101. 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録
《ネタバレ》 テレビシリーズがあまりにも好きで好きでしょうがないので、テレビシリーズの難解さやどぎつい人間模様を薄めてキャッチーにした本作は、誰が観てもわかりやすい代わりに少々無難な印象。ただ、うまくエッセンスを抽出してあるとは思います。 ちなみに劇場版の鳳学園は、死後の世界との狭間の世界なのかなと思ったりもしました。あの世界にいる間は、現実の世界で生死をさまよっている状態なのかな、と。冬芽が忘れられていた秘密を語り去って行く場面は、死後の世界へ旅立ったんだと。つまりラストシーンのウテナとアンシーは、あの狭間の世界を革命することで現実世界へ戻れたのかな、とかね。 とにもかくにも、学園生活っていうものは、世間と時間の進み方が異なっている異世界だという気がします。今思うとね。それをこういう形で表現した本作は、斬新だと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2010-03-01 17:38:48) |
102. 超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~
《ネタバレ》 とにかくテレビシリーズの雪辱戦的に超絶な作画がすごいです。ストーリーはテレビ版と似て非なるものですが、これはテレビ版の方が好きかな。突っ込みどころもありますが、この時代のアニメにしては整合性がとれている方だと思います。とにかく「愛・おぼえていますか」があまりにも名曲すぎるのですべてよし! [DVD(邦画)] 6点(2010-02-24 17:45:30) |
103. コンタクト
《ネタバレ》 昨日久しぶりに再鑑賞しました。観ている最中からあまりのおもしろさに感動して号泣。改めて、、なんて面白い映画なんだ! 神を信じない人間を全人類の代表には選べない。まあこれは神を信じないから代表にしないのではなく、代表とは最も優れている人物であると同時に(良識ある)人類の平均値でもなければならないからですが、それってなんてリアルなんだろう。まるで、2010年の日本で言うところの国母バッシングによく似ていませんか? そして人々は証拠があるから物事を認めているのではなく、自分自身がそう思うから認める。神の存在を感じる時があるから神の存在を認める。エリーの言葉に嘘偽りを感じないからヴェガ人と接触したのを大衆は認めたんですよね。調査委員会は(公には)認めなくても。 さらにヴェガ人は言います。このワームホールは自分たちが作ったのではない。別の誰かが過去に作ったものだと。そんな大いなる存在を場合によっては「神」と称してもいいような気がします。 言ってしまえば、宗教も科学ももしかしたら同じようなものなのかもしれませんね。 [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-02-18 14:28:33)(良:1票) |
104. ジャンパー
《ネタバレ》 い、、いやいやみなさん、娯楽映画はそんなにカリカリしないで気楽に観ましょうよ。。。自分は善人でもないしヒーロー願望もないので、楽しく観れましたよ。ジャンパーとは、”ワームホールを作り出す能力を持つ人間である。”そこに言及してあるだけで、この映画に娯楽映画レベル程度の深みを見いだせましたよ。 もうすぐ始まるCERNでのマイクロブラックホール生成実験と、それによってその後論じられるかもしれないタイムトラベルや瞬間移動の可能性を一足早く映画化した先見の明にも拍手を送りたいです。もっと渋くて深みのある脚本だとここまでスケール大きい映画は作れなかったでしょうしね。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-11 16:55:57)(良:1票) |
105. ファイト・クラブ
男なら観ていて当然わくわくするでしょう。自分的にはラストシーンがファンシーすぎてちょっと不満。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-11 16:54:40) |
106. マルコヴィッチの穴
すさまじいオリジナリティ。カウフマンのセンスは本当に並じゃないです。そこにスパイクジョーンズ的な映像がジャストフィットで、いいもん観た~って感じ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-11 16:50:54) |
107. ゲーム(1997)
何気なく観たら思いのほかおもしろかった作品。終わってみるとあのオチはなんなんだ!とか思いますが、とにかくドキドキハラハラしながら観れたので満足。 [地上波(吹替)] 7点(2010-02-11 16:46:44) |
108. グリム・ブラザーズ/スノーホワイト(1997)
アイデアは悪くない。ただ作った人達が思いの外、善良な人だったんでしょう。こういうのは本当の変態に作らせるべきです! [ビデオ(字幕)] 5点(2010-02-11 16:39:42) |
109. セブン
《ネタバレ》 とにかくラストシーンのブラピの苦悩が痛いほど伝わりました。もし自分が同じ立場だったとしてもやっぱり撃ったでしょう。ブラピの演技って結構嫌いなんだけど、セブンの演技はなかなか良かった。 そしてカイルクーパー率いるイマジナリーフォーセズがこの映画のオープニングをきっかけに大ブレイクしたのも思い出深いですね。 [DVD(字幕)] 8点(2010-02-11 16:37:22) |
110. コピーキャット
当時セブンかコピーキャットかみたいな感じで比べられてましたよね。で、こっちの評価が低かったわけですが、でも良くできているとは思います。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-02-11 16:32:01) |
111. エイリアン3
《ネタバレ》 冒頭のニュート死亡まではすっごく好きです。結構脚本もがんばっているし、デヴィッド・フィンチャーだってセンスあるいい監督だとは思います。が、残念ながら普通のSF映画ですな。こっから上に行くには、実力というより作品への強い思い入れとか運とか天賦の才みたいなものが必要になるのかもしれないですね。 [映画館(字幕)] 6点(2010-02-11 16:28:28)(良:1票) |
112. ゴーストバスターズ2
なぜ当時これを観に行ったのか。。。 [映画館(字幕)] 4点(2010-02-11 16:17:29) |
113. ワーキング・ガール
大好きな映画の一つ。一番好きなのは実は主題歌「Let the river run」ですが(笑)、メラニー・グリフィスのキュートさ全開のサクセスストーリーは、観終わった後ほんとうに元気が出ちゃいます。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-11 16:02:03) |
114. ゴーストバスターズ(1984)
まあ、悪ふざけ映画としてはよくできてると思う。 [映画館(字幕)] 5点(2010-02-11 15:55:48) |
115. ミザリー
えっと、もし自分がキングファンではなく原作を読んでいなかったとしたら、もう少し良い評価をしていたかもしれません。はっきり言って原作の恐ろしさは、こんなもんじゃないです。キャシーベイツの名演技とかよく言われてますけど、原作読んでるとそれもぴんと来ないんですよね。 [映画館(字幕)] 6点(2010-02-10 21:10:30) |
116. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 やはりSF映画の頂点に君臨する作品であることに異論はありません。あまりにも美しい映像の数々に、人類を高みへと導く謎の存在、そして結果人類が到達する新しい境地。まさに宇宙の真理を描いていて、もはや畏敬の念さえわき起こります。 個人的にはやっぱりオリヴィエ・ムルグによる深紅のジンシリーズが映える真っ白い宇宙ステーションのシーンを観る度に心が躍ります。 [DVD(字幕)] 8点(2010-02-10 21:00:32) |
117. アルマゲドン(1998)
エアロスミスの歌と聖子はすごく好き。でも現代の話なのに、科学的考証があまりにも嘘くさすぎて幼稚で見るに堪えないです。ついでに言うとストーリーも幼稚。。。 [映画館(字幕)] 4点(2010-02-10 20:43:04) |
118. エイリアン2/完全版
《ネタバレ》 これは劇場版よりも絶対に完全版の方がいいです。SFアクション映画なのに、深みが加わって。リプリーの娘が死んでいるという下りや、エイリアンに襲撃される前の植民星の様子があってこそ、よりキャラクターへの思い入れが強くなると思います。それらのシークエンスを付け加えても意外にテンポは落ちてないしね。まああくまで劇場版を観た人が家庭で鑑賞する分にはですけど。あーまた観たくなってきた。。 [ビデオ(字幕)] 9点(2010-02-10 14:38:14) |
119. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
《ネタバレ》 特に3人での初ステージまでが最高に好きです。初ステージはぞっとするくらい感動しました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-10 14:36:38) |
120. THE END OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に
庵野監督は本当にエヴァに入れ込んでいて、この映画を作るのは本当に辛い作業だったんだろう。自らがおたく四天王であるが故に世のおたく達の反応が心に深く深く突き刺さったのだろう。監督の心理状態がここまで作品に反映された映画は後にも先にもこれだけじゃないでしょうか。さらにアスカ復活のシーンとその後の捕食シーンで観ている自分も深く深く傷つきました。だからこそ、新劇版が作られている今、この上ない幸せを感じるんです。 [映画館(邦画)] 9点(2010-02-09 21:11:56) |