641. エレファント・マン
《ネタバレ》 まずは映像的に神秘的で美しい映画。 素顔をすぐには観客に見せないのが巧い。 見世物小屋での非人間的な扱いから解放されて、ほんと良かった。 デヴィッド・リンチはヒューマンドラマを撮らせても、標準以上に仕上げてくる。 改めて凄い才能を持った監督だと感じた。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-30 22:42:55) |
642. 蒲田行進曲
《ネタバレ》 全体的にガチャガチャと騒々しく、疲れる映画。 決して好きにはなれない。 仕事の為に死ぬなんぞ馬鹿げている。 結果的には死ななかったかもしれないが、パトカーを待機させてまでやるべきではない。 馬鹿な行為だ。 死ぬのが怖かろうと、奥さんに暴力を振るってはいけない。 死ぬ覚悟なら、しのごの言ってないで、潔くさっさと撮影に入るべし。 もたもたするな! [インターネット(邦画)] 1点(2021-06-30 01:04:57) |
643. お熱いのがお好き
《ネタバレ》 もはや伝説的な名作。 ようやく鑑賞。 あのマリリン・モンローの歌!この作品だったのね。 オカマに恋するお爺さん、これが素晴らしく人間の器が大きい! 男と分かっても、いや分かっていたのかもしれないが、余裕で受け止める。 凄い包容力だ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-29 16:36:07) |
644. 走れ、絶望に追いつかれない速さで
《ネタバレ》 こ、これはすごい! もの凄く、つ、つまらない! 久しぶりにひどい映画を見てしまった。 音楽と映像と雰囲気で見せてくれるが、自分の好みに全く合わなかった。 黒川芽以が出ているので、かろうじて2点! いやー、ひどい! (追伸) 過去ばかりひきづり、立ち止まり、ちっとも走ってないぞ。 [インターネット(邦画)] 2点(2021-06-29 01:26:51) |
645. モテキ
《ネタバレ》 劇中で真木よう子が「ボーイズ・オン・ザ・ランじゃないだから」的なセリフを言うが、まさにこの作品はそれの逆をいくストーリー展開。 好みの問題だが、終わり方が好みではない。 中盤までは楽しめたが、不倫のくだりからイマイチに。 ポップなナンバーが盛りだくさんなのは楽しめたけど。 あと、麻生久美子の扱いがあんまりなのも、好きくない。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-28 01:08:51)(良:1票) |
646. 結婚哲学
《ネタバレ》 話はよく出来ています。 結局、色々あったけど、それぞれの夫婦は元の鞘に戻りましたってこと。 凝縮したストーリー展開の上に、サイレントなので、ストーリーを追いかけるのに少し疲れました。 [インターネット(吹替)] 5点(2021-06-27 20:38:40) |
647. サーカス(1928)
《ネタバレ》 今更ながらチャップリンすげー!と思った作品。 アクションもチャップリン的な動きと演出で唯一無二だし、ちょっぴり切ない恋愛要素もある。 チャップリン作品の中でも上位にくる作品。 見るの後回しにしてきたけど、見てよかった! [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-27 20:33:45) |
648. ボーイズ・オン・ザ・ラン
《ネタバレ》 砂場の決闘で田西が勝っていたら5点を付けていたかな。 負けたからこその8点をつけさせていただきます。 超絶リアリティ映画。 いるよね、青山みたいな嫌な野郎。 だけど、現実世界では青山みたいな野郎がいいとこだけを持っていくんだよね。 でもこの世は弱肉強食だから仕方ないんだよね。 それよりね、田西みたいに必死に生きる事こそが大事なんだよ。 それが何より大事。 逃げない強い気持ち。 自分より強い奴に立ち向かう勇気。 これこそが、男の生き様だよ。 この映画は、そんな生き様を表現した数少ない良い映画。 ありがとう! [インターネット(邦画)] 8点(2021-06-27 02:22:14)(良:1票) |
649. 恋愛準決勝戦
《ネタバレ》 地面から壁へ、そこから天井へ… 部屋を一回転するダンスにたまげた! しかし52歳なのにアステアのダンスが凄い。 顔はしっかり爺さんだが、ダンスが凄い。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-26 23:38:24) |
650. 極北の怪異
劇場用長編ドキュメンタリー映画の出発点にして、“ドキュメンタリー”という言葉を生み出した、映画史に名を残す本作。 しかし、本サイトに登録がない! レビューがない! なんてこった! さて、本作はカナダの原住移民であるイヌイト(エスキモー)の生活を記録したドキュメンタリー作品である。 監督はイヌイトと生活を共にし、長い歳月をかけて撮影したらしい。 その甲斐あって、非常に生々しい映像を観ることができる。 イヌイトの生活を観られること自体が貴重であるし、しかもそれが、今から80年以上も昔の時点の映像であるということが更に貴重である。 イヌイトは現在、移住生活から定住生活へと移行し、近代的な生活へと変わったらしい。 イヌイトたちがアザラシを刀でさばき、生肉と脂を食らっている最中の、飼い犬たちの牙をむく姿がとても印象的であった。 そして、この撮影に協力したナヌーク一族が、完成した本作を観ることなく、2年後に事故死したという事実も、また衝撃的であった。 [DVD(字幕)] 7点(2021-06-26 18:12:39) |
651. 河童のクゥと夏休み
《ネタバレ》 さっき東久留米市内のラーメン屋に行ってきたばかりなので、親近感わきまくり。 西武線や田無タワーも出てくるし! ラーメンにあたって、下痢しながらの鑑賞。 最後は沖縄のヤンバルに飛ばしてサヨウナラだけど、なかなか含蓄のある内容。 自然を破壊する人間を痛烈に批判している。 でもそれはうなずける。 自然は人間だけのものではないのだから。 まだ、下痢が続いてる… さて、次はどの映画を見ようかな? 下痢なんかに負けず、これからも映画を見続けます。 素晴らしい映画との出会いを求めて。 では、また! [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-25 20:15:11) |
652. きっと、うまくいく
《ネタバレ》 誰も将来のことは分からない。 きっと うまーく いーく! 確かに良いフレーズ。 あまり不安は意識せず、きっと、うまくいく!と思って生活していきたい。 そう、思いました。 [インターネット(字幕)] 5点(2021-06-24 22:21:51) |
653. ひとまずすすめ
《ネタバレ》 人見知りの30歳女性。 結婚を意識してはいる。 だけど人付き合いは得意でない。 街コンはともかく、前に進もうと電話にチャレンジしたのは良かった。 一歩ずつでも前に進む事が大事。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-06-22 18:05:30) |
654. 宮本から君へ
《ネタバレ》 確かにレイプシーンとか、不快な場面は多々あった。 綺麗な話でもない。 父親としての強い決意、愛する女を汚された男の決意、愛する女を一生守るという決意。 一人の不器用な男、だけど人一倍熱量の大きい男の決意表明の物語である。 そして純愛物語でもある。 主演二人の熱演に敬意を表したい。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-22 15:56:50) |
655. 風と樹と空と
《ネタバレ》 吉永小百合って知名度の割には、好きな女優じゃなかったんだけど、この作品を観て、サユリストが何故サユリストになったのか、(ちょっとだけ)解った気がした。 というか、吉永小百合の体当たり的な演技が観られて面白い。 下ネタもあったりして、意外と楽しめるんじゃないでしょうか。 「おちんちんが元気になって」 とか言わせちゃうし。 それに、犬と犬の交尾の話をさせたり。 アイドル的女優にこういうセリフをしゃべらせる。 さぞ、当時のサユリストはもえただろうなぁ。 ラストのオチは、「やっぱり吉永小百合は誰のものでもないんだ」と、当時のサユリスト達を安堵させたに違いない。 というか、安堵させる為の無理矢理なオチだった気がする。 だって、相手のことを本当に好きだったら、すぐに結婚できないからとか、行き遅れるとかの理由で諦めはしないでしょうに。 でも、この作品って、結構参考になった部分もあったりする。 女性の心理を吉永小百合が一人語りするくだり。 これって、結構、女性心理をついているような気がして、真剣に聞き入ってしまった私です。 [映画館(邦画)] 7点(2021-06-21 21:13:41) |
656. 空中庭園
《ネタバレ》 「そんな事、言うもんじゃないよ、墓場まで持ってくんだよ」という婆さんの意見。 「何も隠し事はしない家族」という母親。 どちらが正しいのか、考えさせられる。 笑顔で表面上をとり繕ってはいたけど、急に壊れてしまったり。 家族を長いことやっていれば、起き得る事だなぁ、と。 だけど、やっぱり家族同士の愛情が一番大事。 例えば、誕生日を祝おうとする気持ちとか。 父親の行動には同意できない。 だが、家族にはそれぞれ色々あって、危ういバランスを保ちながら家族というものを何とか保っているんだ。 確かに、色々大変だけど、家族は大切だし、かけがえのないものだ。 そういうメッセージを強く感じた。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-21 20:53:31) |
657. 青の光線
《ネタバレ》 現代日本の生きづらさ、葛藤、苦悩、そして僅かばかりの希望。 とても親近感の湧く内容で、新大久保や百人町界隈でのロケを多用しているのも魅力的。 それはさておき、黒川芽以の脚がとにかく綺麗! どこか影のあるキャラも、見事にハマっている。 コンパクトにまとまっており、見て良かったと思える日本映画。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-21 08:20:23) |
658. 青い車
《ネタバレ》 麻生久美子と宮崎あおいの共演、これだけで見る価値あり。 ARATAが姉妹両方に手を出す展開。 そこは我慢しろよ、と言いたい。 麻生久美子はあっさり事故死。 その結末にはがっかり。 だけど画面に漂う映画的な雰囲気はとても好き。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-20 09:56:53) |
659. グロリア(1980)
ジーナ・ローランズにジョン・カサヴェテスの組み合わせとなると、観た後にどれがどれだか分からなくなる。 [ビデオ(字幕)] 5点(2021-06-19 14:59:12) |
660. ゴースト・ドッグ
“苦笑”という言葉がとても似合う作品。 ジャームッシュは大好きだが、本作は、まぁ普通かなぁ・・・ [DVD(字幕)] 6点(2021-06-19 14:58:34) |