821. 毎日が夏休み
まず、佐伯日菜子のしゃべり方はなんとかならんもんでしょうか。慣れたらさほど気にならなかったものの、最初はなんじゃあこりゃあ状態でした。佐野史郎も暗い。頼みは風吹ジュン(若!)のみであったが、彼女も不幸のどん底へ落ちていくかのごとく、周りを気にしてどんどん落ちていく。途中はだめだなあコレと思いながら見ていた。爽やかコメディものと思ったら、ぜんぜんスッキリ爽快じゃないじゃない。でも、最後はうまくまとまっていて、ほっとしました。皆さんおっしゃっているように、ところどころでいい味出している映画です。でも、私には一度見れば充分でした。 4点(2004-08-16 13:51:36) |
822. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 言わずと知れた娯楽大作!SFの要素のみならず、ファンタジー、アクション、サスベンス、ドラマなどありとあらゆるジャンルが漏り込まれたシリーズで、子供のときからよく見ていました。 いま見ると良くも悪くも80年代の少年向きで娯楽性が高すぎる気がします。ラストらへんの話ができすぎなところもちょっと気になりますが、マーティンとドクという主要人物のキャラクターが立っており、マクフライ父親の勇気も力をもらえるのでやっぱり素直にいい作品です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-08-15 23:22:25) |
823. A.I.
悪いとも良いともいえない、中間の点数評価。とにかく映像は近未来の映画という感じで、全編にわたって丁寧に作りこまれた映画だと感じた。ただし、ストーリーには多少無理があり、また見たいと思わせてくれるような出来ではなかったのが残念。人間であれ何であれ、愛や嫉妬に狂ったものほど怖いものはない。最後はちょっとほっとする。 5点(2004-08-10 18:09:47) |
824. マトリックス リローデッド
アクションは前作を越えるほどの出来。100人組み手のシーンは何度見直してしまったことか・・・。しかし、最後が??。終わりよければ、すべてよしなのに・・・。 6点(2004-08-06 21:32:12) |
825. マトリックス
最初観たときはやはり衝撃が走りました。しかし、難解です。途中はグロいし。 6点(2004-08-06 21:30:31) |
826. ルパン三世 盗まれたルパン ~コピーキャットは真夏の蝶~<TVM>
最近の作品の中では思ったより面白かった。久しぶりにルパン三世を見なおした感じ。ルパンが盗まれてしまうという奇抜な発想から始まって、ルパンコレクション等秘密がぎっしりで楽しませてくれる。やはりあの名作「カリオストロの城」には及ばないものの、出来としては良いと思う。「コワイのは死ぬことなんかじゃない、人生が退屈なことさ」という台詞もまたよい。 6点(2004-08-03 21:30:04) |
827. シックス・センス
《ネタバレ》 全体的な感想は可もなく不可もなくといったところ。ホラーはあんまり好きではないが、泣かせる話もあったりしてちょびっと感動。 でもなあ、無理があるよ、あのオチは。期待しすぎたせいか、また見たいとは思わなかった。ただ、ラストのオチへの伏線を再確認するために、完全版のDVDを見るのもまた一興かと。 (2020.5再鑑賞。私の好きなアンブレイカブルに共通する監督の雰囲気は同じで、静かでセリフも抑揚がない。主人公が正義に目覚めて生きる目的を発見するのも同じだが、こちらは盛り上がりに欠けるうえにホラーシーンも出てきて趣味が悪い。ラストに向けてポジティブな方向へ収束していくのはさすがの手腕だけど、ホラー好きじゃないかぎりおすすめしません。) [地上波(字幕)] 5点(2004-07-31 17:32:31) |
828. チャーリーズ・エンジェル(2000)
アクションは他のへなちょこ映画と比べると特筆すべきものがある。頭を空っぽにして、気分転換にみるとすっきりとしていいかもしれない。ただし、点数は高いけれど、一度見たら十分という作品。お色気だけでは、世界を制することは出来ない。 [ビデオ(吹替)] 6点(2004-07-31 11:07:32) |
829. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
たしかにキャストや全体の雰囲気は悪くないんだが、ひとつひとつのエピソードやストーリーの展開がよくわからず、退屈で仕方がない。 「生きるってことは、大変だ」という台詞が身に染みるような、内向きな姿勢もまた消化不良だけれど、名作の雰囲気はある。もっと大人になれば魅力が分かってくると信じたい。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2004-07-30 23:08:11) |
830. 12人の優しい日本人
思ったより面白かった。日本が陪審制度を導入したらこんな風になるんだというのがよく分かる。最後までおどおどして自分の意見を言わない人とかありがち。やはり日本人には、陪審員制度より裁判員制度のほうが合っているのがよく分かる。 二転三転するストーリーもよく出来ていて面白い。 (2020年9月再鑑賞。7点→8点へアップ。) やはり面白い。改めてみると、ものすごくよく出来た脚本なのが分かる。それを演じる俳優さんたちの演技も、演技と感じられないほどの出来栄え。こういうのってすごく難しいことなんだけど、この作品では見事にこなしていて素晴らしい。 各キャラクターはいささか誇張されすぎているが、日本人の特徴をよくぞ描いており感心させられる。人の意見を聞く→自分の意見を言う→妥協点を見出して解決に導くという大事な、しかし当たり前の訓練を、学校や社会で学んでこなかったツケの象徴のような人々が出てくる。対話拒否やらメンツやらでぐちゃぐちゃになってしまうところを、奇跡的にうまくまとめている。しかも笑えるコメディー要素もふんだんに出てくる。傑作。 [地上波(邦画)] 8点(2004-07-29 22:56:43) |
831. カリブ・愛のシンフォニー
こういう映画は嫌いじゃないですね。実際にメキシコへ行った気分になります。夢があって、途中で挿入される松田聖子の歌もなかなかいいじゃありませんか。スペイン語勉強中の人には勉強にもなるし。しかーし。↓の方も仰っているように、ラストは何とかならんもんでしょうか。後味悪。峰竜太と嫌味な外国人女性は余分な気がしますね。主人公二人の愛をもっと深く追ったほうが良かった。そうはいっても、婚約中の二人、見せつけてくれますね。 6点(2004-07-29 11:03:13) |
832. 父の祈りを
《ネタバレ》 ものすごく出来はいい作品。しかし、15年という重さを受け止められるかというと、それもまた難しい。「ショーシャンクの空へ」と似たような展開だと思ったけれど、最後になってやっと冤罪が晴れるなんてね。救われない。重い気分になるだけ。自分が理想とする映画は、何度も見られて、気分がすっきりする映画なんで、こういう映画はどうしても点数が低くなってしまう。でも、6点以下にすることはできない。それほどリアリティに満ちている。演技が迫真に迫っている。実話がベースなんだよね、これ。自分としては、燃やした紙が舞うシーンよりも、テープを引きちぎって人格が壊れるシーンが頭に焼き付いている。 6点(2004-07-28 00:19:28)(良:1票) |
833. 遠い夜明け
一度は見て欲しい、素晴らしい映画。重くて長いが、出来としてはかなり良い。こんなに時間が経つのが遅い映画も珍しい。皆さん書かれているように、南アフリカの実話を題材にした映画で、出てくる登場人物達(特に若き黒人運動家ビコ)が人間として魅力的。長すぎる嫌いがないでもないが、こういう良質な社会派映画もあっていいと思う。ただし、どうでもいいが、DVDで出る警告画面が長すぎ。 7点(2004-07-26 11:03:29) |
834. ピンポン
独特の世界観が良い。それぞれのキャラクターの青春が描かれていて引き込まれる。スマイル役のARATAなど配役も素晴らしく、それを引き立てるテクノ系の音楽も心地よい。原作のセリフがそのまま使われていてニヤッとする。欲を言えば、 竹中直人のしつこさがちょっと鼻に付くかなぁ。 [ビデオ(邦画)] 8点(2004-07-21 21:55:26) |
835. Coo/遠い海から来たクー
かなりつまらん。いわゆる癒し系かと思って見たのが間違いの元だった。中身は、どうでもいいようなシリアスな展開ばかり。原作を読んでいないので、題材自体がダメなのかよく分からないが、この映画はたぶんもう二度と見ないだろう。 3点(2004-07-21 16:18:25) |
836. レインマン
期待していただけに、残念。面白くないし、何も考えさせられることもなかった。チャーリーは、ガールフレンドとの喧嘩の時点で、観客を敵に回すようなイヤな奴だと思ったし、レイモンドにもイライラされっぱなし。チャーリーが次第に心を開いていく具合はまあまあだったし、1年間役作りに励んだダスティン・ホフマンの演技力も認めるけれど、また見たいと思わせてくれる映画には程遠かった。残念。 3点(2004-07-21 09:55:20)(良:1票) |
837. マイ・フレンド・フォーエバー
《ネタバレ》 この映画の良さは、デクスターの母親リンダの存在が大きい。愛情を持ち、勇気を忘れない彼女が良い。男性医者もいい。 正論を言うと、エリックたちの行動は無謀。「独善的で危なっかしい行動」って、このぐらいの歳の男の子の専売特権だけど、結果的に誰も得していない。まあこういうバカなことをいくつもして、初めて健全な大人になっていくもんですが。 「僕は急いで大人になろうとしていた」ってキャッチコピーはいい。 ビデオ版の人気ジャニーズの吹替え版はひどい出来、それだけに多くの人の思いが実ってDVD化されたのは感慨深い。 (2023.9再鑑賞)8点→7点 エイズ少年との友情を描いたストーリー。 淡々と進む雰囲気は悪くないが、ユーモアを感じさせるエピソードが少ない。 中盤のニューオリンズ旅篇はちょっと痛々しすぎて感心できない。 終盤病院での描き方は、なかなか魅力が詰まっている。 [ビデオ(吹替)] 8点(2004-07-20 22:08:54) |
838. スナッチ
はっきりいって、これは自分の嫌いなジャンル。やたらと銃が出てきて、むやみやたらと打ちまくり、豚に死体食わすとかゲテ趣味きまわりない。内容も、登場人物が多くて、話がいったり来たりするものだから何が何だかさっぱり分からないし。テンポの良さと話の落ちに2点献上。2回見ないと理解できない映画なんて、見たくないっす。 2点(2004-07-20 21:03:26) |
839. サウンド・オブ・ミュージック
ガキの頃授業で見たけど、その時は音楽ばっかりで何が面白いんだろうみたいな感じしかなかった。しかし、この風景の美しさ、ストーリー展開。さすがに名作といわれるだけのことはある。ミュージカル映画としては最高傑作だろう。曲もすべて違和感がなく挿入されている。しかし、長い。最初から最後まで見つづけるのは根気が要る。最近のテンポいい映画を見つづけてきたせいかもしれない。とはいっても、ほとんどけちのつけようのない、素晴らしい映画であることは間違いない。マリアの前向きな性格も素晴らしい。 7点(2004-07-20 11:39:24) |
840. いとこのビニー
46【きょうか】さん、43【きりひと】さんの意見とまったく同じですね。最後は笑えて爽快でした。6点と7点の間といったところでしょうか。 6点(2004-07-18 22:55:17) |