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映画小僧さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 313
性別 男性
年齢 63歳
自己紹介 映画は生もの。リアルタイムで見るのが一番だけど、古い名画はどうしようもない。TVでしか観れないのなら、電気を消して電話を切って、誰も来ない夜に、なるべく劇場と同じシチュエーションで見るように努めています。(お酒を飲みながらはありますが)観る側、つまり自分も生ものですので、その時の体調、精神状態では見方も変わります。B級がA級に見えたり、恋愛映画がアクション映画に見えたり、でもそれはそれで面白いと思います。
と、勝手な事をのたまう40才の映画好きな親父です。

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81.  ストリート・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 
この映画の音楽にやられました。どの楽曲も素晴らしく、サントラも購入。特に、最後にダイアン・レインがステージで唄うところは劇場で鳥肌が立ちました。物語的には、その昔日本映画であった「流れ者」のような展開で、マイケル・パレが小林旭に見えたり、見えなかったり。無国籍風になっている作りも同じですね。でも、単純だからこそ、見やすかったことも事実です。カッコイイ!だけを成立させようとした作品ですが、今見ても音楽の良さは変わらず、心が震えます。
7点(2004-04-24 13:06:36)
82.  ニューヨーク東8番街の奇跡 《ネタバレ》 
メルヘンという言葉がぴったりですね。小さな小さな宇宙船の設定自体から「夢」のような物語を感じます。立ち退きを迫られた古いアパートを、そしてそこに住む人々を、救うお話は、まさに古き良きアメリカ映画が持っていた助け合い、ヒューマニズムそのもの。それを特撮を使い宇宙船という外の星からのお客様として描く所に、現代という時代性をうまく活かしています。「E.T.」では子供が、この映画ではお年寄りが最初のコンタクトを行いますが、やはり心が純粋(年をとると幼児性を帯びるという)な人にこそ、奇跡は訪れるということを改めて認識。名作というわけではないですが、暖かいココアみたいなほのぼのとする作品です。 最初のタイトルバックは、建物とそこに住んで働きはじめた人達の歴史を映して(セピア調だったと思いますが)見るだけで、「ああ、こんな風にすごしていたんだ」「お店もはやっていたんだなあ」と目で見てわかる導入となっており、分かりやすかったですし、登場人物たちへの感情移入も素直にできました。こういう編集はやはりうまいですね。
7点(2004-04-24 12:57:56)
83.  少林サッカー
いいなあ、この映画。ハチャメチャぶりが実に分かりやすく、丁寧で。サッカーという題材もそれぞれが持ち味を発揮する点でうまく活用されていますし。何よりも、「娯楽」に徹した気持ち良さが、観ていて大変感じられます。実録タッチやヒューマンな味付けでスポーツを見せるのは他の作品で十分。爽快感、ダイナミック感たっぷりで、たとえそれが漫画的であってもちゃんと「絵」になってれば、満足です。馬鹿馬鹿しいのひと声で片付けるには惜しい出来。あんなキック、自分もしてみたいです。
7点(2004-04-22 14:43:14)
84.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド 《ネタバレ》 
続編というくくりの中では、少しばかりトーンダウンしてる印象です。特撮による見せ場は前作よりたくさんあるのですが、肝心の主人公がどうにも弱く見えてしまい、妻が殺されて哀しみにくれ、復讐に向かうラスト間際は、実に小芝居風。本来なら「あっ」と観客に思わせるベき所なんでしょうけど、淡々としてました。描き方や見せ方が。人間の描写よりもスケール感や視覚の凄さを先に伝えようとした事が、ドラマ性のない展開になったのでしょうね。少し残念です。でも、インディシリーズをリアルタイムで観ていない人にとっては、こちらの方が今風で面白いのかも知れませんね。
5点(2004-04-22 09:54:14)
85.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都
久しくなかった冒険映画の復活!という大きな期待を裏切ること無く楽しめた作品でした。特撮による視覚効果も素晴らしく、テンポもいい。ただ、インディ・ジョーンズの洗礼を受けている自分にとっては、主人公に魅力があまり感じられず、のめり込むまでは至らなかった。神秘的なムードはロケの効果もあり伝わってくるのですが、その中で繰り広げられている小芝居じみた印象もあるのは確か。ただ、近年このジャンルの作品があまり無いことを考えると、やはり貴重。ワクワク感やドキドキ感も多少はありますし。
6点(2004-04-22 09:45:34)
86.  マトリックス 《ネタバレ》 
革命的。第一印象は。衝撃を受けたまま、エンドクレジットをぼーっと眺めていました。小難しいことを考えずに、「ああ、コンピュータが世界を支配して、虚実の今がマトリックス世界なんだな。で、人間がコンピュータと闘って何とか取り戻すんだな。大変なんだなあ」ぐらいの感覚で観ると、結構楽しめました。色々哲学的な台詞や言い回しに翻弄されると、アクションひとつひとつまでに意味合いがないとおかしいものになってしまうと思います。マシンガン撮影やワイヤーアクション、黒のボディスーツやひるがえる黒コート、視覚で魅せる技術をフルに活かして、新しい「映画」を生み出そうとするその心意気に打たれました。 映像革命を提唱し、作り上げるスタッフ。実現に込められたパワーに拍手です。
9点(2004-04-07 12:39:36)
87.  宇宙からのメッセージ
SF映画ブームに便乗して作られたような、そして見事に失敗している映画だと思います。「スターウォーズ」の感性は、全く活かされてなくて(日本映画だから仕方ない)特撮もがっかりするものが多数。宇宙船の巨大感を見せる撮り方は、まねだけで迫力もなし。ファンタジーというよりも浪花節的な展開にお粗末すぎて涙、涙。真似する部分があまりにも違うのではないでしょうか。チャンバラや「フォース」といった精神面での戦いは日本でこそ見せるべきもの。特撮やスケール感だけ模倣しても全然面白くありません。日本でSFが難しいと確認した作品でした。アニメでは凄く高い評価を得られるのですが。
2点(2004-04-07 10:23:52)
88.  サクラ大戦 活動写真 《ネタバレ》 
ファンに向けて作られた感が強い映画。また、それでも商業的に成り立つことが実証された「サクラ」ブランドの力をまざまざと見せつけられた映画でもあります。「サクラ大戦」を全く知らない人は、何が何やらの展開に置いてきぼりをくらうでしょう。幸いにも、ゲームをしTVでも観た事のある自分には問題はなく観れましたが。さすがに「絵」のクオリティは高く、大神隊長の出番になると興奮しました。いいタイミングでファンなら納得の展開でしょう。ただ、惜しむらくは新キャラの弱さ、「サクラ」の世界観の説明(知らない人にも映画で認知させて広めるには)は欲しい所。せっかく劇場でやるんだから、もったいないような気がします。
5点(2004-04-07 10:13:25)
89.  さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 《ネタバレ》 
泣いたなあ。当時は涙がぼろぼろ出て。劇場版オリジナルでいきなり「さらば」の展開なんて、その潔さにも感心したものです。有終の美というやつですか。物語はどうであれ、この時点で「ヤマト」は終わっておけば、若かりし頃の初々しい思い出として残るものを。この後の作品の流れを感じると、逆にこの映画が異端のようにも思えてきて。ひいては「ヤマト」そのものが存在しなければいいのに、とさえ感じます。劇場版は、当時としてはTVでは見られない程綺麗で音楽も豪華でファンでなくとも興奮させるには充分の内容でした。戦争を肯定するような描写が問題にもされました。話題の的でもあったのですが。独立した1本として認識しなければならないのに、ちらつくのは「旅立ち」「完結編」とした観客の感情を逆なでする続編のこと。地球を救うのではなく、西崎さんの事務所を救う映画になってます。まさしく商業船「ヤマト」。本当の最後は事務所ともども沈むのですが。当時の心のままでは見られない残念な、本当に残念な映画です。
4点(2004-04-07 10:01:30)
90.  千年女優 《ネタバレ》 
アニメーションの特性を活かしたまさに「女の一生」。人生と映画がシンクロしながら進む展開は、その場面転換の鮮やかさも含めて実に優美です。なめらかです。昔の女優、昔の映画撮影の現場など、その当時のムードもよく出ていて、それに振り回される男2人も狂言回しに徹して面白く出来ています。現実と映画で描かれる虚構の世界との境目が段々失われていくあたりからは、多少画面についていけない独走っぷりが発揮されますが、ラストの台詞で納得。永遠に女優である限り、自分を愛せないではいられない。そんな自分が愛おしい、そんな自分こそあらゆる物語の主人公なのよ、と。映画全体がこの女優のためのものであることを描いたエゴにも近いラスト。でも、観てしまうのはこの女優の術中にまんまとはめられているってことですね。
7点(2004-04-06 09:34:10)
91.  アニマトリックス
いろいろな作家が、いろいろな思考で「マトリックス」の世界を描いた言わばオムニバス映画。脈絡のないような(本編との)話もありますが、これだけ様々な解釈を与えられる作品の影響力はさすが。自由に表現する各作家のイマジネーションも、とても刺激的です。国も違い、作風も違い、ましてや個々の頭の中も違うのですから、同じ題材でもあらゆる角度から見れるのはやはり面白いです。そして、「マトリックス」という映画がアニメーションにぴったりの内容であることも再認識しました。複雑な構造をもった作品のテーマですが、アニメの表現の進化みたいな視点で見るといいと思います。でないと、疲れるような。理解よりも感じる、そんな観賞の方が楽しめます。
7点(2004-04-05 12:09:36)
92.  サボテン・ブラザース
愛しいお馬鹿映画などにはそうそうめぐり会えるものではなく、だからこそ、この作品との遭遇はうれしかった。涙が出る程喜びました。勘違いギャグの最高峰と言ってもいいくらいに、3人組のとぼけた演技には感心以上の感動がありました。はい、自分好みです。この笑いのセンスには(大阪人気質か)学ばされることしきりです。何度でも観たい映画です。
8点(2004-04-05 12:01:06)
93.  マトリックス レボリューションズ 《ネタバレ》 
この映画に対する期待が「物語」ではなく、「どんな凄い映像を見せてくれるのか」になった時点で、評価の程は別れると思います。「リローデッド」でも確立した「見せ物」たる姿勢を今作でも確実に見せてくれるのかいな、と。自分の焦点はそこだけ。物語はすでに破綻をきたしています。何でもありの世界で、その世界さえも作り物(プログラミングされている)の中で、パワーのある、ないなんてすでに虚構の形でしかないのですから。でも、視覚的に、それをスペクタクルにして見せることで「戦争」にした今作のアクションレベルは高いと思います。ザイオンの攻防戦などは、その最たるもので「戦争」におけるカタルシスや興奮をこれでもかと描写します。観ている者を圧倒させるためだけに考え抜かれた「絵」になっています。迫力ありました。ミフネのキャラが濃い分、立っていました。ネオよりも印象強かったです。あとは、スミスとの対決ですか。こういうのをやってみたかったんだ的な、クライマックスですね。監督の見たいものがそのまま作られた気がします。最後の「平和」を象徴する朝日も 無事に終わらせるために用意されたプログラムの一つであったように思えます。これで完結となりましたが、この作品の持つ映像技術や表現手段はインパクトが強く、今後もかなりの影響を与えていくと思われます。ある意味到達点であり、また先に進むための通過点でもあるような、そういう場にリアリタイムで立ち会えた事に感謝したいです。
8点(2004-04-05 11:22:33)
94.  リベリオン 《ネタバレ》 
アクションのアイデアで勝負した、意外と面白い作品。近未来、戦争を廃止するために人間の感情をコントロールし、「怒り」「哀しみ」「笑い」などが全て取り除かれた社会。感情の発露が戦争に繋がるという短絡思考には閉口するが、その中で管理されない人々を取り締まるためにガン=カタ(特殊な格闘戦法ですか)を身につけた主人公が、段々感情を持ち出すというストーリー。世界観は無機質な感じが、都市、人々の衣裳、オフィスの中などに黒色で活かされており、(反面車等は白色)寒そうな「絵」づくりに成功しています。無感情な人々の集団が歩く場面では、昔のドイツ映画「メトロポリス」を思い出しました。そう言えば、その影響が多々あるのか、ドイツの感覚(建物、服装、旗などの美術)が見られます。ナチスをイメージした方が、伝わりやすいのでしょうね。しかし、最大の見せ場はガン=カタのアクション。いちいち型を決めるそのポーズはまんま劇画です。しかし、単純に面白いのです。ありえないでしょ、そんな。を上手に描いて、不自然を自然に見せるあたり、スタッフの意気込みを感じます。「マトリックス」を意識した数多くの模倣映画が乱立する中、これはしっかり観れますね。楽しかったです。
7点(2004-04-05 11:03:01)(良:1票)
95.  リロ&スティッチ 《ネタバレ》 
最近では珍しい程、懐かしい匂いのするアニメです。ディズニーの古い時代のあの独特の動きや自然の背景、家屋等の造形物にとても強いノスタルジーを感じます。また、丁寧に描かれたことにも、「手作り」のセンスの良さが見られます。ハワイを舞台にしているのも、各キャラクターの体温が伝わるようで、観ていても暖かくなれました。お話としては、1人きりで友達のいない少女とこれまた乱暴者で宇宙から追放となったコアラ型エイリアンの交流を描いた、孤独同志が友達になる、ありきたりと言えばありきたりな内容です。しかし、先に述べた要素が上手く活かされていて、新鮮な印象を与えてくれています。適切な言葉が見つからないのですが、まるで時間が止まったような、古いアルバムの中の思い出話のような、そんな錯覚を覚えます。泣けるまではいきませんが、胸に少しジーンとくる良品です。
7点(2004-04-05 10:43:52)(良:1票)
96.  野生のエルザ 《ネタバレ》 
動物と人間の共存(または自然と人間でもいいですが)を考える時必ずといっていい程、自分の頭の中にはこの映画が浮かびます。同じ地球に生を受けて、命を全うする生き物なのに、方や野生の動物、方や人間という区分けが存在します。相容れない、それは当然のこと。環境も違うし、生活も違う、言葉も通じない。縮まることのない距離。離れていく運命。でも、惹き付けられる「愛情」の存在。動物の心と人間の心。どちらも同じもののようにこの映画では感じます。ラスト、草原に野生となって生きる為にエルザを返します。哀しくもあり、清々しくもあり。共に生きるための答えなど見つからなくても、それぞれが「生」をうけている物だと認めあい愛おしむことを教えてくれています。名曲「ボーン・フリー」に泣かされながら、凄くそのことを感じます。
7点(2004-04-03 12:17:29)
97.  マトリックス リローデッド 《ネタバレ》 
正直言って何故続編を作ったのか分らなかった。前作は前作で完結している(コンピュータとのこれからの死闘を感じさせる余韻あるエンディングで)のではなかったのかな。続編、それも3部作と銘打ったからには、ストーリー重視の見方になるので、謎の部分にまで手を出して解明せにゃならんという作業を制作者も観客もせねばならなくなって来ます。当然、辻褄合わせめいた流れもあり、視覚効果だけでは騙すことが困難になってきます。前作の、よくは分らん。でも見入ってしまったぞ。の感覚が好きだったので、この続編には不安なことしきり。蓋をあければ、やっぱりそうなるのか、な展開でストーリー的には最終章への布石ばっかり。じゃあ、面白くないのかと問われれば、そんなことなく楽しめました。前作における特殊な撮影効果、CG処理など、他の映画に影響を与えまくった視覚表現は、「うちが元祖です」の意地もあろうの頑張りぶり。映画が「見せ物」であることは、技術がどんなに発達しても変わらないことを再確認した次第。でなければ、黒づくめのファッション、高速道路の死闘なんて必要ないのだから。割り切って見せる心意気を評価したい。現に、DVDで繰り返し観るといったらアクションシーンばっかりで、異様な興奮を覚えるのも事実。遊びと言えば聞こえが悪いが、監督や制作者達のやりたいもの、観たいものを具現化する(それをわがままというのですが)姿勢は、ある程度の才能がなければ実現しません。何と言われようと大ヒットし、観た人の口から「よく分らんかった」とか「あの言葉にはこんな意味がある」とか、言わせるだけでも話題になる。商業的なセンスも合わせて、「見せ物」たるポジションのままスクリーンに映し出された映像には、やはり凄いですねを連発してしまいます。
8点(2004-04-03 11:57:05)
98.  ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険 《ネタバレ》 
原作も全て読んでいます。TVシリーズはたまに見落とすことがありますが。基本的にこの漫画は好きなので、甘くなることをお許しください。さて、映画版では初の1本立てとなる今作ですが、冒険してます。相変わらずの仲間と、相変わらずのもめごとと、相変わらずの悪党相手に。ワンパターンといえば王道を行くワンパターンぶり。逆に安心して観れるのですが。漫画の根底にある仲間を想う気持ち、自分の誇り、強くなるための勇気など、ベタではありますが、泣ける要素満載の作品が、映画ではやや薄くなっています。長篇という強味を活かせていないように感じました。ルフィの活躍がメインで、サンジ、ゾロとも傍役に回っています。それぞれの絡みを程よく見せて、最後はルフィで締める。定番所を押さえてのワンピースだと思うのですが、ストーリー的に全員が活躍する話にはならなかったみたいです。もっと壮大に、もっと大ピンチに、もっと苦しんで、ああ駄目だ!ぐらいの逆境があって最後にスカーッ!とする、この醍醐味こそが持ち味。次に期待します。
6点(2004-04-02 17:26:12)
99.  デッドコースター 《ネタバレ》 
前作の恐怖をそのままに、より残酷によりスピーディーになった本作品。確かにインパクトの点では、前作の続編ということもあり多少欠けますが、その分「見せる」ことに徹した事が成功していると思います。特に最初のハイウェイのシーンは、よくもこれだけ悪いことが重なるなあ、と言わせんばかりの事故っぷり。その不安感募らせるカットの積み重ねは上手に決ってます。「運命」からは誰も逃げられない。その見えない糸に絡まれた状態の恐怖が、次から次へと展開しますが、今回は少しグロっぽい描写を多くして、刺激のアクセントをつけています。殺され方のカタログみたいな、あの手この手による事故描写は面白いですね。映画ならではの表現だと思います。
6点(2004-04-02 17:09:17)(良:1票)
100.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 
そうか、こういう怖がらせ方もあったんだ!と、凄くうまい設定にまず拍手!「運命」をすんなり「恐怖」に変換する描き方は、次が気になる要素も合わせて、物語についつい引きこまれます。出ている俳優たちも日本で馴染みのない人だけに、妙にリアリティがあり、それだからこそ現実感も増しています。実際にはないだろうけど、もしかしたらなんて、そんな語り口が見事な映画。怖いけど面白い。やたらと血の出るスプラッターよりもはるかに恐怖を感じます。
7点(2004-04-02 13:39:20)(良:1票)
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