681. ホネツギマン
《ネタバレ》 グロくて、馬鹿馬鹿しくて、でも、相当イケています。主人公は、昼は整体師だが、夜はリングに立つレスラー。コスチュームが人体模型図のかぶり物で強烈。話は、事件に巻き込まれ、家族を失った主人公の復讐劇で、いたってストレート。ま、パッケージに惹かれるものを感じた方が、レンタルで見る分には、十分に元が取れる怪作です。お薦め。僕は結構好きだなぁ。邦題がまったくこじつけだけど、グッド! [DVD(字幕)] 8点(2007-12-17 00:27:21) |
682. 椿三十郎(2007)
《ネタバレ》 良くできていたし、面白かった。とくに、役者陣がそれぞれ好演していた。でもね、僕は真っ赤な血しぶきが見たかった。最後の果たし合いは、カラーだったらどんな風になるんだろう、とオリジナルのファンは、誰もが思っていたはず。制作陣は、変に斜に構えず、その期待にまっすぐに応えて欲しかった。 [映画館(邦画)] 8点(2007-12-11 01:05:42) |
683. 続・猿の惑星
《ネタバレ》 まったくもってダメダメな続編なのだが、それなりのインパクトがあり、印象には残るという不思議な作品だ。チャールトン・ヘストンが前作に引き続き出演してくれたことで、一貫性が保たれ、大いに救われている。ダメさ加減の責任は主に監督のテッド・ポストにあると思うのだが。それにしても、このロー・コストにして手抜きバッド・エンドは、二度と同じ手は使えぬ空前絶後の一発芸といえよう。 [地上波(吹替)] 6点(2007-12-04 02:46:15)(良:1票) |
684. アイズ ワイド シャット
結論は納得。結論に至るまでの描き方は不満足。大きく期待したが、残念な作品。 巨匠の域に達した監督は、なぜか晩年に、ファンの期待を裏切る作品を作ってしまう。 [映画館(字幕)] 5点(2007-11-25 12:48:57) |
685. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 ジェイソンが恋人を失ってしまう展開に、驚愕した。涙、ちょちょぎれそうになったぞ。これで、作品全体に寂寥感が漂うようになった。前作の良さをうまく生かして、パワーアップされた上出来の続編。 [DVD(字幕)] 8点(2007-11-25 06:47:25) |
686. ボーン・アルティメイタム
面白かった。音楽がいいね。ぐっと、盛り上がる。全編、疾走感に満ちあふれている。ジェイソンは、手荷物がないようだが、パンツ替えているのかとか、クレジットカードを使えないだろうから、手持ち現金は足りているのかなど、いらぬ心配をしたですよ。極めてハイクオリティの、3部作に大満足。 [映画館(字幕)] 9点(2007-11-24 22:41:33) |
687. TAXi
《ネタバレ》 オープニングのスクーターは良かった。しかし、その後のストーリー展開はだるい。新感覚のカーチェイスには好感を覚えたが、もっとふんだんにやって欲しかったね。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-10 23:18:09) |
688. カッコーの巣の上で
ニコルソンの演技にやられました。 邦題の意味がわからず、長年疑問に思っていましたが、エピソード・小ネタ情報で判明し、合点がいきました。どうもありがとう。 [映画館(字幕)] 7点(2007-11-08 00:41:17) |
689. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 中谷美紀のスクワットにしびれました。 [DVD(邦画)] 7点(2007-11-05 22:20:34) |
690. ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2
《ネタバレ》 オヤジが一番強かった。やられる側のキャラが立っていないので、どの登場人物にも感情移入できないのが難点。それにしても、どうしてコッポラはこの映画に関わってしまったのだろう。それが一番の謎。 [DVD(吹替)] 5点(2007-11-04 22:36:25) |
691. キングダム/見えざる敵
《ネタバレ》 後半の銃撃戦は圧巻。前半の捜索シーンは退屈。意図したものだろうが、カメラの手ぶれが大きくて、見づらかったのが残念。結局、何の解決にもなっていないのだが、現実をドーンと突きつけられた重みがあった。 [映画館(字幕)] 7点(2007-11-01 23:26:52)(良:1票) |
692. 逃亡者(1993)
《ネタバレ》 テレビドラマ「逃亡者」最終回のカタルシスには及ばないものの、まずまず面白かった。難点は、ご都合主義で、予定調和的に進むストーリー展開。真犯人は何もそんなことしなくともいいじゃないか、と思いながら見てしまった。後は「片腕の男」の存在に重みがないこと。ハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズは文句なしに素晴らしかった。 [映画館(字幕)] 7点(2007-10-28 22:08:57) |
693. シェナンドー河
《ネタバレ》 幼少のみぎりに鑑賞した際はダダ泣きしてしまった覚えがある。ン十年ぶりに見たが、映画後半の強引ともいえる不幸な展開と、予定調和的に訪れるラストの救いは、脚本としてもうひとつかなと思われた。しかし、真面目に感動作を作ろうとしているスタンスは評価したいし、説教臭い映画の説教を、私はうんうんとうなずいて見るたちなので、やっぱり少しウルウルしてしまった。 [地上波(吹替)] 6点(2007-10-28 01:04:06) |
694. シンシナティ・キッド
マックイーンが実に格好良かった。スタッフ・キャストを今あらためて見てみると、すごい顔ぶれであることに気付く。名作。 [地上波(吹替)] 8点(2007-10-27 22:30:32) |
695. バルジ大作戦
私の中で「ヘスラー大佐=映画史上もっとも格好良いドイツ軍将校」です。 [地上波(吹替)] 8点(2007-10-27 22:21:50) |
696. ミスタア・ロバーツ
俺は不覚にもほろっときてしまった。戦争を舞台にしているが、実に身近に感じる事柄を上手に描いている。役者陣が実に素晴らしかった。 [地上波(吹替)] 8点(2007-10-22 23:12:53) |
697. ジェフ
《ネタバレ》 なにがびっくりしたかって、「ジェフ」がアラン・ドロンじゃなかったこと。はたしてジェフはどうなったのか? 筋立てはシンプルだが、謎めいていて、最後まで緊迫感があり、面白かった。主題曲もせつなく、心に残る。そして、アラン・ドロンが若く、美しい。 [地上波(吹替)] 7点(2007-10-22 22:27:28) |
698. 西部戦線異状なし(1930)
普遍的なテーマゆえ、時代を経ても色褪せることはない。映画館の席を立つひとりひとりが、何かをずっしりと心に持ち帰る映画。 [映画館(字幕)] 9点(2007-10-21 13:08:52)(良:1票) |
699. ハリケーン(1937)
幼少のころテレビで見て、えらく興奮したことを覚えている。当時それと認識していなかったが、ジョン・フォード監督作品ということに、改めて驚きを覚える。映像技術の進歩した今、出来映えに稚拙と感じる部分もあろうが、歴史的な価値は失せないだろう。 [地上波(吹替)] 7点(2007-10-21 12:54:15) |
700. ALWAYS 三丁目の夕日
渋谷のターミナルから、青山、赤坂をぬけて国会議事堂までチンチン電車に乗ったことを思い出した。確かに東京タワーは今よりも大きく高く見えたものだ。CGの技術で、ずいぶんと良いものを見せてくれる時代になったものだなと思う。しかし、映画の出来映えは、西岸良平の世界感とは異なる感じがして、ちょっと残念だった。それにしても、なぜ、「ALWAYS」とタイトルに横文字を持ってきたのだろう。この方が目を引き、興行成績が上がるとの判断なのだろうか。ちょっと、スカした感じがして、私は気に入らない。原作を尊重し、すっきり「三丁目の夕日」でよかろうに。近年、邦題のサブタイトルに横文字を入れる傾向が強まっていると感じる。ふりかえれば昭和の頃からずっと、日本人の根底に舶来至上主義が根強く存在するということだろうか。 [DVD(邦画)] 6点(2007-10-21 12:26:26) |