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よし坊さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 230
性別 男性
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61.  祇園の姉妹(1936) 《ネタバレ》 
何とも堪えられない映画ですね。この時代の情景が見事に切り落とされ、尚且つ時代を経てもさほど変わらないであろう人間の内面にグッと迫っているのですから。丹念に作り上げられた作り手の気迫がジワ~ッと迫ってきます。流れゆく夜景を駆使した車中のシーンひとつとっても、当時のハリウッド映画にも無い拘りや工夫が感じ取れます。しかし70年以上も昔の日本映画ですが、レストランで“横文字のメニューが分からない”と工藤がおもちゃに任せるシーンを観ると“今の自分も大差ないな”と苦笑してしまいました。
[DVD(邦画)] 8点(2008-09-29 06:46:15)
62.  赤い河 《ネタバレ》 
とにかくダンソン(ジョン・ウェイン)が岩のようにゴツイ。肉体的にも精神的にもゴツイ。ドカッと座ってウイスキー飲むさまが決まりすぎです。もはや演じているというよりも、役柄からジョン・ウェインに引き寄せられているかのような境地。そして狂気とも言えるこの男の執念に引っ張られた(というよりも引きずられた)男たちのドラマ。“契約”という現代的な言葉と、その上下関係、信頼関係、窮地での処置。その全てに今の時代にも置き換えられるテーマが縦横無尽に張り巡らされている。意見を突っぱねられて服従するときの気持ち。ボスを追放した後の何とも言えぬ気持ち。モンゴメリー・クリフトも素晴らしい演技で立ち向かってます。
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-27 22:14:29)
63.  制服の処女(1931) 《ネタバレ》 
自分の古い映画、名作志向に関しては少なからず視野の狭さを自覚しているが、どうしても1930年代を中心とした映画が肌に合ってしまうことは、自分自身如何ともし難いと思ってもいる。そして本作のように時代も国や文化も、まったく異なる作品に酔いしれると、そういう思いは殊更に強くなってしまう。ましてやこの映画は、女しか出てこない、女の世界の物語なのだ。僕は日常から切り離され、この独特のトーン、世界観に好奇な目で引き付けられていく。そして絶対的な権力者が、一夜にしガラガラ・・・と失墜していく様を、鮮やかな演出とスリルを持って描かれるクライマックスの盛り上がりの中で堪能し、このような自分とかけ離れた“世界”の物語に、“人間”としての共感を覚えてしまう。更に少しでもこの“世紀の悪役”と言える校長先生の立場が頭を過るだけでも、鑑賞後の余韻をより格別なものへと変えていくように感じる。
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-20 21:18:20)
64.  スイート・チャリティ 《ネタバレ》 
オリジナルと比較して、悲劇のヒロインへの落され方に関しては本作の方が流れるように自然で納得できます。流石に単にミュージカル仕立てのリメイクだけに留まりませんね。特に本作のオスカーへは感情移入してしまいました。あのタイミングでのカミング・アウトと、続けざまにパーティーで目の当たりにしたことの違和感には、気持ちの動揺を抑える時間さえ無かったのではないでしょうか?よってそれまでと同じ相手の仕草や言動さえ違う色へと変えてしまっても仕方がないのかもしれません。まして違う男の名前の“TATOO”を見た日には、僕だとどんな精神状態になるのか想像もつきません。(いや、例え僕の名前であっても違う意味で嫌ですが)逆にチャリティに関しては、もっと段階を踏んでうまく話していけばハッピーエンドも可能だったのではないかと思われてなりません。純真な心は分かるのですが、やっぱり空気読めてないですよ。とはいえ本作の見どころは、何といってもミュージカル・シーンで、構成、振り付けが素晴らしいです。ところどころサイケデリックな時代を反映していますが全く古くないどころか、最高にクール。パフォーマンスも映像も音楽も完璧じゃないですか!シャーリー・マクレーンの女優としてのポテンシャルの高さが如何なく発揮された作品だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-24 16:57:44)
65.  鴛鴦歌合戦 《ネタバレ》 
この戦前の日本が作り上げたオペレッタ!音楽にのって矢継ぎ早に繰り出される数々の楽曲、うた、台詞に正直圧倒されます。楽曲のクオリティや、うたの巧い下手なんてこの際関係ないっす。この猛烈な迫力に圧倒され、ただただ楽しい気分で満たされますねー!常に画面の後方で家来や誰かしらが大勢でリズム取ってる、この不自然な感も本当に楽しい。そしてエンディング、“娘あっぱれ~”から歌い継がれて(タンタンタタンの太鼓がカッコイイ!)カメラが空へ移行し歌が終わる、そっから空にパッと傘が開いて“うかれて しゃなりと~”のコーラスが始まった瞬間は全身の鳥肌が立ちました。それにしても、やっぱりお春さんは最高ですよね。
[DVD(邦画)] 8点(2008-08-23 10:27:28)(良:1票)
66.  桃色(ピンク)の店 《ネタバレ》 
大人向けクリスマス映画の決定版!敢えてこう書くと確かに誤解を招きそうな、この邦題は最悪のミステイク。↓(sayzinさん)レヴューや、おそらく多くの方々が思っておられるように、この映画に関しては原題の直訳がベストの選択だったと思います。日本で洋画を鑑賞し、後世に伝えていく為の邦題の重要性を考えると本当に残念。それにしても、この小さな店での心温まるドラマは本当に気持ちのいい出来栄えですね。主役二人ももちろんいいですが(特に口喧嘩の場面はサラヴァン巧すぎです)配役で一番印象深いのが、脇役のペロヴィッチ、次いでペピ。そしてボスもいい味だしてます。(女店員二人は印象が薄く、逆に顔も声も一度も出てこないボス夫人の方が印象深いのも面白い)そしてラストで店員を食事に誘う場面のボスの“いじらしさ”に胸が詰まる思いでしたし、新入りの少年と意気投合してタクシーを呼ぶ場面、あの嬉しさが爆発した一瞬のスピード感が僕にとっては最高潮でした。  
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-05 06:05:32)
67.  望郷(1937) 《ネタバレ》 
以前、一度鑑賞した時は(古臭いメロドラマ)くらいに思っていて、今回あらためて鑑賞したのですが、ちょっと参りましたね。ペペ(ギャバン)はカスバを逃れられない現実を受け止めながらも、日々パリへの“望郷”が募る。そんな中「風景までもパリに変えてしまう女」ギャビーと出会ってしまった。そのペペの心情が、多彩な配役との裏切りや嫉妬を交えて、映画全編に渡って余すことなく伝わってきます。ラストシーンの汽笛にかき消された叫び、この瞬間のペペの絶望の深さは、発作的にかもしれませんが自ら命を絶たんとしたことをも必然と思わせるほどの名場面ですね。それにしてもペペはレジスの“匂い”を最初から嗅ぎ分けたのに、何故スリマンを受け入れていたのだろうか?おそらくスリマンも密かにギャビーに思いを寄せてしまった故に、たまらなくなって罠をはったのだろう。と、思い巡らせてしまいます。様々な嫉妬が絡み合って、あのラストへと疾走していく(骨太なメロドラマ)だなと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-08-02 12:52:25)
68.  マタ・ハリ(1931) 《ネタバレ》 
グレタ・ガルボってこれぞ「伝説の女優」ってイメージなのですが、この映画のガルボにはヤラレましたね!実在したマタ・ハリも憶測だらけで神秘的な感じですが、それ以上にガルボが演じるための『マタ・ハリ』だと思いますね、この作品は。それに映画の出来栄えも相当いいな、と思います。マタ・ハリ(ガルボ)がロザノフ中尉(ラモン・ノヴァロ)を初めて部屋まで送らせた夜、別れ際にカーテンを全部閉めずにおくのですが、そこで(アレッ)と思います。そんで翌朝にロザノフ中尉が浮かれに浮かれきってやって来る、ここで(ははぁ~ん)と思います。それを冷たくあしらうガルボのガウンが肌蹴て胸が出そうな感じのとことか、こういう意味深なシーンの流れとかがとても楽しめるんです。ガルボ目当てで観ても充分値打ちがありますが、それだけではなく非常に観応えのある映画だなと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-27 00:56:03)
69.  旅路の果て 《ネタバレ》 
遥か70年も昔に作られた、この地味なフランス映画に詰め込まれた豊潤な味わいを何と伝えればいいのでしょう?サンクレール、カブリサード、そしてマルニー。この三老俳優の人生そのものを描き出したかのような表情や語り口、ひっくるめて書くと演出や演技力なんでしょうけど、それぞれに、そのように生きてきたようにしか見えないんです。それに例えば老人ホームにサンクレールが初めて来たときの老女優たちの目の輝きだけで、これがどういう男だったのか察しがつくとか、または僕はフランス語がまったく解りませんが、全ての俳優の言葉(発音)がくっきりと耳に入ってくるとか、演劇的な発見がいろいろと楽しめます。でもこの時代だからこそかもしれませんが、生き抜いた男と生き抜いた女を比較すると女のほうが肝が据わってるような気がしますね。単に能天気なだけでは無いなとな思いました。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-15 16:03:51)
70.  カビリアの夜 《ネタバレ》 
この映画は、どうしても普通にハッピーエンドではないと分かって鑑賞してしまいます。だからカビリアが喜々として家財を整理しているシーンあたりでも幸せそうに見えず、嫌な胸騒ぎを感じるのです。そして持参金を持って喜び勇んで現われたカビリアに対し、オスカーの曇った表情と流れ落ちる汗が不幸な結末を観る側に確信させ、後はどんな不幸な終わり方になるのかという絶望へと誘われていくのみ!と諦めつつ鑑賞してしまいます。ただし鑑賞後、逆にこれは何という後味のいい映画なんだろうと思わせるのです。それはやはり特筆すべきラストシーンが本当に素晴らしいからで、純粋なこの魂一つ、この魂のみが希望への道しるべと謳いあげます。何とも力強い生きる力と喜びさえ感じてしまいます。それにしても、この映画もジュリエッタ・マシーナだからここまでの傑作になったと思えるほど、圧倒的な表現力でした。
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-08 11:24:40)
71.  僕の彼女を紹介します 《ネタバレ》 
主役が魅力的で、しかもその魅力を充分に引き出すことに成功すれば、ただそれだけでも映画がこんなにも面白くなってしまうんやなーってスゴイ感じました。 細かいことあげ出したらきりが無いのは確かやけど、それでもあの前作につながっていくラストには何ともたまらない感慨があるんです。 そんでチョン・ビション。いやヨ・ギョンジン。つーか、いやその、実在するんです。 いや妄想とちゃうんです、ほんまにいるんです。『猟奇的~』と本作はとても客観的にはコメント出来ない。それだけ「彼女」が輝いてるんです。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-12-16 23:39:56)
72.  上流社会
配役が贅沢、楽曲が贅沢、パフォーマンスが贅沢、グレース・ケリーが贅沢、 もうそれだけで何度でも観返したくなる、まさにハイ・ソサエティーな一品。 サッチモとのデュエットでただ両腕を横に伸ばしたくらいのビング・クロスビー のステージが何でこんなにも様になるのか?なんでグレース・ケリーはこんなに も品があるのに、そこに妖艶な色気を並び立たせてしまえるのか? 軽い感じで観られるのに、めちゃくちゃ手応えのある作品です。 それにしても、1950年代って何という時代なんだろうか。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-07 22:59:03)
73.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
純粋であり、大人であり、崖っぷちの本当に魅力的な二人の女子プロレスラーが貧乏、苦労の中でも健気やったもんやからタイトルマッチの入場シーン、あのたっぷり時間をかけた演出と超ド派手な衣装、やはり女性だからこそ、あの入場シーンこそがクライマックスに思えた。 何という感慨、'50年代のMGMミュージカルを観ているかのような陶酔、ぐちゃぐちゃとした色んなモンが一気に浄化されていくかのような素晴らいあの入場シーン。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-21 22:53:46)
74.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 
確か昔に観た筈なんやけど、所々懐かしいような感じもしたけど、おそらく今回初見です。やはり予想どおり大感動してしまった。とにかくアメリカ臭バシバシなんやけど、子供が人種差別とかシカトとかわがままとか全部子供らしくって、基本的に日本も同じやと思えました。そんでウォルター・マッソーもええし、テイタム・オニールなんか子供やけどセクシー、あのレオタードが一番いけてへんかったくらいで他全部サイコーやった。そやけどやっぱりMVPは悪ガキ、ケリー。あの髪型とグラサン、女の子を誘うコンサートがストーンズ(ここらの感覚と土壌は日本の子供は敵わん)チームワークとか描いてる映画やけど、集団の中で突出してる奴は絶対にこんなタイプだと見せ付けられる。補欠の子がフェンス際の大ファインプレーをした瞬間と同じくらい、ケリーが監督の指示に躊躇し始めたシーンが胸をうった。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-06-27 00:42:19)
75.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 
ヘンリー・フォンダが妻に託したその手とは?とにかく凄い緊張感の持続と駆け引き、鑑賞中に次の展開や結末が頭の中で次から次へと湧いては却下してみたり、退屈という言葉がひとかけらも無い面白さ。こんな女がいるのか・・・、僕もそりゃ、グッと来ましたよ。結婚式から逃げさせられた青年、ジェイソン・ロバーズが彼に語った言葉も良けりゃ、逃げ去った青年も正解。彼らに真実を知る必要も無い。世の中そうやって廻って、人は成長するのかなってことまで考えてしまいました。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-06-23 19:43:42)
76.  ウェールズの山 《ネタバレ》 
なんかお相撲の新弟子検査で身長が足りない人が、頭にシリコン埋めて合格した話に似てるが、そこまで切実でも無いような、どうでもいい話のような気が・・・。英国人測量士の "山でも丘でもどちでもええやん、この素晴らしい景観は変わりまへんで" そうそうホンマにどっちでもええやん。 そやけど何なんやろ、この感動は?何で俺泣いてんねやろ?牧師さんは別に何回も山登らんでも充分カッコええよ、恐怖を克服したジョニーに、そないみんなで、そないみんなで拍手贈らんかてええよ。ホンマこの作品を観て、つくづく自分の涙腺というか感動のツボを改めて思い知りました。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-27 10:23:38)
77.  ヘッドライト 《ネタバレ》 
霧と暴風雨にさらされた果てし無きトラックの長距離輸送、度重なるエンジンの故障と睡魔との闘い、その哀愁を帯びた見事な映像。自分もトラックの運転席に座っているかのようあ錯覚に陥り、あの狭い空間での振動を感じて気持ちを共感せざるを得ない程に切なくなってくる。空しく切実なジャンの日々、そしてくたびれた妻と軽薄な娘と、傷ついた仔猫のような薄幸の女クロ、この三人の女の描き分け。安らぎを求めるジャン、しかし家畜を乗せた500kmの逃避行で、全く笑わず、傷つき憔悴しきったクロを乗せハンドルを握り、ただひたすらトラックを走らせるジャンの心情。容態が悪化したクロの為に停車した田舎道のあの映像、真っ暗で静かな景観にただ家畜の鳴き声だけが響く、このやるせなさ、このどうしようも無さが胸を打つ。  
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-23 06:16:36)(良:2票)
78.  アラビアのロレンス 《ネタバレ》 
何人かの方が書かれていますが、蜃気楼のように浮かび上がり、徐々に姿を現すアリ登場シーンの素晴らしさに完璧に引き付けられた後、砂漠・戦場・人間の狂気、襲って来る何という無力感。史上最大級の娯楽を目の当たりにし、その厳しさに呆然となる。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-13 10:43:44)
79.  知りすぎていた男 《ネタバレ》 
実際観るまで "ケ・セラ・セラ" は単なる挿入曲だと勝手に思っていたので、この曲の扱い方、使われ方にヤラレてしまいました。ドリス・デイいいですよね。それにしても、この時代のヒッチコック監督のカラー作品のテンポと言おうか、ヌケと言おうか、じらし様と言おうか、おそらく全部なんでしょうけど、好きなんで。もうこればっかりは、どうしようもないんです。ただこの作品は邦題が損してる(原題からして仕方ないけど)でもなんかこの邦題じゃ物足りない。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-01 21:51:34)
80.  アメリカン・グラフィティ
めっちゃ好きです。仲間との最後の一夜を過ごす主役4人の悶々とした感情、そしてローリー、デビー、キャロルといった女性陣のそれぞれの個性、すべて巧く詰め込んでウルフマンが繋いだオールディーズ。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-01 11:32:49)
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