1301. The Son/息子
ニコラスの心の闇は両親の離婚によってもたらされたのか、それ以前だったのか? 赤ん坊を洗濯機に放り込むのではないのか、怖かったのですが杞憂に終わりホッとしたのですが、 やりきれない結末が堪えます。 [DVD(字幕)] 6点(2024-01-08 02:24:46) |
1302. 家の鍵
捨ててから15年過ぎての再開に父子らしさが感じない二人がリアルでした。 シャーロット・ランプリング演じる母親の姿が息苦しく迫ってきました。 「愛情は家族が、介護は他人が」が浮かぶ重い重い話でした。 [DVD(字幕)] 6点(2024-01-08 02:22:20) |
1303. 聖地には蜘蛛が巣を張る
《ネタバレ》 連続娼婦惨殺事件が描かれており、犯人は早くに分かって、あっさりと逮捕されて 淡々と眺めていましたが、そこからの展開に「ホンマですか?」 需要があるから存在する娼婦を殺しても無罪じゃ!って そこに何時もながらの神さん理論が絡んで、もうウンザリ。 ラストの息子の演出にはアホクサとしか思えず。 [DVD(字幕)] 6点(2024-01-08 02:21:01) |
1304. しあわせの隠れ場所
男前なサンドラ・ブロックを堪能しました。彼女の気質に加えて財力があってこそでしょう。あまりにも波風無しのハナシではありますが、白ける事無く受け入れられました。ただ、キャシー・ベイツの波風無しのキャラが物足りなかったのが残念です。 [DVD(字幕)] 6点(2023-12-09 19:43:27) |
1305. スパイ・ライク・アス
《ネタバレ》 クレジットのエルマー・バーンスタインに「へぇ」 御大らしい勇壮さに聴き入りました。「流石!」 美術さんも頑張った仕事ぶりで、007作品を手がけた方だそうでなるほど納得。 偶然にも昨日観た作品同様核兵器が登場し、本作は「核なんて使ってナンボじゃい」とのたまう軍人さんが出てきます。 肝心のコメディ部分が殆ど笑えなかったのはダン・エイクロイドとの相性の悪さなのでしょう。 彼のファンの方には楽しめる作品かと。 [DVD(字幕)] 6点(2023-12-07 23:10:26) |
1306. 未知への飛行
「博士の異常な愛情」の生真面目版とも言うべき内容。タラタラした序盤にウツラウツラしそうになったのをヘンリー・フォンダに活を入れられました。苦手な人ですが今作では魅入ってしまった熱演振り。ただ、彼の決断の無理筋さに白けたのは残念。 「博士の・・」には及ばない作品でした。 [DVD(字幕)] 6点(2023-12-06 23:13:51) |
1307. フィアレス
ジェフ・ブリッジスが醸し出す不思議な雰囲気に惹かれるものはありましたが、今一つピンとこなく退屈でやっとこさの完走でしたが、死生観について考えさせられたところに観た甲斐があったかと。デルトロ出演に「へぇ・・」 [DVD(字幕)] 6点(2023-12-05 14:07:07) |
1308. トーマス・クラウン・アフェアー
ピアース・ブロスナンのスタイリッシュな言動は流石ではありますが、スティーブ・マックイーンが醸し出す虚無感には数段見劣りしました。新旧両作出演のフェイ・ダナウェイはどのように感じているのか興味深いところです。 [DVD(字幕)] 6点(2023-11-18 01:12:42) |
1309. ギルティ/罪深き罪
《ネタバレ》 デイヴィッドが早い時点で有罪と分かりどのように決着させるのか興味津々。ジェニファーの恋人と友人が襲われるに至って予感はあったのですが、やっつけ仕事の結末にポカーン。監督さん、最後まで気を抜かず作り上げて欲しかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2023-10-29 16:26:12) |
1310. ナバロンの要塞
悪者ドイツ軍にひと泡吹かせる他愛ない活劇ではありますが、嵐のシーンや要塞爆破等、お金をかけたであろう迫力あるものでした。 ただ、長過ぎましたね。ダレてしまって休み休みの鑑賞となりました。 [DVD(字幕)] 6点(2023-10-18 00:41:37) |
1311. 酒とバラの日々
《ネタバレ》 夫婦揃ってアル中になるというこれまでに観たことない展開。堪えきれずに泣き崩れる父親が胸に刺さります。二人の娘の視点が抜け落ちているのは如何なものか。聞き覚えあるヘンリー・マンシーニの音楽に+1点。 [DVD(字幕)] 6点(2023-10-16 01:12:46) |
1312. テイラー・オブ・パナマ
《ネタバレ》 カレの原作・脚本とは思えないお粗末なMI6に唖然。アメリカに対する落とし前はどうつけるのでしょうか? 金持ってホイホイ逃げ切るってアカンでしょ。 コメディのような話ですが主要3名の熱演ぶりに笑えもせず。 違うキャストでコメディに振り切れてたら楽しめたかなぁと思えた作品。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-10-02 02:17:14) |
1313. 鑑定士と顔のない依頼人
《ネタバレ》 予備知識ゼロ。ジェフリー・ラッシュ、ドナルド・サザーランド、トルナトーレ、モリコーネに「へぇ」連発。 依頼人登場以降それまでのテンションが下がってゆく。胡散臭い女の予感は当たっていましたが、寄ってたかってには驚くと共に、胸糞さ極まれるものがありました。 [DVD(字幕)] 6点(2023-09-27 00:34:26) |
1314. 地獄の7人
《ネタバレ》 捕虜を何年にも亘って返さない非道さはあっても一言の台詞無く人間扱いされていないラオス兵の扱いに苦笑い。大佐に何となく賛同しているアッサリ感もなんだかなぁ。それらを脇に置いといてアクション映画として観るぶんには見応えがあり、執念が実らなかったジーン・ハックマンの演技は流石名優、グッときました。安っぽい邦題ではありますが、時間の損はしてない作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2023-09-25 23:53:37) |
1315. 死神の骨をしゃぶれ
大層な邦題ではありますがマカロニポリスアクションの肩の凝らない作品を楽しめました。 フランコ・ネロのキレのあるアクションは見応えたっぷり。外道どもへの鉄槌を待ち焦がれたのに・・・腰砕けな結末が歯痒いところです。 [DVD(字幕)] 6点(2023-09-17 22:08:32) |
1316. 伯林 大都会交響楽
1927年ベルリンの街並みは96年前とは思えない機能的で美しく行き交う人々が生き生きとしている素敵な大都市でした。 2年後の大恐慌からヒトラー台頭からベルリン大空襲で廃墟となる。カメラに収めた人収められた人々誰一人として夢にも思わなかっただろうと胸が詰まります。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-09-06 23:39:24) |
1317. モリツリ/南太平洋爆破作戦
《ネタバレ》 トレバー・ハワード、ユル・ブリンナー共演と言うことで鑑賞。ここにマーロン・ブランドが加わる(主役)のに100へぇ。 棒な台詞回しながらふてぶてしい面構えのブランドに押され気味のブリンナー。共に母国ドイツに対する愛国心無しで義務感だけで任務に当たる二人。病院船の件以降二人の絡みが盛り下がってしまったのがとても歯痒い。 トレバー・ハワード一人勝ちの結末はアメリカ映画なので止む無しか。毛色の変わったナチスもの作品。 [DVD(字幕)] 6点(2023-08-28 16:50:04) |
1318. 華麗なる殺人
マルチェロ・マストロヤンニ目当ての鑑賞。国家が管理する殺人ゲームはルールが細かい(誤認殺人は懲役30年など)凝った設定で興味深い。それをTV中継するのはスポンサーの存在も含めてやり過ぎかと呆れるところ。マストロヤンニ(やはりの男前にウットリ)とウルスラ・アンドレス(ビミョー)の絡みはどちらも生き残るのだろう・・・・眺めていましたが。イタリアらしい音楽・ファッションでのホンワカした展開を楽しめた異色作。 [DVD(字幕)] 6点(2023-08-20 09:51:18) |
1319. 暗闇でドッキリ
恒例のレンタル理由を忘れた知識無しでの鑑賞。クルーゾー警部ものでハーバート・ロム、ジョージ・サンダース(驚)共演に「当たりかな」盛り上がります。ピーター・セラーズ通常運転はまずまずといったところ。素敵に歳を重ねられたと感じたジョージ・サンダースの鉄仮面ぶりもさることながら、クールなイメージをかなぐり捨てて覚醒したかのようなハーバート・ロムにアッパレと言ってよいのか面食らいました。沢山人が殺された真相結末がクルーゾー警部そっちのけでワーワー語られますが、???でリプレイタイムとなりました。ヘンリー・マンシーニによる音楽はグッドであります。 [DVD(字幕)] 6点(2023-08-19 09:44:31) |
1320. 帰らない日曜日
著名な小説家ジェーンの回顧話。WW1後のイギリスで名家の跡取り息子ポールとの身分違いの恋に落ちるメイド時代からドナルドとの恋を経て大成し老境に達した現在。時系列が入り乱れていて ん?となり、再見で あぁそうか となりました。 「全てを無くしたら失うものは何も無い、これから手に入れていくだけ」 彼女の私小説はまずまずといったところ。 お目当てコリン・ファースはオリヴィア・コールマンと共に当たり障りなく、華を添える存在でした。(少し残念) [DVD(字幕)] 6点(2023-08-13 09:48:55) |