61. 孤狼の血
大上の後戻り出来ないタイトロープ感がビシビシ伝わってきますが、どなたかがレビューされていたように原作にない蛇足部分(放火や取調中の女とのシーン)は確かにリアリティー半減ですね。 江口氏、竹野内氏等に比べてド迫力の主人公、彼が出ない続編は残念ですが次作を期待したくなる面白さでした。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-10-05 12:23:24) |
62. 悪い種子
《ネタバレ》 なんとショッキングな結末かと思ったら…オマケのような展開がくっついていた。 本編終了後に「ご覧頂いた作品は驚くべき結末が見どころです。くれぐれも最後のヤマ場を口外なさいませんように」のようなメッセージが示されます。 当時のハリウッドの自主規制条項とかで、原作での皮肉なラストに続く蛇足のようなヤマ場と癒やし?のキャストの紹介… 確かにマイルドにはなっていますが個人的にはちょっと…でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-01 21:06:43) |
63. 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
まどか☆マギカや千と千尋みたいな世界観に比べるとちょっと物足りさを感じてしまいますが、このストレートすぎる感情表現にハマってしまうんでしょうか… コロナ禍の特殊な環境下とはいえ国内でのブームや世界的なヒットにはビックリですが、もっとシリアスな分野でこういう現象が起きたらちょっと…という気にさせられる映画でした。 [地上波(邦画)] 6点(2021-10-01 00:18:37) |
64. キネマの神様
《ネタバレ》 二人で一役の「ゴウ」に「淑子」に「テラシン」、洋次郎→稔侍がギャップなく一番自然でした。 心に刺さるのは原作の方が優っていましたが、「歩」のセリフにグッときたり東村山音頭にウッとなったり、卒寿を迎えられた偉大な監督には人生100年時代の昨今更なる新作を期待しちゃいます。 いい味が出ているジュリーには申し訳ないですがやっぱり志村けんバージョンが観たかったのと、個人的には思わず感情移入してしまう寺島しのぶが一番光っていました。 [映画館(邦画)] 7点(2021-09-28 16:11:26) |
65. アンダーグラウンド(1995)
「一見不味そうだけど噛み締めると旨味成分がジワジワっと…」みたいな作品でした。 宗教、言葉、民族がバラバラでとりあえずまとまっていた今はなきユーゴ、7つの国への分裂はなるべくしてなったんですね… [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-26 16:52:55) |
66. ゾンビ/ディレクターズカット完全版
「この期に及んでどうしてそんな事するかなぁ」みたいな行動に明け暮れる4人、確かにショッピングモールでのワクワク感は理解できますが… グダグダな展開にも関わらずついつい欲望と楽天丸出しの人間臭さに引き込まれてしまいます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-20 17:47:42) |
67. ドリームガールズ(2006)
てっきりダイアナ・ロスのモデルはジェニファー・ハドソンかと思ってましたがビヨンセでしたか(綺麗ですね)・・・ ストーリーはかなり脚色されているようですが、どうしようもない人間関係のゴタゴタ感は伝わってきました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-18 23:17:57) |
68. 汚名
諜報活動ってこんなに稚拙なの?と思わせるような粗っぽさでしたが、終戦間もない頃だとこんなもんですか… イマイチロマンスの機微が伝わってきませんが、終盤の展開にサスペンスの巨匠を感じ取りました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-09-05 20:49:58) |
69. 運び屋
実話ベースや実の父娘共演にしては無理やり感のある家族ストーリーでしたが、流石イーストウッド、老いぼれ演技はお見事。 88歳の制作・監督・主演作品に敬意を表します。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-03 15:47:48) |
70. シンドラーのリスト
既にナチスの敗戦を確信していたかのようなシンドラー、SSからの不信の目をすり抜けていく言動にしたたかなパワーを感じます。 見るに堪えない映像の連続に極限状態での人間の本質が心に痛く突き刺さります。 もしこの戦争がドイツの勝利だったとしたらこれらの忌まわしい史実は闇に葬り去られていたんでしょうね。 ヒロシマ・ナガサキへの核使用は戦争の早期終結で多くの命を救ったなんていう勝者の言い訳が詭弁となる日を切に願います。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-08-11 20:33:59) |
71. 戦場(1949)
使い捨ての駒のような末端の兵士の生き様が伝わってきます。 歴史は繰り返さない事を願いますが、核だけではなくサイバー、宇宙、細菌、AIなどが絡んだ戦争が思い起こされるこれからの時代を考えるとノスタルジーさえ感じてしまう作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-10 20:13:24) |
72. ラ・ラ・ランド
もう一つのタラレバの過去と現実、ラストはちょっぴり切ないですね。 でも、もし初めての出会いが完全無視ではなくキスだったとしても、彼らの価値観では同じような運命が待っていたのでは? [地上波(吹替)] 6点(2021-07-22 22:49:40) |
73. 七つの会議
八角の謎めいたキャラに結構引き込まれますが、後半の展開がイマイチ。 最後までクールでカッコいい主人公に期待したんだけど・・・ [地上波(邦画)] 6点(2021-07-21 21:57:17) |
74. ボヘミアン・ラプソディ
クイーン愛に満ちた彼らのことをよくご存じの方にはこれで十分なのでしょうが何か大事な事が抜けているような違和感のあるストーリーでした。 とりあえず仲間割れが解消できてメデタシメデタシ [地上波(吹替)] 6点(2021-06-06 11:37:38) |
75. 日日是好日
お茶・・・とても面倒くさそーですが確かに安らぎます。 傷心を克服するには居場所のような「道」が必要なんでしょうね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-02-04 23:22:44) |
76. ベン・イズ・バック
《ネタバレ》 施設で薬物依存治療中の息子がクリスマスイブに突然帰ってきたのは自分の言動が発端ではと自省する母親。 それなのに後先考えずに家族にも嘘を付きまくってサスペンスドラマ顔負けの行動に出てしまう息子依存症お母さん。 作中に何度も飛び出す「すべてうまくいくから大丈夫、子供はもう寝なさい」がぴったりの映画でした。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2021-01-28 19:56:10) |
77. マチルダ(1996)
メチャクチャな人物とまともな人のギャップが酷い→お子様向けにしてはブラック過ぎる表現満載→サスペンスもミステリーもあって飽きさせないような配慮?→知らず知らずのうちにギャップが埋まっていく・・・の100分間でした。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2021-01-27 20:40:19) |
78. 天気の子
かなり粗っぽいストーリーですが、都内の背景画とマッチしていていい感じでした。 ただ今の社会規範や人物描写に作者のメッセージを無理矢理ねじ込んでいるようでちょっと違和感が残ります。単に自分の感性とのギャップなんでしょうが。 [地上波(邦画)] 6点(2021-01-24 11:40:06) |
79. 落下の王国
ファンタジーの物語はいいとしてイマイチ深みの感じられない現実世界のストーリーでしたが、世界遺産の映像美、強烈な衣装デザイン、そして少女のピュアな表情に知らず知らずのうちに引き込まれます。 エンディングであの有名なカットされたキスシーンの連続が頭をよぎりますが、不思議なワクワク感に思わず二度見してしまいました。 [地上波(字幕)] 8点(2021-01-21 22:15:59) |
80. 80日間世界一周
65年も前の作品ですか、その時に観ていたら間違いなく+2~3点でしょうね。 世界一周の訪問国、今だったら各国からクレームが入りそうな描き方ですが、とりあえず日本が含まれていて良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-16 22:51:35) |