581. 暴走特急 シベリアン・エクスプレス
巻き込まれ型サスペンスというと、ついヒッチコック作品と比較したくなりますが、これは比較の対象にすらなりません。単純で面白くない上に、過剰ともいえる拷問シーンが不愉快だし、おまけにラストのオチもすぐにわかってしまって・・・。ほめるところを探すのも難しいですが、日本の2時間ドラマより少しはマシということで2点。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2014-01-10 21:49:27) |
582. 童貞放浪記
せっかく山本浩司を起用しながら、なんでこんなことになるんでしょう・・・。致命的なのは相手役の女性の描き方。脚本がダメなのか、演出のセンスがないのか、女優の演技がヘタなのか、とにかく何もかもが薄っぺら過ぎて、ただのエロ映画に成り下がってました。話のテーマは面白し、リアルだし、これが山下監督なら・・・。アングルに凝ったり、映像に対する細かいこだわりはあるようですが、結局、作り手の自己満足的な印象しか残りませんでした。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-12-27 14:40:56) |
583. 69 sixty nine
方言がキツくてセリフが聞き取りにくかったせいもあり、話がよくわかりませんでした。おもしろいと思える部分もなく、ひたすら長い2時間でした・・・。結局、主人公は何をしたかったのか、監督は何を伝え、何を表現したかったのか・・・。バリケード封鎖やフェスティバルを行う動機も理由も伝わってこないし、時代の空気感も中途半端だし、話の流れも感じられないし、褒めるところが見当たらず、自分には理解不能な映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-05-24 22:06:09) |
584. ウォーターボーイズ
これ、公開当時に見れば面白く感じることができたんでしょうか?ラストのシンクロシーンが見せ場のようですが、そこに至るまでの話が薄っぺらくて、なんとなくのノリやギャグ、工夫のない青春ごっこ等、とても退屈でした。社員旅行とかのバスの中で、みんなのヒマつぶしのために流しておくにはちょうどいいくらいの映画かなと・・・。今はまだいいでしょうが、30年後くらいには「昔の日本って、こんなクソ映画が流行ってたんだよなぁ・・・」って言われそうなクオリティでした。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-05-05 21:21:16) |
585. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
イツハラさん以外、特にこれといった見どころもありませんでした。過剰なまでのおならネタも、子供が笑えばそれでいいと思いますが、基本的に話が全然面白くないです。これならテレビの30分のレギュラー放送を3回見る方が楽しい時間を過ごせます。 [試写会(邦画)] 2点(2013-04-21 09:01:16) |
586. プライド(2008)
《ネタバレ》 見終わって真っ先に頭に浮かんだ言葉は「見ごたえのあるアホアホ映画」。女性漫画家の原作らしく、昼ドラもビックリなくらいの女同士のドロドロなライバル関係。そこに金持ちの男が絡んで、なんだかもう、とんでもない展開のオンパレード。ツッコミどころ満載の荒削りな脚本に、史緒役の信じられないくらいの稚拙な演技も加わって、もう最初から最後まで笑いが止まりませんでした。特に最後のライヴシーン、萌が客席から歌いながら出てくる演出は、飲んでたコーヒーを「ブーッ!」と漫画のように吹き出してしまい、おまけに歌詞を聞いて、腹がよじれるほど笑い転げました。最初に「見ごたえのある~」と書いた理由は、話そのものは面白くないわけではないし、退屈ってこともないし、史緒以外は見事な演技力(特に満島ひかりとミッチーは素晴らしい!)だし、評価できる点もたくさんあります。でもそれと映画の出来とは別。リアル感ゼロの過剰過ぎるドラマ的展開や、まさに漫画の登場人物といえるありえないキャラなど、マイナスポイントが多過ぎ。AKBやジャニーズは人気があって人をひきつけるものを持っているけど、あんなのを「一流の歌手・実力あるミュージシャン」とは呼ばないのと同じで、この映画も面白いけど、これを「いい映画」と言ってしまったら、センスのある人が一生懸命作った名作まで傷がつくような気がするので、この点数です。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-04-14 22:04:53) |
587. 同棲時代-今日子と次郎-
いま見ると「ひゃあ!」と叫びたくなるくらい、見ている方が恥ずかしくなる映画でした。原作は読んでいませんが、なんとなく劇画タッチの恋愛漫画というイメージがあり、その雰囲気を表現しているので全体的に陰気な感じでした。当時は「進んでる」内容だったのでしょうが、死語だらけのセリフや表現、クサい演出など、今となってはもうお笑いレベルです。ただ、70年代を懐かしむにはいいかもしれません。特に大信田礼子の歌う「同棲時代」が醸し出すあの時代のムードは、もはや再現不可能。その時代に作られたものと、昔を懐かしんで作られたもの(三丁目の夕日のような)とは全然別物です。なので、映画としてよりも「昔の記録映像」として鑑賞することをおすすめします。追加:この当時、花粉症の女性は「私、結婚できない体なんです」だったそうです。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-04-14 11:17:10) |
588. ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター
《ネタバレ》 家庭や人生に悩みを持ったアラフォー女性たちが、ロックバンドを結成して演奏しよう!という、ありがちなストーリー。まぁだいたい話の展開は予想できますが、それにしても脚本・演出があまりにもひどくて、最後まで観るのがかなり苦痛でした・・・。コメディ要素とシリアス要素の匙加減を大きく間違えたようですね。メンバーそれぞれが抱えている悩み・苦しみの表現が浅過ぎるというか、表面的過ぎてリアリティが感じられず、まるで共感できません。それを、バンド活動を通じて解決していく的な展開を狙っているようですが、肝心の音楽活動シーンの描写がテキトー過ぎて、これまた話になりません!もう、最後のライヴシーンなどは最悪!ステージから逃げた新子さんが、舞台袖で泣いてるとかならともかく、自宅に帰ってるって・・・(爆)これ、同年代の女性が見たら共感できるんでしょうか?また、芸人としてのしずちゃんは好きなのですが、この映画に限らず、役者としてのしずちゃんの演技はどうかと・・・。ヴォーカリストのヨメは「ライヴの衣装デザインだけは参考になった」そうです(笑)。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-04-08 17:39:44) |
589. 人魚伝説
《ネタバレ》 日本映画が一番ダメだった時代、その象徴のような映画でしたね。でも後半の大殺戮は、ヘタなコメディよりよほど笑えます。この頃の映画を見ると、日本の映画レベルも上がったなあと思えますねぇ。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-03-17 11:17:33) |
590. 天使の恍惚
この時代の爆弾ゲリラって、学生運動からうまく卒業できなかった人たちだったのかなあ・・・。何の思慮もない自己陶酔タイプの若者たちで、10月だの2月だの、まるで「ごっこ」遊び。今の時代から見ると滑稽そのものですが、でもどこかうらやましい部分を感じました。冒頭と後半の、バーで女性歌手が歌うシーンには、現代の人が昔を懐かしんで作った映画(三丁目の夕日など)には決してマネできない独特の時代感があり、この映画はこのシーンを見るだけで十分だと思います。それ以外、見どころはほとんどありません。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-01-17 15:25:36) |
591. 刑事コロンボ/毒のある花<TVM>
このつまらなさはまさに異常。コロンボシリーズの中でぶっちぎりのワースト1作品だと思います。犯人の吹き替えの声優がヘタすぎるというか声による演技が古すぎるというか、聞くに堪えません。それに脚本のひどさが加わったら、いくらコロンボでもこんなことになってしまいます・・・ [CS・衛星(吹替)] 2点(2012-09-17 21:45:45) |
592. 八月の濡れた砂
この時代の青春映画ってみんな感じですね。その時代に見れば共感できる部分もあったのかもしれませんが、今はとても鑑賞に耐えうる作品ではありません。時代とともに風化してしまう映画って、所詮その程度ということでしょうか。石川セリの主題歌をはじめとする音楽で、70年代の雰囲気を味わえたことだけが唯一の救いでした。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2012-09-17 18:23:29) |
593. マルティナは海
《ネタバレ》 最初のうちは、内容はよくわからないけど、画がきれいだったのでなんとなく見ていましたが、元の夫が現れてからは、途端にしょーもない話になってしまいました。まったくトホホな映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-07-15 23:59:15) |
594. 化身(1986)
《ネタバレ》 女優の裸が話題になるような映画って、内容が大したことないからそんなことが話題になるんですよね。観る前からつまらないだろうなあと思っていましたが、でもやっぱり黒木瞳の裸見たさに、つい観てしまいました。始まって1分で、つまらない臭がぷんぷんと漂っていて、早く終わらないかと時計ばかり気にしてしまいました。いい映画を創ろうとか、そういう気概がまったく感じられず、女優を脱がして話題を集めて小金を稼げればそれでいいと思って作ったのかなあと疑いたくなるようなひどい出来でした。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2012-02-17 23:57:31) |
595. 亀は意外と速く泳ぐ
《ネタバレ》 「インスタント沼」はかなり面白かったし、「転々」はど真ん中ストライクだったので、この作品もかなり期待して観ましたが、これは自分にとっては全然ダメでした。テイストは前述の作品とほぼ同じなのに、紙一重で、まったく笑えませんでした。最初の水道屋がベランダで騒ぐシーンでシラけ、温水さんのパーマ屋が踊るシーンでは、もう観るのをやめようかと思ったほど。他の方々のコメントをみると、楽しめたというご意見が多いようなので、悪い作品ではないのでしょう。ただ自分にとっては、ボタンひとつ掛け違えているような印象で、ギャグを連発しているのにスベリ続けている芸人を見ているようでした。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2012-01-07 23:40:04) |
596. ぼくとママの黄色い自転車
《ネタバレ》 作り手のセンスを疑う、ひどい映画でした。シーンや設定など、すべて「どこかで見たような・・・」という内容ばかりで、ツギハギだらけの印象。また、犬の使い方の目的がみえみえで、でも全然ハマっていなくて、単に邪魔な存在に感じました。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2011-10-02 01:07:37) |
597. テレビばかり見てると馬鹿になる
《ネタバレ》 最初は、作り手の自己満足映画かと思いましたが、原作が山本直樹と知り、納得。原作は読んでいませんが、確かにこれは山本直樹の世界ですね。原作の雰囲気を表現できるってことは、作り手にセンス・技術があるってことかもしれませんが、でもひと言でいえば、面白くなかったです。何度も早送りしようかと思いました。中年のおやじ、愚鈍そうでウザくて、主人公の女性が、ああいうタイプのおやじと会話を続けること自体、不自然に感じました。普通なら、徹底無視ですよね。点数ですが、0点以下のマイナスだと思いましたが、ラストはまぁどうにかマシだったので、2点。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2011-09-02 11:41:42) |
598. 硝子の塔
う~ん、2時間をムダに過ごした感じです。サスペンスとしての面白さもまるでなく、鑑賞ポイントはシャロン・ストーンの裸だけ・・・? [CS・衛星(字幕)] 2点(2011-08-31 00:27:13) |
599. 女性上位時代
しょーもない映画でした。さっき観たのに、もうほとんど内容が浮かんできません。もっとエロに徹するか、コメディーとしてもっとバカバカしい内容にしてくれた方が、まだマシだったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2011-08-20 19:46:58)(良:1票) |
600. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 ひどい。ひど過ぎる!あんなに素晴らしい原作が台無しです。福山雅治は役に振り回されて演技になっていないし、最初の爆発シーンや後半の雪山シーンなどでなんとか映画らしく見せようとしたのでしょうが、まったくの無駄。ラストも、原作通りに石神の号泣で終わらせれば少しはマシになったかもしれないのに、最後に福山と柴咲を出してしまい、これではもう2時間ドラマ以下です。救いは堤真一の素晴らしい演技。これがなければ0点でした。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2011-07-04 22:59:01) |