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なるせたろうさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 162
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20048/
ホームページ http://www.geocities.jp/narusetarou/index.html
年齢 61歳
自己紹介 『のんきと笑いは世界を救う!!』
救われて欲しいな、世界も、子供たちも。

今年のキャッチフレーズは、
『LOVE&のんき&PEACE』

優しい地球 残そう子どもたちに
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/pageall.html

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61.  インディア・ソング 《ネタバレ》 
私もこれ、学生時代に日仏学院で観ました。たしか、英語字幕だったような。「何もない空間」で有名な劇演出家のピーター・ブルックが監督した『雨のしのび逢い』をデュラスは気に入らなくて(私は大好きですが)、自らメガホンを取り、その出来栄えは、あのゴダールもたじろいだという逸話を持つ作品だけあって、多少覚悟してはいたんですが、これほどまでに過激とは! とにかく画面に映っている女(椅子に座っている)と男(女の斜めすぐ後ろに立っている)は全くしゃべることも動くこともなく、そこにただ会話らしきものがかぶさるだけ。まさか、このまま終わりまで行く気か?と思っていると、とんでもない! 突然仕掛けられるデュラスならではの”情念の発露”に驚愕し、魂を打ち砕かれる。もうあとは、彼女の思うつぼ、なすがまま。まるで呪縛されたかのように手に汗握って画面にじっと見入る私がそこにいたのであった。お尻痛かったけど。
10点(2003-11-05 16:16:14)
62.  情婦
ビリー・ワイルダーは優れたドラマ作家だとつくづく思う。本作も初見の際は、2転3転する展開に度肝を抜かれたものだ。しかし、2度3度観返していくと、なぜだか少しずつ飽きてくる。例えば、デートリッヒの「ストッキングが破けるのだけは我慢できない」というような台詞が出てくるが、それが台詞だけに終わっている。もし、本作の監督が、彼女主演で『天使』を撮ったルビッチや多くの主演作を残したスタンバーグならば、こんなおいしいシーンをいかに面白く観せるかに心を砕かずにはいられなかっただろう。隙のないストーリは却って見応えのある大胆な演出を阻害する。チャールズ・ロートン演ずる弁護士の台詞じゃないが、「あまりにも出来すぎている」のだ。たぶん。
7点(2003-10-25 17:37:24)(良:1票)
63.  座頭市物語 《ネタバレ》 
《まことに申し訳ないが、以下、クライマックスシーン完全ネタバレにつき、未見の方はご遠慮ください。》 勝新太郎が演じただけでも座頭市シリーズはTVも含めて数多くあるが、その頂点に君臨するのがこの第1作である。座頭市の凄腕はろうそくや天井に投げつけられた一文銭のエピソードなどによって既に存分に観ることが出来るが、やはり、素晴らしいとしか言い様がないのは、平手造酒を演ずる天知茂である。池で釣りをしながらの市との会話のとぼけた味わいや、胸を患い寺で臥せっているところに、市が出入りに助っ人に行ったと聞かされるやいなやガバッと跳ね起き、小僧が必死に止めるのも聞かず、押っ取り刀で駆けつけるその姿は、それだけでも涙なくしては、観れない! そして、小さな橋の上で市との対決。市は造酒を斬りたくないのに、造酒はそれを許さない(この時の彼の台詞がまた泣けるんよ!)。勝負はもちろん一瞬にして決する。市の背中に覆われて、斬られた造酒の姿は画面からは見えないが、ここで、「勝新、日本一!」と観客席から思わず掛け声が飛ぶ位の一世一代の名演によって、死に行く平手神酒の(決して見えない!)満足げな表情と心の友をこの手で斬った座頭市の深い深い悲しみが、描かれる。嗚呼
10点(2003-10-17 20:55:06)(良:1票)
64.  フレッシュ・ゴードン/SPACE WARS
これ、公開当時に私も観ました。もちろん、Hなところを期待して。もう、ほとんど覚えちゃいないけど、正直そっちはちょっと期待外れ。でも、「くだらねー」とかなんとか言いながら、翌日学校でロボットの真似(あそこがドリルになってる奴)とかして、女子生徒にあきれられちゃいましたよ。あとやっぱ、ロケットですかな。あの形が妙にリアルだったような。この歳で今観返したらどうなんでしょう。まあ、女房には・・・・・・(゚o゚C=(_ _;バキッ かもしれないですけど、「もう一度観てみたい懐かしのおバカ映画の部屋」に堂々殿堂入りとさせていただきます。
1点(2003-10-17 19:43:05)(笑:2票)
65.  幕末太陽傳
「こちとら、てめえひとりの了簡で生き抜いてきた男だ。首が飛んでも動いてみせまさあ。」という、主人公の台詞(たぶん、映画のオリジナルではない)があるが、この映画の雰囲気を見事に言い当てていると思う。『貸し間あり』や『特急にっぽん』など川島雄三作品の主人公を数多く演じたフランキー堺は、本作でもそうだが、全くじっとしていない。いつも落ちつきなく、ちょこまかちょこまかよく動く。まるで、立ち止まってしまうと二度と動けなくなるかのように。
10点(2003-10-16 19:38:50)(良:1票)
66.  スペースバンパイア 《ネタバレ》 
怖がりの私は、実はこの手のホラーが苦手なのだが、『鳥』でヒッチコックが、嫁姑問題を解決するために主人公の住む港町を鳥達に襲わせたように、本作では、一目惚れした女との愛を成就させるために、ロンドン中を火の海かつゾンビだらけにしてしまうという突拍子もない大胆な発想が気に入った。さらにラストでは、ジャン・コクトーの名作『美女と野獣』(ディズニーじゃあねえぞ!)に敬意を表するかのような演出には、思わず目頭が熱くなった。
9点(2003-10-16 17:30:02)
67.  予告された殺人の記録
フランチェスコ・ロージは、私の大のお気に入りの監督である。彼独特の、登場人物への感情移入をあくまでも拒絶した冷徹なまでの対象に対する距離の置き方と、それでいて長回しを安易に多用せず、シャープなカッティングによる小気味良い演出が大好きなのである。彼はまた、『シシリーの黒い霧』では地元マフィア、61年の『都会を動かす手』では右翼、70年の『総進撃』では軍部、72年の『黒い砂漠』では大資本、76年の『ローマに散る』では司法などと、常に社会《権力》の暗部に光を当て、そこに巣くう者達の存在を浮かび上がらせるといったことを一貫して行なってきた映画史上屈指の硬派な監督でもあった。ところが、79年の『エボリ』(原作は、カルロ・レーヴィ自らの体験を綴った『キリストはエボリに止りぬ』)では、今までの作風とはうって変わって、タビアーニ兄弟やエルマンノ・オルミの傑作群にも似た、レンズが捉えた対象全てをいとおしくもかけがえのないものとして描いて、彼の異色作にして最高傑作となった(と私は思っている)。その後、83年に『カルメン』、87年に本作と続くのだが、(私はファンであるが故に気づくのが遅かったのだが)映画監督フランチェスコ・ロージは、既にこの時、作家としては”死んでいた”のである。したがって、本作『予告された殺人の記録』は死んだ作家の抜け殻をただ見せられているに過ぎない。だから、彼のファンとして、(原作はノーベル賞作家マルケスの傑作なので一読をお勧めするが)本作は決してお勧めできない。 思えば『エボリ』のラストで、村を去る主人公の乗る車の後方のガラス越しに、別れを惜しむ子供らが追いかけてくる姿と共に、ポツポツと降り出した幾粒もの雨粒が捉えられていたのだが、それは主人公の涙であると同時に、監督フランチェスコ・ロージの惜別の涙でもあったのだ。「さらば、ロージ」
0点(2003-10-15 21:19:53)(良:2票)
68.  宇宙からのメッセージ
当時、「愉しめるかい。こんな『スター・ウォーズ』にちゃっかりあやかりましょうナ映画、金返せよな!」って友達と怒って帰った記憶がありますが、 今にして思えば、見どころがないわけじゃあ有りません。元"ビジンダー"の志穂美の悦ちゃんとか、"地獄大使"潮健児へのオマージュか?成田三樹夫の皇帝役とか、それなりに愉しもうと思えば...ってことで、この点数の部屋は、なるせたろうの『もう一度観てみたいかな? あの懐かしのおバカ映画』のコーナーと認定させていただきます。
1点(2003-10-15 21:12:16)
69.  仁義の墓場 《ネタバレ》 
確か、「大笑い 三十年の 馬鹿騒ぎ」という実在した主人公の辞世の句が話題になったような。とにかくコイツが現れるだけで、強面の893なお兄さん達が泡食って逃げ惑うのが可笑しいのだが、愛人(我が愛しの多岐川裕美嬢!)があまりにも可哀想で、ちょっと観ていてつらかったです。
6点(2003-10-15 21:04:19)
70.  柔らかい肌 《ネタバレ》 
《警告》この映画だけは、あなたの奥さんや恋人に決して観せてはいけない。何を隠そう、結婚したばかりの頃、私は隠しておいたこの映画のビデオを妻に見つけられてしまった。以来、公明正大・清廉潔白なのにも係わらず、私は事あるごとに妻から脅しを受けている(「私なら、ためらうことなく急所を打ち抜くね」)。だから、悪いことは言わない。ビデオを持ってる人は見つけられないうちに、直ちに消去せよ!
8点(2003-10-15 21:00:31)(笑:2票)
71.  浮草
小津自身のサイレント時代の作品『浮草物語』の忠実なリメイク。土砂降りの雨の中で軒下を挟んで罵りあう有名なシーンもオリジナルに出てくるが、何と言っても違うのは、撮影が宮川一夫で、総天然色!そこら辺に置いてあるビールの空きビンまでもが艶やかなのだ。
8点(2003-10-15 20:56:00)(良:2票)
72.  東京上空いらっしゃいませ 《ネタバレ》 
死を目前に控えがらも茫洋とした存在感を見せつける出門英と、突然、ミュージカルのように歌い踊り出す牧瀬里穂ちゃんのリリシズム溢れる姿・表情に涙できないというのなら、この映画を観るのは止した方がいい。
9点(2003-10-15 20:50:19)
73.  銀河鉄道の夜(1985) 《ネタバレ》 
むかし、東京の12chでは、故・淀川長治氏が新作映画を紹介する15分くらいの短い番組があった。その番組で、氏がこの映画を賞賛するのを見て、私はすぐさま劇場に駆けつけたのだ。だが、結果は失敗。『グリード』のレビューでも書いたとおり、淀川氏の「魂」のこもった解説を聞いてしまった後では、感動のイメージがあらかじめ頭に出来上がってしまって、肝心の本編を観ても、その魅力が半減してしまっていたのである。特に、クライマックスとなる、列車内でカムパネルラが突然居なくなったことにジョバンニが気づき、友の名を叫ぶ場面。その時、私はいたく後悔した、「またやってしまった!淀川さんの話は絶対観た後に聞くべきなのだ」と。
8点(2003-10-15 20:49:42)
74.  復活の日
ハンサム・ボーイ、ブラバス=草刈正雄の俳優開眼!   とりあえず、みどころは、彼の熱演だけだったような記憶が...
7点(2003-10-15 20:48:59)
75.  シェルタリング・スカイ 《ネタバレ》 
旅の途中でマルコビッチが正に息絶えようとしているその時に、カメラは一瞬小屋の外に出て「空(シェルタリング・スカイ)」を映し出す。その演出には唸ったが、その後の展開は、どちらかと言うと紀行映像で、ほとんど映画になっていなかったと思う。撮影監督のストラーロにおまかせで、あんた酒でも飲んでたんじゃないの?と邪推したくなるような弛緩した演出。「ベルドリッチよ、お前もか!」と思ってしまった作品。
6点(2003-10-15 20:46:02)
76.  ムーンウォーカー
これって、映画館では観たことないんですけど、ビデオ版だと最後におまけのように付いている黒人男性数人グループによるアカペラが実はとても(メチャクチャ)格好いいんですよ! なんて曲なのか、彼らがどんなグループなのか、今もってまるで知らないのですが、ホントこれだけでも観る価値はあると思いますよ。でも、本編は酷いです。したがって点数は、あくまでも彼らの名演にのみ捧げます。
6点(2003-10-15 20:43:23)
77.  二十四の瞳(1954)
今の若い人が観るとお涙頂戴な映画だと言われるかもしれないが、これは泣けます。特に、高峰秀子が自転車に乗ってる姿を延々と横移動で追ったカメラワークが、はっきり言って、私は大好きだあ。
9点(2003-10-15 20:40:18)
78.  バード(1988)
JAZZファンからは、バードの人物描写の物足りなさ(本人はもっと破天荒で楽天的だったのではないか)を批判され、イーストウッドのファンからは、演出にいつもの核心に満ちた大胆さが感じられないと批判された感のある本作だが、そのどちらのファンでもある私もうなずけるところが少なからずある。しかし、実在の人物が主役ではなく、かつイーストウッドが監督でなかったら、その評価はどうなっていただろうか? とはいうものの、その後彼が監修した、バードと同時代に活躍したJAZZピアニストの巨人セロニアス・モンクのドキュメンタリー映画『ストレート・ノー・チェイサー』は、文句のつけようのない素晴らしい作品だったからなあ。
7点(2003-10-15 20:33:46)
79.  大統領の陰謀
いかに事実に基づいているかはともかく、レッドフォードとホフマンは、きっとこの役がとても演じてみたかったのだろう。だから、タイプライターに向かって黙々と記事を書いたり、電話をかけながらメモを取ったりするなど、記者を演ずる彼らの仕草のひとつひとつがとても活き活きとして見えるのだ。というわけで、私が図書館で調べものをする時は、いつもこの映画の二人を思い起こしては、気合いを入れております。
8点(2003-10-15 20:28:58)
80.  オレゴン大森林/わが緑の大地 《ネタバレ》 
言うことなすこと確かに頑固一徹な人々の物語だが、ポール・ニューマンはきっとこういう人たちが好きなのだろう。仲間の一人が倒れてきた大木の下敷きになって、徐々に溺れ死んでいくまでの間に交わされるニューマンとの会話が滑稽で何とも切ない。
8点(2003-10-15 20:28:03)
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