Menu
 > レビュワー
 > ぞふぃ さんの口コミ一覧。6ページ目
ぞふぃさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 173
性別 女性
ホームページ http://stern-sanchi2.cocolog-nifty.com/
自己紹介 レビュワーになって丸15年が経ちました。

14年目の去年のレビューは0件、コロナ禍とはいえ映画館にも行かなかった1年でした。

「もうここにレビュワーとして参加するのも卒業かな…」なんて思っていたところ、過去に投稿した拙レビューに「良」と投票してくださる方々がいまだにいらしたことを知り、無性にうれしく思ったものでした。
こんな想いを抱えたままではまだまだやめられないな、と…

そんなわけで相も変わらずのぼちぼち参加ですが、
今年もどうぞよろしくお願いします・・・

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123456789
投稿日付順123456789
変更日付順123456789
>> カレンダー表示
>> 通常表示
101.  遠い空の向こうに
この映画を鑑賞して気がつきました。私が好きな炭鉱モノはイギリス限定らしいということを。 いや、この映画だって悪くないですよ。話だって妙な中だるみもなくいい感じにまとまっていて面白いと思います。そういう点では「ブラス!」や「リトル・ダンサー」よりも優れているかもしれません。・・・でも、でもね、この映画には前述の映画たちにある「先行き不安な炭鉱町の行き詰るような閉塞感」とか「ややもすると捨て鉢にもなりかねない絶望感」が弱い。この映画が描くのは、明るく小奇麗な父と子の和解のドラマで、産業が移り行く中での人々悲哀はその父子愛のちょっとした背景に過ぎないのです。 テーマを絞り込んだ結果なのでしょうが、話としてきれいにまとまりすぎてしまった感じで、残念ながら強烈な印象というものは消えてしまった気がします・・・なんていうか、炭鉱モノ全てがワタシ好みというわけではないのだな、なんて当たり前のことに今更気付かせてもらった映画となりました。・・・ちょっと寂しかったです。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-02 13:08:07)
102.  フラガール 《ネタバレ》 
ううーん、普通に面白いって感じですね。標準を保っているっていうか・・・ ワタシとしてはもうちょっと「さびれゆく炭鉱町の話」的色合いを出して欲しかったかな。完全に中心は「フラガール」たちだけなんですよね。そのせいか笑いと涙の結構ベタな人情モノのレベルにとどまっちゃったって感じ。 製作側としてはイロイロ欲張って散漫とさせるのを恐れたのかもしれないけど、もうちょっと群像劇的にしたほうが映画としての深みが出たんじゃないかなって気がします。どなたかも仰っていたけれど、フラの練習のシーンばっかでそのほかのハワイアンセンター建設の準備は唯一椰子の木が運ばれてきたシーンぐらいでほとんど描かれていない。推進派VS反対派の対立ももっと通り一遍でなく細やかに描けなかったものかと思うわけなんです。 特にトヨエツ扮するお兄ちゃんの存在はかなり中途半端。こりゃ「トヨエツも出てます」っていうぐらいの意味しかないじゃん!って感じです。女の子らがそれなりに頑張っているのに役者としてそれでいいんかい、トヨエツよ! というわけで、つまりは「リトルダンサー」や「ブラス!」を期待していったら「・・・ガールズ」とか「・・・ボーイズ」だったというワケ。それだって面白くないわけじゃないけど、やっぱワタシ的には物足りないなぁ・・・ああ、というわけで炭鉱モノの良作を求めてまたTSUTAYA通いの日々は続くようです。次は「わが谷は緑なりき」でも借りるかね・・・ 
[DVD(邦画)] 6点(2007-06-18 13:01:21)
103.  ブロークン・フラワーズ 《ネタバレ》 
ビル・マーレー結構好きなんですけど、この作品に限ってはちょっと物足りなかったかも。いかにも女がほっとかない何となくいい男って感じは上手く出ていたとは思いますが、ちょっとアンニュイ過ぎかなーって(それって単なる男の好みの問題でしょうが)。 んなわけで、ワタシとしてはむしろ次々に登場してくるかつての恋人たちのほうが気になりましたね。「みんなそれぞれいろんなこと抱えて生きてきたんだろうなぁ」なんて。個人的にはシャロン・ストーンの演ったローラみたいに年をとっていけたらいいでしょうね。金銭的には決して恵まれちゃいなそうなのに、あんなふうにドンを受け入れられるなんてきっとそれなりに今幸せなんでしょうねぇ。反対にやだなぁってのは不動産屋やってたドーラだっけか?未練タラタラ跡ひくタイプっぽいっつーか。(ワタシ的には彼女が4人の中じゃ1番送り主っぽい気がします。モチロン子供の話はフィクションね。) 意外だったのはラスト近くになって急にドンが父親に目覚めちゃうところ。男って昔の女には興味があってもまだ見ぬ自分の子なんかにゃ興味ないのかもって思っていたけど、最後は哀れなほど醜態をさらしてしまっていて、ちょっと泣けました。 結局、「また観たいとは思わないけど観たことは後悔のない映画」ってとこかな。うーんこういうのは評価難しいです。 
[DVD(字幕)] 6点(2007-06-14 16:01:04)
104.  電車男 《ネタバレ》 
この映画については「『この女(エルメスのこと)はオタク専門のサギ師か?』と思った」という吉田戦車の批評が今も頭にこびりついています。おかげで楽しく鑑賞させてもらうことができましたが、この批評がなかったら、多分・・・この映画の有り得無さはちょっと苦しかったかも・・・。 でもまあ中谷美紀の美しいがいかにも年上というキャスティングは、「若干行き遅れ気味か?」とか「母性本能をくすぐるタイプが好みなのか?」というこの恋の動機付けには役立ったような気がします。
[DVD(邦画)] 6点(2007-05-16 12:53:36)
105.  アビス/完全版 《ネタバレ》 
ごめーん、私には長すぎでした。未見なのでわからないのですが完全版じゃないほうがよかったのかな。BSを録画したのを深夜観たんだけど案の定眠くなっちゃいましたし。CGが面白かったのも水の造詣のとこぐらいで、最後の海底都市なんかちょっとチャチい気がして感動するまでには至らなかったです。こういう技術は日進月歩だからそれだけで感動を生むのは大変なんでしょうね。結局わくわくアドベンチャーにするのか、はらはらサスペンスにするのか、ウルウル感動モノにするのか、どーもその辺の絞込みがもっとあったほうが良かったのかなぁ。いろいろ狙いすぎて冗長にした挙句、全体的には中途半端っていう映画でしたね。個人的にはエド・ハリスもマイケル・ビーンも大好きなんでちょっと残念です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-17 17:03:05)(良:1票)
106.  ベッカムに恋して 《ネタバレ》 
まず誰かも書いてるけど、プロへの道がひらけそうなほど才能ある彼女たちのプレイシーンがどうも気になってしまって。今や世界最高峰のプレイが日常茶飯事に電波に流れるのだから、試合でチョコチョコ走ってる彼女らを正直「うわぉ!うまーい!」って風には見られないんだよね。女子サッカーってほとんど見たことないからわからないんけれど、ホンモノはもっと迫力あるもんなんでしょ?一方インド舞踊のほうはかなりの迫力だった (笑)。そういう意味じゃスポーツ青春物というよりもカルチャー物として価値があるのかも。でもそれ以外の点は概ねよかった。特にお気に入りはジェスのお姉ちゃんとジュールスのママ。俗っぽくっていい味出してた。あと同性愛者のインド人の友達もよかったかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-10 17:10:56)
107.  THE 有頂天ホテル 《ネタバレ》 
紙芝居か人形劇の幕開き風オープニング・・・これにはなんかワクワクさせられました。中身のゲラゲラよりはクスッの連続もキライじゃないです。でもなんだろう、「こういくと思うだろ?でもそうはしないもんねー」風のあざとさが見え見えなのかも(それが三谷カラーなのかな?)。確かに丁寧に作られているし笑いもとれるけど、劇場で観たりするほどの作品かは・・・ちょっと疑問です。なにせ観終わってもほとんど心に残らない、一番心に残ったのが「ドンキホーテ」の歌なぐらいですから・・・
[DVD(邦画)] 6点(2007-01-29 12:46:47)
108.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 
うーん、何が足りないのだろう…… ものすごく丁寧に作っているし、俳優たちもがんばっている。(予告見たときは「無駄に綺麗なキーラが鼻についてしまうかも」と危惧した彼女だって決して悪くなかった。)交差する過去と現在だっていい感じ混ざり合い、決して混乱させるようなヘマはやっていない。暗号解読後の冷徹な判断も常人ならざる主人公らしさをよく表していると私には感じられた……。 しいて言えば、やっぱ「数学の足りなさ」なのかなぁ。暗号を解く仕組みやクロスワードパスルと確率の関係、その気が遠くなるような作業をどうやってコンピュータにさせるのかなど、そんなところがただ会話で説明されるだけではなく、もう少し突っ込んで表現してほしかった。 でもウィキペディアでちょっと調べたぐらいじゃなかなか理解できないようなしくみをド素人相手に映画でさらっと匂わせるなんて考えてみればかなり無理な話なわけ。それを求めた私が悪かったんだろう。うんうん、きっとそうだ……そう反省しつつも、何とかして天才数学者の頭の中のちょっとでも覗きたかった私には、本作は結局「秀作だろうとは思うが取り立てて印象に残らないまあ普通の映画」、といったところです。平均点下げてすみません。 
[映画館(字幕)] 5点(2015-03-25 12:16:56)
109.  テルマエ・ロマエ
当代きっての「濃い日本人俳優」たちがいかに古代ローマに馴染んでいるか!この一点に尽きると思います。ズバリこのことを確かめたい人のための作品。前半のギャク(ことごとく予告編で使われているヤツ)以外ストーリーとかどうでもいいレベルだったし。 しかしこれが昨年の上半期興業収入第1位とは…配給の予想すらはるかに超えるヒットに一抹の不安すら感じます。 とりあえず100円レンタルになるのを待っていて正解、ということでの5点献上。
[DVD(邦画)] 5点(2013-02-19 12:50:31)
110.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 
前作はDVDで鑑賞したのみなのですが、うーん、前作のほうが面白みはあったかなぁという感じです。その代わり前作にはあったダレ感はなくなり「締まった」印象。つまりこじんまりした報復劇(ケジメってやつですか)に落ち着いちゃったのかな。 残念ながら主役である大友の魅力は半減です。「仁義を大切にする古いタイプのやつだから」とかなんとかいう説明セリフがそれを如実にあらわしています。前作でいろいろに描かれていた複雑な大友像がこれにより一気にヤクザ映画のありきたりな主人公キャラに確定、この映画のスケールダウンと一緒ですね。同時に全員悪人ってキャッチも陳腐にしちゃった感じ。 でも映画としてのカタルシスは前作よりも感じられたし、続編といったらこんな感じで収めるしかないのかなって気もします。面白い映画って作るの難しいもんなんだなぁ。 その他の印象としては、コヒさん出過ぎだし、西田氏は國村・石橋両氏の穴を埋めるにはかなり不足感ありました。
[映画館(邦画)] 5点(2012-10-16 17:22:32)(良:1票)
111.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
やっぱインドってところが新鮮だったんだと思います。 やたら理不尽で、言いようも無く悲惨で、むちゃくちゃ混沌とした、それでいて実にパワフルな世界… でもそれ以外は、例えば「許されない幼馴染との恋」とか「一攫千金」とか「ギャング」とか割とフツーかな、と。 ま、アカデミー賞ってこんなときもありますよ。いわゆる勢いってヤツなんですかね。 というわけで感動のハッピーエンドストーリーよりも全編を流れる音楽、ラストの意味不明の踊りこそがこの映画の真髄だろ理解した次第。 以来、”Jai Ho!”ってあの歌声がラジオから流れてくるにちょっと足が踊ってしまう私です。 
[DVD(字幕)] 5点(2011-12-19 17:38:26)
112.  影武者
ああ長いですね、本当に長すぎ。どうしてこんなに長々と起伏のないストーリーを撮ってしまったのでしょう。  現代において「重厚長大」とは、裏返せば「鈍重」「冗長」「もったいつけ」と同義でほとんど褒め言葉にはなっていないのに、この巨匠はかくも「重厚長大」な大作を撮ってしまったのですね。 黒澤監督という人は、そういう機微をよく知っていて、こういう面白みの無い超大作を撮ることを一番嫌がる人のような気がしていたのですが……残念です。
[DVD(邦画)] 5点(2010-10-04 17:51:18)
113.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
エリック・バナ、メイクし過ぎ。言われなきゃわかんないくらい何処にでもいるありきたりの悪人顔になってんじゃん。アタシにゃカークにやられたロミュランの部下と奴の見分けがつかなかったぞ。あーあ、せっかくのいい男なのに勿体無い……
[映画館(字幕)] 5点(2009-06-01 18:21:13)
114.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 
ごめんなさーい!私にはこの映画、「微妙……」でした。 イーストウッドはこの映画で何を描きたかったのでしょう?腐敗した公権力へ抵抗することの勇気でしょうか。ただひたすら子を愛する母の心でしょうか。不運にも犯罪者に成り下がった救いのない魂でしょうか。  実話なんだからしょうがないとも思うのですが、あの農場で「起こっていたこと」のほうがあまりに衝撃が大きすぎて、多分イーストウッドがメインに据えようとしたLAPDの非道さとかいい加減さとかそれにも負けない母の愛の偉大さとかが全部吹っ飛んじゃった感じで、なんだがスッキリしなかったのです。 だって、もしも自分の子供があんな目にあっていたとしたら、それこそたとえ助かったとしても私だったらものすごいダメージを受けちゃうと思うのだけど、その辺もなんかサラッと流されちゃっているし。これホントにホントの話なんでしょう?本当にあの母親はあんなに強くありつづけられたのでしょうか?  ちなみにWikiによると犯人の誘拐目的は少年に性的虐待をすることだったようですが、その辺にもふれずただの精神異常者っぽく描いているあたり不気味さを余計に掻き立てられてしまいました。そのスルーの仕方も「ミスティックリバー」を撮った監督とは思えない。いっそ実話ってのをやめて農場の事件を省くか、またはそれを入れるなら少なくともchangeling(取り替え子)を中心とする内容としないほうがよかったのではと思います。  全然にブレずにすっきりストレートに響く作品も、小奇麗でいまひとつ面白みに欠けるものなのかもしれません。また事実は小説より奇なるものだから、それを忠実に描くことが新たなる別の感動を生むものなのかもという考えがこの作品に繋がったのかもしれません。 が、少なくとも私にはこの映画のブレは感動を生むに必要不可欠なブレとは思えませんでした。 
[映画館(字幕)] 5点(2009-03-02 15:58:04)(良:2票)
115.  崖の上のポニョ 《ネタバレ》 
前半はいいと思ったのですよ。ま、あのお母さんの運転ぶりにはびっくりしましたけど、それもジブリお得意の手法ということで許容範囲かなと思いましたし。「ああ、あの名作「トトロの世界」が海を舞台にくりひろげてられるのかな」とわくわくしながら思ったわけなのです。 でもなぁ……リサがあの老人ホームに一人行ってしまい宗介とポニョだけが残されたその後の展開が私にはどうにも退屈で。あーあやっぱこんな話になっちゃうんだなと少々がっかりしてしまいました。 一言で言えば「押し付けがましい」んですよね。つまり、なんとなく宮崎監督はいろいろなもの(たとえば不機嫌な赤ん坊とか、ホームのご老人たちの足の回復とか、)を描くことで言いたいことを仄めかしているんだろうなとは思うんですけど、そのあたりのさりげなさや巧みさがなくて、不明瞭だったり鼻につかえたりして、正直うっとおしいんですよね。 そりゃ、この監督にはもうラピュタやナウシカみたいなハラハラドキドキの娯楽ストーリーをつくるつもりはもうないにしても、可愛らしく無垢な少年少女の普通の様をことで、こころをほっとさせるというトトロ路線はまだアリなんじゃないんでしょうか。余計な主義主張を盛り込むよりも幼子の様子をとことん緻密に描くだけでも、ジブリなら素晴らしい作品を生み出すことが十分可能だと思うんですがね。 だいたいどうもこの監督の作品は近年ずっと、言いたいことが空回りしすぎな傾向があるような気がしてなりません。「(千と千尋…」でそのドツボから抜け出せたかなと思ったんですが、思ったより深いドツボだったんですね。まだまだ「自分の言いたいこと」にとらわれすぎている気がします。) ま、「ポーニョポーニョポニョさかなの子」ってのぞみちゃんの可愛い歌が聞けただけでもいいのかも。コレのCD欲しくなっちゃいました。 この主題歌ぐらい(大人のための)お子様映画に徹したら、この映画ももうすこしいい出来になったのかもしれませんね。 
[映画館(邦画)] 5点(2008-08-04 17:11:53)
116.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 
私は別にインディー・ジョーンズシリーズのファンってわけではないので、思い入れなんかも特にないので結構冷静に観られたと思うのですが、それでも「今作はなんか安易すぎるぞ?」との感想は否めませんね。 例えば最初の核実験のエピソード。多分これは米ソ冷戦時代っていうのを印象付けるつもりで入れたモンなんでしょうが、その後のスパルコの様子からみてこれがソ連軍人の敵だっていう必然性をストーリー上あまり感じないんですよね。たまに出てくる「同志」って言葉がなきゃ、あ、そっかーこの人ソ連の悪役なんだなっていうこと忘れちゃいそうになる。それくらい「ソ連」って存在が薄い。薄いにもかかわらずしょっぱなにあんなエピソードをもってくるから「???」って感じになる。 そのほかにも行方不明の探検家たちの墓を守っていた原住民とか、スカルの神殿を守っていた部族とか、この辺で格闘をちょっくら入れとこうという目的だけで投入されたショッカーのヒラ戦闘員並みの登場キャラたち、大した謎解きもなく開かれる神殿の扉(骸骨をただあてるなんて考古学者のジョーンズ博士でなくたって客席でポップコーンほおばってる私たちにも思いつきそうな安易さだ)、そしてマックとかいう裏切り者なんだか二重スパイなんだかワケのわからん中途半端なキャラ、(何故コイツがインディに信用されうる役として描かれてるのか全く説明不足!ただの金の亡者ならそれなりの扱いをしておかないとインディがだたの間抜けになってしまうのがわからないのだろうか?)などなど、数え上げればきりがない。 こういう気持ちの悪さがいっぱい詰まった映画なんですよね、この映画。 実はこの映画を観ようかなと思った理由の一つが、ヒロイン(?)が第1作目のカレン・アレンだったからってのもあったのですが、ちょっとその体型の変化にショックを受けました。ダイエットしている時間はなかったのかしらね……好きな女優さんだっただけに少し悲しかったです。 
[映画館(字幕)] 5点(2008-07-08 17:14:24)(良:2票)
117.  あなたが寝てる間に・・・ 《ネタバレ》 
私の好きな「振られ役」が板についてるビル・プルマン。彼が想いを叶える役をやってるっていうことで本作を鑑賞しました。・・・うーんやっぱ、彼は振られる役のほうがいい味出しますね。報われない愛に悩む彼の姿、もしくは、ぼんやりと「いい人」をやっている彼の姿が好きな自分を再認識です。あとは普通のラブコメってとこで可もなく不可もなくってとこでしょうか。設定はなんかすごく面白そうなのに、残念ですね。
[DVD(字幕)] 5点(2008-04-15 17:09:45)
118.  ホリデイ 《ネタバレ》 
・・・普通じゃないですか?ここでの高評価が仇になったのか、私には期待倒れ。おとぎばなしに出てくるような可愛いイギリスの田舎の家も、ゴージャスなロスの業界人邸宅も悪くはないですが、気の利いたセリフ一つ出てくるわけでなく「旅先での未知の男性との恋」なんてミエミエのストーリーが展開されるのでは135分が泣けてきます。 こういう陳腐な話でも強引に観客を引っ張っていきたいんだったらもっとラブコメとして唸らせてくれるようなエスプリの利いたセリフを散りばめてやらないと(いくら昔の古き善き名作映画へのオマージュを散りばめたところでそれが万人に受けるってわけじゃないし)。 結局二大女優にジュード・ロウという華やかな視覚に訴えたってやっぱりつまらないものはつまらないってことですね。がっかりしました。 この映画を見て唯一よかったと思ったのはアーサー役で出ていたイーライ・ウォラックの健在振りを知ることができたくらいですかね。ウェスタンのラテン系悪党のイメージが強かったけどこんな役もこなす役者さんだったなんて、恥ずかしながら初めて知りました。キャ!ちょっと嬉しかったです。
[DVD(字幕)] 5点(2008-04-15 17:07:46)(良:2票)
119.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
ううむ・・・クリスマスでHAPPY!HAPPY!って映画かと思いきや、微妙な尻切れトンボがチラホラする。特に障害のある弟を持つ彼女の話なんぞ投げっぱなしでオチすら与えていない始末。そんな「恋って甘いだけじゃないのよ」という現実を描いているにしちゃ、妻を失った中年男がクラスメートのお母さんと手軽に恋の予感に嵌っちゃったりというご都合主義もあったり、バランス悪くないスか、この映画? まあ現実の恋って物自体がそういう不平等なもんなんだって言いたかったのかもしれないし、そういう意味じゃリアリティーを追求した結果なのかもしれないのだけど、クリスマス映画なんだからさ、もうちょっと観客を安心あるいは納得させて欲しかった気がするな。これじゃ「キーラ不倫しちゃうかも・・・」とか、「アランとエマの夫婦はちゃんと上手くやってけるのか・・・」とか余計な心配しちゃうよ(ホント余計だけど)。 ちなみにTUTAYAのバーコードシールの出演者欄はヒュー・グラントじゃなくアラン・リックマンだったのでびっくり。うーん、アラン・・・主役だったのか? 
[DVD(字幕)] 5点(2008-04-03 12:38:17)
120.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
そもそも派手なパフォーマンスをくりひろげるイリュージョンって物自体、あまりマジック(手品)のなかで王道とはいい難いと思っている私なので、イマイチに感じられたのかもしれませんが・・・それにしても掟破りの多い映画でしたね。双子だの、人間コピー機だの(笑)。そういうのを「ギャハハ、そんなオチかよ!」みたいに笑えるようなB級作品なのだとしたらそれはそれでいいのですが、名人対達人の対決みたいに煽るからおかしくなるのだと思いますよ。てっきりマジシャンの「自分の身を削る」ような技の対決がみられるのかと思ったらペテン師まがいのステージの争いだったなんて、あーレンタルだからよかったようなものの、映画館でみたらきっと「金返せ!」モノでしたな。  
[DVD(字幕)] 5点(2008-03-24 17:16:14)
010.58%
110.58%
221.16%
3116.36%
42212.72%
52916.76%
63017.34%
73721.39%
82715.61%
974.05%
1063.47%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS