊る大走査線THEMOVIEのスタッフが贈る」という謳い文句だが、「踊る~」よりもこの「海猿」の方がずっとおもしろく感じた。「ストーリーがベタすぎ」などという声があるようだが、奇を衒いすぎて訳がわからなくなるよりはずっとよい。私などはよい意味で安心感を持って見られた。 よかった理由は他に、日本の海上保安庁が舞台であったため、しかも「海上保安庁が全面協力」という触れ込みもあったため、日本にもこのような仕事でがんばっている人もいるんだという親近感が感じられ、また身近感があるがために、心地のよい緊張感も持てたということだと思う。コミカルなシーンも程よく盛り込まれている。それと、藤竜也。若い俳優がああもたくさん出てきて大騒ぎしていると、どうしても軽々しさや覇気の空回りが出てしまいそうだが、その中で藤竜也の存在は重要だった。あの渋みのある声と重厚な演技は映画をぐっと引き締めたはずである。優秀助演男優賞だ。うちの妻は「あれ岡倉大吉じゃないの」と言っていた。それと加藤あい。あのキスシーンの後のはにかみ方はどうだ。あれは非常にいい。私はもうどうしようもなく、鼻の下の伸びるのを止めることができなかった。ついでにあの「香里奈」とかいうタレントの、あの片田舎のロケ地では光り輝いて見えてしまうほどの美人ぶりには、私は男性としてそれだけで評価を上げてしまいそうだ。 しかし、なぜこのスタッフは、いつも「上層部」という立場の人と「現場」という立場の人との対立を大げさに取り扱うのか。そしてなぜいつも「現場」側のスタンスなのか。「どうせお偉方は下っ端の気持ちなんざ理解してくれないのさ」という発想は、私に言わせれば大人が言うことを聞いてくれないと言ってすねる子供の気持ちに近い。共感できない。それと、このスタッフは、ビシッとした制服に身を包んだ人たちをずらっと並ばせて敬礼させるのが、見る人を感動させるには手っ取り早い方法だと思っているのではないか。またこれか、という印象を抱いた。あと、主題歌も、既存の名曲を安直に使うよりも、書き下ろしの曲でいいものが使えていたならモアベターだったか。 まあなんだかんだと書いたが、結論としては面白かった。見ごたえは熱くさわやか。知人にも勧める。邦画は全部ダメという思い込みの方がダメ。 7点(2004-06-27 09:57:37) |
52. ハウルの動く城
最初のうちはおもしろかったけど、終わり頃にはさっぱりおもしろくなくなっていました。映画館で見れば最初から最後までおもしろいのかね? [地上波(邦画)] 6点(2006-07-22 10:22:21) |
53. ボウリング・フォー・コロンバイン
アメリカ合衆国の内部告発映画。その実マイケルムーア監督は、アメリカという国を愛しているからこそ、このような映画を作るのかもしれませんね。 6点(2004-07-23 07:49:36) |
54. 少林サッカー
笑わせていただきました。なかなかいいですよ! 6点(2004-07-08 20:55:05) |
55. 二百三高地
少々長いですね。仲代達也と丹波哲郎はそれぞれ乃木、児玉に実にハマッってましたね。明治帝の御前で戦争の復命をする際に乃木が泣き崩れる場面は、非常によかったです。ぐっときました。主人公がロシア好きであるという設定にしてますが、それにはあまり説得力を感じませんでした。日本の歴史にとって大変な出来事であった日露役を、かなりがんばって描いた力作だと思います。 6点(2004-07-07 20:26:34) |
56. ミセス・ダウト
私は男ですが、もし私が女だったとしたら、こういう夫を持ちたくないですね。子供のことを何よりも深く愛しているのはよく分かるのですが、やることが破天荒すぎます。よその子供もいっしょになって家の中をメチャクチャにしてしまったり。奥さんだったらたまりませんよ。ご愛嬌では済みません。子供を愛するために自分の感情を抑えなければならないときもあるのに、それができない。そんな大人には、やはり子供を養育する何かが足りないと判断されても致し方ないでしょう。本当についていけません......とか言っちゃったら映画にならないですね。ロビンウイリアムズに尽きる映画。ロブスターがうまそうだった。 6点(2004-07-03 08:09:08) |
57. コピーキャット
サイコサスペンスは、以来実際に起こった猟奇殺人事件にヒントを得ることが多いようですが、この映画は少々欲張って、犯人が今まで起こった著名な猟奇殺人事件を次々に模倣して次々に犯罪を起こすというかたちになっています。そんな犯人を、猟奇殺人事件の被害者になりかけて家の中から出られなくなってしまったというプロファイラーの協力を得ながら、若手捜査官二人が捜査していくというストーリー。それなりに凝ってますよね。なので、それなりにおもしろく見ました。当時、主人公の女の子は鈴木蘭々みたいだなと思ってみてましたが、知りませんでしたがそれなりに著名な女優さんなんですね。失礼しました。 6点(2004-07-02 12:28:17) |
58. スピード(1994)
タイトルのとおりスピード感があり、テンポもよいのであっという間に楽しく見られると思います。私は、終盤に次々とピンチが主人公らを襲うくだりでは、「またかよ」「まだかよ」みたいな感じで苦笑してしまいました。あれは笑うシーンということでしょうか。短髪のキアヌリーブスが大変凛々しく、サンドラブロックも可愛らしく、この二人の魅力が映画の大きな魅力になっているかもしれません。 6点(2004-07-01 16:52:01) |
59. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
《ネタバレ》 人間は過去にすがって生きていくべきではなく、未来を切り開いて生きていくべきだというテーマを、おなじみのおふざけキャラクターアニメ「クレヨンしんちゃん」を使って笑いあり涙ありという味付けで描いた映画。1960年代から70年代に日本で幼少期を過ごして、現在それなりに幸福な家庭を持っている男性女性が見れば、「小さかった頃の懐かしい温かさ」と「今現在の自分の家族の大切な温かさ」というふたつの温かさを味わうことができる好作品と言ってよいだろうか。私はその世代であるからか、感じさせられるものも大いにあった。しかし同時にその世代であるからからこそ、もう少し緻密に描いて欲しかったという気持ちも残る。例えば冗長なカーチェイスシーンやスリル感を無理矢理つけるための高いところシーンなどには少々醒める。もともとが子供向け映画だから致し方ないのかもしれないが、もしも作り手が大人にも訴える映画にしたいと思ってこの映画を作ったのだったら、「ここらへんは子供が喜ぶようにしておこう」というような演出さえなしにしてくれてもよかったと思ってしまう。部分部分ではよいなと思わされ涙も出たが、部分部分では首をかしげさせられた映画だった。なお音楽は私好み。 6点(2004-06-27 10:20:26) |
60. 座頭市(2003)
おもしろいっていえばおもしろい。けどつまらんっていえばつまらん。という感想でした。 [地上波(邦画)] 5点(2006-07-22 10:25:57)(笑:1票) |